選び方に迷ったら…? ポイント解説!

そもそも、毛穴汚れはクレンジングで落とせるの?

クレンジングはメイクなどの脂汚れだけではなく、毛穴に詰まった皮脂汚れを落とせるアイテムです。毛穴悩みのなかでも、詰まり毛穴や黒ずみ毛穴といった、皮脂・角質・メイクが原因のものであればクレンジングで落とせる可能性があります。
普段からクレンジングをしていても毛穴が目立つ場合は、使うアイテムが肌に合っていないか、クレンジングの方法が間違っているのかもしれません。この機会に選び方・使い方を見直してみましょう。
毛穴汚れをすっきり!自分に合った毛穴クレンジングの選び方
クレンジングにはさまざまな種類があり、闇雲に使っても思うような効果が得られないことも。自分に合ったケアをするためにも、毛穴クレンジングの選び方を押さえましょう。
①毛穴悩みに合わせた成分が配合されているかチェックしよう
毛穴の悩みは人それぞれ。まずは、自分の毛穴の状態に合わせた成分が入っているかどうかをチェックしていきます。
毛穴の詰まり・黒ずみ汚れには油脂や、酵素を配合したものを

毛穴の詰まり・黒ずみ汚れには、角栓をケアする油脂・酵素配合のクレンジングがおすすめ。油脂系の成分は皮脂やメイク汚れなどが原因である角栓をやわらかくし、酵素系・AHA系の成分は古い角質を洗浄します。
商品の成分表に、以下のような油脂系成分や酵素系・AHA系成分があるかどうかをチェックしましょう。
- オリーブ油
- マカデミアナッツ油
- ヒマワリ油
- パパイン
- プロテアーゼ
- リンゴ酸
以下の記事では、角栓ケアにおすすめのクレンジングをまとめて紹介しています。
毛穴目立ちにはクレイや炭を配合したものを

毛穴が目立つ人は、過剰に分泌した皮脂が毛穴にたまっていることが考えられます。汚れや皮脂を吸着する効果のある、クレイ・炭系の成分で洗浄しましょう。クレイは「モロッコ溶岩クレイ」「カオリン」など、炭には「活性炭」「備長炭」といった成分があります。
②メイクの濃さや好みに合わせて形状を選ぼう
毛穴ケアができるクレンジングは、形状ごとに特徴が異なります。その日のメイクの濃さや、使用感の好みに合わせて選びましょう。
濃いメイクを素早く落とせる「オイルタイプ」
濃いめのメイクをした日や、時間をあまりかけずに汚れをしっかり落としたい人は、オイルタイプのクレンジングがおすすめ。オイル成分はメイクや皮脂汚れとなじみやすいため、素早く浮かせて落とせます。
ただし洗浄力が高い分、必要な皮脂やうるおいも落としすぎてしまう場合も。乾燥肌や敏感肌の人はもちろん、普通肌や脂性肌の人も念入りな保湿を心がけましょう。
以下の記事では、毛穴汚れも落とせるクレンジングオイルの特徴や選び方、おすすめアイテムを紹介しています。もっと詳しく知りたい人は、こちらも読んでみてくださいね。
メイクを落としつつなめらかな質感が特徴の「バームタイプ」
しっかりメイクを落としながら、なめらかなテクスチャーで心地良くクレンジングしたい人は、バームタイプを試してみて。バームはオイルを半固形に固めたもので、体温でとろける使用感が特徴です。
また、粘性があり肌に密着してメイクを包み込むため、濃いメイクも落としやすくなっています。保湿成分が配合されたアイテムなら、オイルクレンジングにありがちなつっぱり感が少ないのも魅力。
毛穴ケアにクレンジングバームを取り入れたい人は、以下の記事で詳しい解説もチェックしましょう。
ナチュラルメイクのときは「ジェルタイプ」or「ミルクタイプ」
毛穴ケアのためだからといって、皮脂を落としすぎると肌に負担がかかってしまうことも。ナチュラルメイクの日は、ジェルタイプやミルクタイプで肌をいたわりながらクレンジングしましょう。
ジェルタイプには油性タイプと水性タイプがあり、メイク落ちをよくしたいなら油性タイプがおすすめです。ミルクタイプはやさしい使い心地で洗浄力も低めなため、日焼け止めだけで過ごした日などにGOOD。
肌をいたわりながら毛穴クレンジングがしたい人は、以下の記事もあわせて読んでみてください。
乾燥が気になる人は「クリームタイプ」
乾燥が気になる人は、クリームタイプがおすすめ。油分と水分がバランス良く配合されているため、やわらかくなめらかな使い心地で、洗い上がりがしっとりしています。
ただし、オイルやバームと比べて油分が少ないため、メイクを落とすのに時間がかかるというデメリットも。おだやかに洗い上げるクレンジング力で、ゆっくりとケアしたい敏感肌の人などにも使いやすいタイプです。
クレンジングクリームの特徴や使い方、おすすめ商品を知りたい人は以下の記事もチェックを。
③W洗顔不要のものであれば時短ケアもできる

クレンジングと洗顔の両方をするのは手間がかかって面倒・少しでも時短したい人は、W洗顔不要のクレンジングが役に立つはず。クレンジングひとつで洗顔の役割まで果たすため、時間やコストを削減できるほか、肌への摩擦を減らせるメリットもあります。
しっかりメイクをした日はクレンジングと洗顔の両方を行うことをおすすめしますが、ナチュラルメイクのときはW洗顔不要タイプで負担を減らしましょう。
そもそもクレンジングと洗顔って何が違うの?など、W洗顔について知りたい人は、以下の記事で詳しく解説していますよ。
④ドラッグストアで買えるプチプラorデパコス?使い続けられる価格のものを選ぼう

どのクレンジングが良いか迷ったときは、人気のブランドで選ぶのも方法のひとつ。ここでは、プチプラ・デパコスの人気ブランドを紹介します。
- PERFECT ONE FOCUS(パーフェクトワンフォーカス):保湿成分配合のとろけるバーム
- &honey(アンドハニー):1品でメイク落とし・角質オフ・マッサージ・洗顔・保湿まで
- shu uemura(シュウウエムラ):すっきり落とせてうるおう。ウッディな香りも◎
- THREE(スリー):オイル・スクラブ・クレイで汚れや皮脂を浮かせて落とす
人気ブランドの商品をもっと知りたい人は、LIPSのランキングをチェック! プチプラとデパコス、それぞれの人気商品が日々更新されています。
つるんとなめらかな肌へ!毛穴汚れを落とすクレンジングのコツ

メイクと毛穴の汚れをしっかりと落とすには、使い方も重要です。上の画像を参考に、丁寧なクレンジングを心がけましょう。
パッケージに記載の量を手にとったら、やさしく広げるようになじませます。小鼻の周りや口周りは凹凸が多いので、とくに丁寧に。なじませたら、すぐ流さずに少量の水で乳化させるのがポイント。メイクとクレンジングをなじませると毛穴汚れが浮きやすくなり、すすぎがスムーズになることで摩擦の軽減にもつながりますよ。
乳化させたら、ぬるま湯で流していきます。熱いお湯やシャワーは使わず、手ですくったお湯を少しずつ顔につけるイメージで。髪の生え際やフェイスラインはすすぎ残しやすいため、意識してしっかりと洗い流してくださいね。
時間があるときは、クレンジング前にホットタオルを使うのもおすすめ。肌を温めておくと、より毛穴汚れを落としやすくなります。
- タオルを濡らして固く絞る
- 絞ったタオルをラップで包む
- 電子レンジで温める(500Wなら30秒〜1分)
毛穴クレンジングに関するよくある疑問
毛穴クレンジングに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
ノーメイクの日でもクレンジングは必要?
何もメイクをしていない日は、クレンジングをする必要はありません。ただし、ノーメイクでも日焼け止めや下地を塗っている場合は、クレンジングで落とすことをおすすめします。クレンジングミルクなど、おだやかに洗い上げる洗浄力のものを使ってオフしましょう。
オイルクレンジングは敏感肌でも使って良い?
洗浄力が高いオイルクレンジングは、ものによっては肌に負担がかかる場合も。気になる人は敏感肌用として販売されているクレンジングがおすすめです。時間をかけてゴシゴシこするほど負担が増すため、時間をかけすぎずに手早く洗うようにしましょう。
オイルでクレンジングしたあとは肌が乾燥しやすくなっているため、念入りに保湿してくださいね。
クレンジング以外で毛穴ケアする方法はある?
毛穴汚れを落とすには、クレンジングとあわせて洗顔を行うのも大切です。洗顔をすることで古い角質や汗など、クレンジングでは落としにくい水性の汚れに対応できます。
また、落とすケアだけではなく、保湿ケア・紫外線対策・インナーケアも忘れずに。日焼け止めなどで紫外線対策をすることで、乾燥して目立つなどの毛穴トラブルの予防につながります。また、バランスの良い食事や十分な睡眠など生活習慣の見直しも、すこやかな肌のために重要です。
メンズの毛穴ケアで注意することはある?
男性は女性よりも皮脂の分泌が多いため、毛穴の目立ちや黒ずみ汚れが起きやすい傾向にあります。そのため、メイクや日焼け止めを使っている人はもちろん、脂汚れが気になるときはクレンジングを活用しましょう。
ただし、落としすぎは乾燥につながります。皮脂や毛穴詰まりが気になるTゾーンなど、ピンポイントにクレンジングを使うのが良いでしょう。クレンジングや洗顔で汚れを落としたあと、十分な保湿を行うのは男女を問わず毛穴ケアに欠かせないステップです。ベタつきが苦手な男性は、さっぱりタイプのアイテムが使いやすいですよ。
クレンジング後は保湿ケアが大切!今人気のスキンケアアイテムをチェック
毛穴ケアには、クレンジング後の保湿ケアも欠かせません。化粧水・乳液・美容液などのアイテムにこだわり、毛穴の目立たないつるんとした肌を目指しましょう。以下の記事では、LIPSユーザーおすすめの人気商品を紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。