プチプラ・高級おすすめ毛抜き12選《男性にも◎》ピンセットとの違いや毛抜きの選び方もご紹介

毛抜きは、眉の形を整えたり気になるムダ毛を処理したりする時に便利なアイテムの1つです。毛穴の中にある毛根ごと引き抜くので、カミソリで処理した時に残りやすい黒いブツブツが目立たないのが特徴。今回は、おすすめの毛抜きや種類などご紹介します。

毛抜きには、いくつか種類があります。それぞれメリットがあるので、自分が使いやすい毛抜きを選ぶのがポイントです。まずは、毛抜きの種類やおすすめポイントをまとめてみました。

刃先が斜めにカットされた先斜めタイプは、先が尖っているのでピンポイントに狙いやすく、また平らな側面で毛をまとめて処理できるのが特徴です。幅広い用途で使える毛抜きなので、比較的流通されているタイプといえるでしょう。

刃先が平行になっている平行タイプは、複数の毛をまとめて抜きやすいのが特徴です。とくに、ヒゲや産毛など短い毛を抜きたい時に使いやすいでしょう。その分1本ずつ細かい毛を抜くのは不向きといわれています。

刃先が尖っている先細タイプは、1本ずつ抜きたい時に適しています。眉を整える際に不要な毛をピンポイントに処理したい時は、先細タイプが便利です。毛を挟む刃の面積が小さいので慣れるまで少し時間はかかりますが、使いこなせば処理がかなり楽になります。

刃先が丸い先丸タイプは、肌に当たっても傷つけにくいのが特徴です。そのため、脇や手足など傷つけたくない部位に使うのがおすすめ。その分ピンポイントの毛を抜くのは難しいですが、先端恐怖症の人や傷が怖い人は先丸タイプを使うパターンが多いです。

毛抜きがない時、ピンセットで代用できないか考える人も多いです。たしかに、形状はほぼ一緒ですし「つまむ」という点では使用目的も似ています。実は、毛抜きとピンセットは似ているように全く別物なのです。

次に、毛抜きとピンセットの違いや毛抜きをおすすめする理由をいくつかご紹介します。

毛抜きとピンセットの大きな違いは、毛に特化しているかどうかです。毛抜きは、さまざまな毛をスムーズに抜けるように工夫されています。一方ピンセットは、小さなものをつまむことを重視している造りなので、フィギア作りやネイルアートなど細かい工作をする際におすすめです。「抜く」と「つまむ」は、似ているようで全くの別物なんですね。

ムダ毛を処理する目的で使うなら、「毛を抜く」ことに特化した毛抜きを使うのがおすすめです。ピンセットでも決して使えないことはありませんが、「つまむ」ことに特化しているので、上手く毛がつまめなかったり途中で毛が切れたりする恐れがあります。ストレスフリーで処理したいなら、毛抜きを選ぶようにしましょう。

次に、プチプラでおすすめの毛抜きを9つご紹介します。ドラッグストアで購入できる毛抜きも多数紹介しているので、気になる人はぜひご覧ください！

グリーンベルから登場している「驚きの毛抜き」シリーズは、ムダ毛を高確率でキャッチする特殊構造によって、短い毛から太い毛までスポッと抜けやすいのが特徴です。先斜めタイプは、つまんだ時の刃先のズレがなく、毛を掴んだ瞬間するっと抜けます。軽い力で根元から抜けるのが嬉しいですね。

同じ形状で手持ちがピンクになったローズタイプもあります。口コミ数でいえばローズタイプのほうが多いです。先斜めの角度はそこまで尖っていないので、肌に当たっても刺激を感じにくいですね。

グリーンベルの驚きの毛先シリーズから先丸タイプも登場しています。刃先が丸く薄いので、自由に動かしやすいのが特徴です。男性の場合はヒゲの濃い部分、女性は腕毛やすね毛など太い毛を抜く時におすすめ。LIPSび口コミが0件なのが少し寂しいですが、アイテム自体はいいのでここでご紹介しておきます。

資生堂のアイブローニッパーズは、眉毛を整える時に使える先斜めタイプの毛抜きです。刃先に滑り止め防止の線が入っているので、短い毛もしっかりキャッチしてくれます。また、長時間持っても疲れない特殊な形状をしているのも特徴です。カミソリだけでは処理できない眉毛近くの細かい毛も、これ1つできれいに整えられます。

貝印の先が丸い毛抜きは、その名の通り先丸タイプの毛抜きで、刃先が広いので複数の毛を抜きたい時に使えます。そのため、短い毛や埋まった毛を抜く時、肌に直接押し当てても刺激を感じにくいです。また、ただ先が丸いだけではなく、先がピッタリとフィットするような構造なので毛をキャッチしやすいのも魅力。

ちなみに、同シリーズのシルバータイプもあります。

無印良品のスチール毛抜きは、他の毛抜きより若干長めに作られた先斜めタイプの商品です。刃先の角度が鋭いので、軽い力で毛が抜けるのが魅力。そのため、わき毛や濃いヒゲなど太い毛を抜きたい時に適しています。

ファンケルのツィザーは、刃の合わせが長いので、広範囲の毛を一気に抜きやすいのが特徴です。先斜めタイプですが、角度がゆるやかなので平行型と同じ感覚で使えます。手持ち部分から刃先まで短めに作られているため、顔や足など直視できる部位に使うといいでしょう。

DHCの毛抜きは、刃先までが細くスタイリッシュなデザインが特徴的な先斜めタイプの毛抜きです。刃の嚙み合わせもよく、余計な力がなくとも1本ずつスルスル抜けるので、長持ちしやすいのも魅力。このような先で挟むタイプは、眉毛を整える時にぴったりです。

アテニアのツィザーは、刃先の面積が小さい先斜めタイプの毛抜きです。とにかく刃先が細いので、短い毛や細かい毛をピンポイントに抜きたい時に適しています。そのため、眉毛を整えたり細い産毛を抜いたりする時におすすめです。

ダイソーやセリアなど100円ショップにも毛抜きが販売されています。ここでは、キャンドゥから出ているルージーンのLJ 毛抜ブラックベーシックをご紹介しますね。先斜めタイプの毛抜きで、適度な重みとバネ感があるのが特徴です。滑り止め加工も付いているので、毛を逃さずキャッチしてくれます。

また、シンプルな見た目ながら長時間持っても疲れにくいデザインなのも魅力です。

毛抜きの中には、数千円する高級品もありますが、プチプラとどのように違うのか気になりますよね。お値段が張りますが造りの精度が高いので、濃いヒゲや眉毛のムダ毛処理に悩む男性にもおすすめです。次に、おすすめの高級毛抜きを3つご紹介します。

THE TOOL LAB 1054 エアーピックトゥイザーは、つけまつ毛を装着する時に使えるアイテムですが、毛抜きとしても優秀なのでこちらで紹介しておきます。THE TOOL LABは、シャネルやSK-Ⅱなど名だたるコスメブランドのアプリケーターを担当するメイク道具専門のブランドです。軽い素材で作られており、長時間使っても手が疲れにくいのが魅力。

先斜めタイプで、特殊加工された刃が反れることなくぴったり合うので、毛の太さや長さ関係なく掴みやすいです。

ツイーザーマンのスラントツイーザーは、アメリカ・ニューヨーク発の美容ツールブランドです。刃先は職人の手によって丁寧に研磨しているので、ズレがなくぴったりと重なります。25°の先斜めタイプなので、細かい毛から複数の毛まで幅広い用途で使えるのが特徴です。

また、ツイーザー全体を丁寧に磨き凸凹のない滑らかな刃にすることで、途中で毛が切れるのを防ぎます。

眉毛サロンでお馴染みのアナスタシアから出ているツィザーは、毛を抜いた時の痛みが少なく、細い毛や短い毛もキャッチしてくれる毛抜きです。眉や産毛など、顔周りの毛は痛みを感じやすいですが、このツィザーは力を入れなくてもスルスル抜けやすいのが魅力。アナスタシアが日本に上陸した直後からの人気商品で、長く愛用している人が多いです。

中には、小鼻にできた角栓を毛抜きで抜く人が多いです。たしかに、角栓がスポっと取れる快感にはまってやめられない気持ちはわかります。最近は、角栓用に医療用のピンセットを紹介する記事も見かけるようになりました。

結論からいえば、毛抜きで角栓を抜くのはおすすめできません。爪でひっかきながら角栓を取るよりかは肌を労わっているイメージですが、無理やり角栓を取り除いている事実は変わらないので、肌へのの負担は大きいです。とくに、小鼻周りの皮膚はとても敏感なので、毛抜きやピンセットで引っこ抜いてしまうと炎症を起こす原因になります。

また、角栓を取ることでぱっくり開いた毛穴は、正しいスキンケアをしないと塞がらなくなる可能性が高いです。医師の指示に従いながら慎重におこなえばいい結果につながるかもしれませんが、自己流でやるのはリスクが高すぎます。角栓ができる原因である皮脂分泌や肌の状態の乱れを整えるために、保湿を意識しつつ生活習慣を見直すといいでしょう。

「たかが毛抜き」と思うかもしれませんが、なかなか毛が掴めない毛抜きとスポスポ抜ける毛抜きとどちらを使いたいかと言われたら、おそらく後者を選びます。それくらい、日頃のムダ毛処理に毛抜きの存在価値は高いのです。今までピンセットで抜いていた人も、毛抜きに変えるだけで驚くほど処理が楽になりますよ。

プチプラから高級毛抜きまでいくつかおすすめの毛抜きをご紹介したので、この記事を参考にしながら快適なムダ毛処理ライフを送ってください！