頭皮が硬いとどうなる？頭皮ケアに効果的なマッサージやおすすめグッズを紹介！

頭皮が硬いまま放置すると、美容面で悪影響を及ぼします。髪やお肌に良くない理由を3つご紹介しましょう。

年齢とともに気になるのが、お肌のたるみ。頭皮が硬くなると顔の筋肉を上手に使えなくなり、たるみの原因になる場合があります。エイジングサインが気になりはじめた大人女子は、もしかしたら頭皮の硬さが原因かも。

頭皮と顔の皮膚はつながっているため、頭皮が硬くなると顔もハリがなくなり、たるみが生じる場合があるので気をつけましょう。

高価なスキンケア化粧品を使って念入りにお肌のお手入れをしているのに、何だかお肌がくすんで見えることはありませんか？

頭皮が硬くなると血行が悪くなり、同じ皮膚で繋がっているお顔全体にも少なからず影響があると言われています。頭皮とくすみは関係ないように見えても、実はお互いに影響しあっているパーツ。頭皮ケアをすれば、いきいきとした印象の顔になれるでしょう。

頭皮が硬くなり血行が悪くなると、酸素や栄養が髪や頭皮全体に届きにくくなります。髪の毛根まで栄養が届かないと、髪が抜けやすくなったり、メラニンが作られずに白髪になったりするとも言われています。急に白髪や薄毛が気になりはじめた人は、もしかしたら頭皮が硬くなっていることが原因かもしれません。

頭皮が硬いかどうかは、簡単にセルフチェックできます。すぐにチェックできるので、ぜひやってみてください。

1. 耳と耳をつないだ頭頂部の地肌を親指と人差し指でつまむ
2. 頭皮が寄らない場合は、頭皮が硬くなっているかも？
3. 痛みがある場合は、むくみの可能性も？

髪の上を滑らせるのではなく、頭皮を掴むイメージで動かすのがポイント。

頭皮が動かない人は硬くなっている可能性があり、動かせるけど痛みがある人は頭皮がむくんでいる心配や血行不良が起こりやすい状態です。

どちらもそのままにしておくと、より硬くなりやすいため、日頃からケアするようにしましょう。

頭皮が硬くなる原因は、日頃の生活習慣の影響が大きいです。以下の3つに心当たりのある人は、今日から改善していきましょう。

長時間パソコン作業をしているデスクワークの人は、姿勢が悪くなることで肩や首がこっている可能性があります。コリが生じると血行が悪くなるため、頭皮が硬くなる原因になる場合も。

また、パソコンやスマホを長時間見ていると、目が疲れて血行不良を引き起こし、頭皮が硬くなる原因につながる場合もあるので気をつけましょう。

運動不足や睡眠不足も血行不良につながり、頭皮が硬くなる原因になります。日頃から体を動かす機会が少ないと全身の血行が悪くなり、頭皮の血行まで悪化させてしまうことに。

また、日頃から睡眠不足の人も血行不良になりやすく、頭皮の血行不良につながります。全身の血行不良は冷えにもつながり、頭皮が硬くなる原因になってしまうので、生活習慣を見直してみましょう。

過度なストレスもまた、血行不良につながります。ストレスがかかると体の筋肉が硬直して血行が悪くなるうえ、自律神経に乱れが生じることで頭皮まで悪影響を及ぼします。血行が悪くなると頭皮が乾燥することもあり、それが頭皮を硬くする原因でもあります。

ストレスは頭皮が硬くなる原因になるだけでなく、美容にも健康にも良くないので、早めに解消してできるだけ毎日を心地よく過ごしましょう。

硬い頭皮を柔らかくすることで、髪やお肌を健やかな状態に保つことができます。頭皮を柔らかくするための対策は、大きく分けて3つ。頭皮を直接マッサージする方法・生活習慣を改善する方法・頭皮環境を良くする方法です。では、それぞれ見ていきましょう。

頭皮をマッサージすると、硬くなった頭皮を柔らかくほぐすことができます。毎日のシャンプー時や洗髪後のヘアケアのときに、セルフマッサージをすると良いでしょう。

また、美容院などでヘッドスパをしてもらうのもおすすめ。頭皮がスッキリすると同時に、頭皮もやわらかくなり、頭皮環境が整うことで、美髪対策としてもおすすめです。

さらに、頭皮マッサージをすると頭皮がほぐれるだけでなく、体も心もほぐれてリラックスできます。ストレスの改善にもつながるため、定期的に試してみてください。

生活習慣を改善する方法は、適度な運動を習慣化することです。運動をすることで全身の血行が良くなるのはもちろん、体が適度に疲れてぐっすり眠ることができます。運動不足も睡眠不足も同時に解消できるので、効率的ですね。

今まで運動していなかった人がいきなり激しい運動をするとケガの原因になるため、1日15分程度でも大丈夫！毎日継続することが大事なので、無理のない範囲で行いましょう。

全身の血行を良くするのにおすすめなのはウォーキング。スクワットなどの筋トレや、ストレッチも効果的なので、取り組みやすい運動を選んでくださいね。

髪の洗いすぎや、ゴシゴシと強くこするのは、頭皮の乾燥を招く原因になります。頭皮が乾燥すると硬くなる場合が多いため、必要以上にゴシゴシと洗わないようにしましょう。

とくに、夏は頭皮のべたつきや臭いが気になって2度洗いする人もいますが、基本的にシャンプーは1日1回で十分です。べたつきが気になる場合は、頭皮ケア用シャンプーを使うと頭皮がスッキリしますよ。

また、シャンプー後には保湿ケアをすることも大事。頭皮用の美容液やローションなどで保湿ケアをしましょう。入浴後のドライヤー前に使うのがおすすめです。

オージュア(Aujua)の「モイストカーム モイスチュアローション」は、頭皮の乾燥に悩む方におすすめの頭皮用ローション。ローヤルゼリーモイスチュア・クエン酸・グルタミン酸などの保湿成分が配合されているので、乾燥しがちな頭皮をうるおいで満たしてくれます。

アンファー(ANGFA)の「スカルプD ボーテ ナチュラスター スカルプシャンプー」は、フケやかゆみ、べたつき、ニオイまでまとめてケアしてくれるシャンプーです。頭皮のうるおいを保ちながら、すっきりと洗い上げてくれるのが魅力。

シリコン・パラベン（防腐剤・保存料）・鉱物油・合成着色料・サルフェートが不使用の無添加処方なので、頭皮が敏感な方にも使いやすいでしょう。

シャンプーのやり方やスカルプシャンプーを知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

正しいシャンプーのやり方を徹底解説！抜け毛・フケをケアしてさらさら髪を目指そう♡

女性用スカルプシャンプー口コミ人気のおすすめ14選【最新】頭皮すっきり＆ツヤ髪作る

硬くなった頭皮を柔らかくする”頭皮マッサージの方法”をご紹介します。頭皮マッサージの手順と効果的なタイミングなどを見ていきましょう。

頭皮が硬くなっている人は、日頃から頭皮マッサージを習慣化してみましょう。簡単にできる方法なので、ぜひ実践してみてくださいね。

まずは、頭皮全体に刺激を与えて血行を良くし、硬くなった頭皮をほぐして柔らかい状態へと導いていきます。最初は少し痛みを感じるかもしれませんが、気持ちいいと感じる程度の強さで行いましょう。繰り返すうちに痛みが軽減され、気持ち良さのほうが強くなっていくはずですよ。

頭皮マッサージをする際にヘアオイルをつけるのもおすすめなので、以下の記事も参考にしてみてください。

頭皮ケアにおすすめのオイル7選｜乾燥予防＆頭皮クレンジングに効果的なマッサージ方法も解説

頭皮マッサージをするタイミングは基本的にいつでもOKですが、おすすめなのはシャンプーの前後。ちなみに、シャンプー中のマッサージも、泡の弾力で頭皮への摩擦を軽減できるのでおすすめです。

シャンプー前にヘアオイルなどをつけて頭皮マッサージをすると、頭皮の汚れが落ちやすくなり、頭皮がスッキリします。毛穴づまりやべたつきが気になる人は、シャンプー前がおすすめです。

シャンプー後は頭皮が清潔な状態なので、頭皮ケアローションや美容液が浸透しやすくなっています。頭皮の乾燥が気になる人は、シャンプー後に保湿アイテムを使用しながら頭皮マッサージを行いましょう。

素手でマッサージすると力が弱かったり、指が痛くなったりして続かない場合がありますが、頭皮ケアができるグッズを使うと効果的に頭皮マッサージができます。

シャンプー時に使える頭皮ブラシは、頭皮を手軽にマッサージできる便利なグッズです。また、電動のマッサージ機は防水加工であればシャンプー時にも使えて、硬い頭皮を柔らかくほぐしてくれます。

ただし、素手でマッサージするよりも力が強いので、頭皮が傷つかないように力加減には注意しましょう。

頭皮マッサージにおすすめのマッサージ機をご紹介します。電動で突起部分が動くので、効果的にマッサージができます。お好みで強さや速さなどを調節できるので、自分の頭皮の状態に合わせて使い分けましょう。

ミーゼのヘッドスパリフトは、lPX7の防水仕様でシャンプーをしながら使える電動頭皮マッサージ機です。ボタンは大小2つのみで操作方法がわかりやすく、大きいボタンを押すだけで強さを3段階に切り替えられます。

手を動かさなくても自動でマッサージしてくれるのは、電動マッサージ機ならではのメリット。ただし、強い力を入れると安全装置が作動して止まってしまうので、強い刺激がほしい人には物足りないかもしれません。

ルメントのヘッドスパは、4つのローラーに合計84個の突起がついた頭皮マッサージ機。頭皮をほぐしてくれるのはもちろん、毛穴の汚れを除去できるのが特徴です。

低速・高速・時計回り・反時計回りの組み合わせで速さと回転方向を切り替えられるので、マッサージの仕方を自由に変えられます。防水仕様なので、お風呂場での使用も可能です。

リファのヘッドスパは、頭皮をつまみ上げる独自の動きを実現した新感覚電動頭皮マッサージ機です。また、回転数や方向にもこだわっているので、「頭皮が引き上がっている」と実感している方も多数。

頭皮の洗浄効果もありますが、どちらかというと硬い頭皮をもみほぐす効果に特化したマッサージ機です。エステティシャンの手技を再現しているので、頭皮に働きかけることで表情の美しさも引き出してくれるでしょう。

頭皮が硬くなっている人は、シャンプー時に頭皮ブラシを使って洗うとスカルプケアと同時に頭皮マッサージができるのでおすすめ。頭皮がべたつきやすい人には、とくにおすすめですよ。

ウカのスカルプブラシ「ケンザン」は、シリコン製で頭皮を傷つけにくいのが特徴のブラシ。黒のハードタイプと、ピンクのソフトタイプの2種類から選べます。

毛量が多い人は、弾力が強いハードタイプのほうがしっかりマッサージできるのでおすすめ。ソフトタイプは毛量が少なめの人やお肌が敏感な人をはじめ、すべての人におすすめです。

お花のようなかわいいデザインと、手のひらサイズでお風呂場に収納しやすいのも嬉しいポイントですね。口コミを見ると、シャンプーとは関係なく頭皮マッサージに使っている人が多いようです。

エトヴォスのリラクシングマッサージブラシは、手にフィットしやすいしずく型の頭皮ブラシ。ブラシが柔らかいので泡立ちが良く、頭皮までしっかり洗浄してくれます。

シリコン製なので、頭皮を傷つけにくいのが特徴。突起の個数が多めで硬さも柔らかいので、頭皮が敏感な方や優しい刺激で十分と感じる方におすすめです。

MARKS＆WEBのスカルプマッサージブラシは、1本1本の突起が長めに作られているので、指先では届きにくい皮脂汚れまでしっかり落としてくれます。

硬さはほどよく、頭皮マッサージにぴったりのブラシ。サイズは大きめなので、頭が大きい人や毛量が多い人に向いています。

ダイソーのヘッド用かっさは、6つの突起がほぐしたい部位をピンポイントに刺激できる頭皮ブラシです。突起部分がブラスチック製なので、シリコンなどと違って硬いのが特徴。

「頭皮が硬すぎて、シリコン製のブラシでは物足りない！」という人に適しています。ただし、突起部分に弾力がないので、力加減には注意が必要。頭皮を傷つけないように気をつけてください。

ダイソーの頭皮オシタコ君は、長い足8本・短い足16本ついたタコの足ような造りなのが特徴の頭皮ブラシ。そのままグッと押し当てるだけで、しっかり頭皮をほぐしてくれるので、素手でやる煩わしさがありません。

シャンプー中にも使えますが、起きた直後や日中など、乾いた髪のほうが使いやすかったという口コミもあります。

硬い頭皮を放置すると、髪やお肌にも悪影響があるので、こまめに頭皮マッサージをしてあげましょう。頭皮ケアにおすすめのグッズや頭皮マッサージの方法もご紹介したので、ぜひ参考にして頭皮ケアをしてみてください。