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選び方に迷ったら…？ ポイント解説！
選び方に迷ったら…？ ポイント解説！プレストパウダーとは？ルースパウダーとの違いって？
フェイスパウダーには、「プレストタイプ」と「ルースタイプ」があります。まずは、プレストパウダーとルースパウダーの違いを知っておきましょう。
- プレストパウダー：粉をプレスした固形のタイプで、カバー力が高く持ち運びに便利。
- ルースパウダー：サラサラとした粉末タイプのフェイスパウダーで薄づき。ふんわりとした仕上がり。
プレストパウダーは、粉をプレスした固形状のフェイスパウダーです。ルースタイプに比べると、カバー力があります。ケースがコンパクトなものが多く持ち運びにも便利なので、外出先での化粧直しにも向いています。
一方で、サラサラの粉状のルースパウダーはカバー力はあまりなく、ふんわりとした仕上がりです。ケースが大きいものが多いため、持ち運びには不向きです。
監修者ヘア・メイクアップアーティストNANA
理想の肌に近づける！自分に合ったプレストパウダーの選び方
ここからは、自分に合ったプレストパウダーの選び方について解説します。仕上がりの質感や肌悩みに合わせて、自分に合う選び方を押さえましょう。
①ツヤ派？マット派？なりたい仕上がりの質感で選ぶ
左：@natsu__cosme／右：@katatsumuri_en
ツヤ感がある仕上がりかマットな仕上がりか、好みの質感に合わせて選べば理想の肌に近づけます。
ツヤを出したいならラメやパールが入ったプレストパウダーを選びましょう。光を正反射する板状粉体が多いものや、パール剤・マイカなどが多いものを選ぶと、ツヤ感のある仕上がりになります。ツヤのある肌はパッと明るい印象を演出できますよ。
マットな質感に仕上げたいならラメやパールが入っていないプレストパウダーを選びましょう。光を乱反射する球状粉体が多いものや、粒子が細かいものならマットな仕上がりに。大人っぽい印象の肌になれますよ。
- 監修者ヘア・メイクアップアーティストNANA
マットにしたいときは、ブラシで塗布するのがおすすめ。マットは厚塗りな印象になってしまうこともありますが、ブラシだとナチュラルに仕上がりますよ。
②【肌悩み別】おすすめ機能と成分をチェック
仕上がりのキレイさや、崩れにくさを重視するなら肌質に合ったプレストパウダーを選ぶことが重要です。ここでは、肌悩み別のおすすめ機能と成分を見てみましょう。
色ムラが気になるならカバー力が高く、コントロールカラー機能があるものを
肌のアラ・色ムラが気になる人は、カバー力が高く、コントロールカラー機能があるプレストパウダーを選びましょう。肌のアラをカバーしたいという人はベージュカラーがおすすめです。カバー力が高く肌をキレイに見せてくれながらも自然に仕上がりますよ。
また、いまの肌悩みに合わせてカラーを選ぶというのもひとつの方法。以下を参考に、自分に合ったカラーを選んでみてくださいね。
気になるお悩み別おすすめカラー
- グリーン：赤みが気になる人
- パープル：くすみが気になる人
- ピンク・オレンジ：血色感がほしい人
- ホワイト（クリア）：透明感がほしい人
- 監修者ヘア・メイクアップアーティストNANA
パープル・ピンクは特におすすめのカラーです。今年の春はポイントメイクに光を感じるものが多いので、ベースにこれらの色を使うと透明感が出てポイントメイクが映えますよ。
肌のべたつきが気になるなら【皮脂吸着剤】が配合されているものを
皮脂の分泌量が多く、肌のべたつきやテカリが気になる人は、皮脂吸着剤が配合されたプレストパウダーを選びましょう。皮脂吸着剤が余分な皮脂を抑え化粧もちが良くなるので、化粧直しの回数が減らせますよ。
商品の成分表を確認して、シリカなどの皮脂を吸着する成分が多く入っているものを選んでみてください。
乾燥肌なら【保湿成分】が配合されているものを
肌が乾燥しやすく、プレストパウダーを使うとカサカサしたり粉をふいたりしやすい人は、油分や保湿成分が配合されているものを選びましょう。以下のような成分を商品のパッケージや成分表で確認してみてくださいね。
保湿効果が期待できる成分
- ヒアルロン酸
- セラミド
- コラーゲン
- グリセリン
- ミネラル成分
また、肌にツヤがあると肌がうるおって見えるため、乾燥肌にはツヤ感のあるプレストパウダーがおすすめです。
毛穴やシワが気になるなら【ソフトフォーカス】効果があるものを
毛穴やシワが気になる人には、ソフトフォーカス効果があるプレストパウダーがおすすめです。「ソフトフォーカス効果」とは、光の乱反射によって毛穴やシワを目立ちにくくする効果のこと。凹凸が目立ちにくいふんわりとしたベースメイクに仕上がり、肌がキレイに見えますよ。
光を乱反射するマイカなどの球状粉体が配合されたものを選びましょう。
- 監修者ヘア・メイクアップアーティストNANA
パウダーのソフトフォーカス機能は、ぜひ小鼻周りで活用しましょう。ブラシでくるくるすると毛穴が目立たなくなります。
皮脂吸着パウダーはおでこだけでなく、前髪の裏側に薄く塗るという裏技も。前髪がべったりしにくくなりますよ。
③外出前やお直しで使うなら【UVカット】効果があるものがおすすめ
化粧直しに使うならUVカット効果があるプレストパウダーがぴったり。夏場はもちろんのこと、日焼け止めはこまめな塗り直しが必要なため、UV下地やファンデーションを塗り直すのは大変ですよね。UVカット効果があるプレストパウダーを使えば、化粧直しと同時にUV対策もできて便利です。
年間を通してしっかりUV対策をしたい人は、プレストパウダーとUV下地と併用して紫外線対策を強化してみて。
- 監修者ヘア・メイクアップアーティストNANA
UVカット効果のあるプレストパウダーは、夏に持ち歩いてほしいアイテムのひとつ。液体のUVカットコスメは塗り直しがしづらいので、プレストパウダーでメイク直しついでに紫外線対策ができると一石二鳥ですね。
④お泊りのときは【スキンケア成分】配合で、つけたまま寝てもOKなものが◎
旅行などのお泊りのときにも肌をキレイに見せたい人は、スキンケア成分が配合されたプレストパウダーを選びましょう。
「ナイトパウダー」とも呼ばれることもあり、スキンケア成分が配合されているため、つけたまま眠ってもOK！お泊りのときにすっぴん風メイクをしたい人や、スキンケア後のべたつきを抑えたい人におすすめです。
人気のナイトパウダーは、こちらの記事でチェック！
⑤【年代別】選ぶポイントとプチプラ・デパコスのおすすめ商品
ここでは、年代別のプレストパウダーを選ぶポイントを紹介します。プチプラとデパコスのおすすめ商品も紹介するので参考にしてください。
【20代】 皮脂を吸収してくれるさらさらタイプがおすすめ
皮脂の分泌量が多く、肌がべたついたりテカリや崩れが気になったりしやすい20代は、皮脂吸収剤が配合されたプレストパウダーがおすすめです。また、肌荒れしやすい年代でもあるので、肌への負担が少ないタイプを選ぶようにしましょう。
【30代】肌の変化に合わせてカラーを使い分け
30代になると、20代のころにはなかった肌変化が起きてお悩みも変わってきます。パウダーも悩み別に使い分けるとキレイなベースメイクを作れます。
悩み別のおすすめタイプ
- 肌の乾燥：保湿成分が配合されているもの
- 肌のくすみ：パープル系のパウダー
- 血色が悪い：ピンク系のパウダー
また、30代の肌は変化が起きやすいため、紫外線対策はしっかりしておきたいものです。プレストパウダーもUVカット効果があるものがおすすめですよ。
【40代】シミやくすみ、シワを目立たなくするカバー力が高いものが◎
40代は、シミやくすみ、シワなどが気になり始める年代。ソフトフォーカス効果で肌悩みを隠す、カバー力があるプレストパウダーを選びましょう。自然なツヤが出るタイプを選べば肌がキレイに見えて若々しい印象になれます。
40代におすすめのプレストパウダー
- COVERMARK「フェイスアップ プレストパウダー SPF23 / PA++」：3色のライティング微細パール配合で、明るく澄んだ肌に。
- TIMESECRET「ミネラル 薬用プレストパウダー」：肌荒れをケアしながらファンデーション並みのカバー力を叶える。
【50代】年齢肌を活き活きと見せる！ツヤ感があるものがおすすめ
50代は、ツヤのあるプレストパウダーを選んでハリ感を演出するのがおすすめです。肌悩みが増える年代でもあるため、エイジングケア*成分が配合されたものを選びましょう。
50代におすすめのプレストパウダー
- DECORTÉ「AQ オーラ リフレクター」：6色のパウダーで上品なツヤ感のある肌を演出できる。
- Cle de Peau Beaute「プードルトランスパラントn」：繊細な粉質。スキンケア感覚で使える
*年齢に応じた化粧品等によるケアのこと
- 監修者ヘア・メイクアップアーティストNANA
最近ではツヤがでるタイプが多く出ていますが、年齢が上がるにつれて、ツヤが品のない仕上がりに感じてしまうことも。その場合は全顔に塗らず、部分使いにしましょう。
プレストパウダーはブラシでつける？パフでつける？仕上がりの違いを解説！
プレストパウダーには、ブラシでつける方法とパフでつける方法があります。それぞれの仕上がりの違いを知って好みに合わせてつけ方を変えてみましょう。
ブラシでつけるとふんわりとした仕上がりに
プレストパウダーはブラシでつけるとやわらかい印象に仕上がります。マシュマロのようなふんわり肌に仕上げたい人におすすめ。
ブラシにプレストパウダーを取って、手の甲などでパウダーをブラシの中にしっかり含ませてから顔に塗布します。ブラシを回転させながらクルクルとつけると、毛穴がカバーされてふんわりと仕上がりますよ。
パフでつけるとしっかりとした仕上がりに
パフでつけるとブラシよりもカバー力のある仕上がりに。ベースメイクが崩れやすい人や、汗や皮脂をカバーしたい人におすすめです。
パフ全体にパウダーを揉みこんで、おでこや鼻まわりなど、崩れやすい場所を重点的にカバーしながらムラなく肌にのせましょう。パフは厚塗り感が出やすいため、なるべくふんわりとのせることを心がけてあげると崩れにくくなりますよ。
- 監修者ヘア・メイクアップアーティストNANA
全体を自然に仕上げたいなら、ブラシを使うのがよいでしょう。プレストパウダーに付属しているパフは薄いものが多く、意外とぺったりしがち。崩れやすいところを抑える分にはよいのですが、全顔に使うと厚塗り感が出てしまいます。
ブラシやパフのお手入れ方法
ブラシやパフなどのメイクツールは、使っていくうちに汚れてしまうもの。汚れをそのままにしておくと雑菌が繁殖することもあるので、しっかりお手入れしていきましょう。ここでは、ブラシやパフのお手入れ方法を解説します。
ブラシのお手入れ
- 日々のお手入れはティッシュオフでOK
- 汚れが目立ってきたら専用のクリーナーで洗う
- 洗ったら陰干しする
ブラシは頻繁に洗いすぎると毛が傷んでしまうので、毎日のメイク後についた汚れをティッシュで軽く落としましょう。汚れが目立ってきたら専用クリーナーでやさしく洗い陰干しします。
パフのお手入れ方法
- 洗う目安は週に1度
- 中性洗剤か専用クリーナーを使う
- 洗ったら陰干しする
パフは皮脂などがついて汚れやすいので、週1回は洗いたいものです。乾いたパフに中性洗剤か専用クリーナーをつけ、揉み洗いしたら汚れがなくなるまでしっかり洗い流します。直射日光で乾かすとパフがごわごわになってしまうので陰干ししましょう。
メイクブラシの洗い方はこちらの記事で詳しく解説しています。
プレストパウダーに関するよくある疑問
プレストパウダーに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
外出用のプレストパウダーにはどんなものがおすすめ？
外出用のプレストパウダーは、ポーチに入れることを考えて小さいサイズのものがおすすめです。鏡がついていて、パフやブラシが内蔵されているものは化粧直しにとても便利ですよ。
化粧直しに使うのであれば、パープルやホワイト系の明るい色味が◎。夕方くすみがちになる肌をキレイに見せてくれます。
プレストパウダーの中身が割れた時の対処法は？
プレストパウダーが割れてしまったときの対処法は具合によって異なります。
ひび割れの対処法
- ひび割れた部分に化粧水を数滴垂らす
- ラップをかぶせる
- ひび割れ部分を指でなでてなじませる
- 乾かす
ひび割れ程度であれば、化粧水を垂らして固めるだけで対応できます。使用する化粧水はサラサラしたテクスチャーのものがおすすめ。
割れたときの対処法
- プレストパウダーを粉々に砕く
- ケースの中に平らにならす
- ラップをかけ平たいもので押し当てて固める
- 2～3時間冷蔵庫で冷やして固める
プレストパウダーが割れてしまった場合は、ひび割れの対処法では元に戻すのが難しいため、できるだけ粉々に砕いて固め直します。
詳しい方法は、こちらの記事でチェックしてみてくださいね。
プレストパウダーをムラなく塗るコツは？
プレストパウダーをつけるときに、ブラシやパフにパウダーがつきすぎていると、ムラづきの原因になってしまいます。パフの場合は、パウダーを取ったあとパフを揉み込むようにしてなじませてから顔に塗布しましょう。ブラシの場合は、手の甲などでブラシの中にパウダーをなじませてからつけるとムラのない仕上がりに。
化粧直しの際には、余分な皮脂をオフしてからプレストパウダーをつけるとキレイに仕上がりますよ。
- 監修者ヘア・メイクアップアーティストNANA
プレストパウダーを上手に使うには、ブラシとパフの二刀流がおすすめ。毛穴が気になるところや顔全体には毛穴を埋めるイメージでブラシをくるくると、皮脂を抑えたいところにはパフの面でしっかりと押さえます。
付けすぎはもちろんNG！少しずつ足していくイメージで仕上げると、ベースメイクの持ちがよくなりますよ。
プレストパウダーとあわせて使って、長時間崩れにくい美肌に
プレストパウダーにあわせて、ほかのベースメイクアイテムも自分に合うものを使えば、さらにキレイに仕上がります。以下の記事ではLIPSユーザーさんおすすめの商品をランキングで紹介しているので、ぜひチェックしてください。
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おすすめはルースパウダーを自宅用、プレストパウダーを持ち歩き用にして使い分けること。自分の生活スタイルに合ったものを選んでくださいね。