コエンリッチQ10 薬用ホワイトニング ハンドクリーム モイストジェルの口コミ - スーパーで買えるハンドクリームの中でも保湿

スーパーで買えるハンドクリームの中でも保湿力の高いシリーズ。ベタつきと共存するか、ベタつかないタイプを選ぶかで悩みます。 商品名は「コエンリッチQ10 薬用ホワイトニング ハンドクリーム モイストジェル」です。 大きな「Q10」のマークは、スーパーで買えるハンドクリームの最後の砦だと思っていたんです。 これ以上の保湿を求めるなら他をあたらねばならない、つまり、そう易々と手に取ってはならないものかなと、そう思っていました。 実家の母がコエンリッチQ10のシリーズを使っていたので、保湿力はよく知っていたのですが、出来るなら他のもので間に合わせられるようにと頑張ってきました。 しかし、今年はとにかく手指用アルコールを沢山使うので、手の甲も手のひらも潤い不足を感じていて、これは早めに手を打たねばと思っていました。 ここから少し長くなりますが、アトピー歴に絡めてレビューを書きたい都合上、現在の手の乾燥の具合や、悪化した場合どうなることが予想されるのかを詳しく書いたおこうと思います。 私はアトピー歴20年なのですが、長い経歴の中には、手指や手のひらに大量に水疱ができて（蹠膿疱症だったのかもしれませんが、診断はされていません）、外見もQOLもガタ落ちだった時期があります。 また、手の甲側はストレスに弱くて、指の毛穴はすぐに湿疹を起こすし、寝て起きたら手の甲を掻きむしっていて血塗れ大怪我状態だったこともあります。（何年経っても手の甲に傷跡がガッツリ残っています） そうなったらもはやステロイドの力を借りるしか無いのですが、このままでは、今年も手の周りに何かしらの問題が発生しそうな予兆がすでに見えています。 夏を過ぎたあたりから、紙やその辺の薄いもので手をスパスパ切ることが増えましたし、気付いたら乾燥で皮膚の表面が固くなっていて、とくに手のひらはカサカサというか、パリパリのツルツル（表面に水分や皮脂が少なくなって肌理が薄くなってしまっているような感じ）になっていることが多かったのです。 これではちょっとした日常のダメージに対しても弱過ぎます。 夏からつい最近までは、今年の序盤に使い終わらなかったハンドクリームを出してきてマメに塗って対処していました。けれど、なんだか補いきれていない感じが否めず、苦渋の決断でしたが最寄りのスーパーで「Q10」マークを頼ってみることにしたのです。 初めて知ったのですが、このコエンリッチQ10には何種類もシリーズ商品があるんですね。 店頭にあったテスターでテクスチャーを比べて、「ディープモイスチュア」タイプと非常に迷いましたが、いくら油分を欲しているからといって手のひらが長くベタつくと生活上困るので、「モイストジェル」のほうに決めました。 なんとなく最後の砦だと思い込んでいたイメージどおり、保湿力は「モイストジェル」の方でもなかなかのものです。 公式サイトに「年齢対策ハンドジェルクリーム」と書いてありますが、たしかに手が乾燥して来るとシワが目立ち、なんとなく指先も結構が悪そうな見た目になってきます。 そこに、エンリッチQ10を塗り込むと、単純に高い保湿力で手指が滑らかになりますし、手指の塗り込み動作によって血色が蘇ってくるような感じがあって「小綺麗にしている」風な印象になります。 けれど、手のひらにはきっと、悩んで取らなかった方の「ディープモイスチュア」の方がよりしっかりと保湿できるのではないかなと、欲張りにも思ってしまいます。「モイストジェル」だけでは、どうも手のひらの皮が乾燥でつっぱる感じがまだまだあり、時間が経過して来ると、指の腹には明らかに乾燥による縦皺が現れてきます。 「モイストジェル」は塗った後も表面がベタつかないところが良い点です。手がベトついて生活に支障が出ては困るのでそちらを選んだわけですが、多少の物足りなさはどうしてもあります。 天秤にかけてどっちを取るか、ですが、どうしても一挙両得したいなら、寝る時に綿手袋をするとか、そうやって別のアプローチで保湿を強化するのが良いのでしょうね。 コーセーの公式サイトの商品ページを見ていたら、「薬用エクストラガード」や「ナイトリニュー」というタイプもありました。こちらこそ真の「最後の砦」なんでしょうか。 今は店頭テスターも、すぐに手洗いできるような環境でも置いているところは少ないし、ハンドクリーム一つにも悩みはついてまわります。 #最近のスキンケア