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今朝の情報番組で、 コロナ禍の昨今、若年層(小学生~高校生)の摂食障害が増えているというニュースを見ました。 こちらでも、若い方々のダイエット記事をよく目にします。 そこで、今回少し綴らせてもらうことにしました。 私は20代に摂食障害(過食嘔吐)で苦しみ、今もまだなお、薬を飲みながらの生活です。 幸いにして、今は普通に飲食ができます。 体重をおとしたいなー痩せたいなーと思うことは常々ですが、 食事制限は続かないし、美味しいものも食べたいし、運動をすることにしています。 もう年齢的なこともあり、動いたから痩せる、食べる量を減らしたから痩せる、という単純なこともなく、なかなか痩せません。 それでも、昔のように精神的に追い込まれて全く食べないor食べたものを吐き出すことはありません。 私自身のことを振り返ります。 幼児期は、食べることがとても好きでした。 標準体重で産まれ、すくすく育ち、お腹いっぱい食べすぎて、食べすぎたあまりに戻してしまい、それでもなお食べる、というような幼児でした。 ただ痩せるという認識はないので、ただ意地汚かっただけです。笑 小学校にあがり、体格はいい方でした。 背が特別高いわけではないけど、そこそこ体重があり、周りの痩せている友達がうらやましいな、とよく思っていました。 ただダイエットはせず、母親の「年頃になったら痩せるから」という言葉を信じて、中学を卒業。 高校に入った頃から、自転車で30分超の学校に通い始めたことで、筋肉がつき、体型は少し痩せました。 そして好きな男の子もでき、メイクをしている周りの子の影響もあり、自分も少しでもかわいくなりたいと、雑誌などでみたダイエット方法を試したりしていました。 (今のようにネット社会ではなかったので、情報源はもっぱら雑誌です。もう25年近く前のこと。) 高校を卒業し、大学へ入学、その後、家庭で親ともめたり、当時付き合っていた男の子と別れたり、と重なり、精神的に「つらい、消えたい」と思うようになりました。 父親から「みっともない」といわれたことで「もっと痩せなきゃ」と思い込み、食事制限を始めました。 食事を極端に減らしたので、当然のように、体重も落ちます。 ですが長くは続かず、反動で過食をしてしまうようになりました。 太ることの恐怖から、過食後に吐くようになりました。 書いてみるととても単純なことですが、とても身体に負担がかかります。 ですが当時の私は全くわかっておらず、ただ痩せることにだけ命を懸けていました。 ほんとに、文字通り、命がけ。 身長154cm、体重は32kgまで落ちました。 生理はもちろん止まりました。 そして眠れなくなりました。 週の平均睡眠時間が、2~3時間。1週間で、です。 調子を崩して数年後に初めて精神科にかかりましたが、命の危険があると言われ、即入院手続き。 ベッドの空きがなく、しばらくは毎週通院です。 眠れないことを訴えても、睡眠薬は出してもらえませんでした。 飲みすぎてしまうから、とかではなく、低体重になりすぎると、眠れなくなるとのことでした。 500g増えたら、睡眠薬を出してあげる、と言われましたが、太ることの恐怖にとらわれていた私は、100gすら、増やすことができませんでした。 そして、入院。 完全隔離、個室で、行動範囲は部屋の中のみ。 トイレはポータブルで病室の隅に。 ドアには鍵をかけられ、先生や看護師さんなどが入るときだけ、開けられ、用がすんだらまた鍵を閉めて出ていく。 お風呂も入れず、身体はタオルで拭くだけ。 娯楽もなし。読書もダメ。音楽を聴くこともダメ。 当然、携帯電話も禁止。 当時楽しみだったラジオもダメでした。 体重が増える毎に、出来ることが増える、という行動制限。 1日の食事カロリーは1,200kcalから、徐々に増やしていくことになりました。 食事を残したら、体重が増えていても行動制限解除はなし。 お味噌汁に浮いている油揚げすらも恐ろしくて食べられない私には地獄でしたよ。 いろいろあり、病院で出される食事の総カロリーも2,000kcalを超え、おやつも食べるようになりましたが、思うように体重は増えません。 太ることの恐怖、食べることの罪悪感に抵抗しながら、どれだけがんばって食べても、体重が減り、行動制限が厳しくなったこともあります。 年齢的なことや、体質もあるのかもしれません。 太りやすい人もいるし、痩せやすい人もいます。 もちろん、たくさんカロリーをとれば太でしょうし、摂取カロリーを抑えれば太ることはないでしょう。 でも、その程度は人それぞれです。 とにかく、私は食べても太れませんでした。 半年ほどかけて、体重を43kgまで増やし、退院することができました。 食事はきちんととる、体重がへったらまた入院、という条件付きです。 帰宅後、しばらくは病院と同じように食事はとることができていましたが、じきにまた恐怖に襲われ、食べても吐くことが増えました。 結局痩せてしまい、再入院。 また数ヵ月入院しました。 退院後も社会復帰はできず、自宅療養です。 痩せすぎていて体力がなかったので、仕事が続かなかったんです。 立ち仕事は足腰が痛くなり無理でした。 精神的に安定していなかったので、仕事自体が難しい状況でした。 食べられないこと、 食べすぎてしまうこと、 食べて吐いてしまうこと、 全て経験しましたが、 そのどれもが、一度なってしまうと、抜け出すことが本当に難しいです。 何が言いたいのか、よくわからなくなってきましたが… 小学生や中学生のころから、安易に食事を減らすダイエットはしないでほしいんです。 10代って、身体を作る本当に大事な時期です。 その時期に栄養が足りていないと、数年後だけでなく、将来にわたり悪い影響が残ります。 私は、楽しいことがたくさんあるはずの20代を、病院漬けで過ごしました。 痩せすぎていてみっともないと、知り合いに会うこともはばかられ、友達と呼べる人もほぼいません。 そんな人生を、未来のある皆さんに送ってほしくないんです。 おやつを減らしたり、ジュースをお茶に変えたり、そのくらいなら全然健康的です。 でも、夜のご飯を抜くとか、野菜しか食べないとか、断食するとか、 絶対にやめてほしい。 簡単に手を出してしまうと、ほんとうにやめられなくなります。 止めたくても止められません。 食べないことの恐怖もありながら、食べることも怖くなるんです。 スラッとしたスタイルに憧れるのは、女の子ならみんな当然の気持ちだと思います。 でも、ダイエットはもう少し待ってください。 成長期の大切な時期は、きちんと食事をしてください。 最近運動しても全然痩せない、おばちゃんからのお願いです。 体重は減りませんが、身体のラインは変わりますよ! 脂肪より筋肉が重いんだから、当然ですね。

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