ネイルオイルは意味ない!?その効果とは?
ネイルオイルとは、爪や爪まわりにうるおいを与える保湿成分や油分を配合したネイル用美容液のこと。「キューティクルオイル」とも呼ばれます。
爪や指先の皮膚は常に露出しているため、乾燥が目立ちやすいパーツ。ネイルオイルは爪やまわりの角質層まで浸透し、うるおいを与えて乾燥から爪やお肌を守ります。ハンドクリームよりもうるおいがなじみやすく、爪や爪まわりの皮膚をすこやかに保ちやすいのが特徴です。甘皮や爪まわりの皮膚だけでなく、爪自体の保湿ケアも同時に叶えてくれるのも魅力。
乾燥による指先のささくれや爪が割れやすく二枚爪が気になる人、ジェルネイルなどによる爪のダメージが目立つ人にも◎。爪や指先は頻繁な手洗いや消毒でも乾燥しやすくなり、爪が割れやすくなります。あまりネイルカラーをしないという人も、すこやかで美しい爪や指先を保つのにぴったりです。
ネイルオイルの特徴や魅力は以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひあわせてチェックしてください。
ささくれを防いで美しい爪に!自分に合ったネイルオイルの選び方
美しい爪を目指すには、自分に合うネイルオイルを選ぶことが大切です。数ある商品のなかから自分に合うものをチョイスするためにも、選び方を押さえましょう。
①使い方に合わせてタイプを選ぼう
ネイルオイルは、主にスポイトタイプ・ペンタイプ・ロールオンタイプ・マニキュアタイプの4つに形状が分かれています。それぞれの特徴をチェックし、使うシーンや自分の好みに合わせて使いやすいタイプを選びましょう。
- スポイトタイプ:オイルをスポイトで吸い上げて、爪に塗布する
- ペンタイプ:筆先からオイルが出る、コンパクトなものが多い
- ロールオンタイプ:先端のボールがクルクルと回転し、少しずつオイルを塗布する
- マニキュアタイプ:マニキュアのように、オイルをハケにとって爪に塗る
スポイトタイプとマニキュアタイプは、つける量を自分で調節しやすいのが特徴です。スポイトタイプは爪や皮膚に垂らして使うので、スポイト部分が直接触れにくく衛生的に使いたい人にも◎。ハイポニキウム(爪のうら側にある甘皮部分)にもつけやすいのがポイントです。
ペンタイプやロールオンタイプはコンパクトなサイズ感の商品が多く、外出先でのネイルケアにもおすすめ。ロールオンタイプは液だれしにくいのも魅力です。ペンタイプは爪と皮膚の境目や甘皮部分などの細かい部分にも密着させやすいので、ネイルオイルを使いなれていない初心者さんにもぴったり。
②保湿ケアにこだわりたいなら配合成分をチェック
指先の乾燥が目立つときは、保湿力の高い成分で爪や爪まわりの皮膚にうるおいを与えるのがポイント。成分表やパッケージで、配合されている成分をチェックしましょう。
爪の保湿には植物性オイルやセラミド・ヒアルロン酸配合のものを
爪や指先の乾燥が目立つときは保湿力の高い成分が配合されているか、パッケージや成分表に注目。植物性のオイルはさまざまな保湿成分が豊富に含まれているものが多く、爪にうるおいを与えてくれます。植物性のオイルには、アルガンオイル・アーモンドオイル・オリーブオイル・ホホバオイル・シアオイルなどがあります。
ネイルオイルには植物性のオイル以外にも、ヒアルロン酸やセラミドといった保湿成分が配合されたものもあるので、より保湿力を重視したいときは、オイル以外の成分もチェックしましょう。
保湿力の高いネイルオイルにはしっとりと重ためのテクスチャーのものがあるため、ベタつきが気になるときはサラサラとした軽いつけ心地のものがおすすめ。精油や香料が配合されている香りつきの商品も多く、ネイルケアをしながら香りを楽しむこともできます。
爪の保護にはビタミンやケラチン配合タイプがぴったり◎
爪表面のコーティングや爪の保護が気になるときは、ビタミンA・ビタミンE・植物由来の成分「ジメチルスルホン」・ケラチン(タンパク質)が配合されているものをチェック。爪に自然なツヤとなめらかさを出して、すこやかに保ってくれます。爪を保護し乾燥から守ってくれる効果も期待できます。乾燥による爪の変色やひび割れ、二枚爪を防ぎたいときにも◎。
③ベタつきが苦手な人はテクスチャーも重要
ネイルオイルはテクスチャーによって、仕上がりが違います。主に3つのテクスチャーがあるので、自分に合う使い心地のものを選びましょう。
- サラサラタイプ:液状で粘度が少なく軽いつけ心地で、ベタつきが苦手な人にもおすすめ
- しっとりタイプ:とろみのあるこっくりと重めの使い心地で、乾燥が気になる人にも◎
- ジェルタイプ:ゼリーのようなみずみずしいテクスチャーで、液だれしにくい
オイル特有のベタつきが苦手な人は、サラサラタイプやジェルタイプがおすすめです。ジェルタイプは密着力が高いので、液だれが気になるときや持ち運び用にも向いています。保湿力を重視したいときは、ツバキ種子オイルなどの植物由来のオイルが配合されたしっとりタイプをチョイスしましょう。
④気分転換したいなら、好みの香りを選ぶのがポイント
ネイルオイルは香料や天然由来の精油を配合した商品が多く、自分好みの香りを楽しみながらネイルケアを叶えてくれます。高級感のある香りのオイルは、プレゼントにもぴったりです。
主な香りの種類- アロマ系:リラックスタイムを演出して気分転換したいときに。ラベンダーやハーバル系など
- フローラル系:上品で華やかな香りが好きな人におすすめ。ローズ系や金木犀など
- 柑橘系:爽やかに気分をリフレッシュしたいときに。グレープフルーツやオレンジなど
- 無香料:香りの強いものが苦手な人にも◎(原料のニオイを感じる場合があります)
香りの濃さや種類は商品やブランドによって異なるので、店頭のテスターや口コミをチェック。強い香りをつけたくないときは、シーンを問わずに使いやすい無香料タイプがおすすめです。
⑤プレゼントにもらうと嬉しい◎人気ブランドにも注目!
ネイルオイルはデザインがかわいいものやおしゃれなものが多いので、プレゼントにもおすすめです。どんなタイプがよいか悩んだときは、高級感のあるデパコスや人気のブランドのアイテムに注目。
プレゼントにおすすめのネイルオイルは以下の記事で詳しく紹介しているので、プレゼント選びの際はぜひ参考にしてください。
ネイルオイルの効果的な使い方
まずネイルオイルを使用する前に手洗いやティッシュで指先の汚れをふきとり、手を清潔な状態にしておきましょう。
ネイルオイルは爪表面だけでなく、爪と皮膚の隙間にある透明な部分「ハイポニキウム」にもなじませるのがポイント。指先の乾燥が目立つときや寝る前など、1日のなかで何回でもこまめに使用するのがおすすめです。
乾燥が気になったときや爪を切ったあと、マニキュアやジェルネイルを塗ったあとなど指先のカサつきや爪を保護したいときにも◎。ただし油分が多いので、セルフネイル前に使用するとネイルののりが悪くなる場合があります。爪表面の油分は除光液・油分除去剤などでオフしてから、セルフネイルを楽しみましょう。
ネイルオイル に関するよくある疑問
ネイルオイルに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
ネイルオイルと ハンドクリームの違いとは?
保湿ケアに活躍してくれるネイルオイルとハンドクリームですが、それぞれ役割が違います。ネイルオイルは爪や爪まわりの皮膚に浸透*しうるおいを与えたり、爪を保護したりするアイテムです。
一方で、ハンドクリームはお肌のうるおいを保護しすこやかに保つ役割があります。手の乾燥やカサつきが目立つ場合は、どちらも併用するのがおすすめです。
*角質層まで
ネイルオイルとハンドクリームの順番はどっちが先?
ネイルオイルとハンドクリームを併用したいときは、オイルを先につけてからクリームを手全体に使うのがポイントです。爪に浸透しやすいオイルを先になじませて、保湿力の高いクリームをあとからつけることで、爪や爪まわりの皮膚のうるおいをより長持ちさせることができます。
ネイルオイルの使用期限は?
ネイルオイルは一般的に未開封の状態だと約3年、開封したあとは約半年が使用期限といわれています。ただし保存状態によっては、オイルが早く劣化してしまう可能性もあります。高温多湿になりやすい環境や直射日光が当たりやすい場所など、温度変化のある場所での保管は避けるのがベター。
商品によっては使用期限があらかじめパッケージに記載されているものもあるので、推奨されている期限内に使い切りましょう。
指先を美しく演出する、そのほかのネイルアイテムの人気ランキングもチェック!
もっと指先を美しく見せたいときは、ネイルオイル以外のアイテムをとりいれましょう。以下の記事ではLIPSユーザーおすすめのマニキュアやネイル用品、トップコート、ベースコートなどをランキング形式で紹介しています。自分に合うアイテムを選んで美しい指先を楽しんでください。