選び方に迷ったら…? ポイント解説!

乳液で毛穴ケアはできる?毛穴ケア乳液の魅力とは
乳液には、化粧水や美容液で与えた水分を蒸発するのを防ぐ役割があります。みずみずしい使用感で、肌に必要な水分と油分の両方をバランス良く与えられるアイテム。
毛穴目立ちが気になる人のなかには、乳液の使用を避けている人も少なくないようです。しかし、乾燥・ハリ不足・キメの乱れなどによる毛穴目立ちには、うるおいを与え肌のキメを整える乳液でのケアがぴったり!
肌が乾燥すると毛穴が目立ちやすくなるため、乳液を使って保湿ケアをしましょう。
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史
毛穴の目立たない肌を目指そう!自分に合った毛穴ケア乳液の選び方
ここからは、毛穴ケア乳液の選び方を解説します。肌悩みに合ったタイプやテクスチャーなど、自分に合った選び方を押さえましょう。
①肌悩みに合ったものを選ぼう
毛穴が目立つ原因には、乾燥やハリ不足が挙げられます。自分の肌悩みに合った毛穴ケア乳液を選びましょう。
【乾燥】保湿力のあるものを

肌が乾燥して毛穴が目立っている場合は、保湿成分が配合された乳液を選びましょう。保湿力が高い乳液でも、油分が多くベタつきやすいものは避け、以下のような水分を保持するタイプの保湿成分が配合されているものがおすすめです。
- セラミド
- ヒアルロン酸
- アミノ酸
【ハリ不足】エイジングケア*できるものを

ハリ不足で毛穴が目立っている場合は、肌にハリを与える乳液がおすすめです。以下のようなエイジングケア*向け成分が配合された乳液を選びましょう。
- レチノール
- ナイアシンアミド
- ビタミンE
レチノールやナイアシンアミドは、シワを改善する効能効果の承認を厚生労働省から受けた有効成分です。シワが気になる人は、シワ改善効果が認められた医薬部外品を選んでみてください。
*年齢に応じた化粧品等によるケアのこと
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史毛穴の種類によって乳液の役割が違います。自身の肌に合った役割の乳液を使わないと、満足のいく効果は望めません。そのため、乳液を選ぶ際には、自身の肌の悩みに効果のある成分が配合されているかを確認するようにしましょう。
②肌がデリケートな人は、配合されていない成分もチェック

肌が敏感な人は、肌への刺激になり得る成分が配合されていない乳液を選びましょう。成分表示を見て、以下のような成分が配合されていないかチェックしてください。
- アルコール
- 香料
- 着色料
また「アレルギーテスト済み*」や「パッチテスト済み*」の表記を目安に選ぶ方法もあります。
*すべての人にアレルギー、皮膚刺激が起こらないというわけではありません
③毎日使うものだからこそ、テクスチャーや香りなど好みのものを選ぼう

乳液は毎日使うもなので、好みのテクスチャーや香りのものを選ぶことも大切です。
乾燥肌には、やや重めのテクスチャーで肌にぴたっと密着するしっとりタイプの乳液がおすすめ。反対に脂性肌の場合は、みずみずしく軽めのテクスチャーでサラっとした乳液が使いやすいですよ。
また、乳液は顔に塗布するアイテムのため、香りの種類や強弱もチェックしておきたいポイントです。香り付きのスキンケアは、フローラルや柑橘系のものが多く、ほのかに香る程度のものが使いやすいでしょう。無香料のものでも原料臭が強い場合があるので、香りに敏感な人は購入前に必ず確認してくださいね。
毎日のお手入れで整った肌に!毛穴ケア乳液の使い方

ここでは、毛穴ケアにおすすめの乳液の使い方を「手で塗る場合」と「コットンで塗る場合」に分けて紹介します。
乳液は基本的に化粧水のあとに使いますが、商品によっては特殊な使用方法のものもあるので、使用前に確認しましょう。
- 適量を手のひらにのせて温める
- 頬・額・顎など部位ごとにやさしくハンドプレスしてなじませる
- 乾燥しやすい部分には指の腹で重ね塗りをする
- 少し多めの乳液をコットンにのせる
- コットンをそっと肌にあててプレスしながらなじませる
- 最後にハンドプレスしてなじませる
肌に汚れが残った状態でスキンケアをすると、毛穴詰まりの原因になってしまいます。スキンケアの前には洗顔料で毛穴汚れをオフしましょう。また、しっかり保湿したいからと乳液をつけすぎるのも注意です。つけすぎると毛穴詰まりを引き起こす場合があるので、適量を使うようにしましょう。
洗顔料のおすすめ人気ランキングは、以下の記事をチェック!
毛穴ケア乳液に関するよくある疑問
毛穴ケア乳液に関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
脂性肌でも毛穴ケア乳液を使ったほうが良い?
乳液は、化粧水などで肌に与えた水分を閉じ込める役割があるアイテムです。脂性肌でも洗顔後に化粧水だけのスキンケアでは、肌の水分は蒸発していきます。そのため、肌質に関わらず化粧水や乳液を使って保湿することが大切です。
脂性肌はベタつきが気になりやすいですが、肌が乾燥していると皮脂が過剰に分泌されるので、しっかり保湿しましょう。
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史乳液はうるおいを閉じ込める効果があり、肌をなめらかに美しく保つ毛穴ケアの必需品といえます。
ただし、単に乳液といっても種類は豊富です。ぜひ、この記事で紹介した選び方を参考にし、ご自身の毛穴の種類やお悩みを客観的に把握して、自分に最適な乳液を見つけていただけたらと思います。
毛穴ケア乳液のあとにクリームは塗ったほうが良い?
乳液もクリームも、肌のうるおいを保ち保護する役割があります。そのため、必ずクリームが必要なわけではありません。肌の状態や季節に合わせて使うかどうかを決めましょう。
皮脂が出やすい夏場や脂性肌の場合は、無理にクリームを使わなくても◎。 反対に、空気が乾燥する冬場や乾燥肌の人は、乳液のあとにクリームを重ねると良いでしょう。
毛穴ケア乳液と一緒に使ってきれいな肌に!他のおすすめアイテムもチェック
毛穴ケア乳液のほかにも、毛穴ケアができるスキンケアアイテムはたくさんあります。自分の毛穴の状態に合ったものを使ってケアしましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめのアイテムを紹介しているので、あわせてチェックしてください。
毛穴は多くの原因で目立ちやすくなりますが、なかでも乾燥は毛穴が開く大きな原因の1つです。乾燥を防ぐ乳液が毛穴ケアに不可欠な理由がここにあります。