選び方に迷ったら…? ポイント解説!

持ち運び向きヘアアイロンの魅力とは?

外出時に崩れた髪を直したり旅行先でヘアセットをしたりと、出先でサッと髪をスタイリングしたい人には持ち運び向きヘアアイロンがおすすめです。持ち運び向きヘアアイロンは、コンセントがない場所でも使えるコードレスタイプやバッグに入るミニサイズで軽量タイプなど、さまざまあります。
持ち運び向きヘアアイロンは、旅行先や職場でのスタイリングや、前髪が崩れたりヘアスタイルが広がったりしやすい雨の日の使用にも◎ そのほか、手短にジムやイベント帰りに髪型をリセットしたいときにも◎ 使用するシーンによって適したアイテムが異なるため、どんな場面で使いたいかを決めたうえでアイテムを選びましょう。
持ち運び向きヘアアイロンの種類

持ち運び向きヘアアイロンには「ストレートアイロン」「カールアイロン」「2wayアイロン」と、種類があります。求める仕上がりやヘアスタイルに合ったものを選びましょう。
クセやうねり・寝ぐせを真っ直ぐにするなら、プレートに髪を挟んで使用する「ストレートアイロン」が向いています。ショートヘアからロングヘアまで、幅広いヘアスタイルに使用できますよ。前髪のセットにも◎
華やかなふんわり巻き髪を作りたい人には、「カールアイロン」がピッタリ! クリップに髪を挟んで巻きつけることで、しっかりカールを作れます。
カールもストレートも作りたいなら「2wayアイロン」を選びましょう。カールとストレートアイロンが一体化したタイプで、使い分けができます。日によって好きなヘアスタイルに変えられるのがメリット。前髪はストレートアイロン、後ろ髪やおくれ毛はカールアイロンで動きをつけたい人におすすめです。
出先でスタイリングしやすい!自分に合った持ち運び向きヘアアイロンの選び方

持ち運び向きヘアアイロンで外出先でも理想の髪型にセットしたいなら、目的に合ったアイテムを選ぶことが大切です。機能・安全性・素材などのポイントに注目して、自分に合った持ち運び向きヘアアイロンの選び方を押さえましょう。
①シーンや目的に合わせて、持ち運びに便利な機能があるものを選ぼう!
ヘアアイロンを持ち運びするなら、シーンや目的に合った機能のものを選ぶと使い勝手がよいですよ。以下で、詳しく見ていきましょう。
出先でサッと手直ししたいならコードレスタイプのものを

外出先でもサッと使いたいなら、コードレスタイプがよいでしょう。メリット・デメリットは、以下のとおり。
コードレスタイプのメリット・デメリット
- メリット:コンセントがない場所でも使える
- メリット:取り回しがよい
- デメリット:コード付きタイプより重い傾向がある
- デメリット:パワーが弱いものがある
コードレスタイプは文字どおりコードがないため、ヘアアイロンの扱いやすさが魅力です。ただし充電式の場合、バッテリーが内蔵されている分、重くなりやすい傾向があります。パワーが弱いものだと上手く髪が真っ直ぐにならなかったり、カールが付かなかったりと、スタイリングしにくく時間がかかる場合も。
外出先ではサッと手直しできるコードレスタイプ、自宅ではしっかりスタイリングできるコード付きタイプと、シーンによって使い分けるのがおすすめです。
前髪を直したいときや小さめバッグに入れるなら、ミニサイズ&軽量タイプのものを

小さめバッグに入れて持ち運びたいなら、ミニサイズ&軽量タイプを選びましょう。全長が20cm以下・110~150gほどのコンパクトで軽量モデルのものがおすすめです。以下で、メリット・デメリットを確認しましょう。
ミニサイズ&軽量タイプのメリット・デメリット
- メリット:かさばりにくい
- メリット:長時間持ち歩いても疲れにくい
- デメリット:プレートが小さい
- デメリット:温度が上がりにくい
ミニサイズ&軽量タイプはプレートが小さいため、前髪をサッと直したいときやショートヘアの人に向いています。小回りが利くためおくれ毛など細かい部分を微調整しやすく、前髪も丁寧に作りやすいですよ。
海外旅行・出張で使いたいなら、海外対応のものを

海外旅行・出張でも髪型をしっかりスタイリングしたい人は、海外対応タイプがおすすめです。コンセントの電圧は渡航先の国によって異なります。海外対応タイプならそのまま使うことが可能ですよ。そのほか、海外対応タイプのメリットは、以下のとおりです。
海外対応タイプのメリット
- 海外の電圧に合わせて切り替えられる
- 変換プラグ付きなら海外のコンセントにも対応できる
変換プラグだけでも販売されているので、海外対応タイプではないヘアアイロンの場合は、変換プラグ単体を購入するのもひとつの手段です。
②安全性などプラスαの使える機能もチェックしよう!

プラスαの機能付きがどうかもチェックしましょう。特に安全面を考えた機能が付いていると、ケガや破損の防止につながります。おすすめの機能は以下のとおりです。
おすすめのプラスαの機能
- 自動電源OFF機能
- 開閉ロック機能
- バッテリー残量表示機能
一定時間が過ぎると電源が自動で切れる自動電源OFF機能は、電源の切り忘れを防ぎたい人におすすめです。ヘアアイロンを閉じた状態でロックでき、外から衝撃が加わっても開かない開閉ロック機能は、プレートの損傷を防げます。カバンのなかに入れるときにも便利です。バッテリー残量表示機能は、充電忘れを防ぎたい人に◎
ほかにも、耐熱ポーチが付属しているものなら、熱いままポーチに入れてすぐにカバンへ収納できるため便利ですよ。朝のスタイリング後、ヘアアイロンの熱を冷ます必要がないため時短にもなります。
③立ち上がり時間が早いものならすぐに使える
製品によってヘアアイロンが設定温度に温まるまでの立ち上がりの時間は、それぞれ異なります。立ち上がりの時間が早いものなら、電源を入れてから30秒ほどで使えます。忙しい朝のヘアセットや休憩時間のお直しなど、時間に制限のあるときにも便利ですよ。
早く立ち上がるものがほしい人は、パッケージや商品説明に「起動までの時間が早い」「スピーディな立ち上がり」などの記載を目印に選びましょう。
④髪の傷みが気になる人は、プレートの素材に注目しよう

髪を挟むプレートの素材も、商品ごとに異なります。摩擦による髪の傷みが気になる人は、プレートの素材にも注目しましょう。プレートの素材は主に「テフロン」「チタン」「セラミック」の3種類。髪の摩擦を軽減したいならテフロン素材がおすすめです。
素材 | テフロン | チタン | セラミック |
---|---|---|---|
特徴 | 摩擦が少ない | 耐久性・強度が強い | 熱伝導率が高い |
向いている人 | 摩擦による髪の傷みが気になる人 | 長持ちするヘアアイロンがほしい人 | ムラなくスタイリングしたい人 |
チタン素材も髪のすべりがよく摩擦が起こりにくいものの、ほかの素材よりも値段が高い傾向です。コスパよく摩擦による髪へのダメージを軽減したい人は、テフロン素材を選んでくださいね! セラミック素材は、熱伝導率が高く温度を一定に保ちやすいため、スピーディにヘアセットしたい人に向いています。
⑤充電式or乾電池式or給電式?使用場所に合わせて選ぼう

ヘアアイロンのタイプには「充電式」「乾電池式」「給電式」があります。上記の画像を参考に、使用場所に合わせて選ぶとよいでしょう。
コードレスの充電式は、充電する際「ACアダプター」と「USBケーブル」に分かれます。ACアダプターはコンセントが近くにある場所、USBケーブルは外出先での使用におすすめです。
乾電池がなくなったら交換すればすぐに使える乾電池式は、充電時間を待つ手間が省けますよ。ただし、長年使い続けると乾電池を何度も交換することになるため、ランニングコストが高くなる傾向にあります。
コードをコンセントにつなぎながら使う給電式は、コンセントがある場所なら充電を気にせず使用可能。ロングヘアの人や、髪型のセットにこだわりたい人におすすめです。
⑥コードレスの場合は、連続使用時間に注目!
コードレスタイプの場合は、連続使用時間が30分以上のものがおすすめ。連続使用時間が長いものは何度も充電する手間が省け、髪全体を一気にスタイリングできます。前髪やおくれ毛など部分的にスタイリングする程度なら、数日使えるため便利ですよ。
また、液晶やランプで電池残量がわかりやすいものを選ぶと、充電の目安を確認しやすく充電忘れも防げます。
初心者におすすめ!持ち運び向きヘアアイロンの使い方
ここからは、初心者向けに基本の持ち運び向きヘアアイロンの使い方を紹介します。ストレートヘア・カールヘア・前髪のセット方法に分けて解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
さらさら真っ直ぐヘアに仕上がる!ストレートアイロンの使い方

さらさら真っ直ぐヘアに仕上がるストレートアイロンの使い方は、以下のとおりです。
ストレートアイロンの使い方
丁寧にブラッシング
しっかりブロッキング
ヘアアイロンで髪を伸ばす
髪の熱を冷ます
ヘアアイロンで髪を伸ばす際は160度以下に設定し、5~6cm幅を目安に髪を挟み、毛先に向かってスライドしましょう。髪が長い人は耳の横あたりまで髪を引っ張ってくると、ヘアアイロンをとおしやすくなります。髪が短い人は髪を持ち上げながらヘアアイロンを当てると肌にプレートが当たりにくく、地肌のやけど防止に◎
髪型別にストレートアイロンの使い方を知りたい人は、以下の記事もあわせて読んでくださいね。
ふんわり華やかカールに仕上がる!カールアイロンの使い方

ふんわり華やかな印象の巻き髪に仕上がるカールアイロンの使い方を紹介します。キレイなカーブを長時間キープするには、下準備が大切です。まずブラッシングしスタイリング剤をつけたら、髪をブロッキングしましょう。
カールアイロンの使い方
根元を挟んで毛先まで熱を通す
髪を巻きつける
数秒置いてアイロンを外す
熱が冷めるまで待つ
やけどしないためにも、前髪や襟足は髪を軽く持ち上げながらカールアイロンを当てるようにしましょう。カールアイロンはストレートアイロンより難しいので、初心者は慣れるまで電源を入れずに練習するのがおすすめです。
カールアイロン初心者は、以下の記事も参考にしてくださいね。
くるんと前髪を作れる!ミニアイロンの使い方

前髪のセットには、持ち運び向きのミニアイロンがおすすめです。
ミニアイロンを使った前髪のセット方法
前髪の中間を挟む
挟んだまま下にスライドする
くるっと手首を返して巻き込んでしまうと、しっかりとカールがかかりすぎて不自然な仕上がりになることも。自然なくるんと前髪を作るには、下に向かってスッとすべらせるのがポイントです。また、前髪が多い人は一度に巻こうとせずに前髪の内側と外側に分けて巻くと、キレイに仕上がります。
スタイリングしたあとのキレイな状態の前髪をキープしたい人は、仕上げにヘアオイルやバームをつけましょう。ヘアオイルとヘアバームのおすすめは、以下の人気ランキングをチェック!
韓国風・立ち上げスタイル・シースルーなど、そのほかの今っぽい前髪の巻き方を知りたい人は、以下の記事を参考にしてくださいね。
持ち運び向きヘアアイロンに関するよくある疑問
持ち運び向きヘアアイロンに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
ヘアアイロンは機内に持ち込みできる?
機内への持ち込み可否はアイテムによって異なり、コードありとコードレスで持ち込みできるものが決まっています。
- コードあり:持ち込み・預け入れ可
- コードレス:内蔵バッテリーを取り外した状態なら持ち込み・預け入れ可
詳細については、利用する航空会社の公式サイトで確認するようにしましょう。
ヘアアイロンの耐用年数はどれくらい?
ヘアアイロンの耐用年数は、製品や使用頻度によって異なるため、明確な基準はありません。ただし、長期間使用して劣化すると温まらなかったり、焦げ臭いなどの異常が出たりする場合があります。異常があるときに使用を続けるのは危険なため、買い換えを検討しましょう。
ヘアアイロンの温度は何度がいいの?
ヘアアイロンの温度は髪質・長さに関係なく、150~180度がベターです。何度も髪を挟まずに1回すべらせるだけにとどめると、摩擦や熱による髪への負担を軽減できます。後ろ髪に比べて毛量が少なく短い前髪は、130度前後にセットするとよいでしょう。
しっかりとクセづけするときや髪のクセが強い人など、ヘアアイロンを当てている時間が長くなる人は、130度以下の低い温度に設定するのがおすすめです。ヘアアイロンの温度についてもっと詳しく知りたい人は、美容師が監修した以下の記事を参考にしてくださいね。
一緒に使って理想のヘアアレンジに!今人気のヘアスタイリング剤はこちら
ヘアアレンジをもっと楽しみたい人は、ヘアミストや寝ぐせ直しウォーターなどのスタイリング剤にもこだわりましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの人気商品を紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。