選び方に迷ったら…? ポイント解説!

パウダーファンデーションの魅力とは?どんな人におすすめ?
パウダーファンデーションとは、粉を固めた固形状のファンデーション。スポンジに取って肌に伸ばせるので、手が汚れにくく簡単に使えるのが魅力です。難しいテクニックを使わなくても誰でも手軽に塗りやすいので、メイク初心者さんにも向いています。
パウダーが余分な皮脂を吸収しやすく肌表面をサラッと保ちやすいので、肌のテカリやベタつきが気になる人にぴったり。その他、毛穴や肌の凹凸をフラットに整えられるため、厚塗りにしなくても肌悩みをカバーしやすいですよ。
- クリームやリキッドファンデーションが毛穴落ちしやすい人
- 肌のテカリが目立ちやすいオイリー肌・混合肌の人
- 自然な仕上がりのメイクが好きな人
- 外出先でも小まめにメイク直しをしたい人
- カバー力を自分好みに細かく調節したい人
ナチュラルメイクやしっかりとメイク感を出したいときなど、なりたい仕上がりに合わせて、カバー力を調節しやすいのもうれしいポイント。サッとひと塗りでふんわりと薄づきに仕上げたり、重ねづけでしっかりと肌悩みをカバーをしたりと、気軽にメイクの雰囲気を自分好みにセレクトできます。
パウダーファンデーションの特徴や他のファンデーションとの違いを詳しく知りたい人は、以下の記事もチェックしてくださいね。
崩れにくい&肌を綺麗に見せる!自分に合ったカバー力の高いパウダーファンデーションの選び方
自分に合ったカバー力の高いパウダーファンデーションを見つけるためにも、選び方を押さえましょう。
①マットorツヤ?好みの仕上がりで肌を綺麗に見せよう
パウダーファンデーションには、サラッと仕上がる「マットタイプ」と健康的な印象に見せる「ツヤタイプ」があります。メイクの雰囲気や好みの仕上がりに合わせて選びましょう。
陶器肌のようなサラッとした仕上がりが好みの人はマットタイプ
マットタイプはサラッとした仕上がりになり、クールで洗練された印象の肌に見せられます。皮脂分泌が活発になりやすい脂性肌や肌のテカリが気になる人は、ツヤタイプよりもマットタイプのほうが肌がテカりにくく、サラッとしたベースメイクを長時間キープできますよ。
また、肌悩みを隠しながらも、ふんわりとナチュラルに仕上げたいときにもおすすめです。肌悩みをぼかすように目立たなくするので、陶器のようななめらかな肌に仕上がります。
明るく健康的な仕上がりが好みの人はツヤタイプ
カバー力の高いツヤタイプのパウダーファンデーションは、肌に当たる光を均等に反射させて、明るく見せる効果があります。そのなかでも、パールや細かいラメが配合されているものは、よりツヤ感たっぷりに仕上がりますよ。
また、油分が多めに配合されているものはしっとりとしたつけ心地のため、乾燥で肌が粉っぽくなりやすいときや乾燥肌の人にもおすすめです。
②崩れにくさも兼ね備えたアイテムを選ぼう

カバー力が高いファンデーションといっても、崩れやすいアイテムだと1日に何回もメイクをやり直したり、崩れたメイクで肌悩みが悪目立ちしたりする場合も。崩れにくさとカバー力を両立させたものを選ぶときは、自分の肌がどんな原因でメイク崩れを起こしやすいかチェックしましょう!
乾燥によって崩れやすい人の場合
崩れの原因が乾燥による場合は、肌が水分不足でファンデーションが浮きやすくなっています。そんな人は、セラミド・ヒアルロン酸・コラーゲンなど、保湿力の高い成分が配合されたファンデーションを選ぶようにしましょう。
特に粉が吹いたように肌のカサつきが目立つ場合は、油分を含んだしっとりと仕上がるファンデーションがおすすめです。
皮脂によって崩れやすい人の場合
皮脂によって崩れやすい場合は、皮脂の過剰分泌によってファンデーションがすべりやすくなるのが原因。余分な皮脂を吸収するパウダーを配合したものや、皮脂ケア成分配合のマットタイプがおすすめです。その他、汗や水に強いウォータープルーフタイプも◎。
夏はテカリが目立つけれど、冬は乾燥が気になる場合は、季節に合わせてマットタイプとツヤタイプを使い分けてみてくださいね。
③年代ごとの選び方のポイントも押さえておこう!

年齢を重ねると肌の状態も変わります。そのため、年代に合わせて自分に合うファンデーションを選ぶことが大切です。同じパウダーファンデーションを長く使い続けている場合は、今の自分に合うか見直しましょう。
20代:皮脂崩れしにくいマットタイプ・ノンコメドジェニック*がおすすめ
20代は皮脂分泌が活発になりやすいので、皮脂によるメイク崩れの予防やニキビのもととなるコメドができにくいものがおすすめです。
皮脂ケア成分配合のマットタイプや、ノンコメドジェニック*処方の商品を選ぶと良いでしょう。
* すべての人にコメド(ニキビのもと)ができないわけではありません
30代:キープ力の高いもの・紫外線対策も重視
30代を迎えるころになると子育てや仕事など環境の変化が激しく、忙しく時間に追われてメイク直しをする余裕がない人もいるはず。そんな30代はキープ力が高いものを選ぶのがおすすめ。
また、紫外線対策ができる日焼け止めを兼ねたものを選ぶとメイクの時短に繋がりますよ。
40代・50代:肌悩みを自然にカモフラージュできるものが◎
40代・50代はカバー力を重視しすぎると厚塗り感が出たり、肌のアラが悪目立ちしたりすることも。年齢肌のお悩みが目立ってくる40代は、光で肌悩みをカモフラージュするツヤタイプがおすすめです。
50代は、キメ細かい粒子のパウダーファンデーションで、素肌感を演出しましょう。肌悩みを隠そうと厚塗りしてしまうとかえって老け見えしてしまうので、薄く仕上げることを意識してくださいね。
* すべての人にコメド(ニキビのもと)ができないわけではありません
④自分の肌に合わせた色を選ぼう

パウダーファンデーションを顔の色に合わせて選ぶと、くっきりメイクが浮いたように見えてしまうことも。顔の中心よりも、顔と首の境目であるフェイスラインになじむ色を基準に選びましょう。自分の肌に合う色みがわかりにくいときは、以下を参考にしてください。
- 明るめのベージュの人:標準色よりもワントーン明るい色を目安に
- 標準的なベージュの人:ナチュラル系のトーンを目安に
- 健康的なベージュの人:ウォーム系・オークル系のワントーン暗めの色を目安に
肌色とファンデーションの色みが合わず、ベースメイクが浮いて見えるときは、パーソナルカラーを参考に選んでみて。パーソナルカラーは肌やパーツに黄みやオレンジっぽさがあるイエローベース、肌に青みがかったピンクっぽさがあるブルーベースに分けられます。パーソナルカラーに合っていると、より自分の肌色に似合うカラーを選べますよ。
- イエローベース:オークルやベージュ
- ブルーベース:ピンクベージュやピンクオークル
パーソナルカラーを参考にパウダーファンデーションを選ぶときは、以下の記事もあわせてチェックしてくださいね。
カバー力の高いパウダーファンデーションの塗り方と崩れにくくするコツ
せっかく自分に合うパウダーファンデーションをつけるなら、綺麗な仕上がりが長持ちする使い方をチェック! カバー力の高いファンデーションの基本的な塗り方と、崩れにくくするコツを押さえましょう。
厚塗り感を出さない!パウダーファンデーションの基本的な塗り方

肌悩みをしっかりカバーしたい場合は、ふんわりと仕上がるブラシではなく、ひと塗りでファンデーションを肌に密着させやすいパフで仕上げるのがおすすめです。薄づきながら、肌悩みをカバーして綺麗に見せるパフを使った塗り方を紹介します。
- パフの半分にパウダーファンデーションを取る
- 顔の中心からすべらせるように塗っていく
- パフに残ったファンデーションを小鼻・鼻の下・顎先の順で塗っていく
目のまわりや涙袋は、パフに残ったファンデーションの残りを使って薄くなじませるのがポイントです。
ファンデーションの塗り方は以下の記事でも詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてくださいね。
パウダーファンデーションを崩れにくくするコツ

もっとメイクを長持ちさせたいときは、パウダーファンデーションを崩れにくくするコツをチェック! メイクを崩れさせたくないときは、ぜひ試してみて。
皮脂崩れ防止下地を使う
皮脂によるメイク崩れが気になるときは、ベースメイクを始める前に余分な水分や油分をティッシュオフしましょう。スキンケア後、すぐ化粧を始めたいときにも向いています。
よりしっかりと皮脂崩れを防ぎたいときは、皮脂を吸着する成分やマット肌を長持ちさせる皮脂崩れ防止下地を使うのもおすすめです。サラサラとした仕上がりの肌を持続しやすくし、ファンデーションのヨレや皮脂によるメイク浮きを防ぎます。
おすすめの化粧下地は以下の記事で紹介しているので、あわせてチェックしてくださいね。
ルースパウダー(おしろい)を使う
パウダーファンデーションをつけたあと、ベースメイクの仕上げにルースパウダーを顔全体になじませましょう。
サラサラとしたつけ心地のルースパウダーは、余分な皮脂を吸収しサラッとした仕上がりになるのが特徴です。特に、過剰な皮脂によるメイク崩れや肌のテカリが気になるときに使用するのがおすすめ。
ルースパウダーは以下の記事で詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてみて。
フィックスミストを活用してさらに崩れにくい肌に!
フィックスミストとは、肌に吹きかけることでメイクを密着させるアイテム。ファンデーションが崩れやすい部分だけに使うよりも、顔の正面からフェイスラインまで均一になるように吹きかけたほうが、よりメイクを長くキープできます。
乾燥によるメイク崩れを防ぎたいときは、保湿成分が配合されたものをチェック! フィックスミストの種類や人気のアイテムは、以下の記事で詳しく紹介しているので参考にしてくださいね。
パウダーファンデーションに関するよくある疑問
パウダーファンデーションに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
パウダーファンデーションの使用期限は?
未開封のパウダーファンデーションは、3年以内が使用期限といわれています。ただし、開封した場合は劣化しやすいため、可能な限り早めに使い切るのがポイントです。
ファンデーションは油分を含むため、空気に触れると酸化や劣化しやすくなります。開封したときに異臭がしたり、見た目や色に違和感があったりする場合は、使用せずに処分したほうがよいでしょう。
パウダーファンデーションパフのお手入れの仕方は?
パフを使用したあとは洗って清潔に保つことが大切です。
使用したパフをそのまま使い続けると、パフに皮脂やファンデーションが付着したままとなります。そのままにすると雑菌が繁殖して肌荒れが起こったり、ファンデーションが綺麗にのりにくくなったりするので、定期的にお手入れするようにしましょう。
- 乾いた状態のパフにパフ用クリーナーや中性洗剤をつける
- パフを指で軽く押すようにクリーナーをなじませて、汚れを浮き上がらせる
- 水もしくはぬるま湯ですすぎながら、やさしい力加減でもみ洗いをする
- 流水でクリーナーをしっかりとすすぎ、風通しのよい日陰で乾燥させる
使用後は毎回洗うのが理想的なものの、難しい場合は最低でも週に1回洗って清潔に保つようにしましょう。
パウダーファンデーションと一緒に使って、綺麗な仕上がりに!話題のアイテムはこちら
より綺麗なベースメイクに仕上げたいときは、カバー力のあるパウダーファンデーションの前に使う化粧下地・日焼け止め・コンシーラーなど、他のベースメイクアイテムにもこだわりましょう。
以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめのアイテムを紹介しています。一緒に使うことで肌悩みを自然にカバーしやすくなるので、ぜひチェックしてみて。