レチノールクリームの正しい使い方｜使う順番やおすすめ商品をご紹介【皮膚科医監修】

ハリ感アップやシワ改善など、年齢肌に嬉しい効果をもつ成分「レチノール」。エイジングケア（※1）を始めたい方は、レチノールクリームの導入がおすすめです！

今回はレチノールクリームの効果、正しい使い方、おすすめアイテム、使い方の注意点などをお届けします。

レチノールには肌の弾力を保つのに欠かせない成分であるコラーゲン・エラスチンの生成を促進する働きがあります。

この働きから、レチノールが有効成分として配合されている医薬部外品にはシワ改善効果が期待できます。

さらに、表皮のうるおいに欠かせない保湿成分ヒアルロン酸の生成を促進する働きもあるので保湿・ハリケア効果も期待できます。

シワ・ハリ不足・乾燥が気になる肌におすすめな成分です！レチノール化粧品おすすめ10選【デパコス・プチプラ】エイジングケアへの効果や選び方【皮膚科医監修】

「レチノールクリームを使用しているけど効果を感じられない…」という場合は、使い方や使用頻度が間違っていたり、継続期間が短い可能性があります。

今回お伝えする正しい使い方や使用の際の注意点を意識することで、レチノールクリームの効果が体感しやすくなりますよ♪

レチノールは肌が慣れていないと、皮膚刺激（レチノイド反応）を起こすことがあります。

敏感肌の方は特に、最初は使用頻度を週2～3くらいにして肌の様子を見ながら使用するのがおすすめです。

メーカーが推奨する使用方法を守りながら、レチノールの濃度や使用頻度は肌質や肌状態に合わせて使用しましょう。

レチノールクリームによって、レチノールの配合濃度は異なります。配合濃度が高ければ良いというわけではないので、肌状態や用途に合った配合濃度のレチノールクリームを継続することが大切です。

レチノールクリームの基本的な使い方と順番を紹介します。

※適量・使用頻度・順番は商品によって異なります。メーカーの推奨する使用方法を守るようにしてください。

洗顔後、化粧水で水分を補給し、肌を整えます。

そのあと、レチノールクリームを使用方法に沿って、気になる箇所やお顔全体に塗っていきましょう。

レチノールクリームは保湿クリームのように全顔に使用出来るものもありますが、基本的には目元や口元への集中ケアがメイン。

レチノールクリームを塗ったら、乳液やクリームで顔全体を保湿するのを忘れないようにしてください。

レチノールは肌に貯蓄されやすい脂溶性ビタミンなのに対して、ビタミンCの多くは水に溶ける水溶性ビタミンになります。

レチノールクリームをビタミンC美容液などと併用する際は、先にビタミンCを使ってからレチノールクリームで蓋するようにしましょう。

二つが混ざらないように、ビタミンCがしっかり馴染んでから重ねてください。

レチノールクリームを使用する際は、記載されている使用量や使用頻度を守るようにしてください。

一度に沢山使用すると、副反応が生じやすくなります。

レチノールはとても不安定な成分で、空気や紫外線に弱いという特徴があります。そのため、レチノールを使っている状態で紫外線を浴びると、より肌に負担がかかる可能性があります。

レチノールクリームを肌に使っているときは、日焼け止めを使用して紫外線対策を徹底しましょう。

夜だけレチノールクリームを使用している場合でも、日中は日焼け止めを塗るようにしてください。

レチノールを肌に使用すると皮剥け・赤み・ヒリつき・乾燥などの副反応（レチノイド反応）が発症することがあります。

これはビタミンAに肌が慣れていないことが原因で、使っていくうちに治まることが殆どです。

あまりにもレチノイド反応が激しい場合や、刺激が治まらない場合は一旦使用を中止して様子を見ましょう。（状況によっては、皮膚科で診てもらいましょう）

レチノールを使用すると、肌にヒリヒリと刺激を感じることがあります。1～2日で治まることから2～3週間続くことがあります。レチノイド反応は人によって異なります。

肌が敏感なときは、使用頻度を少なめにして様子を見るのがおすすめです。

レチノールクリームを使用すると、カサつきや皮剥けが発症することがあります。

市販のレチノールクリームは2～3週間続いて治まることが多いですが、レチノールの中でも一番強力なトレチノイン（医療機関の処方のみ）は1ヶ月が皮剥けのピークといわれています。使用するレチノールクリームによって、副反応の期間や症状は異なります。

市販のレチノールクリームによる皮剥けが酷い場合や治まらない場合は、使用を中止して、皮膚科で相談することをおすすめします。

レチノイド反応が心配な方は低濃度のレチノールクリームを週2～3日くらいの使用から始めるのがおすすめです。

濃度や使用量を調節して、徐々にレチノールに肌を慣らしていくことで、副反応を抑えやすくなります。

デイリーケアにおすすめなレチノールクリームを10選紹介します！試しやすいプチプラアイテムから、韓国コスメやデパコスまでお届けします。

純粋レチノールを5%と高配合！リーズナブルにレチノールの効果を体感できるKISOレチノールクリーム。

不安定で壊れやすい純粋レチノールを、分子の小さいナノカプセルに密封することで、しっかり角質層に届けることができます。

ツボクサエキスを含むオーガニック認証エキスを7種類配合。年齢肌のキメの乱れ・ハリ不足・乾燥にアプローチしてくれます。

有効成分としてレチノールを配合することで目元・口元のシワ改善効果が期待できる濃密リンクルクリームです。

レチノールのほか、水溶性コラーゲンやグリセリンなどの保湿成分を配合し、若々しい印象のハリを与えます。

酸素を通さない特殊チューブの採用により、不安定な純粋レチノールの性質を守ります。

レチノールを安定化させた、パルミチン酸レチノール（レチノール誘導体）配合のアイクリーム。目元のハリ不足や乾燥をケアしてくれます。

安定性の高いレチノール誘導体は、レチノイド反応による肌刺激を抑えたい方にもおすすめです。

敏感肌にもおすすめな顔全体に使用できる韓国発のレチノールクリームです。

ピュアレチノールと、レチノール疑似成分として注目を集めているバクチオールのW配合で、みずみずしいうるおいとハリをお肌にチャージします。

伸びが良くてべたつかず、なめらかな肌状態に整えてくれます。

ハリ不足やキメの乱れだけでなく肌荒れやニキビも予防できる保湿クリーム。

ヒアルロン酸やコラーゲンなど多彩な保湿成分を配合し、顔全体の保湿に使用出来ます。

年齢サインが目立ちやすい、首やデコルテのエイジングケア（※1）としても◎

純粋レチノールの他、肌のハリ感をサポートするナイアシンアミドやペプチドに、ツボクサエキスを含む植物由来保湿成分を贅沢に配合。

夜の洗顔後に使用することで、目元の弾力・ハリをサポートしてくれる韓国アイクリームです。

レチノールを使用したことがあり、さらに濃密なレチノールクリームを使いたいという方に向けたピュアレチノールクリームです。

ピュアレチノールを含めた5種類のレチノールを配合し、年齢サインに絶え間なくアプロ―チ。濃密なレチノールによって、かつてないようなハリ感を体感できます。

しなやかなハリ、みずみずしいツヤ、なめらかなキメを叶えます。

毛穴の目立ち、乾燥小じわ※、ハリ感にまとめてアプローチするエイジングケア（※1）美容液です。

純粋レチノールのほか、ハリケア成分ペプチドとナイアシンアミドが弾むようなハリ肌に導きます。さらに、キメを整えてなめらかな肌状態に。

顔全体～首元まで使用できます。

※効能評価試験済み

ドラッグストアで買えるプチプラ価格のエイジングケア（※1）ナイトクリームです。

お肌にたっぷりうるおいとハリを与える豆乳発酵液に加えピュアレチノールとレチノール誘導体のW配合！

夜のスキンケアに使用することで、就寝中に濃厚なナイトクリームがじっくり浸透※し、ハリ・弾力溢れた若々しい印象の肌に整えます。

※角質層まで

純粋レチノールによるシワ改善とともにトラネキサム酸による美白（※2）効果まで期待できる、薬用リンクルクリーム。

目元や口元など、シワが気になる箇所にピンポイントでケアできます。

繊細な純粋レチノールの性質を酸素から守る、特殊チューブを採用。

レチノールクリームを使用する際の注意点をお伝えします。レチノールクリームを初めて使う場合は要チェック。

レチノールは肌刺激が生じやすい成分なので、敏感肌の方は週2～3回くらいの頻度から様子をみて使っていくのがおすすめです。

※商品によっては肌質関係なく低頻度からの使用が推奨されています。メーカーが指定する使用方法を必ず確認しましょう。

敏感肌の方やレチノールクリームをいきなり顔に使用するのが心配な方は、まず二の腕などでパッチテストを行いましょう。

パッチテストは化粧品との相性や副反応を確かめるのに効果的です。

二の腕の内側など紫外線があたらない箇所にレチノールクリームを塗って、1日後、2日後肌の変化を観察します。

肌に異常がなければ、顔に使用していきましょう。

レチノールは年齢と共に目立ち始めるハリ不足やシワにアプローチしてくれる成分。

25歳から肌の状態は徐々に変化していくので、レチノールクリームは20代後半からエイジングケア（※1）をとして取り入れるのがおすすめです。

エイジングケアは早いうちから毎日コツコツと続けることが重要です。

レチノールクリームに限らず、スキンケアはある程度の期間継続しないと効果が体感できません。

使用期限に注意しながら3ヶ月以上は継続するようにしましょう。

レチノールは肌に慣れていないと、乾燥・赤み・皮剥けなどの副反応を発症することがあります。副反応によって肌が乾燥することから、使い始めは毛穴が目立つことがあります。

肌に慣れていくとこのような症状は治まりますが、なかなか刺激が治まらなかったり毛穴トラブルが悪化し続けるようでしたら、一度使用を中止して医療機関に相談しましょう。

ハリ・ツヤに満ちた若々しい印象の肌をキープするには、レチノールクリームを使ったお手入れがぴったりです。

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