いちご鼻を改善するには？洗顔や綿棒を使ったケアのコツ・おすすめ市販アイテム10選

いちご鼻とは名前の通り、小鼻に黒いぶつぶつができていちごのように見える状態のこと。原因は、過剰な皮脂が毛穴に詰まることで角栓が発生し、その角栓が酸化によって黒ずみになるためです。

また、シミや産毛によって小鼻が黒ずんで見えることもあります。

根本的な原因である皮脂の過剰分泌はどうして発生してしまうのか、解説していきます。

意外にも、乾燥は皮脂の過剰分泌の原因になるので、いちご鼻などの毛穴トラブルや、脂性肌の原因となります。肌が乾燥状態になることで、皮脂腺が水分と油分を補おうとするために、余分な皮脂まで分泌しようとしてしまうためです。

皮脂の過剰分泌は他にもさまざまな肌トラブルを招く可能性があるといいます。

洗浄力の強い洗顔料の使用、過度な洗顔・クレンジング、保湿不足、環境・気温などが、乾燥の原因になります。

いちご鼻を気にして、小鼻に下地やファンデーションを厚塗りすることもまた、悪化の原因となります。毛穴をふさいでしまうことで、汚れがたまったり雑菌が繁殖し、角栓の生成・酸化を促すことになります。また、そのような状態でメイクの落とし忘れがあると、更にいちご鼻は悪化してしまいます。

小鼻やTゾーンなど皮脂が溜まりやすい箇所のメイクは、帰宅後なるべく早く落とすようにしましょう。クレンジングや洗顔の際は丁寧にすすいで、過剰な皮脂や毛穴汚れまで洗い流すように意識しましょう。

いちご鼻とは少し異なりますが、小鼻が黒ずんで見える原因として、シミや産毛も考えられます。この場合、上記のような方法で改善を目指すのは難しいでしょう。

シミの場合は、メラニン生成を抑制する美白化粧品（ビタミンC誘導体配合美容液など）で日頃からケアをする、美容皮膚科のレーザー治療で改善する…などのケアが大切です。産毛の場合は普段からシェービングケアをすること、目立つ場合は脱毛もおすすめです。

いちご鼻を改善するには、適切な洗顔にこまめな保湿など、ご自宅でのスキンケアを丁寧に継続していくことが大切。お家で出来るいちご鼻ケア方法をご紹介します。

メイク汚れや落とし忘れは酸化を招くため、いちご鼻悪化の原因となります。毎日、その日のメイクと皮脂汚れをきっちり落とすことを心がけて、丁寧なクレンジングを行いましょう。

クレンジングには余分な皮脂を吸着・溶解してくれる、毛穴ケアに特化したアイテムが沢山あります。特に「オイルタイプ」「バームタイプ」など、美容オイル配合のものや、マッサージしながら皮脂汚れを溶かしだす「ホットゲル・ジェルタイプ」のものは、いちご鼻ケアと相性の良いものが多いです！

摩擦せずに優しくメイク汚れ・皮脂汚れを落とせるクレンジングを選びましょう。

スキンケアの基本である「洗顔」。忙しい日々の中いつでも丁寧に行うのは少し大変ですが、いちご鼻をケアしたいなら、最初に見直すポイントになります。

①手を洗い、清潔な状態にしておく。洗顔前に蒸しタオルを顔にあてて、毛穴を開かせておくと、より汚れを落としやすいのでおすすめ。

②洗顔ネットなどを使って、もこもこ泡を作る。手のひら大くらいのおおきめなイメージが理想。

③Tゾーン、いちご鼻が目立つ小鼻など、皮脂が多い部分から泡で洗っていく。皮脂が多い部分→目元・口元・Uゾーンという感じに。手で直接顔に触れるのではなく、泡のクッションを少し抑える程度のイメージ。決して力を入れないこと。

④30秒程度したら、ぬるま湯で優しくすすいで洗い流す。洗い残しのないように、15回以上すすぐように。

⑤洗顔後、化粧水→乳液orクリームで保湿する。

洗顔料は、皮脂吸着力のあるクレイ洗顔、酵素洗顔などがおすすめです。

クレンジングや洗顔の前に蒸しタオルを顔にあてておくと、毛穴が開きやすくなるため、汚れが落としやすくなります。蒸しタオルは、フェイスタオルを水に浸して軽く絞ったものをくるくると巻き、レンジで40秒程度あたためるだけで完成します。硬くなった頑固な角質も柔らかくなるので、毛穴ケアにはとてもおすすめですよ。

いちご鼻ケアには、美容液の導入もとてもおすすめです。乾燥が原因の場合は、保湿美容液をピンポイントで使用することでいちご鼻特有のごわつきを抑え、柔らかい肌へと導きます。

そして、いちご鼻・毛穴ケア全般におすすめなのは「ビタミンC誘導体」美容液です。ビタミンC誘導体には皮脂抑制効果があり、肌を引き締める作用があるので、皮脂詰まりや毛穴開きを防ぎます。皮脂による酸化も予防できるので、いちご鼻特有の黒ずみも抑えることができます。

なんとかしたい毛穴の開き！原因と対策別のおすすめ美容液とメイクのポイントをご紹介

市販で気軽に買うことが出来る、いちご鼻ケアにおすすめなスキンケアを10選ご紹介します。

いちご鼻ケアには、洗顔の見直しがとても大切です！洗顔方法もですが、アイテムにもこだわりましょう。

毛穴ケアにおすすめなのが「酵素洗顔」になります。酵素には、小鼻の黒ずみの原因となる、古くなった角層を分解する作用があります。さらに、こちらに配合されている「炭」には、分解された古い汚れを吸着する作用があります。酵素と炭のW配合で、いちご鼻など、毛穴悩みに多角的にアプローチしてくれる洗顔料です。

ビタミンC美容液が話題のObagiですが、こちらの洗顔パウダーも毛穴ケアにおいて大人気なアイテムです♡毛穴悩みの元となる古い角栓を分解する「酵素」と、肌を引き締める「ビタミンC」配合！角栓詰まりやザラつきを取り除き、つるりとした印象の肌へと洗い上げます。

ベストセラー「ロゼット洗顔パスタ」のざらつき・毛穴悩み対策タイプです。清浄パウダー配合で、しっとりさらさらな肌へと導きます。皮脂汚れを吸着する炭配合で、ザラつき・べたつきをすっきりと洗い上げます。

いちご鼻の原因となる肌の古い角質や、毛穴汚れをしっかり吸着してくれる「ホワイトクレイ」配合の洗顔料です。角栓によるいちご鼻の気になるお肌を、なめらかでつややかな質感へと洗い上げます。

一本で「メイク落とし・洗顔・角質ケア」の3機能を備えた洗顔料です。角質ケア成分が、古くなった角質汚れを取り除いてクリアな肌へと導きます。スクラブ入りなので、マッサージしながら行うと気持ちよさそう！毛穴が気になる方におすすめです。

いちご鼻ケアには、角栓や皮脂汚れを吸着して取り除く洗い流すパックや、クレンジングの使用がおすすめです！

メイクの落とし忘れもいちご鼻の原因となりますので、メイクオフ力が高いクレンジングを使うようにしましょう。

大人気クレンジングバーム「DUO」の毛穴ケアタイプです。角質溶解オイル配合で、硬くなった角栓を吸着・溶解してくれるので、小鼻や肌のごわつきが気になる方におすすめです。とろけるように肌に馴染み、余分な皮脂とメイク汚れを洗い流してくれます。

肌馴染みの良い、べたつかない天然オイルです。さらっとした使用感で、保湿やマッサージ、頭皮ケアなどマルチな使い方が可能。べたべたしないのでクレンジングや毛穴ケアで愛用する人が多いです。

口コミで大人気な、アロマの香りが漂うオイルクレンジング。さっとメイクを落としながら、肌表面の古い角質や汚れまで洗い流します。角層くすみの気にならない、明るい印象の肌へと導いてくれます。

ミントが爽やかに香る、スクラブ入りのフェイス＆ボディマスクです。余分な皮脂や角質をすっきりさせてくれるので、いちご鼻や脂性肌にお悩みの方におすすめな洗い流すタイプのマスク。ペパーミントオイルとマリーゴールドオイルをブレンドした、なめらかでお肌にのばしやすい質感なので、スクラブの硬さが苦手な方でも使いやすいテクスチャー。

保湿成分「酒粕エキス」配合で、ちょっと贅沢なお肌のホームケアが楽しめる、洗い流すタイプのパックです。乾燥しやすい方、小鼻がごわごわして肌の硬さが気になる方におすすめ。口コミでも話題のおすすめスペシャルケアになります。

「ワセリンと綿棒のケアでいちご鼻が改善するって聞いたんだけど…」「男性におすすめないちご鼻ケアは？」

このような、よく聞くいちご鼻改善に関する質問に答えていきます♪

ワセリンは、乾燥から唇や肌を保護するのにおすすめなアイテムです。

しかし「ワセリンと綿棒ケアでいちご鼻が改善する」なんて噂をたまに聞きますが、いちご鼻にワセリンを使用したケアはおすすめしません！

ワセリンは半固形の油性成分であり、角栓を溶かす作用はありませんし、逆に毛穴に油分を増やしていちご鼻を悪化させてしまう可能性があります。

ワセリン＋綿棒のケアもですが、よく聞く「ワセリンパック」もワセリンが毛穴を防いでしまうので、控えましょう。

今回おすすめしたような、炭やクレイ成分を配合した洗顔料は皮脂汚れを吸着して取り除くため、男性にもおすすめです。脂性肌気味な方は、このようなテカリやべたつきを洗い流してくれる洗浄力の高い洗顔料を使用してみてください。

いちご鼻や脂性肌に悩む男性も、洗顔後は必ず保湿をするようにしましょう！

いちご鼻は年齢関係なく発生しますが、思春期や生理前などセンシティブな時期ほど皮脂過剰になりやすい傾向にあります。

センシティブな時期はホルモンバランスが乱れやすく、そうなると皮脂腺が刺激され、皮脂が過剰に分泌されます。皮脂の過剰分泌こそ、いちご鼻の原因です。

そのため、中学生や高校生など10代の方は、いちご鼻などの皮脂トラブルや、ニキビに悩みやすい傾向があります。

お顔の真ん中で気持ち的に気になりやすい「いちご鼻」ですが、市販で買えるアイテムでも、皮脂汚れや角栓ケアできるものは沢山あります！

いちご鼻に徹底アプローチするスキンケアを取り入れて、コツコツと予防ケアしていきましょうね♡