LIPS月間トレンド賞2025年7月

【本日更新】デオドラント・制汗剤のおすすめ人気ランキング200選。美容皮膚科医監修のもと選び方・使い方を解説【2025年】

LIPSランキングについて

集計主体
LIPS
集計日
2025/07/11
集計期間
2025/04/11から2025/07/11までの期間のデータを集計し、時系列的な減衰関数を適用しています。特に直近1ヶ月間のデータが重視されます。
集計方法
LIPSのランキングは、クチコミ件数とおすすめ度をもとに、LIPSが独自に算出したメンバー信頼度と集計方法を採用することによって、意図的な投稿を排除した公正なランキングを実現しています。なお、ランキングの集計方法は、常に見直しを行っています。
LIPSランキングの順位変動の見方
順位アップ順位アップ
順位ダウン順位ダウン
初登場初登場
急上昇急上昇

デオドラント・制汗剤は、手軽に気になる汗や肌のベタつきをケアできるアイテムです。有効成分が配合された「医薬部外品」は、脇のニオイやわきがケアにも◎。 しかし市販には、スプレー・ロールオン・スティックなどさまざまな種類があり、何を選んだらいいかお困りの人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、LIPSユーザーおすすめのデオドラント・制汗剤をランキング形式で紹介します。美容皮膚科医監修のもと、自分に合う選び方やニオイをケアする使い方も紹介するので、「使わない方がいい?」とお悩みの人もぜひ参考にしてください。

三宅真紀(みやけまき)
監修者

医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)三宅真紀(みやけまき)

レーザー治療・アンチエイジング治療のエキスパート。 4万例以上の美容皮膚科治療実績を持ち、医師の指導・教育・化粧品開発も多数行う。 患者様の立場にたった、優しく丁寧できめ細やかなカウンセリングを行う。 豊富な経験から患者様ひとりひとりに最適な治療を提案し、高い治療技術により確実に結果を出す。 そのため、多くの患者様から厚い支持・信頼を得ている。 レーザー治療はもちろん、高い技術とセンスが必要とされる注入治療(ヒアルロン酸やボトックス注射など)も得意としている。 美容・スキンケア全般に豊富な知識を持ち、数多くの有名化粧品開発にも携わる。 テレビ・雑誌などのメディアにも多数出演。続きを読む

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目次

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※本ページにはメーカーによる広告が含まれます。商品を購入すると売上の一部がLIPSに還元されることがあります。広告表記に関する行動指針レーティング信頼性への取り組みをご参照ください。

LIPS選び方に迷ったら…? ポイント解説!

デオドラント・制汗剤の効果は?使わないほうがいいの?

デオドラント・制汗剤は気になるニオイをケアするアイテム。メリットは汗と皮脂のニオイをケアする。パウダー入りなら長時間さらさら感が続く。

デオドラント・制汗剤は、汗によるニオイや体臭を目立たなくさせるアイテムです。パウダー入りのものなら肌がサラッと仕上がり、汗によるベタつきも軽減。

汗やニオイ対策はエチケットの基本です。汗をかきやすい夏場やスポーツシーンなどは特に、デオドラント・制汗剤を使って対策するようにしましょう。

なお、デオドラントと制汗剤とではその効果や目的に明確な違いがあります。詳しくは以下の「デオドラントと制汗剤の違いは?」を確認してみてください。

デオドラントと制汗剤の違いは?

実は成分やニオイの防ぎ方が異なる。デオドラントはニオイを吸着して予防する。制汗剤は汗の量を抑えてニオイの発生を防ぐ。

「デオドラント」と「制汗剤」は混同されがちですが、それぞれ効果や目的が異なります。

デオドラントは“ニオイを抑える”ためのアイテムです。「医薬部外品」の商品は防臭成分によってニオイの広がりを抑えることができ、「化粧品」に該当する商品はいい香りによってニオイを目立たなくさせます。

制汗剤は“汗の量を抑える”ためのアイテム。汗をかく前に使うことで、汗の量を抑えてニオイを予防します。汗ジミが気になる人にもおすすめです。

メーカーによっては、デオドラントと制汗作用の両方を兼ね備えたアイテムも販売しています。自分の目的やお悩みに合わせて、商品を選び分けるのがポイントです。

三宅真紀(みやけまき)監修者
医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)
三宅真紀(みやけまき)

ニオイが気になる方はデオドラント、汗の量が多い方は制汗剤を使いましょう。

どちらも気になる方は、汗の量が減ることでニオイも軽減するので制汗剤がおすすめ。効果が物足りない方は医療機関に相談してもいいでしょう。

ニオイをケアする!自分に合ったデオドラント・制汗剤の選び方

数あるデオドラント・制汗剤の商品のなかから、自分に合うものを選ぶのは大変です。目的や肌に合うものを選ぶためにも、選び方のポイントを押さえましょう。

①デオドラント・制汗・わきがケアには「医薬部外品」がおすすめ

医薬部外品に分類するものは、デオドラント・制汗の効果があるもの・有効成分で制汗・防臭ケア・わきがケアにも◎ 化粧品に分類するものは、デオドラント・制汗の効果はなし・香りでニオイを目立ちにくくする・香りを楽しみたいときに◎。シーンやニオイのレベルに合わせて使い分けましょう!

汗のニオイを目立たなくさせる目的といっても、「制汗」と「防臭ケア」では性質が異なります

制汗・デオドラント効果が期待できるものは有効成分が配合された「医薬部外品」の商品です。独特なニオイが特徴的なわきがの場合、有効成分が配合されていないものは防臭ケアには向いていません。

「化粧品」に分類される汗のニオイケアアイテムの場合は、香りをつけることによって汗の臭いを目立たなくさせるのが目的です。そのため、医薬部外品の「制汗」「防臭ケア」とは異なります。

化粧品に分類されるアイテムは、商品の香りを楽しみながらボディケアをしたいときにおすすめです。香りをまといたいときやリフレッシュタイムなど、シーンに合わせて制汗剤とデオドラントアイテムを使い分けましょう。

制汗・殺菌成分に着目しよう!

汗の悩みに合わせて選ぼう!汗の量や汗ジミに悩んでいる人は、制汗成分が配合されているタイプがおすすめ。制汗成分はクロルヒドロキシアルミニウム・パラフェノールスルホン酸亜鉛など。わきがやニオイが気になる人は、殺菌成分が配合されているタイプがおすすめ。殺菌成分はイソプロピルメチルフェノール・βグリチルレチン酸・塩化ベンザルコニウム・ミョウバンなど。

制汗剤には汗を抑える有効成分が配合されているため、医薬部外品に分類されます。ニオイだけではなく、汗の量や汗ジミでお悩みの場合は制汗に有効な成分が配合されたものを選びましょう

制汗成分
  • クロルヒドロキシアルミニウム
  • パラフェノールスルホン酸亜鉛など

特にニオイの発生を防ぎたい人は、殺菌成分が配合されたものをチェック! ただし、殺菌成分が多いものだとニオイが悪化するケースもあるので注意。

殺菌成分
  • イソプロピルメチルフェノール
  • βグリチルレチン酸
  • 塩化ベンザルコニウム
  • ミョウバンなど

制汗剤は、「制汗」と「殺菌」に有効な成分が配合されている商品が多くあります。ただし芳香を目的とした「化粧品」に分類されるアイテムは、香料のみで有効成分が入っていない「化粧品」に分類される商品も。パッケージや外装の目立つ部分に「医薬部外品」という記載があるか、成分表に「有効成分」の表示があるかチェックしましょう。

三宅真紀(みやけまき)監修者
医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)
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汗の量やニオイが気になる場合は、有効成分が入っている医薬部外品を選びましょう。アルコールが配合されている商品は、お肌が弱い方はかぶれることもあるので気をつけましょう。

②シーンや汗の悩みに合わせてタイプを選ぼう

デオドラントアイテム・制汗剤といっても、種類やタイプはいくつもあります。種類やタイプによって使い方や特徴は違うため、使用するシーンや汗のお悩みに合わせて選ぶのがおすすめです。

スプレータイプ:背中・脚など広範囲に使えて、短時間でケアできる

スプレータイプはガスやミストで噴射する。メリットは背中や脚などにも塗布しやすく短時間でケアできる。デメリットは噴射音が大きめのものは人目につく場所で使いにくい。

スプレータイプは1回で広範囲に吹きかけられるので、脇以外にも背中・足の汗が気になるときにも使いやすいアイテム。直接肌に触れることなく使えるので、衛生面が気になるときにも◎ 速乾性のあるものだと、短時間でサッと使いやすいのも魅力です。スプレータイプは、エアゾールとミストの2種類に分かれています。

  • エアゾール:ガスによる噴射で、広範囲をカバーしやすい
  • ミスト:ノンガスタイプでまんべんなく吹きかけやすい

商品によって内容量が異なるため自宅では大容量のものを、持ち運びにはミニサイズを使い分けるのもおすすめ。その他、香りのバリエーションが豊富で無香料よりは微香性のものが多く、いい香りをまといたい人や無香料だと物足りない人にも向いています。

ただし、他の種類と比べると持続力が低いという一面も。商品によっては噴射音が大きめなものもあり、人目につく場所だと音が目立つため、使う場所を選ぶ場合があります。

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医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)
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スプレータイプは体のどの部位でも使いやすく、大きさや香りなどの種類も豊富。1本は持っておくと便利です。

ロールオンタイプ:脇に直接ムラなく塗れて、白残りしにくい

ロールオンタイプは先端のボールを転がして、液をなじませる。メリットは軽いつけ心地・メンズ向けが多い。デメリットは乾くまで時間がかかるので、塗ってすぐに服を着られない。

先端のボール部分を肌に密着させ、転がすことで液をなじませるロールオンタイプ。皮膚に密着させるボール部分の大きさにもよるものの、ひと塗りで脇をカバーしやすく、出かけ先でもサッと塗りやすいのが魅力です。ただし液が乾くまで時間がかかるケースが多いため、塗ったあとすぐに服を着るのは避けるのがベター。

無香料の商品が多く販売されているので、汗が気になる男性もシーンを選ばずに使いやすいタイプです。メンズ向けのラインナップも豊富なため、体臭にお悩みの男性にもおすすめ。

なお、LIPSユーザーを対象にしたアンケートのなかで「最も使用するデオドラントアイテムの形状を教えてください」という問いに対し、全体の37%のユーザーが「ロールオン・スティックタイプ」を使用しているという回答がありました。

※LIPSユーザーを対象にアンケート。集計期間:2022年9月1日(木)~7日(水) n=2,221

スティックタイプ:密着力が高く体毛が気になる部分にも◎

スティックタイプは固形で棒状の制汗剤を肌に密着させる。メリットは塗ってすぐに服を着られる・小さめで持ち運びやすい。デメリットはムダ毛があるとベタつきやすい。

スティックタイプは固形の棒状で、ロールオンタイプのように皮膚にフィットさせて使うため、手を汚さずに使用できます。密着力が高いので汗で流れにくく、制汗作用をより長持ちさせたいときに向いていますよ。やわらかいものから硬めのものまでさまざまなテクスチャーがあるので、自分が使いやすいものを選びましょう。

また、コンパクトなサイズ感で、持ち運びしやすいのも魅力。サラッとしたつけ心地で、塗布後すぐ衣類を身につけたいときにも便利です。しかし皮膚にも毛にもつきやすいので、ムダ毛が目立つ部分だとベタつく場合があります。

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医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)
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ロールオン・スティックタイプはコンパクトで持ち歩きに便利です。どちらもお肌に直接触れるため、清潔な肌に使用しましょう。雑菌が増えるのを防ぐことができます。

シートタイプ:汗や皮脂をサッと拭けて、持ち歩きに便利

シートタイプはシートで汗や皮脂を拭き取る。メリットはコンパクトで持ち歩きやすい・さっぱりした使い心地。デメリットは強くこすってしまうと 肌荒れにつながる可能性も。

シートタイプは他の種類よりも厚みがなくコンパクトで、容器から液モレしにくいので持ち歩きにぴったり。ポーチやバッグに入れてもかさばりにくいので、通勤や通学時にもサッと使いやすいのが魅力です。汗による肌のベタつきや皮脂を拭きとりやすく、さっぱりとした使い心地で手軽に使えます。ただしゴシゴシと強く皮膚をこすると、肌刺激になりやすいので注意。

メーカーや商品によって香りの種類が豊富で、清涼感があるものや無香料タイプなど好みに合わせて選びやすいのもポイントです。パウダー入りでサラッとした使い心地のものや大判タイプなど、商品ごとに特徴が異なるので目的に合わせて選びましょう。

パウダータイプ:ベタつきやムレを防いで、長時間サラサラ肌をキープ

パウダータイプはパフなどでパウダーを塗る。メリットはベタつきやムレを防ぐ・サラサラ肌をキープする。デメリットはこぼれやすいので持ち歩きには不向き。

パウダータイプは汗や皮脂を吸着し、皮膚のベタつきやムレを防いでサラッとした肌を長持ちさせてくれるアイテム。粉を直接手やパフにとり、気になる部分になじませて使います。汗をかきやすい首・バストまわり、ムレやすい太ももの裏・足などの部分ケアに適しています。肌がベタつきやすいお風呂上がりやスポーツのあとなどにもおすすめ。

ただし、粉状なので容器からこぼれやすく、持ち歩きにはあまり向きません。外出前など、自宅でのボディケアに使うのが◎

クリームタイプ:こまめな塗りなおしが不要で、ニオイや汗をしっかりケアする

クリームタイプはクリームを手に取って塗り込む。メリットは長時間キープできる。・ニオイや汗をしっかりケア。デメリットは使用したあとに手を洗う必要がある。

クリームタイプは、手で直接肌に塗って使用します。1回の使用量を調節しやすいので、脇や足などの気になる部分だけにピンポイントでなじませたり、広範囲につけたりと目的に合わせた使い方がしやすいのが魅力です。メーカーによって容器の種類は違うため、シーンに合わせて形状を選び分けましょう。

  • ジャータイプ:内容量が多く、広範囲に1度にたっぷりと使いやすい
  • チューブタイプ:持ち運びしやすく、衛生的に使いたいときにも◎

クリームタイプは、イヤなニオイや汗をしっかりと抑えたいときにも向いています。密着力が高く、長時間キープしやすいのでこまめに塗りなおす時間がないときにもおすすめです。しかし手で直接塗りこむため、使ったあとは手を洗う必要があります。

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長時間効果が続くクリームタイプは、気になる部分にポイント使いしやすいアイテムです。

大容量のものを使う場合は、清潔な手で使用し、1シーズンで使い切るようにしましょう。

ジュレタイプ:暑い日やスポーツ後で清涼感を感じたいときに◎

ジュレタイプは塗るタイプと吹きつけるタイプがある。メリットは清涼感のあるメントール配合タイプが多く、パウダー入りならサラサラ感が続く。デメリットはメントール配合タイプは敏感肌の人に不向き。

ジュレタイプは、直接肌に塗る「ボトルタイプ」と皮膚に吹きつける「スプレータイプ」があります。

  • ボトルタイプ:塗って使うものが多く、量を調整しやすい
  • スプレータイプ:ミスト状もしくはエアゾール式で、広範囲にサッと使いたいときに便利

ジュレといっても、液体のようにサラサラしたテクスチャーと、ジェルのようにとろみのあるテクスチャーがあるので、好みの使い心地によってタイプを選びましょう。肌のベタつきが気になる場合は、サラッと仕上がるパウダー入りタイプが◎ 清涼感のあるメントールを配合しているものが多いので、暑い日やスポーツのあとのリフレッシュタイムにもぴったりです。

ただし、メントールの刺激を感じやすい敏感肌の場合は注意。パッケージに記載されている成分表を確認しましょう。

③香り付きor無香料?好みや使用目的に合わせて

好みや使用目的に合わせると◎。香り付きはボディミスト代わりに使える。石けんなど爽やかな香りがおすすめ。無香料は汗のニオイと混じりにくい。原料のニオイがする場合がある。

デオドラント・制汗剤には、香り付きと無香料タイプがあります。好みや使用目的に合わせて香りの有無を選ぶのがおすすめです。

  • 香り付き:ボディミスト代わりに使いたい人にぴったり
  • 無香料:香りと汗のニオイと混じるのがイヤな人におすすめ

ただし、無香料タイプは香りがまったくないわけではありません。香料が使われていないだけで、原料のニオイがする場合もあるので、商品の香りが気になるときはテスターなどでチェック。

LIPSユーザーを対象にしたアンケート結果では「無香料(であること)」が3%に対して「香料あり」が5%と、無香料よりも香り付きのものが好まれやすい傾向に。「効果や香りの持続性」の回答も5%と、香りだけではなく持続性も重視したい人が多いようです。

※LIPSユーザーを対象にアンケート。集計期間:2022年9月1日(木)~7日(水) n=2,221

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医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)
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香料タイプを選ぶ場合は、思った香りと違う場合もあるので、テスターでチェックしてから購入するのが無難です。肌トラブルが気になる敏感肌の方にも、無香料の製品は使いやすいですよ。

④毎日使うものだからコスパのよさ・容量も比較しよう

大容量タイプはたっぷり使えてコスパがよい。自宅で使うときに◎。コンパクトタイプはポーチに入れて、持ち歩きしやすい。外出先で使うときに◎。アンケートでは「制汗・消臭効果」の次に「価格」を重視する人が多かったよ!

大容量タイプ:@yy__aa__life / コンパクトタイプ:@mochimochi_u

毎日使うことが多いデオドラント・制汗剤は自宅や出かけ先など、シーンに合わせて使いやすい容量を選び分けるのがおすすめ。自宅で使う場合はたっぷりと使えてコスパがよい大容量タイプを、持ち歩きにはポーチに入りやすいコンパクトなサイズを選ぶと便利です。

なお、以前LIPSユーザーを対象に行ったアンケートでは「制汗・防臭」はもちろん、使用頻度の高いアイテムだからこそコスパのよさを選ぶ基準にしている人も見かけられました。特に10代・20代はコスパのよさを重視しているユーザーが多く、容量だけではなく手ごろな価格設定も選ぶポイントになっていると考えられます。

※LIPSユーザーを対象にアンケート。集計期間:2022年9月1日(木)~7日(水) n=2,221

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医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)
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大容量タイプはコスパはとてもいいですが、ある程度広い部位に使わないと1シーズンで使い切れません。使用頻度やどの部位に使うのかなど、考えて購入するようにしましょう。

【アンケート調査】LIPSユーザーのデオドラント・制汗剤の選び方・使用状況は?

LIPSユーザー603人にデオドラント・制汗剤の選ぶ際に重視するポイントや使用状況など、ニオイケア事情をアンケート調査しました。

調査結果詳細
  • アンケート集計期間:2025年5月23日(金)~5月28日(水)
  • 調査対象:LIPSユーザーである10代〜60代の男女
  • 対象者数:603人

「効果の高さ」と「使用感」が選定ポイントに

「効果の高さ」と「使用感」が選定ポイント

デオドラント製品を選ぶ際、最も重視されているのは「効果の高さ(ニオイ・汗の抑え具合)」で、全体の半数以上が回答する結果に。特に30代は57%、20代も55%と比率が高く、性能面での信頼性がポイントになっていることがわかります。

次いで「使用感(べたつかない、速乾性など)」が18%で、快適さも重要な選定基準といえます。暑い時期や湿度が高い時期には、使用感の良さが特に求められる傾向があります。

シートタイプが主流。利便性と効果のバランスが人気の理由

シートタイプが主流。利便性と即効性が支持の要因

使用率が最も高かったのは「シートタイプ(拭き取りシート)」で、全体の62%にのぼりました。特に夏場や外出時の汗対策として、手軽に使えて素早くリフレッシュできる点が幅広い世代から支持されている理由といえます。

次いで、「スプレータイプ」(43%)、「ロールオンタイプ」(40%)、「スティックタイプ」(32%)が続きます。スプレータイプは広範囲に簡単に使える手軽さが魅力であり、ロールオンやスティックタイプはニオイが気になる部分にピンポイントで塗布できる使い勝手の良さが評価されているようです。

一方で、「クリームタイプ」は23%とやや使用率は低めながら、肌への密着度が高く、長時間の効果が期待できるのが特長。特に汗をかきやすい人や、暑い季節の外出時には頼れる選択肢となっています。

「使用シーンに応じて使い分けている」と回答した人は全体の81%

「使用シーンに応じて使い分けている」と回答した人は全体の81%

「使用シーンに応じて使い分けている」と回答した人は全体の81%にのぼり、デオドラント・制汗剤を日常の状況に応じて使い分けるスタイルが一般的になっていることがわかります。たとえば、自宅ではスプレーやロールオンを使用し、外出先では手軽なシートタイプを選ぶなど、場面に適したアイテムを選択する傾向が見受けられます。

さらに、「持ち運びやすさやサイズを重視している」(41%)、「季節や天候に応じて使い分けている」(28%)といった声も多く、利便性と実用性の両面が選定基準として重視されていることがうかがえます。

情報収集はネットが主流。店頭の視認性も判断材料に

情報収集はネットが主流。店頭の視認性も判断材料に

制汗剤・デオドラント購入時の情報源として、「レビューサイト」(63%)や「SNSでの口コミやレビュー」(62%)が上位を占めており、特に30代ではそれぞれ72%、67%と高い利用率となっています。インターネット上の第三者の声が購入の意思決定に強く影響していることがわかります。

一方、「商品のパッケージや説明」(48%)や「店舗内のPOPやランキング情報」(48%)といった実店舗で得られる情報も依然として高い支持を集めており、商品の見た目や手に取った際の印象といった視覚・感覚的な要素が、購入時の判断において重視されていることがわかります。

全体の68%はデオドラント・制汗剤を「朝」に使用!

制汗剤・デオドラントを使うタイミングは全体の68%が「朝」

最も多くの人がデオドラント・制汗剤を使うタイミングは「朝」であり、日中の汗やニオイへの備えとして使用している人が多いことがうかがえます。

具体的には、「朝の身支度のタイミング」で使用すると回答した人が全体の68%と最多。1日のスタート時にニオイケアを行う意識の高さが見て取れます。次いで「汗やニオイが気になったとき」が62.7%と多く、日中のタイミングでも意識する人が多いことがわかります。

「運動やスポーツの前後」に使う人も31%と一定数おり、特に10代は44%とその傾向が顕著です。学校生活やスポーツの場面でも、ニオイ対策が日常的なマナーの一部として定着しつつあるようです。

ニオイが気になる部位は「脇」が最多。次いで「足」「頭皮・髪」

ニオイが気になる体の部位は「脇」が最多。次いで「足」「頭皮・髪」

「体のどこが一番ニオイが気になるか」という問いには、「脇」と答えた人が87%と圧倒的。30代では90%に達しており、脇が最もニオイ対策の必要な部位と認識されているようです。これは、脇が汗腺の集中する部位であることや、服への汗じみが目立ちやすいことが理由として挙げられます。

次いで、「頭皮・髪」(63%)、「足」(62%)もニオイが気になる部位として挙げられています。足は靴の中の蒸れ、頭皮・髪は対人距離の近い場面や公共交通機関での接触時に気になるという心理が働いていると考えられます。

「背中・胸元」(26%)や「首」(21%)といった部位は、加齢臭やミドル脂臭の発生しやすい箇所のため、特に40代以上の層で気にしている人が多い傾向でした。

みんなが気にしてるニオイTOP3は「汗」「口臭」「頭皮」

「汗のニオイ」が最も気になるニオイ。続いて「口臭」「頭皮のニオイ」

体のニオイの中で最も気になるとされているのは「汗のニオイ」で、全体の91%が気にしていると回答。10代では95%、20代でも93%と高い数値になっており、多くの人が日常的に汗のニオイを気にかけていることが明らかです。

次いで、「口臭」(58%)、「頭皮のニオイ」(56%)と続いており、これらも日常生活で気になるニオイとして一定の存在感があります。

「食べ物やたばこのニオイ」(20%)や「香水・柔軟剤などの香り残り」(7%)といった外的要因によるニオイも無視できない問題であり、生活の中でのニオイに対する感度の高さが見て取れます。

自分のニオイを気にするのは「近距離の会話時」が最多

自分のニオイを気にするのは「近距離の会話時」が最多

「自分のニオイが気になる場面」として最も多かったのは「人と近距離で会話する時」で、79%が該当。特に30代では83%と最も高く、対人関係におけるニオイの影響を気にする傾向が顕著です。

「外出先で汗をかいた時」(74%)、「日中の活動中(仕事や学校)」(52%)、「満員電車などの密集空間」(49%)と続き、人との距離が近い環境では特にニオイに対して敏感になることがわかります。

また、「運動後」(40%)と回答する人も一定数存在しており、日常のさまざまなシーンでのニオイケアが意識されていることが明らかになりました。

他人のニオイが気になるのは「通勤・通学中」や「職場・学校」

他人のニオイが気になるのは「通勤・通学中」や「職場・学校」

「他人のニオイが気になる場面」としては、「通勤・通学中(電車・バスなど)」が72%で最多。次いで「職場・学校での対面中」が71%と続きます。密閉かつ密集した環境での体臭や汗のニオイが気になりやすい傾向があると考えられます。

「飲食店・カフェで近くにいた時」(38%)、「運動施設・ジムで」(25%)といった比較的距離が取れる場所では、他人のニオイへの意識はやや低めです。これは、場所の性質や構造によってニオイへの感度が変化することを示唆しています。

制汗剤・デオドラント以外の対策としては、汗拭きシートが人気

制汗剤・デオドラント以外の対策としては、汗拭きシート・ウェットティッシュを持ち歩く人が最多

制汗剤以外の対策方法として最も多かったのは「汗拭きシートやウェットティッシュの携帯」。全体で76%が実施しており、10代では80%、40代以上でも77%と、年代を問わず高い割合となっています。これは、手軽に汗やニオイを拭き取れる利便性の高さが受け入れられている結果といえるでしょう。

一方で、「衣服の素材や色選びに注意している」(40%)、「ボディソープや石けんを意識して選んでいる」(33%)といった、日常生活のなかでの工夫も一定数見られます。特に30代では「衣服の選択」に気を使っている人が47%と、他の年代よりも高い傾向です。

さらに、「食生活や生活習慣を意識する」(14%)、「サプリメントやインナーケア製品を活用している」(7%)といった“内側からのケア”を意識する人もおり、20代では前者の割合が16%とやや高め。健康志向の高まりが背景にあると考えられます。

ニオイをケアする!デオドラント・制汗剤の使い方

汗によるニオイを目立たなくさせたいときは、デオドラント・制汗剤の正しい使い方やコツを押さえておきましょう。種類別に一般的な使い方を紹介します。

タイプ別!デオドラント・制汗剤の使い方

スプレータイプの使い方は、1. 容器を斜めに持って大きく上下に4~5回振る・2. 肌から10cm程度離れた位置から噴射する。ロールオンタイプの使い方は、1. 容器をさかさに傾け、皮膚にボール部分を密着させる・2. 肌の上を転がすように液をなじませる・3. 塗った液が乾いたら、衣類を身につける。スティックタイプの使い方は、1. スティックの先端を1~2cm程度繰り出す・2. 皮膚にスティックを密着させ塗りムラにならないように塗布。クリームタイプの使い方は、1. 手を洗い清潔にする・2. クリームを適量(片脇なら1cm程度)手にとる・3. ムラがないように塗りこむ。

デオドラント・制汗剤はタイプによって、使い方が異なります。商品が推奨している使い方を確認して、使うことが大切です。

タイプ別の使い方
  • スプレータイプ:つけたい部分から10cmほど離して噴射する
  • ロールオンタイプ:塗りたい部分の汗や水分をよく拭きとり、肌に密着させてつける
  • スティックタイプ:スティックの先端を1~2cmほど出し、肌に密着させて塗る
  • クリームタイプ:クリームを適量(片脇なら1cmほど)手にとり、よく塗りこむ

つけた直後は、肌が乾いていないと衣類に液体や成分が付着しやすいので注意。配合されているパウダーで服が白くなってしまうこともあるので、肌が乾いてから衣類を身につけましょう

脇のニオイをケアする!デオドラント・制汗剤を使うときのコツ

脇のニオイを予防するコツ3つ。制汗剤・デオドラントは汗が出る前の清潔な肌に塗る。汗の量・肌質に合ったものを適度に使う。汗が出たら、すぐに拭き取る。

汗をかきやすくニオイが目立ちやすい脇のケアでは、イヤなニオイの原因となりやすい汗が出たら放置せずに、すぐに拭き取るのがポイントです。かいた直後の汗はほとんどニオイが目立ちませんが、時間が経つと雑菌が繁殖しやすくなりイヤなニオイが目立ちやすくなります。

一般的にデオドラント・制汗剤には使用回数の制限はありません。しかし、使いすぎると肌負担となり、肌荒れやかゆみが出てしまう可能性も。汗の量や肌質に合わせて塗り直しの頻度を検討しましょう。

三宅真紀(みやけまき)監修者
医師(美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長)
三宅真紀(みやけまき)

ロールオン・スティックタイプなど、塗るタイプのデオドラント・制汗剤は、使用する部位の汗を拭き取ってから使いましょう。汗が残ったままだと、効果が発揮されにくかったり、雑菌が増えたりする原因になります。

デオドラント・制汗剤に関するよくある疑問

デオドラント・制汗剤に関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。

ロールオンの捨て方は?

使い終わったロールオンタイプは、容器ごと捨てるのが一般的です。分別する場合は、プラスチック部分と金属部分を分けてから、各自治体のゴミ収集の指示に従って捨てましょう。

男性向け・女性向けアイテムの違いはある?

デオドラント・制汗剤には男性向け・女性向けのアイテムがあるものの、配合されている成分の種類に大きな違いはありません

ただし、男性向けのアイテムは爽快感が強かったり、女性向けはいい香りの種類が多かったりとそれぞれに特徴があります。性別に深くとらわれず、好みの使用感で選ぶのがおすすめです。

デオドラント・制汗剤の使用期限はどれくらい?

開封したデオドラントアイテムや制汗剤は、ワンシーズン(3~4ヶ月ほど)を目安に使い切るのがポイントです。商品によって異なるものの、未開封の制汗剤の場合は3年を目安に使用しましょう。あまりに古いと成分が劣化していたり、形状が変形していたりする可能性があります。たとえ3年以内であっても違和感がある場合は、使用を控えましょう。

特に肌に直接触れるシートタイプは液体が乾きやすいので、使用後はフタをしっかりと締めて早めに使い切ることが大切です。ロールオンやスティックタイプの場合は容器が肌に直接触れるため、雑菌が繁殖しやすくなるので気をつけましょう。

デオドラント・制汗剤が服についたときの落とし方は?

デオドラント・制汗剤が衣類についたときは洗濯用品のタグを確認し、手洗いが可能なものは洗濯洗剤をつけ、もみ洗いですぐに洗い落とすのがベター。成分が衣類に残らないように、よく洗い流しましょう。ただしもみ洗い不可の衣類もあるので、洗う前に手洗いが可能かチェックすることが大切です。

また、制汗剤を使い続けていると、洋服によっては黄ばんでしまうことがあります。特に「銀イオン」が配合されている制汗剤は、洋服につくと変色してしまう場合も

以下の記事では種類別に制汗剤の使い方を詳しく紹介しているので、あわせてチェックしてくださいね。

ボディ向けデオドラント・制汗剤を顔に塗っても大丈夫?

顔よりも皮膚が厚いボディ向けの制汗剤を、顔に使用するのは避けましょう。皮膚の薄い顔に使用すると、肌刺激になる可能性があります。

顔の汗にお悩みの場合は、顔向けの制汗アイテムを使うのがおすすめ。商品によって推奨方法は異なるものの、基本はスキンケアで肌を整えたあとに使いましょう。

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ニオイケアではデオドラント・制汗剤を使うだけでなく、肌を清潔に保つことも大切。以下の記事ではLIPSユーザーに人気のボディケアアイテムを紹介しているので、自分に合うアイテムを見つける参考にしてくださいね。

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2025年07月12日(Sat)
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