DAISOのメイクブラシ 春姫アイブロウブラシ＆ごくふわっ ミッキーブラシを使った口コミ -｢K太だってさすがにゴリ眉と言われたら気になる(第2話)｣

｢K太だってさすがにゴリ眉と言われたら気になる(第2話)｣ 〜前回のあらすじ〜 K太は、友達に眉毛が太いことをからかわれ、カミソリで眉毛を剃ってみた。 ところが、剃りすぎて眉尻が消えてしまった！ 途方に暮れていたところ、姉のE乃がペンシルとパウダーで眉毛を描いてくれる。 そしてK太は、眉毛を整える面白さに目覚めたのだった。 (詳しくは、#K太だってさすがにゴリ眉と言われたら気になる(第1話) をご覧下さい！) -----------------本編スタート！----------------- 剃りすぎた眉尻をペンシルとパウダーでカバーしながら学校に通うこと一週間。 今のところ、誰にも眉毛をいじったことは気づかれていない。 そして嬉しいことに、俺をゴリ眉とからかったやつらが、体育の時間、 ｢見ろよ、K太って眉毛濃いんだぜ！｣ と俺の前髪を上げて他の男子に見せたところ、 ｢…そうでもなくね？｣ ｢それよりK太、お前鼻毛どうにかしろよ｣ 男子たちに、眉毛のことは軽くスルーされたんだ。 そのときのあいつらの顔と言ったら！ この前よりもスッキリしていた俺の眉毛と、周りの思いのほか薄い反応に、狐につままれたようなとっても間抜けな顔をしていた。 ちくしょう、見せてやりたかったぜ。 その日の夜。 気分よく鼻歌を歌っていた俺は、家の洗面所で見慣れないものを見つけた。 ｢なんだこれ…。新型の歯ブラシか？｣ 可愛らしいベビーピンクの柄に、ピンクゴールドのミッキーのデザインが施されたブラシが忘れ去られたように置いてある。 注目すべきはその先端の部分だ。 普通の歯ブラシに比べると幅の細い、透明の柔らかそうなブラシ。 そしてその反対側にこれまた細いクシのようなものがついている。 ｢きっとこれは歯と歯の隙間を磨くための道具なんだな｣ クシの方は硬そうなので、歯に詰まったものを取るために使うのだろう。 見た目からして姉ちゃんのものだが、今姉ちゃんは自分の部屋にいるはずだ。 俺は好奇心に勝てず、姉ちゃんに内緒でこっそりとそれを使ってみることにした。 歯磨き粉をつけて前歯をシャカシャカと磨く。 ｢お？細かい汚れが落ちてる気がするぞ…！でも、クシがあるせいで奥歯は磨きにくいな…ぐほぉっ｣ 背中に衝撃を感じて思わずうめいた。 いつの間にいたのか、鏡越しに鬼の形相の姉ちゃんと目が合った。 姉ちゃんに、勝手に姉ちゃんのものを使ったことをしこたま怒られた後、俺は衝撃の事実を聞かされた。 なんと、俺が歯を磨いていたあのブラシは、眉毛を整えるためのアイブロウブラシだったのだ！ ｢ほんと、バカにも程があるよね…｣ 姉ちゃんは、最初こそものすごい勢いで怒っていたものの、途中からはむしろ呆れ始めていた。 ｢いいよ、それ仕方ないからあげる。眉毛整えるのに使いな｣ どケチな姉ちゃんがこれを譲ってくれたのは理由がある。 もちろん、俺が歯を磨いてしまったからというのが一番の理由だが、このブラシはダイソーの商品、つまり100円なのだ。 これが1000円以上する代物だったら、俺は怒られただけではすまなかっただろう。 俺はありがたくそのアイブロウブラシを頂戴した。 使い心地は最高だった。 少し生え始めた眉毛を、毛並みに沿ってブラシで撫でる。 歯ブラシだと思って使っていた部分は、眉毛に当ててもとても柔らかく、きれいに毛並みを揃えてくれる。 ペンシルやパウダーで描いたあとにぼかすのに最適だ。 コームの部分は、眉毛を整えるのにも使えるし、姉ちゃんはカ、カラマス？マスカラ？というやつをしてからまつ毛をとかすのに使っていたらしい。 パッケージの裏にも、英語では｢Eyebrow Brush and Lash Comb｣、つまりアイブロウブラシ兼まつ毛コームと書いてある。 俺としては、次に眉毛を剃るときに毛先を整えるために重宝しそうだなと思った。 そしてある日の放課後。 俺は机の中に｢担任の先生が変顔をした図｣を入れたままだったことを思い出してあわてて取りに帰った。 授業中男子たちと盛り上がって、プリントの裏に担任の顔を面白おかしく描いたのだが、それが先生に見つかったらまずい。 教室の近くへ来ると、中から話し声が聞こえた。 ｢ねえ、うちのクラスの男子だったら誰がかっこいいと思う？｣ どうやら部活のない女子が数人集まって話しているようだ。 反射的に、廊下で聞き耳を立てる。 ｢なんかあんまイケメンいなくない？｣ ｢ちょ、それ失礼…！｣ ｢でもわかる！｣ おいおい、人をダシにしてきゃっきゃ盛り上がんなよ…。 ｢でもS志くんはかっこいいと思う｣ ｢あーたしかに顔はね！｣ ｢でも性格がねー…女子と話すの苦手そうだし｣ ｢けど正直S志くん以外レベルが…｣ どんどん盛り上がって、俺は入るに入れなくなる。 女子って怖いな…。 裏でこんなに品定めされてるなんて。 ｢A子ちゃんとかどうなのよ？｣ ｢たしかにー！聞きたい！気になる男子とかいる？｣ ｢あ、えっと私は…K太くんが、かっこいいと思う…｣ なにぃ？！耳を疑った。 俺も…ついに一人にモテたぜ…！！！ ガッツポーズしそうになるのを堪える。 でも、どうしても顔がにやけるのを止められない。 えー？K太？あれはバカすぎでしょー！とかいう声は、聞こえないことにしておこう。 きっとこの眉毛のおかげだな。 眉毛を整えるだけで、こんなにも顔の印象、そして女子からの評価が変わるんだ。 ｢まさかA子ちゃん、そういうこと！？｣ ｢顔赤くなっちゃったよー！｣ 何が｢そういうこと｣なのかは知らないが、俺は｢担任の先生が変顔をした図｣の回収を諦めて、教室を後にした。 とりあえず俺は、担任にプリントが見つからないことを祈る。 俺にできることは、それだけだ。 これが、モテる男の余裕ってやつさ…！ 俺は、夕日に向かって上げ眉、下げ眉、寄り眉の眉毛決めポーズ3連発を披露した。 (完) ▼･ェ･▼･ェ･▼･ェ･▼･ェ･▼･ェ･▼･ェ･▼･ェ･▼ 最後まで読んでいただき、ありがとうございました！☘️ もう本当にわけのわからない内容でごめんなさい…笑 今日は、土曜日に学校説明会があった関係で高校がお休みです。 そのためこんな昼間から投稿させていただきました😌 あと、関係ないんですけど、ご近所さんからいただいたミニトマトが家に大量にあるんですよ…！🍅 何袋とかいうレベルじゃないです。 ダンボール何箱とかです。(！) 農家でももう売れなくて捨てているらしいです…😞 誰がもらってください😭全国発送承ります笑笑 黄色とか細長いのとかミニトマトの域を越えてるやつとかあります😂 あと、ミニトマトの良い調理法ありましたら教えてください🙏笑笑 このままでは家がミニトマトに侵食されてしまいます…！ それでは、また次の投稿でお会いしましょう👋 リトルミイでした🍒✨ #眉毛 #アイブロウブラシ #ダイソー #百均 #ディズニー #メイクブラシ #まつ毛コーム #ストーリー #リトルミイのストーリー #K太だってさすがにゴリ眉と言われたら気になる