選び方に迷ったら…? ポイント解説!

さっぱり使えるフェイスクリームの魅力とは?
フェイスクリームは、スキンケアの最後に使用し、化粧水や乳液で与えたうるおいが蒸発しないよう閉じ込めるアイテムです。ほかのスキンケアアイテムに比べ油分が多く含まれているため、ベタつきが気になることも。
クリームのベタつきが苦手な人や脂性肌には、さっぱり使えるフェイスクリームなら抵抗なく使いやすいですよ。軽めの使用感なので、夏場やメイク前に使いたい場合にもおすすめです。
さらりとうるおう!自分に合ったさっぱり使えるフェイスクリームの選び方
ここからは、さっぱり使えるフェイスクリームの選び方を解説します。配合されている成分など、自分に合った選び方を押さえましょう。
①「水性保湿成分多め」のものを選ぼう!

フェイスクリームは、配合されている油分と水分のバランスによって使用感が異なります。さっぱり使えるフェイスクリームを使いたい場合は、油分が少めで軽い使い心地の水性保湿成分が多めに配合されているのものを選びましょう。
水性保湿成分には「水分を吸着して保湿する成分」と「水分を抱えるように保湿する成分」があります。それぞれの代表的な成分には、以下のようなものがあるので成分表示をチェックしましょう。
- グリセリン
- アミノ酸
- BG
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- エラスチン
- プロテオグリカン
化粧品のパッケージにある成分表示は、配合されている量が多いものから順に記載されるため、上記の成分が前のほうに書かれているフェイスクリームを選ぶとよいですよ。
②オイルフリー処方のものなら、ベタベタしにくい!
フェイスクリームのベタつきが苦手な人やテカリが気になる人は、オイルフリー処方のものを選びましょう。オイルフリー処方のものは油分が配合されていないため、みずみずしいテクスチャーでさらりとした仕上がりになります。
ただし、油分が配合されていないので乾燥肌やインナードライ肌の人が使うと、うるおい不足になる可能性があるため注意しましょう。
③肌悩みがある人は、配合されている成分に着目してみよう!
気になる肌悩みがある人は、それぞれの肌悩みに合った成分が配合されているかもチェックしましょう。
ニキビや肌荒れが気になる人は、抗炎症成分配合の医薬部外品
ニキビや肌荒れを防ぎたい人は、抗炎症成分が配合された医薬部外品のフェイスクリームを選びましょう。商品の成分表示を見て、以下のような成分が配合されているかチェックしてみて。
- グリチルリチン酸ジカリウム
- トラネキサム酸
- アラントイン
また、ニキビの元(コメド)ができにくいかをテストしたノンコメドジェニックテスト済み*のものを選ぶのもよいですよ。
以下の記事では、肌荒れを防ぎたい人におすすめの市販のフェイスクリームを紹介しているので、参考にしてください。
*すべての人にニキビの元(コメド)ができるわけではありません
シミ・そばかすが気になる人は、美白*成分配合の医薬部外品
シミ・そばかすが気になる人には、美白*有効成分が配合されたフェイスクリームがおすすすめです。以下のような有効成分が配合されているものを選びましょう。
- ビタミンC誘導体
- トラネキサム酸
- カモミラET
- アルブチン
- ナイアシンアミド
以下の記事では、おすすめの美白*クリームを紹介しているので、アイテム選びの参考にしてください。
*メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ
30代以降のハリ不足が気になる人は、ハリケア成分配合のもの
30代以降になると肌の水分量が減少し、ハリ不足が気になる人もいます。肌のハリ不足には、以下のようなハリケア成分が配合されたフェイスクリームがおすすめです。
- レチノール
- ビタミンC
- コエンザイムQ10
- フラーレン
乾燥やハリ不足による目元や口元などの年齢サインが気になる場合は、有効成分として「レチノール」が配合されている医薬部外品のフェイスクリームをチェックしてみて。
④敏感肌の人は低刺激タイプがおすすめ!

敏感肌は、肌のバリア機能が低下し刺激を感じやすくなっています。そのため「低刺激処方」や「敏感肌向け」の記載があるフェイスクリームを選ぶとよいですよ。
また、「アルコール」「香料」「パラベン」など、肌への影響が気になる成分が配合されていないかもあわせてチェックしましょう。「パッチテスト済み*」「アレルギーテスト済み*」「スティンギングテスト済み*」などの、テスト済み表記を参考にする方法もあります。
以下の記事では、敏感肌にも使いやすいフェイスクリームのおすすめ人気ランキングを紹介しているので、チェックしてください。
*すべての人にアレルギー、皮膚刺激が起こらないというわけではありません
⑤ドラッグストアで買える!プチプラなら使い続けやすい

フェイスクリームは、毎日のスキンケアで使用するものなので、使い続けやすい価格のものがおすすめです。ドラッグストアで購入できるフェイスクリームは、プチプラ価格のものが豊富ですよ。ここでは、おすすめのプチプラフェイスクリームを紹介するので、アイテム選びの参考にしてください。
以下の記事では、さっぱり使えるプチプラフェイスクリームのおすすめ人気ランキングを紹介しているので、チェックしてください。
メイク前にも◎さっぱり使えるフェイスクリームの使い方

- 適量を手に取って手のひらで温める
- 額・両頬・鼻・あごの5点にクリームをのせる
- 両手で顔の内側から外側に向かって塗り広げる
- 手のひらでハンドプレスしてなじませる
スキンケアアイテムは、一般的に油分が少ないものから順に使用していきます。基本の順番は、化粧水→美容液→乳液→フェイスクリームです。フェイスクリームは、化粧水などがしっかりなじんでから塗ると、ベタつきにくくなじみがよくなりますよ。
朝晩1日2回の使用がおすすめです。テカリやすいTゾーンは少量にして、乾燥しやすい部分にはたっぷり塗るなど、肌の状態に合わせて量を調整しましょう。
メイク前にフェイスクリームを使う場合は、塗ったあと少し時間をおいてからベースメイクをするとヨレにくくなります。急いでいるときは軽くティッシュオフしてからメイクをしましょう。
さっぱり使えるフェイスクリームに関するよくある疑問
さっぱり使えるフェイスクリームに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
フェイスクリームと乳液の違いは?
乳液は、水分と油分がバランスよく配合されているアイテム。肌にうるおいを与えられ、なめらかな使用感です。一方フェイスクリームは、乳液よりも油分が多く配合されていて、こっくりした使用感のアイテム。うるおいが蒸発しないよう閉じ込める役割があるので、乾燥が気になる人に適しています。
フェイスクリームと美容液はどっちが大事?
フェイスクリームはうるおいを閉じ込め、美容液は特定の肌悩みをケアするアイテムのため、役割が異なります。肌の状態に合わせて併用してしっかり保湿ケアをしましょう。
フェイスクリームは朝も塗るべきなの?
日中は外気の乾燥やエアコンなどで肌が乾燥しやすいため、フェイスクリームを使うのがおすすめです。
フェイスクリームには「日中専用のデイクリーム」や「夜専用のナイトクリーム」「朝夜兼用できるタイプ」があるので、使うシーンに合うものや使いやすさで選びましょう。
スキンケア前の洗顔でベタつきスッキリ!今人気の洗顔料はこちら
スキンケアのベタつきが苦手な人は、洗顔で肌をスッキリさせておくとよいですよ。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの洗顔料を紹介しているので、あわせてチェックしてください。