洗顔パウダーの効果とは?
洗顔パウダーとは粉状の洗顔料のことで、すっきりした洗い上がりが特徴。ごわつきが気にならないつるんとした肌を保つためにおすすめの洗顔料です。
洗顔パウダーは、酵素が配合されている「酵素洗顔パウダー」が一般的で種類も豊富。毛穴の黒ずみ汚れをオフしてなめらかに洗い上げるので、化粧ノリもアップすると人気のアイテムです。
また洗顔パウダーは粉状で乾燥している粉には菌が発生しにくいので、防腐剤など添加物が少ない商品が多いというメリットもあります。なかには、無添加の商品もあるので肌がデリケートな人も使いやすいですよ。
洗顔パウダーがおすすめの人- 毛穴・角質ケアしたい人
- 肌のごわつきが気になる人
- 肌の透明感をアップさせたい人
すっきりクリアな肌に導く!自分に合った洗顔パウダーの選び方
ここからは、洗顔パウダーの選び方を解説します。酵素の種類や形状など自分に合った選び方を押さえましょう。
①毛穴&角質ケアなら「酵素」配合タイプを選ぼう
洗顔パウダーは、「酵素」が配合された商品が一般的です。酵素洗顔パウダーは配合されている酵素が毛穴の黒ずみ汚れの原因であるタンパク質や皮脂を分解して、すっきりなめらかに洗い上げます。
配合される酵素にも種類があるので、肌悩みに合わせた酵素を選ぶと、よりすっきり洗い上がります。
毛穴ケアには「皮脂分解酵素」が配合されたものを
「皮脂分解酵素」は、毛穴に詰まった皮脂を分解してくれる酵素です。酵素が余分な皮脂を分解するので、普段の洗顔では落としきれない皮脂汚れを落とせます。角栓や毛穴の黒ずみ汚れ、いちご鼻が気になる人におすすめですよ。
毛穴に詰まった汚れを放置しておくと、皮脂が酸化し毛穴の黒ずみ汚れになったり、炎症を起こしてニキビができたりするので、定期的に使うと◎。皮脂の分泌量が多い脂性肌さんにもおすすめです。
皮脂分解酵素には以下のものがあるので、商品の成分表示を確認してみてください。
角質ケアには「タンパク質分解酵素」が配合されたものを
「タンパク質分解酵素」は、余分な皮脂や古い角質を分解して溶かす酵素です。毎日洗顔していても落としきれていない皮脂や角質を落とすなら「タンパク質分解酵素」配合のものがおすすめ。肌のごわつきが気になる人にぴったりの酵素で、古い角質によるくすみをオフしてクリアな肌に導きます。
余分な皮脂も分解してくれるので、ニキビ予防にも◎。主なタンパク質分解酵素には以下のものがあるので、チェックしてみてください。
タンパク質分解酵素- プロテアーゼ
- トリプシン
- ペプシン
- エラスターゼ
- キモトリプシン
- パパイン酵素
- パイン酵素
②敏感肌さんは「アミノ酸系洗浄成分」配合のものをチョイス
洗顔パウダーに配合されている洗浄成分には大きく分けて「石けん系」と「アミノ酸系」の2種類がありますが、敏感肌さんはアミノ酸系洗浄成分入りの洗顔パウダーを選びましょう。
アミノ酸系の洗浄成分は素肌と同じ弱酸性。洗顔をしても肌のpH値をキープできるので肌への負担になりにくく、敏感肌さんでも使いやすいでしょう。一方、石けん系の洗浄成分は洗浄力が高め。肌が一時的に弱アルカリ性に傾くため、敏感肌さんは刺激を感じてしまうこともあります。
主なアミノ酸系洗浄成分としては下記の成分があります。敏感肌さんは、これらの成分をチェックしてみてくださいね。
敏感肌さん向けの洗顔パウダーは、こちらでチェック!
③乾燥を防ぐ「保湿成分」入りかどうかもチェック!
洗顔パウダーは、他のタイプの洗顔料に比べ洗浄力が高いものが多いので、洗顔後は保湿ケアが重要に。とくに、酵素入りの洗顔パウダーは皮脂なども落とすため、保湿成分も配合されている商品がおすすめです。
商品の成分表示をチェックして以下のような保湿成分が配合されているものを選びましょう。
④使い方に合わせて容器の形状を選ぼう
洗顔パウダーには主に、「ボトルタイプ」と「個包装タイプ」の2種類があります。それぞれのメリット・デメリットを知り、自分の使い方に合うものを選びましょう。
ボトルタイプ- パウダーの量を調節しやすい
- 容量が多くコスパがいい
- 水が入りやすいので保管方法に気を付ける必要がある
ボトルタイプは容量が多くコスパがよいので、洗顔パウダーを使う頻度が多い人におすすめ。一方で容器に水が入りやすいので、保管場所や扱いには注意が必要です。
個包装タイプ- 持ち運びしやすい
- 個包装なので管理しやすく衛生的
- ボトルタイプに比べて割高
個包装タイプは、旅行などに持って行きたい人にもおすすめ。ボトルタイプに比べるとやや割高ですが、使い切りで衛生的なのもメリットです。入浴時にも使いやすいですよ。
すっきり洗える!洗顔パウダーの正しい使い方
ここでは、洗顔パウダーの正しい使い方を紹介します。洗顔パウダーをより効果的に使うには適量を取り、しっかり泡立てるのがポイントです。
適量は商品によって異なりますが、個包装タイプの場合は1回1つ、ボトルタイプなどはアーモンド粒大のパウダーが目安です。
使い方の手順- 顔と手を濡らしておく
- 適量の洗顔パウダーを手に取る
- 水かぬるま湯を加えてしっかり泡立てる
- 泡を顔全体に広げ、こすらずやさしく洗う
泡立てるときのポイントは、少量ずつ水を加えること。手のひらいっぱいに泡立てたら、泡を顔全体に広げます。ゴシゴシこすると肌に負担がかかってしまうので、こすらず肌を泡で包み込むようにやさしく洗いましょう。
洗顔パウダーに関するよくある疑問
洗顔パウダーに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
洗顔パウダーは毎日使っても大丈夫?
洗顔パウダーには、毎日使えるものとスペシャルケアとして使うものがあります。パッケージに使用頻度が記載されているので、使用前にチェックしましょう。
酵素洗顔パウダーの場合は、スペシャルケアとして週1~2回使用するタイプのものが一般的です。
洗顔パウダーの使用期限は?
洗顔パウダーの使用期限は、未開封の状態で製造後3年が目安です。開封後はできるだけ早く使い切るようにしましょう。
また、洗顔パウダーは湿度や水に弱いので、ボトルタイプは中身が濡れないように要注意。直射日光が当たる場所や極端に寒い・暑い場所を避けて保管しましょう。
洗顔パウダーの上手な泡立て方ってある?
洗顔パウダーを泡立てるときのコツは、水を少量ずつ加えながら、空気を含ませるように泡立てることです。一度にたくさんの水を加えると泡立ちにくくなるので、少量ずつ水を加えて、その都度空気を含ませるように泡立てます。
泡立てが苦手な人は、洗顔用の泡立てネットを使うと泡立てやすいですよ。以下の記事でも、泡立て方を解説しているので参考にしてください。
洗顔のあとは保湿ケアが大切!そのほかの人気アイテムをランキングでチェック
洗顔パウダーで洗顔した後には、しっかり保湿することが重要です。スキンケアも自分に合うアイテムを選びたいですよね。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの商品を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。