ハードジェルとは？ネイルへの使い方やソフトジェルとの違いまで徹底解説

ネイル用のハードジェルとは、ジェルネイルの種類の1つ。ジェルネイルの種類には、ハードジェルのほかに、ソフトジェルやピールオフジェルがあります。

そのなかでもハードジェルは硬く、爪の長さ出しをしたり、爪の保護に使用したりすることが多いのが特徴です。そのほかにも、取れやすいストーンやビジューといった大きめのパーツを固定する際にも活躍してくれますよ◎

しっかりツヤと光沢感のある仕上がりで、立体的な3Dネイルにもぴったり♡ ただし、落とす際にはアセトンなどのリムーバーで簡単にオフできない仕様のため、ネイルサロンでプロが取り扱うことが多いジェルネイルです。

そこで、ハードジェルは、プロの美しい仕上がりを希望する人におすすめ。手軽にセルフネイルを楽しみたい人は、以下の記事を参考にしてみてください。

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ハードジェルとは、どのようなジェルなのか特徴がわかったところで、同じくジェルネイルの1種である「ソフトジェル」とどのような違いがあるのか気になっている人も多いのでは？

こちらでは、やわらかくて簡単にオフできることが特徴のソフトジェルとハードジェルの違いを解説します。ハードジェルとソフトジェルの違いをたしかめ、自分にあったネイルを選んでみてください♡

ハードジェルとソフトジェルの基本的な違いは、「硬さ」と「オフ方法」です。

まず、ハードジェルはライトで硬化すると非常に硬くなるのが特徴です！オフするときは、専用のマシンやファイルなどで削ってからオフする必要があります。セルフネイル向きというよりは、上級者向けで、ネイルサロンのしっかりした仕上がりを求める人に向いています。

そして、ソフトジェルは、やわらかいのが特徴で、アセトンで溶かせるため簡単にオフすることが可能です。セルフネイルでも、楽しみやすいのがポイントでしょう。

同じジェルネイルといっても、ハードジェルとソフトジェルは、仕上がりと見た目にも違いがあります。次に、ハードジェルとソフトジェルの仕上がりや見た目の違いをチェックしてみましょう！

華やかさがあって、立体感のあるネイルをしたい人には、ハードジェルがおすすめ。シンプルなネイルデザインで、オフィスネイルとしても活用しやすいのは、ソフトジェルといえるでしょう♡

ハードジェルとソフトジェルは、ネイルの持ちも違います。メンテナンスの頻度が変わってくるので、それぞれの持ちの目安を見ていきましょう。

ネイルの持ちには個人差もありますが、ハードジェルなら3〜4週間以上持つ人も多くいます。ソフトジェルの場合は、一般的に2～3週間程度なので、ネイルを長持ちさせたい人は、ハードジェルがおすすめです。

ハードジェルとソフトジェルは、それぞれどのような用途やシーンに向いているのかもチェックしておきましょう。

爪の長さを出したい場合には、ハードジェルがぴったりです。一方ソフトジェルは、日常使いしやすくセルフネイルに向いています♡

ここまでのハードジェルとソフトジェルの違いを一覧でわかりやすくご紹介します◎

折れにくさや持ちの良さ、爪の長さ出しをしたい人は、硬さのあるハードジェルを選ぶと良いでしょう。そして、セルフでネイルを楽しみたい人や日常使いをしたい人は、ソフトジェルを選ぶのがおすすめといえますよ◎

ここからは、ハードジェルのメリットとデメリットをご紹介します。メリットとデメリットも確認しておくことで、ハードジェルが自分にあったジェルネイルなのかをたしかめてみてくださいね♡

ハードジェルは、ライトで硬化すると非常に硬く仕上がります。傷がつきにくく、ネイルが剥がれたり折れたりする心配が少ないのがメリットです♡

ツヤ感がありストーンなどもしっかり装着できるため、華やかなデザインにもぴったり。持ちも3～4週間以上が期待できる場合もあるので、自爪を保護しながら伸ばせる点もメリットといえるでしょう。

家事をたくさんする人や、パソコン作業などで指先をたくさん使う人で、ネイルが剥げやすいという場合でも、ハードジェルならメンテナンス頻度を減らせますよ◎

ハードジェルのデメリットは、削ってオフする必要があるため、専用のマシンやファイルが必要なほか、自爪を傷つけないようにする技術力も必要です。ただし、アセトンを使用せずにオフすることは可能です。

また、失敗すると、ネイルと自爪の間に隙間ができてしまうリフトが起こりやすい点もハードジェルのデメリットです。初心者さんには扱いづらく、手軽にセルフネイルをしたい人には向かないといえるでしょう！

ハードジェルを楽しむならネイルサロンを利用するのがおすすめですが、ハードジェルを取り扱っていないサロンもあります。ハードジェルはカラーバリエーションも少なめなので、ハードジェルを希望する場合はサロン選びも大切となりますよ。

ハードジェルの特徴やメリット・デメリットから、どんな人やシーンにおすすめなのか確認しましょう。おすすめな人の特徴やシーンに当てはまっているか、チェックしてみてくださいね◎

ハードジェルは硬く、衝撃などから自爪の保護が期待できるため、爪が薄くて割れやすい人におすすめです。持ちも良いので、剥がれや欠けのないキレイなネイルを長持ちさせたい人にもぴったり♡

長さ出しもしやすいので、自爪が短かったり、深爪がちだったりする人にもおすすめですよ。また、ハードジェルはオフ時に爪を削る必要はありますが、アセトンは使わずにオフできます。

自爪のケア方法や整え方などを知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

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ハードジェルは、長持ちする点やツヤがあって立体的なネイルデザインを楽しめる点から、華やかなネイルを維持したいイベント時にぴったりです♡ ぷっくりしたネイルは、写真映えにも期待が持てますよ。

長さを出したり、大きなストーンなどでゴージャス感も出したりしやすいので、普段よりも特別なシーンにおすすめです。また、付け替え頻度が少ない分、長期間オフできない場合や仕事が忙しくてサロンになかなか通えないという場合でも、ハードネイルは役立ちます。

さらに、ハードジェルは、爪の保護や欠けた部分の補修に向いているので、自爪が薄くてキレイに伸ばせないという方でも使いやすいでしょう。華やかなシーンでのネイルデザインは、以下の記事も参考に◎

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ハードジェルはオフするときに、削ってオフする必要があるとお伝えしてきましたよね。こちらでは、ハードジェルをオフする方法を詳しくチェックしていきましょう！

無理に剥がすと自爪を傷めてしまうので、正しいオフ方法を確認して、自爪を傷めずにハードジェルを楽しんでくださいね。

ハードジェルは、ライトで硬化すると密度が高く、非常に硬い樹脂層になります。樹脂層はアセトンで溶けないため、アセトンに浸してオフすることができません。

そこで、専用のマシンやファイルなどのアイテムを使用して、ハードジェル部分のみを削ってオフする必要があります。このときに自爪を削ってしまうと、自爪が薄くなったり傷がついてしまったりする原因になるので、注意が必要です！

ハードジェルは粘着力も高いので、削ってオフする必要があるのに、削りにくいのが難点です。無理して削ると、自爪へ負担がかかるので注意が必要です◎

そこで、トップ層（トップやカラージェル、ネイルアート）とベース層を分けて、自爪を傷つけないよう慎重に削っていくのがポイント。ベース層を残したオフ方法であるフィルインについても知りたい方は、以下の記事で詳しくチェックしてみて。

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セルフでハードジェルをオフすることはできます。ただし、ハードジェルのオフには専門的な知識や専用の道具が必要になるため、ネイルサロンでオフするのがおすすめ◎ どうしてもセルフでハードジェルをオフしたい場合は、以下を参考にしてみてください。

1. 長さ出しをしている場合は、アクリルニッパーを使用して短くカットする
2. ファイル（100グリッド程度）を使用して長さを整える
3. 電動やすりまたはアクリルファイル（100～180グリッド）で表面のジェルを削る
4. ジェルがある程度削れたらネイルバッファーを使用し、さらにジェルを削る
5. ジェル部分が削れたら、ダストブラシで削りカスを落とす
6. キューティクルオイルを使用してケアする

ハードジェルをオフするときに自爪に負担がかかってしまうと、二枚爪や炎症、爪が薄くなってしまう原因につながる場合も！ファイルで削っているうちに自爪が見えてきたら、ネイルバッファーに持ち替えて慎重に残りのジェルをオフしましょう。

ここからは、改めてハードジェルを使用するときの注意点を確認しておきましょう。注意点を守って、ハードジェルを思う存分楽しめるようにしてくださいね♡

オフする方法でもお伝えしましたが、ハードジェルのオフ時に自爪まで削ってしまうと、二枚爪や炎症、爪が薄くなる原因になってしまいます。付け替え頻度を減らしたり、ベース層を残したまま付け替えるフィルインでの施術を選んだりして、自爪への負担軽減に努めましょう◎

また、ハードジェルは爪にしっかり密着した状態のため、ハードジェルを塗った爪を爪切りで切ってしまうと、ジェルが浮いたり割れたりする可能性があります。ハードジェルの長さを短くしたい場合は、ネイルファイル（180～240グリット）を一方方向に動かし、やさしく少しずつ削るようにしてくださいね。

セルフネイルにハードジェルを使用する場合は、技術力が必要なため初心者さんにはおすすめできません。ハードジェルは長さ出しやチップの装着に役立ちますが、知識や技術がないと不揃いになってしまう可能性も…。

また、ジェルを削る角度や力加減を間違ってしまうと、ハードジェルをオフする際に、自爪や皮膚を傷めてしまう可能性があります。技術に自信がない人はネイルサロンでプロにお任せしましょう！

ハードジェルを取り扱っていないネイルサロンもあるので、ハードジェルを希望する場合は事前に確認することをおすすめします。また、ハードジェルのオフ料金は、ソフトジェルよりも高く設定されている場合もあります。

施術代だけでなく、オフ料金も事前に確認しておくと良いでしょう。また、ハードジェルはカラーバリエーションが少なめなので、自分のやりたいデザインが可能かどうかも、たしかめておくのがおすすめです♡

ハードジェルは硬いため、爪の保護にも役立ちますが、自爪が極端に薄い場合は、ハードジェルが適さない場合も。また、頻繁に付け替えたりデザインを変更したりしたい人には、向いていません。

ジェルネイルを長持ちさせて長期間同じデザインを楽しみたい人に向いていますよ♡ また、爪や指先をケガしているときは、ネイルの施術は控えるようにしてくださいね。

ハードジェルの持ちは一般的に3～4週間以上期待できますが、その持ちを良くするためには、保湿をすることも大切です◎ 寝る前などに、ネイルオイルを使用して爪と甘皮（キューティクル）のケアを心がけてくださいね。

また、爪先へ衝撃を受けたり、水に直接触れたりすると持ちが悪くなる可能性があります。缶や段ボールを開けるときに爪先を使うなど、爪先に負担がかかる作業は避けましょう。さらに、水仕事のときには、ゴム手袋を着用して水に触れる機会も減らすのがおすすめ。

ネイルオイルを使用した爪先の保湿方法は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。保湿を徹底して、持ちの良い美しい指先を目指しましょう。

ネイルオイルの使い方・効果とは？無印・ukaなどのおすすめアイテム10選も紹介

ここからは、ハードジェルのおすすめアイテムをご紹介します。セルフでハードジェルを使うのは、初心者さんには難しいですが、練習をすればセルフでもハードジェルを使ったネイルを楽しむことができますよ♡

プロのネイリストさんが使っているものから、セルフでも簡単に取り扱えるアイテムまで紹介するので、参考にしてみてくださいね。

CHRISTRIO（クリストリオ）は、プロのネイリストのためにサロンワーク重視で作られたネイル商品です。ハードジェルシリーズのなかの「クリアジェル」は、ベースやトップとして使用できるほか、長さ出しや厚み出しなどさまざまな使い方ができるのが魅力。

特にトップとして使用すると、高い光沢感が期待できますよ♡ キラキラのグリッター入りのスパークリングジェルや、カラーバリエーション豊富なデザイナージェルもあるので、いろんな組み合わせも楽しんでみて。

and usのセミハードジェルネイルシールは、自分の爪の形にあわせてネイルシールを切って、貼るだけでセミハードジェルネイルができるアイテムです！自然光にあてれば密着するので、初心者さんでも扱いやすいのが特徴です。

UVライトやLEDライトを使用すれば、さらに硬化しやすくなりますよ♡ また、剥がすときも付属されているウッドスティックで押し出すように剥がせばOK。オフの手間も少ないので、手軽にジェルネイルをしたい人におすすめです。

グレースジェルのグレースジェルスーパーハードは、粘度が高めなので、爪に乗せたときに流れにくいのが特徴です。流れにくい分、長さ出しがしやすいので、セルフで長さ出ししたい人におすすめ♡

また、形状記憶機能があるため、爪のキレイな曲線を演出できます。ガラスみたいなツヤ感も期待でき、美しい手元に仕上がるはず。

meegelのミージェル トップジェルは、とろみ感のあるなめらかなジェルで、塗りやすいのが特徴。空気が入りにくいため、鏡面のような仕上がりが期待できますよ◎

爪を保護し、水やお湯を使っても剥がれにくくなっています。指先を使うことや水仕事が多い人は、ぜひ仕上げにこちらのトップジェルを使ってみて。

ネイル工房の艶まるは、未硬化ジェルのふき取りが不要なノンワイプタイプのトップジェルです♡ ふき取りをしなくても曇りにくく、セルフネイルの時間を短縮できますよ。

ハードジェルに近い硬さがあるセミハードで、粘度が高いので横に流れてしまう心配も少ないです。キャップに筆の付いた仕様なので、そのまま塗れるのも便利なポイント！

Petit Price（プチプラ）のmatey HARD GELは、もったりしたタイプとさらりとしたタイプの2種類。もったりしたタイプは、ぷっくりしたアートにおすすめです◎

そして、さらりとしたタイプは、コーティングをしたりネイルを仕上げたりする際に活躍してくれますよ。ふき取り不要のノンワイプタイプですが、ツヤ感も続きやすいのが嬉しいポイントです。

ビューティーワールド（Beautyworld）の LTポリジェリカ ハードクリアジェルは、爪の保護や、長さ出しをしたいときに役立つハードジェルシリーズの1つです。ハケ付きボトルなので初心者さんでも、簡単に塗りやすいのが魅力♡

ベースジェルは、アートをする前の下地作りや、爪表面の凹凸をフラットに整えることに役立ちます。シリーズには、ベースのほかに、トップジェル・ジェルプライマーもありますよ。

キャンドゥ（Can Do）のパル ハードラインジェルは、立体アート用のクリアジェルです。極細の筆でアートしやすく、粘度も高いので盛りやすいのが特徴♡

使い方は、ベースのネイルが完成したら、盛るようにしてアートを描いて硬化するだけでOK。110円（税込）とリーズナブルに買えるので、ネイルアートの練習も気軽にできちゃいますね。

セルフでジェルネイルを楽しみたい人におすすめなアイテムをもっと見たい人は、以下のランキングもチェック！

ジェルネイルのおすすめ人気ランキング

ここからは、ハードジェルに関しての疑問を解決していきましょう。ハードジェルに関するよくある質問にお答えしていくので、参考にしてみてくださいね♡

ハードジェルとソフトジェルは、見た目だけで見分けることは難しいです。ネイルをしたサロンや、使用したジェルのメーカーに確認するのがおすすめ。

もし、自分で見分けたいなら、アセトンで溶けるかどうかをたしかめてみましょう◎ ソフトジェルであればアセトンで溶けますし、ハードジェルの場合は溶けない場合が多くなります。

ハードジェルは、セルフネイルでも使用することはできます、ただし、ハードジェルは、プロや上級者向けのアイテムなので、キレイに仕上げるためには技術力が必要です。

オフのときの削り方によっては、自爪を傷つけてしまうこともあります。ネイル初心者さんは、ハードジェルよりも扱いやすいソフトジェルからはじめることをおすすめします♡

ハードジェルは、自爪を削って塗布をして、硬化すると非常に硬くなるジェルです。一方、パラジェルは、爪の表面を削らずに塗布できるソフトジェルという違いがあります！

パラジェルは、面倒な工程を省けるのでハードジェルよりも扱いやすいのが特徴です。ネイル技術に自信がない場合は、まずはパラジェルから使いはじめてみると良いでしょう。

ハードジェルは硬くて折れにくく、ネイルの持ちも良いのがメリット。頻繁にネイルサロンに通えない人も、ハードジェルならキレイな状態をキープしやすくなっていますよ。

また、立体的なデザインや長さ出しをしたいときにもおすすめです♡ 自爪が折れやすい人や、特別なイベント時に長さのあるネイルをしたい人は、ぜひハードジェルを選んでみてくださいね。