選び方に迷ったら…? ポイント解説!

カバー力が高いクッションファンデーションとは?
韓国発祥のクッションファンデーションは、スポンジ素材のクッションにリキッドファンデーションを染み込ませたアイテム。カバー力が高いクッションファンデーションは、肌にピタッと密着し、1つでシミや色ムラなどの肌悩みをしっかりカバーできるのが魅力です。ほかにも、クッションファンデーションにはメリットが多く、年代問わず使いやすいアイテムですよ。
- 厚塗りしなくても肌悩みをしっかりカバー
- 外出先でもサッとメイク直しができる
オールインワンタイプなら、下地やコンシーラーなど不要で1つでベースメイクが完成します。また、UVカット機能を備えているものや保湿成分配合のものあり、ベースメイクを時短したい人におすすめ。クッションファンデーションはパクトタイプで手を汚さずに塗れるため、外出先でメイクを直したい人にもピッタリです。
種類豊富なカバー力が高いクッションファンデーションのなかから自分にピッタリのアイテムを選び、理想の美肌に仕上げましょう。
肌悩みをしっかり隠せる!自分に合ったカバー力が高いクッションファンデーションの選び方
肌悩みをしっかり隠せるカバー力が高いクッションファンデーションといっても、タイプや機能付きなどさまざまあり、どれを選んだらよいか悩む人も多いはず。ここからは、自分に合ったカバー力が高いファンデーションの選び方を押さえましょう。
①濃厚なテクスチャーのものを選ぼう!

カバー力の高さを求めるなら、濃厚なテクスチャーのものを選ぶのがおすすめ。一般的にファンデーションは、油分が多く配合されていると濃厚なテクスチャーとなり、カバー力を高めやすくなっています。
選ぶときは、パッケージに以下の表記があるかチェックしましょう!
- 「ハイカバー」や「高密着」の記載がある
- 「コンシーラー」の機能を持っている
口コミや店頭のテスターも参考にしてくださいね。ただし、ハイカバーのものは厚塗り感が出やすいため、塗り方に要注意! 薄く塗り広げるようにつけるのが、キレイに仕上がるコツですよ。
②毛穴や小ジワが気になる人は、光のカバー効果があるものが◎
毛穴や小ジワを隠そうとファンデーションを厚塗りすると、ヨレやすかったりヒビ割れ状態になったりして、余計に目立ってしまうことがあります。
毛穴や小ジワが気になる人は、光の効果でカバーできるアイテムがおすすめです。光で肌悩みを目立ちにくくできるため、厚塗りを防げますよ。光のカバー効果があるアイテムを探している人は、以下の成分に注目しましょう。
- 酸化チタン
- マイカ
- 酸化亜鉛
これらの成分は、いわゆるパール剤。パールの光沢感で肌悩みをぼかせるため、ナチュラルに毛穴や小ジワをカバーしたい人や、厚塗りを防ぎたい人におすすめです。
③マットorツヤ?好みや肌質に合った仕上がりを選んで
カバー力が高いクッションファンデーションは、マットやツヤタイプのものがあります。アイテム次第で理想の肌に仕上げられるので、好みや肌質に合ったものを選んでくださいね!
サラリとした陶器肌に仕上げたい人は「マットタイプ」のものを
上品で落ち着いた雰囲気を演出したいなら、陶器肌に仕上がるマットタイプがおすすめ。オフィスなど、きちんと感を求められるシーンでも活躍します。
ツヤタイプに比べるとカバー力が高いものが多く、肌悩みをしっかりカバーできるのがメリット。また、サラサラとした質感なため、テカリや皮脂崩れが気になる脂性肌や混合肌にピッタリです。
みずみずしいツヤ肌に仕上げたい人は「ツヤタイプ」のものを
フレッシュな美肌を演出したい人は、みずみずしいツヤ肌に仕上がるツヤタイプがおすすめ。光を集めて拡散することで、毛穴目立ちやくすみをカバーします。うるおいのあるテクスチャーのため、乾燥肌にもピッタリ◎
ツヤタイプでも肌のアラやくすみをしっかりカバーしたい人は、肌悩みに合ったカラーのコンシーラーや化粧下地との併用もおすすめですよ。人気の化粧下地を知りたい人は、以下のランキングを参考にしてくださいね!
④肌質に合ったものなら崩れにくい
キレイな仕上がりを長時間キープしたいなら、肌質に合ったものを選ぶことが大切です。「脂性肌」「乾燥肌」「混合肌」「敏感肌」のそれぞれに合ったものを以下でチェック!
脂性肌の人は、サラサラ感が続く皮脂吸着成分配合のものを

脂性肌は、皮脂が過剰に分泌しやすい肌タイプ。皮脂によるベタつきやテカリ、メイク崩れが起こりやすいのが特徴です。
そんな脂性肌には、「皮脂崩れ防止」の記載があるものがおすすめ。皮脂吸着パウダーが配合されたものなら余分な皮脂を吸い取り、ヨレにくい仕上がりになります。こまめにメイク直しができないときにもピッタリ。
また、仕上げにフェイスパウダーでおさえたり皮脂で崩れにくい化粧下地を使ったりすると、より崩れにくいベースメイクに仕上がりますよ。
脂性肌におすすめのクッションファンデーションを知りたい人は、以下のランキングをチェック!
乾燥肌の人は、うるおいを守れる保湿成分配合のものを

乾燥肌は、肌表面のうるおいが不足しているため、乾燥によってメイクが崩れしやすいコンディション。メイク前のスキンケアでしっかりとうるおいを与えることが重要です。
クッションファンデーションにも保湿成分が配合されたものを選ぶと、肌のうるおいをキープできるでしょう。注目の保湿成分は、次のとおりです。
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- セラミド
また、パッケージに「高保湿」「しっとり」と記載されているものも、選ぶときの目安になりますよ。乾燥肌におすすめのクッションファンデーションが知りたい人は、以下のランキングを参考にしてくださいね!
混合肌の人は、その日の肌の状態に合ったものを

混合肌は、乾燥する部位と皮脂によりベタつく部位が混在する肌状態なのが特徴です。日々の体調や環境によって、乾燥肌よりになったり脂性肌よりになったりと、変化する場合もあります。そんな混合肌は、肌状態に合わせてファンデーションを使い分けるのがおすすめです。
乾燥のほうが気になる場合は「保湿成分配合のもの」、皮脂のほうが気になる場合には「皮脂吸着成分配合のもの」と使い分けるとよいでしょう。より乾燥や皮脂崩れが気になるパーツは、悩みに合った化粧下地と組み合わせて使うのがおすすめですよ。
混合肌向けのクッションファンデーションを探している人は、以下のランキングをチェックしてくださいね!
敏感肌の人は、やさしい使い心地のものを

敏感肌の人は、肌のバリア機能が低下して、摩擦や肌に合わない成分などの外的刺激を受けやすい状態。そのため、やさしい使い心地のアイテムを選ぶことがおすすめです。
注目したいのは「低刺激処方」のアイテム! 低刺激処方は、肌の刺激になる可能性のある成分が、無添加であることが多いですよ。下記の成分は必ずしも刺激になるというわけではありませんが、敏感肌で悩んでいる人は避けるのがベターです。
- 界面活性剤
- エタノール
- 防腐剤
- 合成香料
ほかにも、「パッチテスト済み*」「アレルギーテスト済み*」「スティンギングテスト済み*」とパッケージに記載されたテスト済み*アイテムも要チェック。化粧品メーカーがヒトの皮膚でテストを行っているため、アイテムを選ぶときの目安にするとよいでしょう。
敏感肌でも使いやすいクッションファンデーションを知りたい人は、以下のランキングをチェック!
*すべての人にアレルギー、皮膚刺激が起こらないというわけではありません
⑤プラスアルファの機能性にも注目してみよう!
クッションファンデーションには、UVカットやウォータープルーフなど、プラスアルファの機能性を持つものも人気です。シーンやライフスタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
紫外線対策には、UVカット機能付きのものがおすすめ

紫外線はシミやソバカスだけではなく、乾燥などの肌トラブルを引き起こす原因といわれています。紫外線を浴びる機会が多い人は、UVカット機能付きのアイテムで肌を守ることが大切です。SPF・PAはシーンに合わせて使い分けましょう。
- 【日常生活】自宅やオフィスなど室内で過ごすとき:SPF20・PA++
- 【軽い外出】買い物や近場の散歩など:SPF30~40・PA+++
- 【屋外での活動】強い日差しのもとで過ごすとき:SPF50以上・PA++++
なお、「SPF」と「PA」は、UVカット効果の高さを表す指標です。「SPF」はシミ・ソバカスの原因になる紫外線B波(UV‐B)を防ぐ指標、「PA」はシワ・たるみの原因になる紫外線A波(UV‐A)を防ぐ指標のこと。
夏場の汗やマスクのムレ対策には、ウォータープルーフ機能付きがベター

夏場の汗やマスクのムレを防ぎ長時間しっかりカバーした状態をキープしたい場合は、「ウォータープルーフ処方」や「ロングキープ処方」かどうかチェックしましょう。ウォータープルーフ処方は汗や水に強く、汗をかきやすい夏やレジャーでも崩れにくいのが魅力。
ロングキープ処方は、長時間キレイな仕上がりをキープできます。こまめにメイク直しできないときにピッタリ。万が一メイクが崩れてしまっても、落ち方が汚くなりにくく自然なのがメリットです。ロングキープ処方は、「ロングラスティング」「ロングウェア」と記載されていることもありますよ。
ただし、崩れにくいものは落としにくい傾向なため、肌の負担になる可能性があります。普段使いと崩したくない日で使い分けるとよいでしょう。
⑥自然な仕上がりを目指すなら、肌よりワントーン明るめがおすすめ

イエローベース:@lica0923 / ブルーベース:@yunacosme0134
色選びは、肌色よりワントーン明るいカラーを選ぶことで、自然な仕上がりを目指せます。日焼けの影響を受けにくいフェイスラインの肌トーンに合わせて選ぶのがおすすめです。明るすぎると白浮きして不自然に見えたり、暗すぎるとくすんで見えたりするため、タッチアップで肌なじみを確認してから選んでくださいね。
それでも色の種類が多く迷ってしまう場合は、パーソナルカラーをヒントにすると失敗しにくいでしょう。パーソナルカラーは大きく「イエローベース」と「ブルーベース」に分けられます。イエローベースは黄みがかった色が似合いやすく、ブルーベースは青みがかった色が似合いやすいのが特徴です。以下で、パーソナルカラー別のおすすめカラーを確認しましょう。
- イエローベース:オークル系・ベージュ系
- ブルーベース:ピンク系・ライトオークル系
自分のパーソナルカラーを知りたい人はLIPSで簡単に無料診断できます。判断に迷うときはサロンなどでプロに見てもらうのもおすすめですよ。
⑦プチプラorデパコス?人気の商品に注目してみよう

ここからは、プチプラとデパコスの人気クッションファンデーションを紹介します。
プチプラは、ドラッグストアで手軽に購入できて買い足しやすいのが魅力。一方デパコスは、高級感のあるパッケージや、カウンターで自分にピッタリの色を提案してもらえるのがメリットです。
【プチプラ】カバー力が高いおすすめクッションファンデーション
プチプラのMAQuillage(マキアージュ)「ドラマティックエッセンスクッション グロウ」は、スキンケアしながらハイカバーが叶います。透明ツヤフィルム処方で肌にピタッと密着し、長時間うるおいと美しい仕上がりをキープしますよ。
人気の韓国コスメブランドTIRTIR(ティルティル)「マスクフィットオールカバークッション」は、マットタイプでサラサラな質感に仕上がります。カバー力が高いうえ、ナチュラルで崩れにくいのがポイント。
【デパコス】カバー力が高いおすすめクッションファンデーション
デパコスのCle de Peau Beaute(クレ・ド・ポー ボーテ)「タンクッションエクラ ルミヌ」は、上品かつ華やかなツヤ肌に仕上がると話題のクッションファンデーションです。気になる肌のアラも重ね付けできちんとカバーできますよ。
美しいセミマット肌に仕上げたいならYVES SAINT LAURENT BEAUTE(イヴサンローランボーテ)「アンクル ド ポー ルクッションN」がおすすめ! 高密着で崩れにくいのが特徴です。
長時間キレイな仕上がりをキープ!カバー力が高いクッションファンデーションの使い方

ここからは、長時間キレイな仕上がりをキープできるカバー力が高いクッションファンデーションの使い方を紹介します。
- パフの3分の1ほど取る
- カバー力がほしい部位からタッピングしながら塗る
- パフに残ったファンデーションで細かい部位を塗る
- ティッシュオフしたスポンジで、顔全体を叩いてなじませる
大事なポイントは、Tゾーンなどの崩れやすい部位は薄めに塗ること。ファンデーションの量は、内蓋の裏で調節するとつけすぎを防げますよ。また、タッピングするときは、軽い力でポンポンと叩くように塗りましょう。パフをすべらせて使うと、ヨレなどメイク崩れの原因になります。
最後はティッシュオフしたスポンジでなじませるように顔全体を叩くと、仕上がりの自然さもキープ力もアップしますよ。キープ力をより高めるなら、クッションファンデーションのあとにフェイスパウダーやフィックスミストを使うのもおすすめです。
カバー力が高いクッションファンデーションに関するよくある疑問
カバー力が高いクッションファンデーションに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
40代・50代におすすめのクッションファンデーションは?
40代・50代は、保湿成分配合のものがおすすめ。
年齢とともに肌の水分量が低下し、乾燥が気になりやすい年代のため、ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が複数配合されたアイテムを選びましょう。メイクをしていても、肌のうるおいをキープできますよ!
クッションファンデーションに化粧下地は必要?
化粧下地もセットで使うのがベター◎
化粧下地には肌の凹凸や色ムラを整えて、ファンデーションの密着力を高める役割があります。カバー力やキープ力をさらにアップさせたいなら、化粧下地の使用がおすすめです。
化粧下地なしで手軽に済ませたいなら、オールインワンタイプを選んでみてくださいね!
クッションファンデーションとBBクリームの違いは?
クッションファンデーションは、リキッドファンデーションをスポンジに染み込ませたもの。付属のパフで塗り、密着力が高くカバー力があります。
一方BBクリームは、下地・日焼け止め・ファンデーションの機能が1つになったもの。1本でベースメイクを完成でき、素肌感のある仕上がりが特徴です。
肌悩みをカバーしてきちんと感のあるメイクに仕上げたい人はクッションファンデーション、ナチュラルに仕上げたい人はBBクリームがおすすめですよ。
肌悩みのカバーはコンシーラーも今人気のアイテムはこちら
肌悩みをしっかり隠したいなら、コンシーラーにもこだわりましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの人気商品を紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。