Visée・U R GLAMのアイブロウを使った口コミ -『K太だってさすがにゴリ眉と言われたら気になる(第1話)』

『K太だってさすがにゴリ眉と言われたら気になる(第1話)』 それは、ある日の昼休みだった。 いつもつるんでいる何人かの男子が、俺に言ったんだ。 ｢K太の眉毛って太いよな！｣ ｢ゴリゴリじゃん！｣ 俺は今まで、自分の眉毛なんて気にしたこともなかった。 でもさすがに、こう言われたら気になる。 ｢これからあだ名ゴリ眉でいんじゃね？｣ 男子の一人が言った。 ｢やめろよ。ゴリラに失礼だろ！｣ ムキになって反論したが、俺は少なからずショックを受けたんだ…。 家に帰って鏡を見る。 たしかに俺って眉毛濃すぎね？ 剃ってみようかな。 俺はいつも使っている髭剃り用のカミソリで眉毛の周りをちょんちょんと剃った。 ｢お！これはいけてるかもしれない…｣ 少しスッキリした眉毛が、俺をさらにイケメンにさせてくれる。 ｢よし、ここをもうちょっと…｣ 欲を出してやりすぎたのがまずかった。 ジョリ。 ｢やべえっ！！！｣ 俺は、眉尻を大幅に剃ってしまった。 ｢ちょっ…！あんたその眉毛…っ｣ 俺の剃りすぎた眉毛を見てツボにハマっているのは、2歳上の姉ちゃん、E乃だ。 ばかにすんなよ。人の気も知らないで。 ｢俺、このままじゃ学校行けない。眉毛生えるまで休むわ｣ 悲しみのあまり自分の部屋にこもろうとしたら、 ｢何ばかなこと言ってんの｣ 母ちゃんに一蹴された。 ｢仕方ない。ちょっとおいで｣ 姉ちゃんが自分の部屋に来るように言ったので、おとなしくついていく。 眉毛全部剃られるんだろうか。 まあそれもアリかもしれない。 ｢ほらこれ、貸してあげる｣ 部屋に入って姉ちゃんが引き出しから取りだしたのは、何やら黒いペンのようなものと、四角くて小さな黒いケースだった。 ケースには、白字のロゴが印刷されている。 フタを開けると中には3色の茶色い固形の絵の具のようなものと小さな筆が入っていた。 フタの裏には鏡もついている。 ｢URGLAMって100均のアイブロウパウダーだけど、KATEのと激似って話題の超優秀なやつ｣ は…？何、何グラム？毛糸？ 姉ちゃんが意味不明魔界用語を連発する。 ｢こっちはViseeのアイブロウペンシルね｣ ペンのようなものは、キャップを開けると繰り出し式の茶色のクレヨン？のようなものが出てきた。 さらに反対側には、茶色の粉を含んだ小さな丸いスポンジがついている。 ｢眉毛書くの。ほら、ここ座って｣ 言われた通りイスに座ると、姉ちゃんがさっきのペンで俺の眉尻に何か描き始めた。 そのあとパレットとブラシでも眉毛に色をのせていく。 ｢…できた！｣ 姉ちゃんが作業をやめた。 何ができたんだ？鏡をのぞくと、 ｢うおおお！すげえ！｣ 俺の消えた眉毛が復活してる！ 眉尻に優しいブラウンがのって、ナチュラルに整った眉毛が完成している。 俺はこの、あ、あいぶろんぱうだーとあいぶろんぺんしる？にすっかりハマってしまった。 ｢こっち側の眉毛も描かせてよ！｣ 姉ちゃんからブツを奪い取り、眉尻を整えるようにペンシルで描く。 繰り出し式の芯は、好きなだけ出して戻せるのでとても使い勝手がいい。 後ろのパウダーでぼかせるのも魅力だ。 これ一本でも申し分ない。 さらに、パレットのパウダーを、ブラシで取ってしゅっしゅっと眉毛を書く。 すげえ…！ ブラシの絶妙な幅と角度が、超絶描きやすい。 ｢私は基本的に、眉尻は濃いめの色を取って、眉頭は薄い色でふんわり仕上げてるかな｣ アドバイス通りにやると、形のいい美眉ができあがった。 なんだ、こんなのもあんじゃん。 俺みたいに、眉毛剃りすぎた人が救われてるんだな！ 人間って、こんなものを生み出してしまうからすごい。 (第2話に続く) ▼･ェ･▼･ェ･▼･ェ･▼･ェ･▼･ェ･▼･ェ･▼･ェ･▼ ずっと前から書こうと思っていたK太のお話です！ 主人公が女の子ばっかりでもいいけど、どうせなら男の子も入れたいなと思って…☺️ 無理やりですが、眉毛の話を書いてみました笑 みなさん、夏は満喫してますか？🍉✨ 北海道はもう夏休み終わりましたよ…😵 なんか今年は道外も夏休みが短いとかなんとか…？ まだまだ暑いですが、体調に気をつけてお過ごしください🥵☀️ 以上、リトルミイでした❣️ #眉毛 #アイブロウパウダー #アイブロウペンシル #Visee #ヴィセリシェ #百均 #ダイソーコスメ #URGLAM #プチプラ #ストーリー #リトルミイのストーリー #K太だってさすがにゴリ眉と言われたら気になる