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- 女性
- 30代後半
- 乾燥肌
ディオールの香水が大好きなので購入しました♡ アルコール消毒液です。 手に馴染ませると、水のようにサラサラスーーーっと伸びます♪ 伸びがいいので、少量で◎ アルコール除菌なのに、手が乾燥する感じがない 何故か潤ってる感覚になる
選び方に迷ったら…？ ポイント解説！
選び方に迷ったら…？ ポイント解説！ハンドジェルを使うメリットは？
ハンドジェルとは手指を清潔にする目的で使う、アルコールやエタノールといった消毒成分を含んだ液体のこと。外出先や災害時など、手が洗えないときでも簡単に使えるのが魅力です。また、液体状のアルコールスプレーと違ってハンドジェルはとろみがあるため、少しの量で手指全体に伸ばせます。
コロナ禍で手指を消毒するアイテムが注目されましたが、消毒効果が認められているのは医薬品や新指定医薬部外品のみ*。化粧品・雑貨のハンドジェルは消毒を目的とはしていないため、消毒力を重視したい人は医薬品・指定医薬部外品の商品を選ぶのがおすすめです。
*全てのウイルスに効果があるわけではありません。
監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
簡単に手指を清潔に！自分に合ったハンドジェルの選び方
ハンドジェルは、アルコールの濃度やテクスチャーなど商品によって違いがあります。目的や好みに合った商品を見つけられるように、選び方のポイントを押さえましょう。
①消毒効果の高さに注目して選ぼう！
同じような液体に見えるハンドジェルでも、消毒効果が異なります。しっかり消毒できる商品を探しているなら、アルコール濃度と商品の分類を確認しましょう。
ウイルス対策にはアルコール濃度が70％以上のものが◎
ウイルス対策で手指をすばやく消毒するためにハンドジェルを使うのであれば、76.9～81.4vol％の消毒用エタノールがおすすめです。単位が「％」のみの場合は、アルコール濃度が70%以上95%以下のものを選びましょう。*¹
新型コロナウイルス感染症の流行で手指消毒用アルコールが品薄になった時期は、厚生労働省が臨時的・特例的な対応として「70％以上のエタノールが入手困難な場合には、60％台のエタノールを使用した消毒も差し支えない」と報告していましたが、令和6年7月より従来の基準に戻すことが発表されました。（参考：厚生労働省）
ただし、アルコール濃度が高いと肌に刺激を感じることもあるので、肌がデリケートな人は濃度が低めのハンドジェルを選ぶとよいでしょう。また、アルコールにはエタノール・イソプロパノール・メタノールなどの種類があり、そのなかでも手指の消毒にはエタノールが適しています*。イソプロパノールは安価な一方で手荒れが生じやすく、メタノールは人体に有害で消毒に使用できません。誤って使うことのないよう注意してください。
*全てのウイルスに効果があるわけではありません。
*1：手洗いがすぐにできない状況では、アルコール消毒液も有効です。アルコールは、ウイルスの「膜」を壊すことで無毒化するものです。また、手指など人体に用いる場合は、品質・有効性・人体への安全性が確認された｢医薬品・医薬部外品｣（｢医薬品｣｢医薬部外品｣との表示のあるもの）を使用してください。 ＜使用方法＞濃度70％以上95%以下（※）のエタノールを用いて、よくすりこみます。 (※) 60％台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70％以上のエタノールが入手困難な場合には、60％台のエタノールを使用した消毒も差し支えありません。
新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について（厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ）
- 監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
アルコール濃度の高いハンドジェルを頻繁に使うと、赤みや痛みが出るなどの肌トラブルの原因になることがあります。
肌荒れしやすい方はハンドクリームと併用する、アルコール濃度の高いものを使わない、使う頻度を少なくするなどするといいでしょう。
消毒目的なら「医薬品」や「指定医薬部外品」と書かれているものを
アルコールを使った商品には分類があり、医薬品・（指定）医薬部外品・化粧品と、手指に用いることはできない雑品の4つに分けられます。手指を「消毒」する目的で使うなら、厚生労働省から承認された医薬品や（指定）医薬部外品を選びましょう*。
指定医薬部外品とは、医薬品販売規制緩和に伴い、新たに医薬部外品に指定されたもののこと。市販で購入できる「医薬部外品」の消毒用アルコールは、指定医薬部外品と表示されています。（参照：独立行政法人国民生活センター資料）
指定医薬部外品は医薬品に比べて効果が穏やかです。なかにはアルコールの濃度が低い商品もあるため、パッケージや公式サイトに記載されているアルコール濃度を確認してください。
また、コスメブランドから出ているハンドジェルの多くは化粧品扱いで、あくまでも手を清潔にしたり、美しく保ったりする目的にとどまります。香りやパッケージにこだわったものが多く、好みで選ぶのもありですね。
*全てのウイルスに効果があるわけではありません。
- 監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
消毒目的の場合は化粧品ではなく、医薬品か医薬部外品のものを選び、アルコール濃度も併せてチェックしましょう。
②サラッとした使い心地が好みなら液状に近いものが◎
ハンドジェルは少量で手指全体に広げられる伸びのよさと、しっとりとした使い心地が特徴です。しかし、人によってはベタつきが気になることもあります。ベタつきが残るのが苦手な人は、液体に近いテクスチャーのサラッとしたタイプを使うのがおすすめ。
サラサラのタイプは保湿力が低いイメージがあるでしょう。しかし、テクスチャーが軽いからといって、必ずしも保湿力が劣るわけではありません。好みに合わせて、次の項目で紹介する成分とテクスチャーのバランスを選びましょう。
- 監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
ハンドジェルのテクスチャーは、試せるのであれば事前にベタつきなどを試した上で、好みで選ぶといいでしょう。
③手荒れが気になる人は保湿成分配合のものを選んで
アルコールによる手荒れを防ぎたい人は、保湿成分が含まれたものがおすすめ。ハンドジェルの保湿成分はグリセリンが主流なため、成分表記にグリセリンと書かれているかチェックしましょう。
そのほかにもアラントイン・DL-アラニン・アロエベラ葉エキス・ティーツリー葉エキスなどといった、保湿成分が配合されたアイテムがあります。
ただし、保湿成分が配合されているハンドジェルはベタつきが気になる場合もあるので、前述したテクスチャーにも着目して選んでください。
- 監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
手荒れしやすい方や、冬の乾燥しやすい時期には保湿成分の配合されたハンドジェルを使ったり、ハンドクリームを併用するといいでしょう。
④外出先で使うなら携帯しやすい形状のものがベター
ハンドジェルはケースの形状にも特徴があり、ノズルをプッシュしてジェルを出すポンプタイプと、本体を押すチューブタイプに分けられます。
ポンプタイプは片手で押すだけで液を出せる手軽さと、容量の大きさが魅力。チューブタイプは液だれしにくいため持ち運び向きで、使い切りやすいコンパクトサイズも豊富にそろっています。
携帯用のハンドジェルを探している場合は、チューブタイプのなかから選ぶのがおすすめ。以下の記事では、携帯用のハンドジェルのなかから口コミで人気のアイテムを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
⑤楽しみながら使うなら、いい匂いかもチェックしてみて
ハンドジェルは香りのよい商品が豊富なのも特徴のひとつ。いい香りのハンドジェルなら手に塗るのが楽しくなり、リフレッシュタイムにもなるので習慣化しやすいメリットも。
フローラルやシャボン系の香りは魅力的なものの、アルコール臭が気になる場合があります。香りを重視したいなら、アルコール濃度が低いものを選ぶとよいですよ。
また柑橘系やハーブ系の香りは、エッセンシャルオイルを含んでいるアイテムが多いため、アルコール濃度が高めでも気にならない商品もあります。
- 監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
香りの良い商品は、アルコール濃度は低いことが多いです。消毒が目的の場合は、購入の際にアルコール濃度も確認しましょう。
⑥ハンドジェルはプレゼントにも。喜ばれるおしゃれなブランドも紹介！
日常的に使えておしゃれな有名ブランドから販売されているハンドジェルは、男性・女性を問わずプレゼントにもおすすめです。
プレゼントおすすめ！人気ブランドのハンドジェル
女性への贈りものには、ディオールやジルスチュアートなどの愛らしさを感じるブランドや、クレ・ド・ポー ボーテのように華やかなものが人気。男性やユニセックスな雰囲気の人には、イソップのようにシンプルななかにもこだわりを感じるブランドのアイテムを選ぶと喜ばれますよ。
ハンドジェルの正しい使い方
手指の清潔を保つ目的でハンドジェルを使う人は、しっかりと清浄にできるように基本の使い方を確認しておきましょう。
使い方は、手のひら全体・指の間・指先・手の甲・爪先と順番にこすり合わせてジェルを行き渡らせ、手を乾かしたら完了です！ポイントは乾いた手に適量を使うことと、各パーツごとにこすり合わせてジェルをすみずみまで行き渡らせること。
手を洗ったあとのように濡れた状態で塗ると、アルコールの濃度が落ちて効果が半減。また、量が少なすぎると十分な効果が得られず、多すぎるとベタつきにつながります。商品に記載されている使用量を確認してください。
- 監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
ハンドジェルをつけたあとはしっかり乾かさないと効果が下がったり、衣類が汚れるなどの原因となるので気をつけましょう。
ハンドジェルに関するよくある疑問
ハンドジェルに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
ハンドジェルの捨て方って？
余ったハンドジェルは、そのままでは捨てられません。中身を空にしてから廃棄しましょう。ただし、液体だからといって下水に流すと引火して火災の原因になりかねないためNG。不要になった布や新聞紙などに染み込ませ、火気のない風通しのよい場所で乾燥させます。乾燥したことを確認し、一般的な布・新聞紙と同様に燃やすゴミとして捨てましょう。
容器はプラスチックやガラスなど、商品ごとに材質が異なります。種類を確認して、自治体のルールに従って捨ててください。同じ商品でもノズルとボトルで違う素材が使われている場合もあるため、要注意。
ハンドジェルの使用期限は？
保管する環境によっても異なるものの、ハンドジェルを含むアルコール消毒液は未開封の状態で約3年間保管できます。開封済みのものは半年間が目安なものの、濃度や品質が変化するためできるだけ早く使い切ることをおすすめします。
余ったハンドジェルはお掃除にも使える？
ハンドジェルには、手荒れを防ぐために保湿成分が含まれたものも少なくありません。保湿成分は肌をしっとりさせることが期待できますが、家財の場合はベタつきの原因となるため、お掃除への使用には向きません。
ただし、保湿成分が含まれていないものなら、お掃除に使うのもおすすめです。キッチンの水回りや冷蔵庫内・洗面所・お風呂場・げた箱など、さまざまな場所の表面の汚れを落とすのに使えますよ。油汚れを落とすこともできますが、引火の恐れがあるためガスコンロ付近での使用は控えましょう。
手指をすこやかに保つために。ハンドケアの人気アイテムをチェック！
ハンドジェルは手の清潔さを保ったり清浄にできるものの、手のケアをするならハンドクリームやネイルオイルにもこだわりたいところ。また、清浄にするだけではなくハンドソープを使った手洗いも忘れずに行いましょう。
以下の記事では、LIPSユーザーおすすめの人気商品をカテゴリ別に紹介しています。ハンドジェルとあわせて、ぜひチェックしてください。
手指についた菌は、風邪や胃腸炎などの原因になることがあります。手が洗えないときでも、持ち運べてさっと使えるハンドジェルは感染症対策に効果的です。