脂性肌におすすめの洗顔料16選！選び方や使い方を徹底解説します

「脂性肌」とは、皮脂腺の働きが活発で、皮脂・水分ともに多い肌質のことです。 皮脂の分泌が多いので顔のてかりや毛穴が目立ちやすく、乾燥はあまり気になりません。

皮脂で毛孔がふさがれてニキビができやすく、皮脂についた汚れで雑菌が繁殖してニキビが悪化してしまうこともあります。そのため、脂性肌の人は洗顔料を使用して、肌を清潔に保つことが大切です。

洗顔は、基本的に朝晩1日2回行います。朝の洗顔は、寝ている間に出た汗や皮脂、ほこりなどを洗い流すための洗顔です。夜の洗顔は、日中に出た汗や皮脂、肌に残ったクレンジング料などの汚れを落とすために行います。

洗顔料は水だけでは落としきれない汚れを落とす役割があり、洗浄力や種類などさまざまな商品が販売されているので、自分の肌質や生活スタイルに合う洗顔料を選びましょう。

肌のべたつきが気になる脂性肌は、さっぱりしたタイプの洗顔料で朝と夜の1日2回を目安に洗顔するのがおすすめです。

ここでは、脂性肌に合った洗顔料の選び方を解説します。洗顔料のタイプや洗浄力など、自分に合ったものを選びましょう。

脂性肌は皮脂の分泌量が多いので、泡立ちが良く、洗浄力が高いタイプの洗顔料がおすすめです。固形やパウダータイプの洗顔料は洗浄力が高く、洗い上がりの肌がさっぱりします。

また、脂性肌の人は皮脂膜が厚くなって肌のキメが乱れやすいため、クレイや酵素などのスペシャルケア用の洗顔料も週1.2回取り入れてみましょう。

脂性肌は、ニキビができやすい肌質でもあるので、アクネケアタイプの洗顔料も向いています。ニキビができているときと、できていないときで洗顔料を使い分けるのがおすすめです。

毎日心地良く使用するために、好みの洗い上がりで選ぶのもおすすめ。洗い上がりがしっとりする方が好きな場合はクリームタイプ、さっぱりする方が好きな場合はジェルタイプを選びましょう。

また、朝に使うなら、泡で出てくるタイプを選ぶと泡立て不要で時短になるため、シーンによって使いやすさで選ぶのがおすすめです。

ここでは、泡で出てくるタイプのおすすめ洗顔料をご紹介します。ポンプを押すだけで泡状の洗顔料が出てくるので、泡立てずにそのまま洗顔できる手軽さが魅力です。数ある泡タイプの洗顔料のなかでも、脂性肌におすすめの洗顔料を見ていきましょう。

牛乳石鹸のスキンケアシリーズである「スキンライフ　薬用泡のふんわり洗顔」はヒアルロン酸・ハトムギなどの保湿成分配合で洗い上がりはしっとり。オイルフリーなので、べたつきにくいのも嬉しいポイントです。

泡タイプのなかでも濃密な泡が特徴の洗顔料なので、肌への負担を軽減しながら洗顔可能。さらにCICA成分配合・グリセリンフリーアイテムとしてSNSでも話題です。

ワンプッシュで毛穴よりも小さい約4,000万個*1の泡が出てくる炭酸*2洗顔料「ビフェスタ　泡洗顔」。そのなかでも、脂性肌にとくにおすすめなのは「ディープクリア」です。

炭とクレイの成分が毛穴汚れと皮脂汚れをすっきり落としてくれるので、脂性肌にぴったりの洗顔料です。手を裏返しても落ちないほどもっちりとした泡がワンプッシュで出てくるうえ、きめ細かい泡なので摩擦を軽減しながら洗顔が可能。

さらに炭酸*2泡で毛穴汚れが落ち、洗い上がりの肌がパッと明るい印象になりますよ。

*1 1回あたりの使用量で

*2 炭酸ガス(噴射剤)

皮脂による肌のべたつきも、乾燥も気になる乾燥性敏感肌の方は「キュレル　皮脂トラブルケア泡洗顔料」がおすすめです。セラミド配合で肌のうるおいを守りながら、皮脂溶解成分*1で余分な皮脂をしっかり落としてくれます。

敏感肌の方の協力によるパッチテスト済み*2で、ニキビや肌荒れを防ぐ消炎成分グリチルリチン酸2Kも配合されているので、肌荒れしがちな人にもおすすめの洗顔料です。

*1 洗浄剤

*2 すべての方に皮膚刺激が起こらないというわけではありません。

続いてご紹介するのは「ビオレ ザ フェイス 泡洗顔料 オイルコントロール」。ポンプを押すだけで、まるで生クリームのようにクリーミーな泡が出るのが魅力の洗顔料です。泡がへたらないので、肌への負担を軽減しながら洗顔できます。

今回ご紹介するオイルコントロールは、脂性肌に多い皮脂によるテカリが気になる人向けのタイプ。なめらかな泡で気持ち良く洗顔でき、洗い上がりがさっぱりすべすべです。

続いては、配合されている油分が少なく、さっぱりとした洗い上がりのジェルタイプの洗顔料をご紹介します。最近は、毛穴汚れに特化したジェルタイプの洗顔料がたくさん発売されているので、皮脂量が多い脂性肌にもぴったり。毛穴が目立ちやすい脂性肌さんは、ぜひ参考にしてみてください。

「ビオレおうちdeエステ　肌をなめらかにするマッサージ洗顔ジェル」は、毛穴の黒ずみの原因となる角栓を分解して落とす洗顔ジェルです。毛穴が開きやすいお風呂場でマッサージしながら使うと、すっきりなめらかな肌に。

朝に使用するとメイクのりが良くなるので、肌がざらつきがちな人やメイク崩れしやすい人にもおすすめです。

「ダヴ 吸着毛穴ケア 洗顔ジェル」は、マイクロ炭*1配合の洗顔ジェル。泡立てずに使用できるうえ、洗い流しやすい洗顔料なのでメンズにもおすすめです。

なめらかなテクスチャーなので、べたつきにくいのも特徴。炭*1が毛穴汚れをしっかり洗浄しながらも、3種のマイクロセラミド*2が配合されているので、洗い上がりがつっぱりにくく、肌がうるおうのも魅力です。

*1 洗浄成分

*2 セラミドNP・セラミドAP・セラミドEOP(保湿成分)

「est(エスト) クラリファイイングジェル ウォッシュ」は、毛穴に詰まった角栓を分解してくれる洗顔料。古い角質も洗い流してくれるので、使った後は肌色がぱっと明るくなったように感じます。

厚みのあるジェルなのでマッサージしても摩擦を感じにくく、すすいだ後はしっとりもっちり肌に。華やかなフローラルグリーン調の香りが、心地よい洗顔タイムを演出してくれますよ。

脂性肌は皮脂量が多く、ニキビができやすい肌質でもあるので、日々の洗顔でニキビを予防するのも効果的です。ここでは、脂性肌におすすめのニキビ肌向け洗顔料をご紹介します。

「オルビス クリアフルウォッシュ」は、敏感肌の人でも使える*ニキビ肌用洗顔料です。肌荒れ防止の有効成分グリチルリチン酸2Kや、整肌成分の紫根エキスが配合されていて肌荒れを防止します。

少量でも泡立てるともちもちの濃密泡ができて、角栓のつまりもすっきり洗浄。ニキビの原因を残さずに、洗い上がりはすべすべ肌になりますよ。

*すべての人に皮膚刺激がおきないというわけではありません。

「サンソリット スキンピールバーティートゥリー」は、皮膚科などで販売されているニキビ用固形石鹸です。角質ケア成分のAHA配合なので、肌の古い角質や余分な皮脂を洗い流します。

顔以外にも、ボディソープとして使用できるので、背中ニキビが気になる人にもおすすめです。週1.2回のスペシャルケアとして、泡をのせて2.3分おいて流す「泡パック」として使用すれば、つるつるした美肌へ導いてくれますよ。

プチプラ洗顔のなかでも、濃密な泡が人気のパーフェクトホイップの「SENKA(専科) パーフェクトポイップ アクネケア」。肌荒れ防止成分のグリチルリチン酸ジカリウム配合の洗顔料なので、ニキビ予防におすすめです。

ふわふわの濃密な泡が肌を包み込んでくれるので、ニキビができているときでも使いやすいのが嬉しいポイント。爽やかなハーバルフローラルの香りで、さっぱりと洗い上げてくれます。

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厚くなった皮脂膜で肌がごわつきがちになる脂性肌は、日々の洗顔はもちろん、スペシャルケアとして週1.2回酵素洗顔を取り入れるとつるんとした美肌をキープできますよ。ここでは、脂性肌におすすめの酵素洗顔料をご紹介します。

スイサイの酵素洗顔は、白・金・黒の3種類あります。今回ご紹介する「スイサイ ビューティークリア ブラック パウダーウォッシュ」は、炭とクレイの洗浄成分を配合し、肌の余分な皮脂を吸着して洗い流します。

また、タンパク質分解酵素と皮脂分解酵素の2種類の酵素が配合されているので、洗い上がりはさっぱりサラサラな肌に。べたつきや毛穴汚れが気になる人は、毎日使いにもおすすめの酵素洗顔です。

「メラノCC ディープクリア酵素洗顔」は酵素洗顔には珍しいクリームタイプで、保管しやすく、泡立てやすいのが魅力の洗顔料です。毎日使用可能なので、日々の角質ケアで古い角質や毛穴汚れを落とせます。

ビタミンC*も配合されているので、健やかな肌を目指したい人にもおすすめです。

*アスコルビン酸(整肌成分)

「オバジC　オバジC酵素洗顔」は、ビタミンC*配合の酵素洗顔です。1回分ずつ個包装になったパウダー状の洗顔料で、泡立てるときめ細かくクリーミーな泡ができます。

毛穴の角栓や黒ずみを落としてつるっとした肌に仕上がるから、肌のざらつきが気になる人や、乾燥が気になる大人肌にも向いています。

*アスコルビン酸(整肌成分)

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脂性肌は皮脂が出やすく、べたつきや肌のざらつきが気になりますよね。スクラブ入りの洗顔料やクレイ成分配合の洗顔料を使うと、余分な皮脂が落ちて肌がすっきりします。ここでは、脂性肌におすすめのスクラブ・クレイ入りの洗顔料をご紹介します。

思わずパケ買いしそうな可愛さの「SABON(サボン) フェイスポリッシャー リフレッシング」は、ホホバ由来のスクラブ粒子配合の洗顔料です。古い角質や毛穴汚れを落としながら、なめらかな肌に磨き上げます。

香りは、エイジングケア*のローズ、ゆらぎを整えるラベンダー、すっきり爽快なミントがあり、べたつきやすい脂性肌にはとくにミントがおすすめ。朝に使用すると肌も気分もすっきりして、メイクのりもアップします。

*年齢に応じたお手入れのこと

「KANEBO(カネボウ)スクラビング マッド ウォッシュ」は、モロッコ溶岩クレイ*配合のペーストに崩壊性スクラブが配合されています。ぺたっと肌に密着する重めのペースト状洗顔料です。

顔に広げて水を加えると泡立ち、余分な皮脂や古い角質、毛穴汚れを洗い流してつるんとした肌触りに。とくに汚れが気になるところに伸ばし、30秒ほど置いて流す「部分用マスク洗顔」としても使用できます。

*洗浄成分

「ロゼット　洗顔パスタ　海泥スムース」はミネラルを豊富に含む海泥*とローズフルーツエキスを配合した洗顔料です。すっきりとした洗い上がりで、毛穴汚れが気になる人に向いています。

きめ細かな海泥パウダーを含んだもっちり泡で洗顔すると、陶器のようなつるつるとした肌になれますよ。泡をのせて1分おいてから流す泡パックとして使用すると、より一層すっきりとした洗い上がりが実感できます。さっぱりした洗顔が好きな人におすすめです。

*含硫ケイ酸AI(清浄成分)

脂性肌におすすめの洗顔料を紹介しましたが、洗顔料だけでなく、肌質に合わせた洗い方を知ることも重要です。ここでは、脂性肌の洗顔料の使い方を解説します。

洗顔料は、しっかりと泡立ててから使用しましょう。泡立て不要タイプは、使用量を確認して肌に負担をかけないように注意してください。

酵素洗顔などのパウダータイプは、ごく少量ずつ水を加えて泡立てるともっちりとした泡が作れますよ。

汚れをしっかり取りたいと思ってゴシゴシ洗うと、肌に必要な皮脂まで取りすぎてしまうので注意しましょう。

泡立てた洗顔料を顔にのせ、泡だけに触れるように押し洗いをすると、肌負担を軽減しながら洗顔できます。ニキビができてしまっているときも、肌に触れないようやさしく洗顔してくださいね。

脂性肌の洗顔でとても重要なのは、洗顔後のすすぎです。洗い残しの洗顔料が顔に残っていると、ニキビの原因になってしまうので、髪の生え際などにも洗顔料が残らないようしっかりすすぎましょう。

べたつきやすい脂性肌の方でも、洗顔後はしっかり保湿しましょう。

脂性肌は皮脂量・水分量ともに多く、肌の乾燥よりもべたつきが気になる肌質です。そのため、さっぱりした洗顔が好まれますが、洗顔後そのままにしておくと肌が乾燥してしまうので要注意。

肌の乾燥は、余分な皮脂を分泌する原因になってしまうので、洗顔後の保湿は重要です。

脂性肌におすすめの洗顔料をご紹介しました。脂性肌は、皮脂・水分ともに多く、肌の乾燥よりも皮脂によるべたつきが気になる肌質。さっぱりとした洗い上がりの洗顔料が好まれますが、洗い流すだけでは不十分です。

余分な皮脂分泌を抑えるには、洗顔したあとに保湿ケアをすることが大事。日によって肌のコンディションが変わる方も多いと思うので、ぜひこの記事を参考に肌悩みに合った洗顔料を選んでみてくださいね。