ピアスについて説明させて頂きます!
質問などありましたらコメントお願いします!
▼内容
▹▸開けたことのある部分
▹▸名称と位置
▹▸ピアッシングについて
▹▸必要な道具の紹介
▹▸G(ゲージ)について
▹▸開けた後
▹▸まとめ
まず、私が開けたことのあるピアスについて、同時にピアスの名称の説明をさせていただきます。
○開けたことのある部分
【□ロブ□ヘリックス□アウターコンク□インナーコンク□アンテナ□トラガス□ロック□インダストリアル□オービタル□スクランパー□チェスト□マディソン□センタータン】です。
インダストリアルは場所というより開け方の名前に近いです。
オービタルはピアスの付け方です。
センタータンは友人の舌に開けさせていただきました。
耳たぶを『タブ』という方がいますが、耳たぶは『ロブ』になります。
○名称と位置
〔耳〕
・ロブ(イヤーロブ)→耳たぶ。
・トラバースイヤーロブ→耳たぶ内を貫通させる長距離ピアス。
・ラージイヤーホール→いわゆる拡張ピアス。
・ヘリックス→軟骨。
・アウターコンク→耳上部、ヘリックスより内側の壁部分。
・インナーコンク→耳下部、内側の壁部分。
・アンテナ→耳上部、縦に開ける軟骨ピアス。
・トラガス→顔付近、横に出っ張っている突起(この突起に開けると思われがちですが、突起と言うよりは突起の根元、顔部分に開けるピアスです。)
・バーティカルトラガス→トラガス顔側の表皮に縦に開けるピアス。
・アンチトラガス→耳たぶの上の縁にある出っ張り。トラガスの向かい側にあり、同じような形をしています。
・ロック(ルーク)→耳上部、顔側にある横向きのひだ。
・フォワードヘリックス(アッパーダイス)→ロックの顔側にある縦向きのひだ。
・ダイス→フォワードヘリックスから下に延長されている横向きのひだ。
・スナッグ→アンチトラガス上部の出っ張り部分。
・インダストリアル→軟骨から軟骨、軟骨から耳たぶなど2つのホール同士を繋ぐ様にロングストレートバーベルを着けたピアス。
・オービタル→2つのホールを繋ぐようにCBRを着けたピアス。
※ホール→ピアスを開けてできた穴のこと。
〔顔〕
・アイブロウ→眉毛付近のピアス。
・アイリッド→瞼に開けるピアス。
・ビンディ→眉毛と眉毛の間、眉間に開けるピアス。
・ブリッジ→ビンディの下部分、鼻筋上部に横に開けるピアス。
・アンチアイブロウ→目尻の下に開けるピアス。
・セプタム→鼻柱に開けるピアス。
・ノストリル→鼻中隔に開けるピアス。
・ナサラング→鼻を横に貫通させて開けるピアス。
・マドンナ→唇右上に開けるピアス。
・モンロー→唇左上に開けるピアス。
・チーク→頬に開けるピアス。
・リップ→唇に開けるピアス。
・メデューサ→人中に開けるピアス。
・ラブレット→下唇の下真ん中に開けるピアス。
・スクランパー→上唇裏側の筋に開けるピアス。
・アンチスクランパー→下唇裏側の筋に開けるピアス。
・センタータン→舌の真ん中に開けるピアス。
・タンウェブ→下裏側の筋に開けるピアス。
・タンリム→下の先端に開けるピアス。
・タンエッジ→舌の横縁に開けるピアス。
・リンガム→下の裏側に開けるピアス。
・ホリゾンタルタン→舌を横に貫通させて開けるピアス。
・ユブラ→のどちんこに開けるピアス。
【体上部】
・ヴァンパイア→首に開けるピアス。
・マディソン→喉元に開けるピアス。
・チェスト→鎖骨から胸元に開けるピアス。
・ネイプ→首の後ろに開けるピアス。
・クリベッチ→胸元に開けるピアス。女性が開けた場合の名称。
・スナータム→胸元に開けるピアス。クリベッチと変わらない。男女共通の名称。
・ニップル→乳頭に開けるピアス。
・アームピット→脇前側に開けるピアス。
・ネイブル→通称へそピ。へそに開けるピアス。
・ホリゾンタルネイブル→へそから少し離れた部分に開ける横貫通のピアス。
・フィンガー→指に開けるピアス。
・ナックル→拳の間に開けるピアス。
・ハンドウェブ→指と指の間の水かきに開けるピアス。
・リスト→手首に開けるピアス。
・サーフェイスピアス→平らな部分に開けるピアス。
・マイクロダーマル→体にピアスを埋め込むタイプ。
長くなりましたが、ある程度のピアスの名称を書かせていただきました。良ければ参考にしてください。
次に開ける時の注意です。
○ピアッシングについて
ピアスを開けることをピアッシングと言います。
海外ではピアスを開ける職業があり、ピアッサーと呼ばれています。
日本では職業が無いため、自分以外を開けると、傷害罪など法律に反してしまいます。
○必要な道具の紹介
・ニードル/ピアッサー→ピアスを開けるための道具
・ピアス→ホールがふさがらないようにする道具
・コルク/消しゴム→安定してピアスを開ける為に開ける部分の裏側にあてがうための道具
・フォーセプス(必要であれば)→正確にピアスを開けるための道具。ピアッシング部分を挟み固定します
・ペン→印をつけるための道具。具慣れない最初のうちは印を書くと開けやすいです
・消毒→ピアッシング部分を消毒するための道具
・軟膏(必要であれば)→滑りを良くし、血がニードルの筒から流れてくるのを防ぐ道具。ニードルを刃先から2/3程度入れて使います
・ティッシュ→血が出た場合に使います
・ピックアップツール(必要であれば)→キャッチを掴む道具。キャッチを早く付けれます
*ニードル/ピアッサー
ピアスを開けるにはニードルかピアッサーを使います。
ニードルには、ニードルとカヌラニードルがあります。
ニードルは筒状の針で、中が空洞になっており、自分の手で刺し貫通させます。
カヌラニードルにはチューブが着いており、接続が楽です。
ピアスはニードルを抜くと同時にニードルのおしり側にピアスをあてがい装着(接続)します。
ピアッサーはピアスが着いており、ピアッシング部分にピアッサーを当て押し込みバチンという音と同時に開けるものです。
痛みが少ないのは人によりますが、ピアッサーだと思います。
ですが、出来上がったホールはニードルの方が綺麗で、トラブルも起きにくいためニードルがおすすめです。
しかし、自分で刺さなくてはいけないため、初めて開けるのには勇気がいると思います。
私は初めて開けた時以来ピアッサーは使用していません。
また、ニードルはあまり流通していないため、ネットで購入する必要があります。
ニードルは使い捨てのため、繰り返しの使用はおやめ下さい。
*ピアス
※シャフト→ピアスの棒部分
※キャッチ→ピアスが外れないように留めるもの
※ファーストピアス→開けた時に着けるピアス
※セカンドピアス→ファーストピアスの次につけるピアス
ピアスで重要になってくるのはファーストピアスになるピアスの素材です。
ファーストピアスは開けたばかりの傷口に差し込み、数ヶ月以上そのままにしておくため、素材によってはアレルギーや炎症につながってしまいます。
おすすめの素材は〖チタン・サージカルステンレス〗です。
金属アレルギーの起きにくい素材です。出来ればチタンにしてください。
ファーストピアスで透明ピアスを着ける方がいます。
これは危険なので絶対にやめてください。
透明ピアスは樹脂でできています。樹脂は溶けやすく、傷つきやすいため、溶けた樹脂が傷口に付着してしまったり、シャフト部分の傷が目立たない為その傷に菌が入り感染症を起こしてしまいます。
どうしても透明にしたいのであれば安定した頃にガラス製のピアスに変えることをおすすめします。
また安定するまでは絶対にセカンドピアス、ファッションピアスに着け替えない、ファーストピアスを抜かないのが基本です。
○G(ゲージ)について
ピアスとニードルにはGというものがあります。
Gは太さを表しています。
最小ゲージの20G(0.8mm)から始まり、18G(1.0mm)→16G(1.2mm)→14G(1.6mm)→12G(2.0mm)→10G(2.5mm)→8G(3.0mm)→6G(4.0mm)→4G(5.0mm)→2G(6.0mm)→0G(8.0mm)→00G/ダブゼロ(10mm)
ダブゼロ以降はGではなく、mmで表示されます。
Gは数字が下がるほど太くなっていきます。
基本的なファッションピアスは18Gです。
耳たぶのおすすめGは16-14G
軟骨、ボディピは14-12G
場所によってはボディピでも18Gを使用することもあります。
また、細ければ細いほど、ピアスホールはトラブルを起こしやすいです。
私は基本全て14Gで統一しています。
ピアスの接続は、ニードルよりワンサイズ下のピアスを使うと、筒部分にシャフトが入るため接続しやすいです。(例:ニードル14G,ピアス16Gなど)
ですが、体質、場所によっては出血が多くなってしまうので気をつけてください。
慣れたら同じサイズ(同ゲージ)の接続をしてみてください。
○開けた後
・開けた後は毎日傷口を泡で洗いましょう。
ボディーソープなどを泡立てホールに乗せ数分待ち洗い流してください。
・洗った後はよく乾かし、ピアス専用の消毒をしてください。
専用の消毒でないと必要な菌も殺してしまい安定しにくくなってしまいます。
・炎症が起きた際は抗生物質入りの軟膏を塗布してください。
・膿や分泌液が出るためピアスホール付近に溜まります。綿棒で取り除いてください。
※このいずれをする場合でも、絶対にピアスは抜かないでください。装着したまま行ってください。
安定は開ける箇所によって期間が変わります。
耳たぶは1ヶ月と言われがちですが、最低3ヶ月以上は必要です。
軟骨は1年以上かかります。
サーフェイスピアスなどは安定する事は中々ありません。
排除される前に外すことをおすすめします。
私の場合、トラガス、チェスト、マディソン、スクランパーが排除されました。
完全に排除されてしまうとその部分の皮膚は割かれた状態になるため修復に時間がかかってしまいます。
排除に痛みはありません。注意してみるようにしてください。
患部の触りすぎにも注意しましょう。
感染症や炎症の原因になります。
負担がかかると肉芽(にくげ)というしこりができてしまいます。
初期はピアスを外したり、ホットソークをする事で治りますが、大きくなると手術しなければ取り除けなくなってしまいます。
○まとめ
ピアスは傷です。
しっかりケアをしてトラブルの原因をなくし、楽しいピアスライフを送ってください!
これから、場所別の開け方、注意点など投稿して行けたらなと思います!
長文失礼致しました!
最後までありがとうございます!!
#はじめての投稿 #ピアス #ピアッシング
コメ失礼します 自分も、近々開けようと思ってて、一回開けた穴というのは、ピアスつけることが少ないと結構早く閉じてしまうものなのでしょうか??