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選び方に迷ったら…？ ポイント解説！
選び方に迷ったら…？ ポイント解説！カールドライヤーの魅力とは？
カールドライヤーとは、先端にブラシがついたドライヤーのこと。「くるくるドライヤー」という呼び名でも広く知られています。ブラシとドライヤーがセットになっているので、ヘアドライとスタイリングが同時にできるのが特徴です。
片手で扱えるので、スタイリング初心者でも使いやすいのが魅力。また、ブラシとドライヤーの間に距離ができないため、ショートやボブなど髪が短めの人でもスタイリングしやすいですよ。ブラシを使って乾かすので、寝ぐせを直したりトップにボリュームを出したりと、ナチュラルなスタイリングに向いています。
ただし、ヘアアイロンやコテのように髪に高温のプレートを直接当てるわけではないため、しっかりとしたスタイリングには不向き。その分、ヤケドになるリスクが少ない魅力があります。
監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき
カールドライヤーとヘアアイロン・ドライヤーとの違いは？
カールドライヤー・ドライヤー・ヘアアイロンは、それぞれに特徴があります。用途や仕上がりのイメージに合ったものを選びましょう。
カールドライヤーは、ヘアドライとスタイリングが同時にできる便利さがある反面、ドライヤーと比べて乾くのに時間がかかります。一方、ドライヤーは髪をスピーディーに乾かすのにぴったり。しかし、スタイリング時には別の手でブラシを持つ必要があるため不便さもあります。
スタイリングにこだわりたいなら、ヘアアイロンがベター。さまざまなヘアアレンジに使えるのがメリットな反面、高温になるためヤケドのリスクがある点には注意が必要です。
髪を乾かしながらナチュラルなヘアアレンジを楽しみたい人には、カールドライヤーがおすすめ。ドライヤーやヘアアイロンも気になる場合は、以下のランキングも参考にしてください。
- 監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき
カールドライヤーは乾かしながら自然なスタイリングができるため、手軽さを求める人や、トップのボリュームやワンカールなどナチュラルに仕上げたい人におすすめです。ショートヘアやボブスタイルの人にも向いています。
ドライヤーは髪を乾かすことに特化しているため、素早く髪を乾かしたい人やスタイリング前のベース作りに適しており、すべての髪質に向いています。
ヘアアイロンは高温で好みのヘアスタイルにアレンジが可能。ロングヘアやクセがある髪の人、特別なヘアアレンジに適しています。
カールドライヤーとドライヤーを併用する場合は、ドライヤーで髪を8割程度乾かしたあとカールドライヤーでスタイリングし、最後にドライヤーの冷風で仕上げるとよいでしょう。
自然にスタイリングできる！自分に合ったカールドライヤーの選び方
ひとくちにカールドライヤーといってもブラシの形状や機能など、商品ごとにさまざまな特徴があります。商品を探し始める前に、自分に合ったアイテムを見つけるため、選び方のポイントを押さえましょう。
①髪質や目的に合ったヘッドの形状を選ぼう！
カールドライヤーの特徴であるヘッド部分には、さまざまな種類の形状があります。髪質や目的に合ったものを選びましょう。
ハーフブラシタイプ：トップにボリュームを出したい人やカールを作りたい人に◎
ハーフブラシタイプは、カールドライヤーのベーシックなスタイルのひとつ。片面のみにブラシがついており、一般的なヘアブラシのように髪を梳かす感覚で乾かせます。
髪をブラシに引っかけて、まっすぐ伸ばせばストレート、くるんと巻き込めばゆるやかなカールが作れますよ。根元で巻き込めばトップにボリュームを出すスタイルも手軽にできます。1台でストレートとナチュラルなカールのどちらにも対応できるので、カールドライヤー初心者にもおすすめです。
- 監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき
ストレートや毛先のワンカールなど、ナチュラルなスタイリングに適しています。トップのボリュームアップや前髪のアレンジにも便利です。
ロールブラシタイプ：くせ毛が気になる人や、くっきりカールを作りたい人に◎
ロールブラシタイプは360°全面がブラシで覆われ、根元から髪を捉えられるのが特徴です。根元から毛先まで引っ張りながら乾かせるので、しっかりとストレートに仕上げたい人や、くっきりしたカールを作りたい人に向いていますよ。
商品ごとにさまざまな太さのブラシがあり、細めなら短めの髪も捉えやすく、太めならくせ毛もしっかりと伸ばせます。
- 監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき
根元からしっかり髪を捉えることができるので、ストレートに仕上げたい人、カールスタイルや毛先のアレンジを楽しみたい人におすすめです。
マルチタイプ：幅広いヘアアレンジを楽しみたい人に◎
幅広いヘアアレンジを楽しみたいなら、マルチタイプがおすすめ。カールドライヤーは、複数のアタッチメントがセットになっているマルチタイプの商品も少なくありません。ハーフブラシとロールブラシの2点がセットになっている以外にも、計3～5点ほどのアタッチメントがセットになったものもありますよ。
ストレートアイロンのように挟んで使うタイプや、トップをしっかり立ち上げるため頭頂部に挿して使うタイプなどがあります。目的に合わせて付け替えながらヘアセットができるのが魅力です。
- 監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき
複数のアタッチメントで、ストレート・カール・ボリュームアップなど、さまざまなスタイリングに対応できます。1台で多彩なヘアアレンジを楽しみたい人や、いろいろな髪型に挑戦したい人におすすめです。
②ブラシの太さはなりたい髪型に合わせると◎
ハーフブラシは、幅が広いものと細いものがあります。ロールブラシも、軸が細いものから太いものまでさまざま。それぞれ髪の長さに合った太さを選ぶと使いやすいですよ。
ブラシが細めのものなら細かいカールを作りやすく、短い髪でもキャッチして巻きやすくなります。ブラシが太めの場合、大きくふんわりとしたカールを作るのに向いていますよ。太いほうが一度に多くの髪をキャッチできるので、ロングヘアにもおすすめです。
- 監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき
ロールブラシは太さによって仕上がりが異なり、太めはゆるやかで細いほどしっかりとしたカールになります。ロングヘアや毛量が多い人、ゆるめのカールに仕上げたい人は太めのブラシを、ショートヘアや毛量が少なめの人、細かいカールに仕上げたい場合は細めのブラシがおすすめです。
初心者は髪型や毛量で選んだり、中間サイズを選んだりするとよいでしょう。
③速乾性を重視するなら、W数が大きいものを選ぼう！
カールドライヤーは、通常のドライヤーと比べて髪が乾くのに時間がかかるのが難点。なるべく早く乾かしたいなら、W（ワット）数が大きいものを選びましょう。
ドライヤーの風量と温度はW数に比例するため、W数が大きいものほど短時間で乾きやすくなります。ただし、W数が大きいと髪に負担がかかりやすい点には注意が必要。
素早く乾かしたいときは強風やDRYモード、スタイリングをするときや時間に余裕があるときは弱風やSETモードと、切り替えができる商品がベターです。
④プラスアルファの機能にも着目しよう
カールドライヤーには、温風を当てる以外の機能も。髪悩みや用途に合わせてプラスアルファの機能にも着目すると、使用時の満足度がアップします。
熱によるダメージが気になる人は、温冷切り替え機能付きのものを
髪への熱によるダメージが気になるなら、温冷切り替え機能付きの商品がおすすめです。ドライヤーの熱は髪に少なからずダメージとなりますが、温風と冷風を切り替えながら送風することで軽減できます。また、温風でヘアセットしてから冷風を当てると、スタイリングをキープできる効果も。
手動でCOOLモードに切り替えるほかに、自動で温風と冷風を交互に当てる便利な機能がついた商品もあります。さらに、風量や温度調節ができるものなら、髪質や目的に合わせて細かく使い分けができますよ。
- 監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき
温冷切り替え機能があると、過度な熱ダメージを防ぎ、髪への負担を軽減できます。また、冷風を併用すると髪にツヤ感を出し、スタイリングの持続性を高めることができるのでおすすめです。
スタイリングは根元から髪を立たせるように温風を当てながら、毛先に向かってブローするのがポイント。仕上げに冷風を当てることで、ふんわりとした形をキープしやすくなります。
持ち運びにはコンパクト&軽量モデルのものを
普段からカールドライヤーでヘアセットをしている人は、旅行や出張先にも持って行けると嬉しいですよね。持ち運びには、コンパクトなサイズ感や軽量モデルをチョイスするのがおすすめです。バッグやトランクに入れてもかさばりにくく、出先でもキレイなヘアに整えられます。
コンパクトタイプは持ち運びを想定して作られたものが多いため、ポーチが付属している場合も。ジャストサイズのポーチがあると、別で用意する手間が省けますよ。
海外旅行や出張に持っていくなら海外対応のものを
カールドライヤーを海外でも使いたいときに気をつけたいのが、電圧の違い。国ごとに電圧が異なるため、海外でも使うときは「海外対応」の記載があるかどうかを確認してください。本体の電圧が切り替えられるため、日本と電圧が違う海外でも使用できます。
また、海外ではコンセントのプラグの形状が異なることも少なくありません。変換プラグが付属している商品なら、変換プラグを用意する必要がないため便利ですよ。
カールドライヤーの正しい使い方
髪を梳かす感覚で手軽にヘアセットができるカールドライヤーは、使い方のポイントを押さえると理想のスタイリングがもっと作りやすくなります。上の画像のステップを参考に、基本の使い方を確認しましょう。
まず、カールドライヤーは少し湿り気が残る程度にタオルドライしてから使うとセットしやすくなります。なぜなら髪は、濡れた状態から乾いていくときに形が作られる特性があるからです。
また、一気に全体をセットするのではなく、ブロックに分けながらブローするとキレイに仕上がります。前髪は左・真ん中・右に、後頭部は上下に分けてブローするのがおすすめです。ただし、同じ場所に温風を当て続けると髪が傷みやすくなるため、数秒程度で乾かす箇所を変えていきましょう。
冷風機能がついているものを使う場合は、最後に冷風を当ててスタイリングをキープするように仕上げて完成です！
- 監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき
カールドライヤーの効果的な使用法は、ブロッキングと根元からのスタイリングすることです。クセは根元から出るため、根元をしっかり伸ばしながら毛先に向かって乾かしましょう。髪をブロッキングして乾かすことで均一に熱が伝わり、効率的にスタイリングできます。
スタイリングをキープしたい場合は、冷風を当てるとよいでしょう。乾かす前に洗い流さないトリートメントを塗布することで熱ダメージを防ぎ、スタイリングしやすくなりますよ。
カールドライヤーに関するよくある疑問
カールドライヤーに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
コテでカールさせたような巻き髪に仕上げられる？
カールドライヤーは、コテやヘアアイロンのように直接熱のプレートを髪に当てるわけではないため、基本的にはナチュラルな仕上がりになります。ただし、細めのロールブラシやカーラーなどのアタッチメントがついたタイプなら、よりカールをつけやすいですよ。
カールをできるだけ維持したい場合は、冷風を当てるとある程度キープ力がアップします。また、ワックス・フォーム剤・ヘアスプレーなどのスタイリング剤を使うのも効果的。気になる人は、以下の記事で人気のヘアスプレーもチェックしてみましょう。
カールドライヤーでしっかり髪を乾かすことはできる？
ショートヘアや肩につかない程度のボブヘアまでの長さなら、カールドライヤーをヘアドライに使えます。しかし、ミディアム〜ロングヘアや、ボリュームが多いヘアを乾かすのには不向き。通常のドライヤーに比べて、乾くまでに多大な時間を要します。
髪を乾かすのにカールドライヤーを使いたい人は、ヘアドライ用のアタッチメントがついているものがおすすめです。
- 監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき
髪を効率よく乾燥させるには、事前のタオルドライが大切です。吸水性の高いタオルでしっかりと水気をふきとってから、乾かしましょう。カールドライヤーで乾かす際は、髪をクリップなどでブロッキングすると、内側まで熱が届きやすくなります。
また、温風や温度調節機能が充実しているモデルは、髪質や状態に合わせて温度や風量を調整できるのでおすすめです。ロングヘアの人は、風量の強いモデルを選ぶとよいでしょう。
カールドライヤーとヒートブラシの違いは？
カールドライヤーは「ブラシがついたドライヤー」、ヒートブラシは「ブラシがついたヘアアイロン」と考えるとわかりやすいですよ。
カールドライヤーは温風を当てるため、お風呂上がりなど濡れた髪を乾かしながらスタイリングができます。一方ヒートブラシは、原則としてヘアアイロン同様に乾いた髪に使うアイテム。そのためヒートブラシは、しっかりとしたヘアセットより、寝ぐせやうねりをナチュラルに整えたいときにおすすめです。
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カールドライヤーは、ドライヤーとブラシが一体となったヘアスタイリング家電です。片手で手軽に髪を乾かしながら、ストレートやカール、ボリュームアップなどのスタイリングが可能です。忙しい朝の寝ぐせ直しにも便利です。火傷の心配が少なく、自然な仕上がりが期待できます。
しっかりとした仕上がりやヘアアレンジにはヘアアイロンが適していますが、ふんわりとしたナチュラルなスタイリングにはカールドライヤーがおすすめです。