電気シェーバーと女性向けカミソリの違いは?
自宅でムダ毛処理をするときは電気シェーバー、もしくはカミソリで行うのが一般的です。
電気シェーバーはカミソリよりも皮膚に触れる刃先が鋭くないので、肌刺激になりにくいのが特徴。シェーバー初心者にも向いています。また充電や電池で繰り返し使えるタイプもあるので、コスパが気になる人にもおすすめです。
カミソリはリーズナブルな価格で、ドラッグストアや100均でも手軽に購入しやすいのが魅力。電気シェーバーよりも根元に近い部分まで深ぞりしやすいという特徴があります。ふんわりとした細い産毛やしっかりとした濃く太い毛まで、細かく処理しやすいのがメリットです。
特徴が異なる電気シェーバーとカミソリですが、どちらにもいろいろな形状があり、VIOや顔といった皮膚が薄くやわらかいデリケートな部位にも対応するものなど、さまざまな商品が販売されています。お手入れしたい部位や肌質、目的に合わせて選んでみましょう。
簡単につるつる肌に!自分に合ったレディースシェーバーの選び方
レディースシェーバーといっても、全身に使いやすいものから特定の部位のお手入れが得意なタイプまでたくさんの種類があります。数あるアイテムのなかから自分が使いやすいものを選ぶためにも、選び方を押さえましょう。
①【全身・顔・デリケートゾーン】部位によって使い分けるとつるつるに◎
きれいにケアしたいなら、部位に合わせて複数のレディースシェーバーを使い分けるのがおすすめです。いくつもアイテムを揃えるのが大変な人は、先端のパーツをつけ替えて複数の部位に対応する電気シェーバーが向いていますよ。
それぞれの特徴については以下で詳しく紹介します。
全身:ワイドな刃で腕や足もまとめてお手入れできる「ボディシェーバー」
ボディシェーバーは肌に触れる部分の刃先が広いので、面積の広い腕や足、背中といった部位をまとめてお手入れしたいときにおすすめ。1回で広範囲をお手入れできるので、手早くムダ毛処理を済ませたいときにも便利です。毛が刃先につまりにくいので、太く濃い毛も剃りやすいですよ。
商品によってはワキに対応していないものもあるので、対象部位は事前にチェックしておくのがポイント。使用頻度が多い場合は、耐久性も一緒に確認しておくと良いでしょう。
顔:口まわりや眉の毛を剃りやすい「フェイスシェーバー」
フェイスシェーバーは皮膚が薄く、細かい部分が多い顔の産毛や眉毛、口まわりのお手入れにぴったり。スリムでコンパクトなデザインのものが多く、顔の輪郭・凹凸に沿って剃りやすいですよ。
特に眉毛を整えるときは、毛の流れを整えるコームもしくはブラシ付きのタイプだと、眉毛の形や濃さを調節しながら理想の眉に整えやすいですよ。出かけ先で使用する可能性がある人は、メイクの上から使用可能な商品かチェックしておくのがおすすめです。
デリケートゾーン:小回りが利いてやさしい使い心地の「VIOシェーバー」
皮膚がやわらかいVIOゾーンのケアには、刃先が肌に直接当たらないようになっているVIO用の電気シェーバーがおすすめです。IOゾーンは先端がカーブしたタイプだと、肌に沿わせてきれいにお手入れしやすいですよ。
またVIO用のシェーバーにはツルすべ肌に仕上がりやすいトリマー刃と、毛量を減らしてボリュームを調節してくれるネット刃の2種類があります。商品によっては先端をつけ替えて、両方の仕上がりを1台で叶えてくれるタイプも。希望の仕上がりに合わせて、アタッチメントの有無を選ぶのもポイントです。
アタッチメントタイプなら“全身・顔・VIO”丸ごとケアも!
先端のつけ替えが可能なアタッチメントタイプは、1台で複数の部位をケアすることが可能。手入れする部位ごとにいくつも商品を買い揃える必要がなく、収納場所に悩みにくいのがメリットです。
商品によっては全身・顔・VIOだけでなく、鼻毛や剃り残した部分のお手入れまで可能なものもあります。カバーや容器がついているものだと、外したアタッチメントを収納しやすく、紛失しにくいでしょう。
②電気シェーバーは“充電式”、カミソリは“石けんつき”がベター
使いたいときにサッと使えるかどうかも大事なポイントです。電気シェーバーもカミソリも、それぞれ使いやすい商品の特徴があるのでチェックしておきましょう。
電気シェーバーは、コードレス充電式なら出先でも使いやすい!
電気シェーバーは、電池式・コンセント式・充電式の3タイプがあります。お風呂場など場所を問わず使用したい人は、コードレスタイプの電池式・充電式が便利です。コードがひっかかる心配がなく、動きが制限されにくいですよ。
USB充電のタイプは、パソコンやスマホの充電器を使用できるものが多いので、持ち運ぶ際に荷物がかさばりにくいというメリットも。ただし、バッテリーが内蔵されていると本体が重くなりやすいので、購入前に重量をチェックしておくことをおすすめします。
カミソリは、ソープや保湿ジェルつきならサッと剃りやすい!
肌に負担がかかりやすいカミソリは、ヘッド部分に石けんや保湿ジェルがついているタイプがおすすめです。すべりをなめらかにして肌へのダメージを軽減してくれるので、敏感肌さんのお手入れにも◎。
また、処理前に石けんやジェルを塗布する必要がないのもうれしいポイント。使用前に石けんや保湿ジェル部分を濡らすと、すべりが良くなりますよ。
③お手入れがしやすい商品なら刃先を清潔に保てる◎
直接肌に触れるレディースシェーバーは、使ったあとにお手入れしやすいものがおすすめ。刃先に毛が絡んでしまうと剃りにくくなったり、汚れたまま使用したりすると肌荒れの原因になることも。
電気シェーバーの場合は水洗いが可能な防水タイプや、付属のブラシでつまった毛・汚れを掃除できるものを選びましょう。特に完全防水だと、入浴中に使ったあとで刃先から持ち手まで丸洗いしやすいので、気兼ねなくお手入れしやすいですよ。
使い捨てタイプのカミソリの場合は、掃除をする手間がかからないので、使ったあとのお手入れが面倒なときに便利。替え刃が付属しているタイプは、先端や刃先を取り替えるだけで衛生的に使い続けることができます。刃先に余分な凹凸がないシンプルな形状の商品だと毛が絡まりにくく、ブラシなどでとりやすいので、衛生面が気になる人にも◎。
④持ち歩くなら、軽量でコンパクトな商品がおすすめ
長時間使用したり、持ち運んで使ったりする電気シェーバーの場合は、軽量でコンパクトなものがおすすめです。特に広範囲のお手入れに使用するボディシェーバーだと剃るのに時間がかかるため、重いものだと手が疲れやすいので要注意。電池やバッテリー分の重さを含めて、100~200gほどの軽量タイプを選んでみましょう。
コンパクトなデザインやスリム型のタイプは、ポーチに入れて持ち運びしやすいので、旅行先やお出かけ先でも気になったときにサッと使えて便利ですよ。
⑤レディースシェーバーの人気メーカー・ブランドは?代表的な商品の特徴を紹介
シェーバー選びに迷ったときは、人気の高いメーカーやブランドの代表的な商品で選ぶのも手。人気ブランドを3つ紹介します。
パナソニック:全身用なら“サラシェ”、顔用なら“フェリエ”が使いやすい
さまざまなタイプのレディースシェーバーを販売しているパナソニック。全身や広範囲のシェービングには、“サラシェ”が向いています。腕や脚はもちろん、ワキやVラインのお手入れ・丸洗いが可能なので、衛生的に保ちやすいのがポイント。ワンタッチで操作できるボタンタイプなので、オン・オフの切り替えも簡単ですよ。
顔の産毛や眉毛のお手入れをしたいときには、“フェリエ”のフェイス用がおすすめです。細長いペン型の形状なので片手で持ちやすく、眉毛や口まわりなど顔のゆるやかなカーブや、細かい部分も肌に沿わせて剃りやすいですよ。
コイズミ:1台で顔とボディの両方ケアできる兼用タイプが人気!
コイズミの「フェイス&ボディシェーバー」は全身のケアができ、コンパクトで持ち運びしやすいと人気の商品。アタッチメント部分は水洗いできるので、衛生的に使い続けたい人にもおすすめです。
刃先が直接肌に当たりにくい回転刃式を採用しており、皮膚がやわらかく剃りにくいひじ・ひざまわりのお手入れにも適しています。コンパクトなサイズの乾電池式のため、ポーチに入れて出かけ先に持ち歩きやすいのも魅力です。
貝印:女性用の使い捨てカミソリが充実!敏感肌向けの電気シェーバーも◎
刃物の老舗ブランドとして有名な貝印では、使い捨ての女性向けカミソリや顔やデリケートゾーン向けの電気シェーバーなど、ラインナップが豊富です。スムーズな動きで細かい部分も剃りやすいコンパクトな商品が多く、気になる部分をピンポイントにお手入れしたいときにもおすすめ。
特に顔のお手入れには、電気シェーバーの“bi-hada”シリーズが向いています。なめらかな音波振動で肌にかかる負担をやわらげながら、細かい産毛もすっきりさせてツルすべ肌に。敏感肌の人も使いやすいでしょう。
レディースシェーバーの正しい使い方!肌トラブルを防いでムダ毛スッキリ」
レディースシェーバーは適切な使い方をすることで、肌へのダメージを抑えて、ムダ毛をスッキリきれいに整えられます。商品によって推奨方法は異なりますが、お手入れ前に一般的な使い方の手順やポイントを押さえておきましょう。
レディースシェーバーの基本の使い方- ホットタオルで除毛したい部分の肌を温める
- カミソリを使う場合は、肌に石けんや保湿ジェルをなじませる
- 清潔なカミソリもしくは、電気シェーバーで剃る
- 除毛した部分を冷やす
- 化粧水やジェルで除毛した部分の保湿ケアをする
皮膚がやわらかく凹凸が多いワキ・ひじ・ひざなどは、片手で軽く皮膚を引っ張りながら剃るのがポイント。洗い流しが必要な石けんやシェービングジェルは冷やす前に、ぬるま湯でよく洗い流しましょう。除毛したあとはそのまま放置せずに、保冷剤や冷やしたタオルを肌にあててから、化粧水やジェルでたっぷりと保湿ケアを行ってください。
また除毛処理は肌に負担がかかりやすいので、生理前後や日焼け後、体調不良などで肌が敏感になりやすいときは避けることをおすすめします。シェービング方法をもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてください。
レディースシェーバーに関するよくある疑問
レディースシェーバーに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
シェービング後にアフターケアは必要?
除毛後の肌は刺激に敏感になりやすいため、アフターケアで肌のうるおいを守ることが大切。剃ったあとは、保冷剤や冷たいタオルを肌にあてて冷やしてケアします。
肌がひんやりしたら、化粧水やアフターシェーブローションを使用し、たっぷりと保湿をしましょう。肌がカサつきやすいときは、水分の多い化粧水のあとにワセリンや保湿クリームを塗り重ねるのもおすすめです。
シェーバーは毎日使ってもいいの?
レディースシェーバーは毎日使用するのは避け、2週間に1回ほどの頻度で行うのがポイント。ムダ毛を処理するときはシェーバーの刃先が皮膚に触れるため、刺激になりにくいタイプでも少なからず肌に負担がかかります。毎日に繰り返していると、肌荒れの原因になる可能性も。
またシェーバーで毛が引っ張られる刺激や処理時の摩擦によって、肌へのダメージが蓄積されると色素沈着が目立ちやすくなる場合があります。頻繁に繰り返しシェーバーを使うのは避けましょう。
女性がメンズ用のシェーバーを使ってもいいの?
女性が男性向けシェーバーを使うことは可能です。しかし、男性向けは太く硬い毛を剃りやすいように作られた商品が多いため、細くやわらかい産毛はきれいに剃りにくい可能性も。
女性向けシェーバーは、女性に生えやすいやわらかい産毛を剃りやすく設計された商品が多いので、基本的には女性向けのものを選ぶのが良いでしょう。
レディースシェーバーと一緒に使おう!今人気の商品をランキングでチェック
よりきれいにムダ毛処理をしたい場合は、シェービング時や処理後の肌ケアにおすすめのアイテム・眉毛を整えやすいコームもあわせてチェックしてみましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんに人気の商品を紹介しているので参考にしてみてくださいね。