選び方に迷ったら…? ポイント解説!

保湿力のある日焼け止めのメリットとは?
保湿力のある日焼け止めは、紫外線対策をしながら乾燥対策もできるアイテムです。空気の乾燥・紫外線・間違ったスキンケアなどによって肌は乾燥しやすくなります。
そのため、乾燥が気になる人や秋冬にも紫外線対策をしたい人は、保湿力のある日焼け止めを使うのがおすすめです。肌にうるおいを与えつつ、紫外線対策をしていきましょう。
乾燥を防いで紫外線対策できる!自分に合った保湿力のある日焼け止め・UVケアの選び方
ここからは、保湿力のある日焼け止め・UVケアの選び方を解説します。配合されている成分やテクスチャーなど、自分に合った選び方を押さえましょう。
①保湿成分が入ったものを選ぼう

日中、肌の乾燥を防ぐためにも、配合されている保湿成分をしっかりチェックしましょう。成分表示の前のほうに、以下のような保湿成分が記載されているか確認してください。
- ヒアルロン酸
- コラーゲン
- アミノ酸
- セラミド
- スクラワン
- シアバター など
②SPF・PA値・UV耐水性は、シーンに合わせたものをチョイスしよう

日焼け止めに記載されているSPFとPAは、紫外線防止効果を表しています。使うシーンによって必要なUVカットレベルが異なるので、以下を参考にしてください。
日常生活 | SPF10~20・PA+~++ |
---|---|
屋外での軽いスポーツやレジャー | SPF20~30・PA++~+++ |
炎天下での野外活動 | SPF30~50+・PA+++~++++ |
なお「SPF」は、シミ・そばかすの原因になる紫外線B波(UV-B)を防ぐ指標。「PA」はシワ・たるみの原因になる紫外線A波(UV-A)を防ぐ指標です。
海やプールなど水に触れる際は、UV耐水性もあわせてチェックしましょう。UV耐水性は、水への強さを表す指標で「UV耐水性★」「UV耐水性★★」の2段階で表示されます。海やプールなどのレジャーの際には「UV耐水性★★」のものを選ぶようにしましょう。
以下の記事では、使うシーンに合わせたおすすめの日焼け止めを紹介しているので、参考にしてください。
③敏感肌の人は、シンプルな処方のものを選ぼう

敏感肌の人は、合わない成分が配合されているものを使うと肌トラブルを起こすことがあるので、シンプルな成分構成のものを選びましょう。以下の成分は、必ずしも刺激になるわけではありませんが、人によっては刺激を感じることがあります。配合の有無を確認するとよいですよ。
- アルコール(エタノール)
- 界面活性剤
- 着色料
- 香料
- 紫外線吸収剤
- パラベン など
④好みのテクスチャーかどうかもチェックしておこう

日焼け止めには「クリーム」「ジェル」「ローション」「スプレー」「パウダー」など、さまざまなテクスチャーがあり、使用感が異なります。好みのテクスチャーのものなら毎日使いやすいので、それぞれの特徴を押さえておきましょう。
- クリーム:しっとりとしたテクスチャーで保湿力がある
- ジェル・ローション:さらっとしたテクスチャーでベタつきにくい
- スプレー:広範囲に広げやすく体にも使いやすい
- パウダー:粉状でメイクの上からも塗れる
以下の記事では、おすすめの日焼け止めを紹介しているので、アイテム選びの参考にしてください。
⑤迷ったらドラッグストアで買えるプチプラアイテムから選ぶのも◎

日焼け止めは、さまざまなメーカーから発売されていて種類が多いので、選びきれないこともありますよね。迷ったときは、ドラッグストアで手軽に購入できるプチプラのなかから選ぶのも手です。ここでは、プチプラでおすすめの日焼け止めを紹介するので、アイテム選びの参考にしてください。
excel(エクセル)「プロテクティブ UVエッセンス」は、まるで乳液のようになめらかなテクスチャーで保湿力が高いと人気です。落ちにくさと環境へのやさしさを重視したい人には、ALLIE(アリィー) 「クロノビューティ ジェルUV EX」がおすすめ。
コスパ重視ならSKIN AQUA(スキンアクア)「スーパーモイスチャージェル」をチェックしてみて。敏感肌でも使いやすい日焼け止めがほしい人は、Curel(キュレル)「潤浸保湿 UVエッセンス」がおすすめです。
以下の記事では、乾燥肌でも使いやすいプチプラ日焼け止め・UVケアのおすすめ人気ランキングを紹介しているので、チェックしてください。
保湿力のある日焼け止め・UVケアの基本の塗り方

ここでは、保湿力のある日焼け止め・UVケアの基本の塗り方を紹介します。なお、日焼け止めを塗る前には化粧水や乳液・クリームで肌を保湿しておきましょう。
- 適量を手の甲にとり、額・両頬・鼻・あごの5点に置く
- 顔の内側から外側に向かって塗り広げる
- まぶた・小鼻などの細かい部分にも忘れずに塗る
- ハンドプレスしてなじませる
- 耳・耳の後ろ・首にも忘れずに塗る
手のひらを汚さず塗りたい場合は、日焼け止めを手の甲に出しなじませてから、顔や首に塗るのもおすすめです。また、無意識のうちに触れたり汗をかいたりしているうちに日焼け止めが落ちてしまうため、2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。
以下の記事では、日焼け止めを塗る前に使うフェイスクリームのおすすめ人気ランキングを紹介しているので、あわせてチェックしてください。
保湿力のある日焼け止め・UVケアに関するよくある疑問
保湿力のある日焼け止め・UVケアに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
保湿力のある日焼け止め・UVケアの前に乳液やクリームは必要?
日焼け止めは、肌の状態や季節などによって、単体では乾燥が気になることも。塗る前に化粧水や乳液で保湿ケアをしておきましょう。肌が乾燥しやすい人は、スキンケアの最後にクリームを使ってうるおいをしっかり閉じ込めておくのがおすすめです。
ただし「日焼け止め乳液」という乳液と日焼け止めの機能を兼ね備えているアイテムの場合は、化粧水のあとすぐに使えます。アイテムごとの使用方法を確認して使いましょう。
保湿力のある日焼け止め・UVケアはクレンジングで落とさなきゃダメ?
日焼け止めが肌に残ったままになっていると、ニキビや肌荒れの原因になってしまいます。そのため、日焼け止めを使った日はクレンジングで落とすようにしましょう。クレンジングを省きたい場合は、石鹼で落とせる日焼け止めを選ぶとよいですよ。
以下の記事では、おすすめの石鹼で落とせる日焼け止めを紹介しているので、参考にしてくださいね。
日焼け止めに含まれている紫外線吸収剤と散乱剤の違いとは?
「紫外線吸収剤」は、紫外線を吸収し化学反応によって熱エネルギーに変えて放出し、紫外線を防ぐ仕組み。人によっては、この化学反応が刺激になる場合もあります。
一方「紫外線散乱剤」は、肌表面で紫外線を反射・散乱させて物理的に紫外線を防ぐもの。化学反応を起こさないため、さまざまな肌質に使いやすいのがメリットです。紫外線散乱剤のみを使用した日焼け止めのパッケージには「紫外線吸収剤不使用」や「ノンケミカル」と記載されているので、選ぶ際の基準のひとつにするのもよいでしょう。
乾燥を防ぐならスキンケアに力を入れよう!おすすめの保湿アイテムもチェック
肌の乾燥を防ぐなら、スキンケアアイテムも保湿力が高いものを選ぶとよいですよ。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめのスキンケアアイテムを紹介しているので、アイテム選びの参考にしてください。