
【メイクブラシの洗い方】洗剤・クリーナー別に解説!家にあるもので簡単お手入れ♡
メイクブラシには洗剤や素材ごとに洗い方が違います。そこで、洗剤やクリーナーごとの洗い方や素材ごとの洗い方を解説!同時に乾かし方もレクチャーします。家にあるものでの洗い方を紹介するので、簡単ブラシのお手入れができるようになりますよ◎
メイクブラシを洗わないとどうなる?
そもそも、どうしてメイクブラシを洗う必要があるのか?どんなデメリットがあるのか?洗わないで放置しておくと起こることから解説します。
メイクのノリが悪くなる
メイクブラシを洗わず使用し続けると、ファンデーションやチークなどの粉含みが悪くなります。したがって、メイクノリが悪くなり、肌に塗ったときにムラのある仕上がりに!
きれいにメイクを仕上げるためにも、ブラシを清潔に保っておくことが重要です。
雑菌が繁殖して肌荒れの原因になる
メイクブラシを洗わずにいると、メイクブラシに含まれたファンデーションやチークなどが酸化してしまい、肌に負担を与える原因となることがあります。
加えて、メイク中、ブラシに肌に付着していた汚れや汗がついてしまい、雑菌が繁殖することも。そのままブラシを使うと、雑菌を肌に塗ってしまうことになり、肌トラブルに繋がりやすくなります。
メイクブラシは何で洗う?洗剤は?
メイクブラシは、専用の洗剤を使用しないといけない印象が強いと思います。ですが実は、クレンジングオイルやシャンプーなどでも洗うことができるんです。そこで、メイクブラシな何の洗剤で洗えるのかを紹介します。
- メイクブラシ専用クリーナー
- 中性洗剤(食器洗剤)
- 石鹸
- 洗顔料(洗顔フォーム)
- シャンプー・トリートメント
- ハンドソープ
- 無水エタノール
メイクブラシ専用のクリーナーを使って洗うのが主流ですが、そのほかにもシャンプーや中性洗剤なども使用できます。家にあるものでメイクブラシを洗えるので、気になったときにササッとメイクブラシをお手入れできます。
メイクブラシを洗うタイミング・頻度
メイクブラシは洗いすぎてもブラシの毛が傷んでしまうので、1カ月に1度くらいの頻度で洗うのがおすすめ◎
メイクブラシは、一見汚れていないように見えるときもあります。ですが直接肌に触れるものなので、雑菌が隠れていることが多いです。隠れた雑菌で肌にダメージを与えないためにも、ブラシの毛が膨らんだり、メイクのノリが悪くなったりしたらメイクブラシを洗いましょう。
メイクブラシの洗い方!家にあるものでも簡単にできる♡
ここからはメイクブラシの洗い方について、石鹸や中性洗剤などの種類別にご紹介します!お持ちの洗剤の洗い方をチェックしてみてください。
①メイクブラシクリーナーの洗い方
- 深さのある容器にメイクブラシクリーナーを半分ほど入れる
- ブラシの毛の部分のみを入れる
- 汚れが浮いてくるまでくるくると回す
- ブラシを水洗いする
- タオルで水気をきる
- 自然乾燥させる
ご使用のメイククリーナーによって、洗浄力はさまざまかと思います。一度水洗いをした後に、ブラシがまだ汚れているように見えたら、もう一度容器にメイクブラシクリーナーを入れ洗い直しましょう。
②中性洗剤(食器洗剤)の洗い方
- コップに入ったぬるま湯に中性洗剤を少し入れる
- メイクブラシを振り洗いする
- 洗浄液の色がにごらなくなるまで何度か液を取り替える
- 筆先を手で軽く絞って水気をきる
- 乾いたタオルで優しく水分をふき取る
- ブラシの形状を整える
- 自然乾燥させる
台所用中性洗剤での洗い方は、主に人工毛のメイクブラシを洗うときにおすすめです。中性洗剤の場合、毛を傷めてしまって洗った後ごわごわになる可能性があるので、洗いすぎには気を付けましょう!
③石鹸の洗い方
- ぬるま湯を毛の根元まで濡らす
- 石鹸を軽くつけて、やさしく揉みこむ
- きれいなぬるま湯で洗い流す
- にごりがなくなるまで洗い流す
- 筆先を手で軽く絞って、水気をきる
- 乾いたタオルで優しく水分をふき取る
- ブラシの形状を整える
- 自然乾燥させる
使用するのは、洗浄力がマイルドなタイプのものがおすすめです。天然毛のブラシを優しく洗うのにも適しています。
④洗顔料(洗顔フォーム)の洗い方
- ブラシを水で濡らす
- 洗顔フォームを泡立てる
- 泡で根元から先端に向かって揉み洗いする
- にごりがなくなるまで洗い流す
- 筆先を手で軽く絞って水気をきる
- 乾いたタオルで優しく水分をふき取る
- ブラシの形状を整える
- 自然乾燥させる
大切なのは肌への負担が少ない洗顔フォームを使うことです。人工毛であればそんなに配慮は必要無いのですが、洗い上がりがさっぱりするような洗浄力の強いものは天然毛には合わないので注意が要注意。
⑤シャンプー・トリートメントの洗い方
- 洗面器にお湯を張る
- シャンプーを1~2滴たらす
- ブラシの毛の部分をのみをお湯につけ、振り洗いする
- しっかりと汚れが取れるまですすぐ
- 洗面器に再度お湯を張る
- トリートメントを2滴入れる
- ブラシの毛のみを入れ、振り洗いをする
- 筆先を手で絞って軽く水をきる
- 乾いたタオルで水気をふき取り、自然乾燥させる
シャンプーとトリートメントで洗う方法は、ブラシにダメージを与えたくないときにぴったり!乾いた後のブラシがふんわりとするので、肌当たりもよくなります。
⑥ハンドソープの洗い方
- 容器にお湯を張る
- 筆の毛の部分のみお湯につける
- ハンドソープを毛の根元から毛先につける
- 揉み洗いする
- お湯ですすぐ
- 余分な水分を絞る
- 自然乾燥させる
ハンドソープで洗う場合は、毛を揉むように洗うのがポイント。しっかりと汚れが落ちたか確認しながら、数回に分けてすすぎ洗いをしましょう。
⑦無水エタノールの洗い方

結論からお話すると無水エタノールで洗うのはあまりおすすめできません。無水エタノールはアルコール濃度が非常に濃いエタノールなので揮発しやすく、引火する懸念があることや、洗うときに皮膚へ付着すると刺激が非常に強いために扱いが難しいアイテムだからです。
加えて、とくに天然毛のブラシは痛みやすいのです。人工毛の場合はあまり痛まないとしても、肌への悪影響が心配でメリットが少ないです。どうしても代用しなければならない場合にのみ使いましょう。
- 無水エタノールを小さな陶器の深皿に入れる
- 乾いたままのブラシを入れる
- ブラシをふり洗いする
- 汚れた液を捨てて取り替える
- 1〜4の手順を繰り替えす
- 水気を絞って筆先を立てて乾かす
メイクブラシタイプ別の洗い方!素材に合わせた洗い方でふわふわ感をキープ♡
メイクブラシを洗う際、毛質によって洗剤や石鹸など使用できるものとできないものがあります。正しい使い方をしないとブラシを傷つけてすぐ使えなくなってしまうので、気を付けましょう!
人工毛(ナイロンなどの化学繊維)は「強めの洗浄力でOK」
ナイロンやポリエステルなどの「化学繊維」。コシが強く、洗いやすいのが特徴です。このタイプは比較的安価で買い換えやすいので、中性洗剤やエタノールなど強めの洗浄力の洗剤を使用してOK!
カラーメイクなどの派手な色のメイクや落ちにくいメイクの際に人口毛のブラシを使い、その汚れをしっかりと落とすような使い方がおすすめです。
動物毛(天然毛)の場合は「マイルドな洗浄力を意識」
リスや馬やイタチなどの「動物の毛」でできているメイクブラシは、書道の筆にも使われているほどなめらかでふわふわな肌触り。
肌触りがいい反面、天然毛のブラシはとてもデリケートという特徴があります。そのため、洗浄力の強い洗剤や石鹸が合わない場合も。洗浄力がマイルドな洗剤を使うのがおすすめです。高級な筆の場合は、メーカーが専用で出しているクリーナーを使用するのが無難です。
歯ブラシ型のファンデーションブラシの場合は「毛を整えるのが重要」
歯ブラシタイプのブラシであっても、基本的には普通のブラシと同じように洗って大丈夫です。毛の素材が人工なのか動物なのかはしっかり見極めるとなおよし!洗った後にタオルで水分を取ることや、毛先を整えることがとても大切です。
メイクブラシを洗う際の注意点
洗い方を把握したら、洗う際の注意点もチェック。メイクブラシにダメージを与えないための方法を解説します。
①メイク落とし(クレンジングオイル)は汚れが落ちないときのみ
メイクの汚れを落とすならクレンジングオイルと思いがちですが、クレンジングオイルの洗浄力は非常に強いので、ブラシ部分の汚れがなかなか落ちない場合にのみ使用するようにしましょう!
使い方は、石鹸や洗剤などで洗った後、どうしても落ちない汚れを落とす用にするのがおすすめ。
とくに天然ブラシは非痛みやすくなりますので、クレンジングオイルでの洗浄はあまり向かないです。
②水のみで洗わない

メイク用品のファンデーションやチークには、油性の成分が配合されているので水だけでは落ちません。それどころか、水のみで洗うと汚れが溜まっている状態に湿気をプラスしてしまいます。
これでは大事なブラシが雑菌の温床になり逆効果に...。衛生的に保つには、洗剤や石鹸を使い洗いましょう。
③重曹でメイク用品の汚れは落ちない

お掃除の際に活躍する重曹ですが、メイクの汚れを落とすには洗浄力が不十分です。メイクブラシを洗うのにはあまり向かないでしょう。
④毛先の部分のみを洗う
メイクブラシの根元の部分は、接着剤で固定され柄の部分と接合されています。
柄の部分まで濡らしてしまうと、接合部分が劣化してしまいブラシの毛が抜けてしまう要因に。
⑤ドライヤーを使って乾かさない
ブラシの毛は繊細なため、ドライヤーの強い熱を当てると痛んでしまう可能性があります。また、強風を当てることでブラシが広がってしまうことも。
メイクブラシの乾かし方
メイクブラシは乾かし方も重要です。正しい乾かし方を知って、メイクブラシの持ちをよくしましょう。
- タオルで毛先の水気をふき取る
- 毛先を下にして自然乾燥させる
タオルで十分に拭き取ったら、毛先を下にして洗濯バサミや専用の台を使って干します。乾かす際に注意してほしいのが、毛先を下にすることです。
メイクブラシの毛の部分は、金属部分と毛の部分を接着剤でつけて作られており、この接着剤は水に弱くて溶けやすいものを使用しています。長時間水に触れるとメイクブラシが痛む原因になるため、必ず毛先を下にして乾かすようにしましょう◎
メイクブラシを衛生的に保つ♡普段のお手入れ方法について
洗ったことによって清潔に戻ったメイクブラシ。どうせなら次洗う時までなるべく綺麗な状態を保ったままでいたくありませんか?ここでは普段からできるメイクブラシのお手入れ方法をご紹介します!
〈方法①〉使った後はティッシュでオフ
メイクブラシを使った後に、ブラシをティッシュでふき取り汚れをオフ。この作業をメイクブラシを使ったち直後にすることで、雑菌がの繁殖を防いできれいな状態を維持できます。
〈方法②〉たまにクシを通す
フェイスパウダーやチーク用の毛先にボリュームのあるブラシは、たまにクシを通すことで長持ちさせることができます。ポイントは、毛先から徐々にほぐすこと。こうすることで内部に付着したコスメや汚れがかき出せて、メイクブラシをきれいに保てます。
〈方法③〉立てて保管する
メイクブラシは、湿度が高くなく、直射日光の当たらない場所に、毛先を上に立てて保管するのが正解。立てておくことでブラシの形が崩れるのも防ぐこともできますよ◎
メイクブラシクリーナー・中性洗剤のおすすめ3選
最後に、おすすめのメイクブラシクリーナーもご紹介。100均で買えるものも紹介するので、メイクブラシクリーナーを使ったことがない方も気軽に試せます!
ダイソーのメイクブラシ専用クリーナー|100均で買えるから試しやすい!人口毛におすすめ
DAISOのメイクブラシクリーナーは、110円(税込)で買えるので気軽に試せます。甘いりんごのような臭いがするので、ツンとしたきつい臭いが苦手な方にもおすすめ。比較的しっかりと洗浄するので、天然毛よりも人口毛のほうが相性がいいです。
博雲堂のメイクブラシクリーナー|ふわふわに洗い上げる嬉しい一品
熊野筆専用のクリーナーですが、他のメーカーのメイクブラシにも◎毛の質がふわふわになると言うことで、LIPS内でも高評価を獲得しています。天然毛にもおすすめなので、ブラシのお手入れに力を入れている方におすすめです。
マックのメイクブラシクリーナー|洗い流し不要で楽ちん!洗浄力も◎
ティッシュにクリーナーを染み込ませ、ティッシュでブラシを拭くだけで洗浄できるマックのブラシクレンザー。手軽に使えるので、日々のお手入れ用にも重宝します。洗浄力もよく、サッと拭き取るだけで雑菌やニオイをクリーンに!大容量なので、気兼ねなく使えるのもいいところです。
メイクブラシの洗い方をマスターすればメイクのノリもUP♡
Photo by HAIR
今回はメイクブラシの洗い方やお手入れ方法をご紹介しました。メイクブラシをきれいにすれば、メイクのノリがよくなりますし、肌への負担を軽減できます◎コスメだけでなくメイクツールにも気を使って、よりきれいな肌を目指しましょう!
メイクパフやスポンジの洗い方も詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください♡
この記事で紹介した商品
商品画像 | 商品情報 | 参考価格 | 評価 | ランキングIN | 特徴 | 商品リンク |
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DAISO メイクブラシ専用クリーナー | 110円 |
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博雲堂 熊野筆リセッター | 3,278円 |
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M・A・C ブラシ クレンザー | 1,980円 |
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