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選び方に迷ったら…？ ポイント解説！
選び方に迷ったら…？ ポイント解説！クレンジングジェルのメリット・デメリットは？
メイクを落とす役割のクレンジングには、ジェル・ミルク・クリーム・バーム・オイルとさまざまなタイプがあります。そのなかでもクレンジングジェルは、毛穴の黒ずみ汚れやメイクをしっかり落としたい人におすすめです。
また、ジェルタイプは「油性」と「水性」に種類分けされます。洗浄力の高いクレンジングジェルを選びたいときは、油性タイプを選びましょう。それでは、クレンジングジェルのメリットを見ていきましょう。
クレンジングジェルのメリット
- ミルク・クリームタイプより洗浄力が高い
- オイルタイプより摩擦が軽減できる
- バームタイプよりリーズナブルな価格帯
ジェルタイプは、オイルタイプに比べて洗浄力は弱めです。ただし、普段使いのリキッドファンデーションやBBクリームをオフするには、十分な洗浄力でしょう。クレンジングは毎日使うものだから、肌への摩擦が少ないジェルタイプがおすすめです。
監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
メイク・汚れがするんと落ちる！自分に合ったクレンジングジェルの選び方
クレンジングジェルは、ドラッグストアに並んでいるだけでもさまざまな商品があり、実際どれを選んだらいいか迷ってしまう人も多いはず。ここからは、メイクの濃さや肌悩み、肌タイプなど、自分に合ったクレンジングジェルの選び方をおさえましょう。
①メイクの濃さに合わせて油性or水性を選ぼう
クレンジングジェルは、「油性タイプ」と「水性タイプ（オイルフリーorオイルイン）」があります。油分と水分のバランスで洗浄力が変わり、油分が多いほど洗浄力が高くなります。クレンジングジェルの洗浄力の高さは、「油性タイプ＞オイルイン（水性タイプ）＞オイルフリー（水性タイプ）」の順となっています。メイクの濃さに合わせて選ぶといいでしょう。
メイクが濃いめの人は油性ジェルタイプを
油性ジェルタイプは、メイクが濃いめの人におすすめ。一般的にオイル成分が50～80％くらい配合されていて、洗浄力が高いことが特徴です。リキッドファンデーションや、ウォータープルーフのマスカラ・アイライナーなども、しっかり浮かせて落としてくれるでしょう。
油性ジェルタイプがほしい人は、「オイルフリー」表示のないものや、成分表示の一番はじめにオイル成分が書かれているものを選んでみてください。
メイクが薄めの人は水性ジェルタイプを
メイクがナチュラルで薄めの人は、水性ジェルタイプがおすすめ。油性ジェルタイプより洗浄力がマイルドで、やさしい使い心地が特徴です。一般的に60～80％が水（精製水）で構成されており、オイル成分の配合割合は5%以下なので、濃いアイメイクなどは落ちにくいでしょう。
また、水性ジェルタイプは、オイル成分が少ない「オイルインタイプ」と「オイルフリータイプ」に分かれます。どちらもオイル成分が少ない分、洗浄成分として界面活性剤が多く使用されている傾向にあります。メイクを洗い流しやすくしているので、メイクオフ後はさっぱりとした使用感です。
水性ジェルタイプを選びたい人は、「オイルフリー」の記載があるかや、成分表示の一番はじめに「水（精製水）」または「界面活性剤」が書かれているかパッケージに注目してみてください。
- 監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
脂性肌の人やしっかりメイクのときは油性ジェルタイプ、普通肌や乾燥肌の人やナチュラルメイクのときは水性ジェルタイプを選ぶと肌トラブルが起きにくいですよ。
②毛穴の黒ずみ汚れ・ニキビなど肌悩みに合ったタイプが◎
クレンジングジェルには、「毛穴」「ニキビ」「乾燥」などの肌悩みに着目した成分が配合されているタイプもあります。肌悩みに合わせてクレンジングジェルを選ぶといいでしょう。
毛穴の黒ずみ汚れは「温感」タイプで角栓をケア
温感タイプのクレンジングジェルは、肌をじんわりと温めながらメイクオフできるアイテムです。温感タイプに配合される「グリセリン」は、水に反応して温かくなるのが特徴。肌を温めながらクレンジングすることで、毛穴を開きやすくして角栓や毛穴の黒ずみ汚れにアプローチしてくれます。
また、グリセリンは保湿効果が高い成分なので、しっとりした洗い上がりが魅力。毛穴目立ちが気になる人だけでなく、クレンジングによる肌の乾燥が気になる人にもおすすめです。
- 監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
温感タイプのクレンジングは毛穴汚れもしっかり落とせるうえに、保湿成分が含まれているため乾燥も防いでくれます。
敏感肌の人は、温感が刺激になり肌荒れすることがあるので気をつけましょう。こすり過ぎずにやさしくマッサージしてくださいね。
ニキビ肌の人は「オイルフリー」「オイルカット」タイプでスッキリ
ニキビ肌の人やベタつきの気になる脂性肌の人は、「オイルフリー」タイプか、オイル成分の少ない「オイルカット」タイプがおすすめです。上記の「①メイクの濃さに合わせて油性or水性を選ぼう」で解説した水性ジェルタイプのクレンジングを選ぶのがベター。
オイルフリータイプやオイルカットタイプは、洗浄成分として界面活性剤が多く含まれています。このため、ニキビの原因となる余分な皮脂をメイク汚れと一緒に落とすことが可能。さっぱり洗いながら気になるニキビを防いでくれます。
ニキビが気になる人におすすめのクレンジングは、以下の記事からチェックしてみてくださいね。
乾燥肌・敏感肌の人は「W洗顔不要」「無添加」タイプがおすすめ！
乾燥肌や敏感肌には、「W洗顔不要」タイプや「無添加」タイプがおすすめです。「W洗顔不要」タイプは、クレンジング後の洗顔が必要ありません。摩擦などの肌の刺激を軽減することができ、肌の乾燥も防げるでしょう。
また、「無添加」タイプは、肌トラブルの原因になる可能性のある成分が入っていないやさしい使い心地のアイテムです。成分がシンプルなので、もし肌トラブルが起こってしまっても、原因となる成分がわかりやすいでしょう。購入前に、以下の表示がパッケージや外箱へ記載されているかをしっかりと確認してみてくださいね。
無添加タイプの表示例
- エタノール不使用
- 合成着色料不使用
- アルコール不使用
- 合成香料不使用
- パラベン（防腐剤）不使用
- 無香料
- 監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
敏感肌の人がクレンジングジェルを選ぶときは、無添加に加えて、植物性の成分が配合されているものがお肌にやさしい使い心地でおすすめです。
③時短派・マツエク派は機能性で選ぶとストレスフリー
時短派やマツエク派の人は、機能面で選ぶといいでしょう。クレンジングの時間が惜しいくらい仕事や家事、育児などで忙しい人は時短になるアイテムを、マツエクをつけている人は美しいまつ毛をキープできるアイテムを選ぶようにしてみてください。
時短派は「濡れた手でも使える」タイプならお風呂で使えて便利！
「濡れた手でも使える」クレンジングジェルなら、お風呂場でも使用OKです。入浴前に洗面所でメイクオフする手間が省けるので、時短になるでしょう。
ただし、いくら「濡れた手でも使える」といっても、耐えられるのは少量の水です。濃いめのメイクを落としたいときは、乾いた手で使用するようにしましょう。水が混ざるほど、クレンジング力が低くなる可能性があります。
また、「濡れた手でも使える」タイプは湯船に浸かったあとの使用もおすすめ。身体が温まることで毛穴が開きやすくなるので、メイクだけでなく毛穴汚れも落としやすくなるでしょう。
マツエク派は「マツエクOK」「マツエク対応」ならグルーが取れにくい
せっかくつけたマツエクがクレンジングで取れてしまっては困りますよね。マツエクをできるだけ長持ちさせたければ、「マツエクOK」「マツエク対応」といった記載があるものをチョイスしましょう。
マツエクの施術時に使用するグルー（接着剤）は、一般的に油分で取れやすいとされています。「マツエクOK」「マツエク対応」のクレンジングジェルは、「オイルフリー」タイプやクレンジング力がマイルドな「植物由来成分配合」タイプでマツエクが取れにくいことが特徴。
ドラックストアなどで気軽に手に入るので、気になる人はチェックしてみてください。
④プチプラorデパコス？人気ブランドのアイテムをチェック
クレンジングジェルは毎日のように使う消耗品なので、使い続けられる価格帯のアイテムを選ぶとよいでしょう。LIPSで人気のアイテムをプチプラとデパコスのそれぞれ3つずつご紹介します！
【プチプラ】はドラックストアやバラエティショップで手軽に購入できるところがメリット。また、種類が豊富なので自分に合ったアイテムを見つけやすいですよ。
【デパコス】は、ブランド独自の成分やリッチな使い心地が魅力です。また、毎日使うものだから、デパコスならではの高級感のあるパッケージや香りで気分を上げてクレンジングの時間を充実させるのもいいでしょう。
人気のデパコスブランド
ほかにも、ドラッグストアで気軽に購入できるおすすめのクレンジングジェルを知りたい人は、以下の記事からチェックしてみてください。
メイクがスッキリ落ちる！クレンジングジェルの正しい使い方
毎日のクレンジングをなんとなく流れ作業的に行っているという人も多いのではないでしょうか。メイクを丁寧に落とすことは、清潔で美しい肌をキープすることにつながります。ここからは、クレンジングジェルを使って簡単にすっきりメイクを落とす手順を4ステップで解説します。
簡単4ステップ！クレンジングジェルの使い方
- 適量を手に取り、手のひらでジェルを温める
- 指先を滑らせるように、やさしくメイクと馴染ませる
- 約30度のぬるま湯で少しずつ洗い流す
- 乾いたタオルで軽く押さえるようにして拭く
オイル配合のクレンジングジェルを使う場合は、❷のあとに「乳化」をさせるといいでしょう。乳化は、少量の水やぬるま湯をクレンジングジェルが白っぽく濁るまで馴染ませる方法です。こうすることで、メイクや皮脂汚れをスムーズに洗い流せます。
また、摩擦は美肌の敵。クレンジングジェルを馴染ませるとき、乳化するとき、タオルで拭くとき、できる限りこすらずやさしい力加減を心がけましょう。
- 監修者医師（美容皮膚科医 / 表参道美容皮膚科 原宿本院 副院長）三宅真紀(みやけまき)
クレンジングジェルは手のひらで温めることと、こすらずやさしく馴染ませることを心掛けましょう。すすぎ残しは肌荒れの原因になるので、ぬるま湯でしっかりすすいでくださいね。
クレンジングジェルに関するよくある疑問
クレンジングジェルに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
クレンジングジェルは落ちないって本当？
クレンジングジェルの洗浄力はタイプによります。油性タイプのクレンジングジェルなら濃いメイクでも落ちやすいでしょう。しかし、オイル成分の少ない水性タイプのクレンジングジェルだと、ウォータープルーフのメイクが落ちにくい可能性があります。
濃いメイクをする人は、クレンジングジェルよりもオイルクレンジングがおすすめです。
クレンジングジェルは乳化が必要？
オイル成分が配合されたクレンジングジェルの場合、乳化するのがベターです。乳化はマストではありませんが、乳化をすることで肌から汚れとクレンジングジェルが浮き上がりやすくなり、スッキリと洗い流せます。
乳化のやり方は、クレンジングジェルを顔に馴染ませたあとに少なめのぬるま湯を手に取り、肌にやさしく馴染ませるだけ。白っぽく濁ったら乳化完了です。最後に、しっかりとすすぎましょう。
メンズにおすすめのクレンジングジェルはどれ？
男性は女性に比べて、皮脂の分泌量が多いといわれています。過剰な皮脂によるニキビや毛穴汚れが気になる人は、オイルフリーや角質ケアができるアイテムがおすすめ。また、乾燥肌の人はW洗顔不要タイプや保湿成分配合のクレンジングジェルを選ぶといいでしょう。
メンズにおすすめのクレンジング剤を詳しく知りたい人は、以下の記事を参考にしてみてくださいね！
クレンジング後に使って美肌に！今話題の人気商品はこちら
スッキリとメイクを落として美肌ケアの土台を作ったら、化粧水や乳液など毎日のスキンケアアイテムにもこだわりましょう。以下の記事では、LIPSユーザーおすすめの人気商品を紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
日常のメイク落としには、摩擦などのお肌の刺激が少ないジェルタイプのクレンジングがおすすめです。お肌の摩擦刺激は肝斑などのシミや肌荒れ、乾燥などの肌トラブルの原因になります。