選び方に迷ったら…? ポイント解説!

さっぱり化粧水はベタつかないのが嬉しい!
まずは、さっぱり系の化粧水に関することをおさらい!どんな魅力があるのか?しっとりタイプとの違いはなにか?など、それぞれを紹介します。
さっぱり化粧水のいいところ
- ベタベタしにくい
- 脂性肌やニキビ肌さんでも重たく感じにくい
- コットン塗りとの相性がいい
ライトなテクスチャの化粧水は、ベタつきが気になりにくくさっぱり使えるところが魅力!肌に塗布しても重たくなりにくく、使用しやすいのがポイントです。
またオイリー肌さんやニキビ肌さんにもおすすめ!コットンで化粧水を塗る場合も、コットンになじみやすく使いやすい◎
さっぱり・しっとりの違いとは?
実はさっぱり化粧水としっとり化粧水では大きな違いはなく、違いは使用感の差です。さっぱり化粧水はベタベタせずさらっとした使用感であるものの、しっとり化粧水にはとろみがあります。
ただし、ブランドによって一部成分が違うこともあります。ですが、基本の機能や効果は変わらないことが多いです。
監修者
医療法人ウェルパートナー 主任医師成田 亜希子
さっぱり化粧水の選び方のポイント
さっぱり化粧水の特徴や魅力をチェックした後は、実際に化粧水を選ぶ際のポイントも確認!全部で5つのポイントを紹介するので、自分に合ったポイントを参考にしてみてください。
①保湿成分で選ぶ

- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- セラミド
- スクワラン
さらりとしているのが魅力のさっぱり化粧水ですが、保湿力が足りていないと肌トラブルに繋がってしまう可能性があります。
上記にあるような保湿成分が、パッケージまたは公式サイトに記載されているか確認してから購入するのがおすすめです。
②ニキビ・美白の成分で選ぶ

- 美白*ケア:アルブチン、トラネキサム酸、ビタミンC誘導体、プラセンタ、4MSK(4-メトキシサリチル酸カリウム塩)など
- ニキビ予防:グリチルリチン酸ジカリウム、イソプロピルメチルフェノールなど
保湿ケアに加えて、+αのケアがしたいという方は肌のお悩みに合わせてニキビ予防や美白*ケアができるさっぱり化粧水がおすすめ!
これらのケアに関しては、厚生労働省が効果を認めた成分である「有効成分」が一部配合された、薬用化粧水が向いています。有効成分を上記に記載しましたので、化粧水のパッケージに記載されているか確認しましょう。
*美白とは、メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぐこと
監修者
医療法人ウェルパートナー 主任医師成田 亜希子化粧水を選ぶ上で最も注目したいのは含まれる成分です。化粧水には肌に不足しがちな水分を補う働きがあり、保湿成分が多く含まれるものが理想的です。
また、それだけではなく化粧水の中にはニキビケアや美白ケアなどの効果が期待できる成分が含まれた薬用化粧水があります。肌のお悩みがある方は保湿効果だけではなく、お悩みに対しても同時にアプローチできる化粧水を選ぶとよいでしょう。
③肌質で選ぶ

- 乾燥肌:保湿成分が多いもの
- 混合肌:基本的には保湿成分が多いもの(肌のコンディションに合わせて)
- 脂性肌:全般的に好相性!
- 敏感肌:苦手な成分が配合されていないもの、敏感肌向けブランドもの
さっぱり化粧水は、とくに脂性肌と混合肌との相性がいいです。皮脂がでやすい肌であっても、ベタベタしないうえにきちんと保湿でき、インナードライによる皮脂の過剰分泌対策もできます。
ただし、カサカサしやすい乾燥肌さんは、さっぱりタイプの化粧水では物足りないことも。できる限り、保湿成分が多く配合されているさっぱり化粧水を選ぶようにしましょう!
敏感肌は肌の乾燥が悪化しているケースが多いため、乾燥肌と同様に保湿成分がたっぷり含まれた化粧水がおすすめです。ただし、使用して肌に痛みやかゆみなどの強い刺激が生じる化粧水は肌に炎症を引き起こす可能性もあるのでNG。肌質によって合う・合わないがありますが、刺激が少ないものを選ぶようにしましょう。
④苦手成分の有無で選ぶ
肌質とも重なりますが、肌がデリケートな方はとくにどんな成分が配合されていないかも見ておきましょう!
アルコールや香料、着色料などの肌への刺激になりやすい成分を避けるほか、低刺激処方なのか弱酸性タイプなのかもチェックしておくと◎
購入前にテスターで試せる場合は、腕の内側に塗るなど、パッチテストを行うのがおすすめです。
監修者
医療法人ウェルパートナー 主任医師成田 亜希子肌質に合わない化粧水は、せっかく保湿成分などが多く含まれていても使用すると肌トラブルを引き起こす可能性があります。特に敏感肌の方などは化粧水の刺激を受けやすいため、無添加のものや天然由来の成分でできた化粧水を選ぶのがおすすめです。
ただし、化粧水が肌質に合うか合わないかは実際に使用してみないと分からないケースも少なくありません。初めて使用する化粧水は、顔以外の皮膚が薄くない部位に使用して赤みが出ないか、ヒリヒリとした刺激がないか、かゆみがないか、などチェックするようにしましょう。
さっぱり化粧水でお肌を快適にケア♡
さっぱりと使うことができるタイプのおすすめ化粧水をご紹介させていただきました。ベタベタしないタイプの化粧水を探している方は使ってみてくださいね!
またさっぱり系の乳液は以下の記事でご紹介しているので、ぜひこちらも読んでみてください。
監修者
医療法人ウェルパートナー 主任医師成田 亜希子さっぱりしたタイプの化粧水は皮脂分泌が多いオイリー肌の方や混合肌の方におすすめです。保湿成分がしっかり含まれていても、使用後のべたつきを感じにくくさらっとした仕上がりになります。
皮脂の過剰分泌は肌の乾燥も原因の一つであるため、化粧水を選ぶときは保湿成分がしっかり含まれているかチェックしましょう。また、ニキビなどの肌トラブルに悩まされている方はケアできる成分が含まれた薬用化粧水も検討してみてください。
肌質に合った化粧水は肌のお悩みを解決に導いてくれますが、合わない化粧水を長く使用すると肌トラブルを悪化させてしまう可能性があります。口コミだけではなく、成分をよくチェックして実際にテスターなどで使用して肌に合っているかチェックしてみましょう。
化粧水には様々なタイプのものがありますが、さっぱりタイプやしっとりタイプなどのテクスチャーの違いによって含まれる成分に大きな違いはありません。
化粧水を選ぶときは、ご自身が欲しい効果が期待できる成分が含まれるものかチェックすると同時に、好みのテクスチャーかどうかも確認しましょう。
皮脂の分泌が多めな方にはしっとりタイプの化粧水、乾燥して肌がカサカサしやすい方にはさっぱりタイプの化粧水がおすすめです。