ヘアオイルの役割とは?
ヘアオイルは、髪に油分を与え、髪にうるおいとツヤをプラスするアイテム。大きく分けて以下の3つの役割があります。
- 保湿: 髪の水分蒸発を防ぎ、パサつきや広がりを抑える
- ダメージ保護:ドライヤー・コテの熱や、紫外線などの外部刺激から保護する
- スタイリング: トレンドの濡れ感(ウェット感)や束感を出し、ヘアスタイルをキープする
ヘアオイルは大きく分けると、アウトバスで使う「ヘアケアオイル」と、髪をセットするときに使う「スタイリングオイル」の2種類。パッケージや公式サイトで記載を確認し、目的に合ったものを選びましょう。
監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき
監修者ALBUM池袋店 美容師・スタイリスト神野智也ヘアオイルは髪の表面をコーティングしてくれるので、熱ダメージや紫外線から守ってくれます。紫外線が強くなる時期には特におすすめです。カラーの褪色も穏やかになりますよ。
美容師に聞いた!自分に合ったヘアオイルの選び方
自分に合ったヘアオイルを選ぶためにも、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
①ヘアケアの目的や髪悩みに合った成分配合のものを選ぶ
自分に合うヘアオイルを見つけるため、目的や髪悩みに合った成分配合のアイテムをチョイスしましょう。
| 注目成分 | 期待できる効果・特徴 | |
| くせ毛・うねり | シリコーン成分(ジメチコンなど)・植物性の成分(アルガンオイルなど) | キューティクルを保護・広がりを抑える・うるおいを与える |
| 切れ毛・枝毛 | 毛髪補修成分(加水分解ケラチン・加水分解シルクなど) | 切れ毛や枝毛を防ぎ傷んだ髪をケア |
| パサつき・乾燥 | 保湿成分(アミノ酸類・ヒアルロン酸・スクワランなど) | 保湿することで広がりやすい髪もしっとりまとまる |
| 猫っ毛・細い髪 | ケラチン・ノンシリコーン・植物性の成分 | 髪にハリ・コシを与え、軽やかに仕上げる |
| 剛毛・広がる髪 | 油性成分(アルガンオイル・ツバキオイルなど) | 髪を保湿して扱いやすくする |
監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あきヘアオイルの代表的な油剤であるシリコーンオイルは、高いコーティング力で摩擦やドライヤーの熱から髪を保護し、ツヤや指どおりをよくする効果が期待できます。
質感を重視する人には、1種類だけでなくさまざまな油性成分がブレンドされたものがおすすめです。さらに、髪の保水力を高めたい場合は、成分表でペリセア「ジラウロイルグルタミン酸リシンNa」やリピジュア「ポリクオタニウム51」をチェックしてみてください。
監修者ALBUM池袋店 美容師・スタイリスト神野智也自分の髪質に合ったオイルを選ぶことが重要です!暑くなる季節には、ベタベタしにくい軽めのアルガンオイルなどがおすすめですよ。
②さらさら?しっとり?髪質に合ったテクスチャーのものを選ぼう

ヘアオイルには、さらさらタイプとしっとりタイプの2種類のテクスチャーがあります。自分の髪質や髪悩みに合っているものを選びましょう。
| 向いている髪質・お悩み | 仕上がり・メリット | |
| さらさらタイプ(軽め) | 猫っ毛・細い髪/湿気による髪のうねり、広がり | ふんわりと指どおりなめらかにする |
| しっとりタイプ(重め) | 太い髪・くせ毛・ダメージ毛 | まとまりやすくスタイリングできる |
監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき猫っ毛や髪が細い人は、しっとりタイプを使用すると髪が重くなりボリュームダウンの原因になりますので注意しましょう。
また、テクスチャーや質感は、ベースの油性成分の種類によっても変わります。自分の髪質や目的に合ったヘアオイルを見つけたい人は、成分をチェックして選ぶこともポイントです!
③スタイリングに使うなら、熱保護・UVカットにも注目
ヘアオイルをスタイリングに使うなら、スタイリング時や日中に役立つ機能と、仕上がりの質感にも注目しましょう。
- UVカット:紫外線ダメージから髪を守る
- ヒートプロテクト:ドライヤー・ヘアアイロンなどの熱ダメージを軽減
- スタイリングキープ:カールやストレートをキープする(※パッケージの「濡れツヤ」「束感」などの表記もあわせて確認)
監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき紫外線は、髪のキューティクルをはがし髪の内部にまでダメージを及ぼします。髪内部の水分や油分が失われ、パサつきや弾力がなくなっていきます。夏場や外出時間が長いときは、「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」などUVケア成分が配合されたものを選びましょう。
また、年齢とともに失われがちな髪の脂質(CMC)成分である「ラノリン脂肪酸コレステリル」や「ジラウロイルグルタミン酸リシンNa」にも注目してみてくださいね。
【アンケート調査】LIPSユーザーのヘアケア事情は?

LIPSユーザー1,167名に普段どのようにヘアケアアイテムを選んでいるのか、重視するポイントや期待する効果などを調査しました。
※LIPSユーザーを対象にしたアンケート集計期間:2024年3月13日(水)~3月20日(水) n=1167
LIPSユーザーへのアンケート調査によると、83.6%の人がヘアオイルを愛用しており、髪の悩みとしては「パサつき・乾燥」が75.9%で最も多い結果となりました。乾燥は広がりや抜け毛などのトラブルを引き起こす原因にもなるため、日頃からオイルを取り入れたケアが大切です。
また、ヘアオイルを選ぶ際は「さらさら」や「まとまる」などの仕上がりを重視する人が90.3%に上るほか、使用感のよさとダメージケアを両立できるアイテムが人気を集めています。さらに約半数の人が香りも重視しており、心地よい香りでケア時間を充実させたいというニーズもうかがえます。
ヘアオイルに関するよくある質問
ヘアオイルに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
ヘアオイルの正しい使い方と適量とは?

ヘアオイルの効果を最大限に引き出し、ベタつきを防ぐには、髪の長さに合った適量と、目的(ヘアケアかスタイリングか)に合わせた正しい手順を守ることが重要です。
| 適量の目安(ポンプ式の場合) | |
| ショート・ボブ | 1〜2プッシュ |
| ミディアム | 2〜3プッシュ |
| ロング | 3〜4プッシュ |
ヘアケアオイルを使うタイミングは、タオルドライのあと。お風呂を出た瞬間から水分の蒸発は始まっているため、すぐにタオルドライをしてヘアオイルをつけるのがおすすめです。
- タオルドライ:洗髪後、しっかりとタオルドライして水気を拭き取る
- 手で温める:適量を手に取り、手のひら全体に均一に広げる
- 毛先から塗布:傷みの気になる毛先からつけ、残ったオイルは根本を避けてトップに向かってつけていく
- ドライヤー:根元から毛先に向かって風を当て、しっかりと全体を乾かす
ヘアオイルを使ったスタイリングの仕方は?

スタイリングオイルを使うタイミングは、ブローやアイロン後が基本です。一度に多くの量をつけるとベタついてしまうため、つけすぎには注意!つけすぎてしまった場合には、濡れタオルで拭き取るとベタつきを抑えられます。
商品によってはアイロンやコテを使用する前になじませるものもあるので、商品ごとに使い方を確認してから使いましょう。
- ベース作り:ドライヤー・ヘアアイロン・コテなどを使ってスタイリング
- 手で温める:適量を手に取り、手のひらに均一に広げる
- 塗布する:手ぐしでとかすように、毛先から中間の順でなじませる
- ツヤ感を出す:髪全体を手のひらでなでるようになじませる
監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき一度にまとめて塗布するのではなく、少量ずつ毛先を中心に塗布するとベタつきを防ぐことができますよ。根元付近は、ボリュームダウンや毛穴詰まりの原因になりますので避けましょう。
監修者ALBUM池袋店 美容師・スタイリスト神野智也ヘアオイルを使うとベタついてペタッとしやすいと感じる人は、
- 少量ずつつける
- 軽めのオイルを使う
- 表面からつけるのではなく髪の内側からつける
- 前髪と顔まわりは最後につける
以上の点に注意して使ってみてください。
ヘアオイルとヘアミルク・ヘアクリームとの違いは?

ヘアオイルとヘアミルクやヘアクリームとの大きな違いは、水分と油分の配合バランス。それぞれに特徴や向いている髪質があるので、自分に合っているか確認しておきましょう!
| 水分・油分量 | 向いている髪質 | 仕上がり・質感 | |
| ヘアオイル | 油分が多い | ダメージ毛・くせ毛・剛毛 | 濡れツヤ・しっとり |
| ヘアミルク | 両方をバランスよく配合 | 猫っ毛・細い髪・やわらかい髪 | さらさら・自然なツヤ感 |
| ヘアクリーム | ミルクより油分が多い | パサつく髪・広がりやすい髪 | しっとり・まとまる |
監修者ビューティープロデューサー・毛髪診断士齊藤あき油分が多ければ多いほど、コーティング力が高く重い質感に仕上がります。そのため、くせやダメージで広がりやすい髪質や、剛毛の人向きといえます。
細毛や猫っ毛の人、軽い質感を求める人は油分が少なめのヘアミルクが向いています。
監修者ALBUM池袋店 美容師・スタイリスト神野智也ヘアオイルは髪がパサつきやすい人、広がりやすい人などにおすすめです。サロンではドライヤーで髪を乾かす前に使用することが多いのですが、内部補修がヘアミルク、外部補修がヘアオイルとして使い分けています。
ヘアミルクとの併用はOK?つける順番は?

ヘアオイルとヘアミルクは、一緒に使ってもOK!ヘアミルクでうるおいを与えたあとに、フタをするようにヘアオイルの油分でうるおいキープしましょう。
一緒に使う場合には、ヘアミルク→ヘアオイルの順番で塗っていきましょう。ヘアオイルを先に使ってしまうと油分によって髪がコーティングされるため、ヘアミルクを弾いてしまいます。ヘアミルクが髪にしっかりとなじんだら、ヘアオイルを塗るようにしてください。
監修者ALBUM池袋店 美容師・スタイリスト神野智也ヘアオイルとヘアミルクの併用はとてもよいです。しっかりと髪に保湿成分を入れて熱ダメージから守ってくれるので、年中つけるのがおすすめですよ!
ミルクをつけたあとにオイルをつけて、くしでとかしてからドライヤーするのがポイントです。
ヘアオイルをつけすぎたときの対処法は?
ヘアオイルをつけすぎてしまった場合、水で洗い流しタオルドライから再度つけ直すのがおすすめ。前髪などが部分的にベタつくときは、少量のベビーパウダーをつけて油分を吸着しましょう。
メンズはどんなヘアオイルを選ぶべき?
基本的にはメンズとレディースで成分に違いがあるわけではないため、男性もこの記事の前半で紹介している選び方を参考にしてください。
ヘアオイルを使ったウェットヘアはメンズに人気なので、スタイリングにも活用できますよ。
ヘアオイルで頭皮ケアはできる?
スカルプケアや頭皮マッサージに使えると謳っているアイテムなら、頭皮ケアにも使用できます。頭皮ケア以外にもボディと髪の両方に使えるマルチなオイルもあり、お風呂上がりのヘアケアとボディケアを時短で済ませたい人におすすめです。
ただし、ヘアオイルは基本的には髪につけるものなので、使用方法や商品説明をしっかりと確認しましょう。
サロン専売品と市販の違いは?
サロン専売品とは、美容室・クリニック・エステサロンなど、特定の販売店や販売員しか取り扱うことのできない商品のことです。市販との違いは、使用用途に合わせた成分の配合や組み合わせにこだわっている点。
市販品は、多くの人が使いやすいような成分配合になっている傾向があります。成分にこだわりたい人や、サロンクオリティを求める人には、サロン専売品がおすすめ。自分の悩みや目的に合わせて選びましょう。
ヘアオイルの使用期限・保管方法は?
ヘアオイルを含む化粧品の使用期限は、未開封で3年間が目安。ただし、開封後は早めに使い切るのがベター。保管する際は高温多湿や温度変化の大きな場所は避けて、日の当たらない場所で保管しましょう。異臭・中身の分離・変色など、違和感がある場合は使用期限にかかわらず使用を控えてください。
美髪をキープしたいなら、シャンプー・ヘアトリートメントも見直そう
もっと美しい髪を手に入れたいなら、シャンプーやトリートメントなどインバス用のヘアケアアイテムにもこだわりましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの人気商品を紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね!
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最近のヘアオイルは、油性成分だけではなく保湿や補修成分が配合されているものや、ヘアアイロンなどの熱ダメージから髪を保護するヒートケア成分を配合しているものが増えています。