そもそもヘアムースって?ジェルやワックスとの違いは?
ヘアムースは泡状で出てくるスタイリング剤です。水分量が多く伸びがよいテクスチャーなので、ふんわりとボリュームのあるヘアにセットしたいときにおすすめ。ほどよいツヤ感とセット力があるので、毛流れをくっきりつくれますよ。特に取れかけのパーマのフォルムをふんわり仕上げたいときにピッタリです。
ヘアスタイリング剤には、ほかにもヘアジェルやヘアワックスなどがあります。ヘアジェルはツヤ感を出しながら、崩れにくい髪型にカッチリセットできるのがメリット。一方でヘアワックスは、ナチュラルな毛流れを作りやすいのが魅力です。
ヘアジェルやヘアワックスが気になる人は、こちらの記事でおすすめのアイテムをチェックしてみてくださいね。
ふんわりエアリーに仕上がる!自分に合ったヘアムースの選び方
ヘアムースは髪型や髪質、なりたい仕上がりなどによって、それぞれ適したタイプがあります。ここからは、自分に合ったヘアムースの選び方を押さえましょう。
①タイプは3種類。キープ力・仕上がりの違いをチェック!
ヘアムースには、主に「ハードタイプ」「ソフトタイプ」「ウェットタイプ」の3種類があります。それぞれのキープ力や仕上がりの違いをチェックしましょう。
カールやウェーブをしっかりとキープしたいなら「ハードタイプ」
ハードタイプは、弾力のある泡で髪に立体感を演出できるのが特徴です。カールやウェーブの形をくっきり出せるため、華やかな印象のパーマヘアのアレンジに向いています。キープ力の高さも魅力です。
また、ポニーテールやお団子ヘアなどのまとめ髪をキープしたい人にもおすすめ。ヘアムースのなかではホールド力が高いほうなので、髪質が硬く太い人でもセットしやすいでしょう。
ナチュラルなふんわりヘアに仕上げたいなら「ソフトタイプ」
ソフトタイプは、髪をガッチリ固めすぎず女性らしいゆるふわヘアが作れるのが魅力。みずみずしい使い心地のアイテムを使えば、取れかけのパーマを活かしたスタイリングができますよ。
比較的エアリーなヌケ感のある仕上がりになるので、ボリュームを出したい人、髪が細く少なめの人、くせ毛を活かしたスタイリングがしたい人におすすめです。
ツヤ感を足して色っぽい仕上がりにしたいなら「ウェットタイプ」
ウェットタイプは、流行りの濡れ髪スタイルを作りたい人向け。髪全体に使うのはもちろん、前髪のパーマや顔周りのおくれ毛などに部分使いすると、女性らしく色っぽいニュアンスヘアに仕上がります。
パーマやウェーブヘアはパサついて見えやすく、ダメージが気になりますよね。ウェットタイプなら、髪にツヤ感を与えて流れるような綺麗な髪に整えてくれますよ。さらに、保湿成分が配合されたアイテムなら、ヘアケアとスタイリングが同時に叶います。
②ストレート?パーマ?髪質・髪型別の選び方のポイント
ストレートやパーマ、くせ毛といった髪質・髪型などによって求める仕上がりも異なりますよね。ここからは髪質・髪型別のヘアムースの選び方をご紹介します。
【ストレート】保湿・ダメージケア成分配合のストレートヘア用がベター
ストレートヘアには、生えぐせやハネ、うねりを整えてくれるストレートヘア用のヘアムースを使いましょう。
ツヤツヤのストレートヘアに仕上げたい人は、天然オイルなど保湿成分に注目!髪にうるおいを与えてまとまりのあるスタイルにしてくれますよ。
また、ヒートプロテクト成分が配合されたアイテムは、日常的にヘアアイロンを使う人におすすめです。熱によるダメージから髪を守ってうるツヤ髪を保つのに役立ちますよ。
【パーマやウェーブ】取れかけのパーマヘアを復活させたいなら水分の多いタイプ
取れかけのパーマヘアやウェーブをくっきりさせたい人は、水分が多めで泡がやわらかいヘアムースがおすすめです。パーマかけたてのようなクシュッとしたカールが出せるでしょう。
セット力はなりたいニュアンスに合わせて選んで。大きめカールでゴージャスな印象になりたいならハードタイプ、やわらかい印象ならゆるふわヘアを作れるソフトタイプ、トレンドの濡れ髪スタイルならウェットタイプが向いています。
【くせ毛】パーマ用がおすすめ。保湿成分入りならパサつきや広がりの防止にも
くせ毛の人におすすめなのは、パーマ用のヘアムースです。パーマ用ならもともとのくせ毛を活かし、クシャッとしたおしゃれな印象に仕上げられますよ。
乾燥が原因で髪が広がりやすくなったり、うねったりするようなくせ毛の場合、保湿成分が配合されているアイテムを選びましょう。コラーゲンやセラミド、グリセリンなどの保湿成分に着目してみてください。
【メンズやショートヘア】しっかりと束感を出したいならハードタイプが◎
ショートヘアやメンズヘアにはハードタイプがおすすめです。しっかりと束感を作れるうえ、ムースならではのツヤ感もプラスできます。
ハードタイプには、キープ力の高い順にスーパーハード>ハード>ミディアムハードがあります。スーパーハードなら根元から立ち上げたヘアスタイルを長時間キープできるようなアイテムもあるので、ビジネスシーンなどでも活躍するでしょう。
失敗しないヘアムースの使い方は?
おしゃれなヘアスタイルに仕上げるには使い方がポイント!ヘアムースを使ったニュアンスヘアの簡単な作り方を4ステップで紹介するので、初めてヘアムースを使う人や、上手くカールが出せないという人はぜひ参考にしてみてくださいね。
ヘアムースを使ったニュアンスヘアの作り方- 髪の毛を軽く濡らす
- ムースを適量取り、手のひらに伸ばす
- 毛流れを出したいところを中心に塗布する
- ドライヤーで乾かす
使用量は商品によって異なるので、パッケージを確認してください。つけすぎはNGなので、ムースが足りない場合は少しずつ調節しましょう。取れかけのパーマをくっきりさせたい人は、揉み込むようにムースを馴染ませるのがポイントです。
パサつきが気になるときは、ムースを毛先に重ね付けすると毛先までつるんとした美髪に仕上がります。さらにツヤ髪を目指したいなら、一番最後にヘアオイルを+αでつけるのもおすすめです。
以下の記事ではさらに詳しくヘアムースの使い方をまとめていますので、をあわせてチェックしてみてください。
ヘアムースに関するよくある疑問
ヘアムースに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
ヘアムースが不向きな人は?
ヘアムースは、広がりを抑えたい人、カチッとセットしたい人、束感ヘアが好みの人には向いていないでしょう。このようなヘアスタイルには、ワックスやジェルがおすすめです。
ヘアムースは、エアリーなふんわりとした仕上がりにしたい人に向いているアイテムです。
旅行に便利なヘアムースって?
旅行や出張などにはドラックストアで購入できる携帯用のヘアムースがおすすめです。ただし、飛行機に乗る際は要注意。ヘアムースはスプレー缶や液体のアイテムがほとんどなので、機内に持ち込めない可能性があります。
機内に持ち込めるアイテム、またその大きさは、国際線と国内線でも異なります。あらかじめ利用する航空会社のホームページなどを確認しましょう。
ヘアムース缶の捨て方は?
スプレー缶は中身を空にしてから捨てましょう。
もし中身が残っている場合は、火気のない安全な場所で中身を出し切ります。新聞紙などを入れた大きめのビニール袋に残った中身を噴射するのもひとつの手です。空のスプレー缶とキャップは、住んでいる市区町村や自治体の指示に従って分別して捨てましょう。
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