リップスクラブって?どんなときに使うものなの?
リップスクラブとは、砂糖の粒を含んだバームやクリームで唇の古い角質をオフするアイテムです。唇に古い角質や汚れがたまると、カサつきやゴワつきなどトラブルの原因に。定期的にオフしてすこやかな状態に整えることで、リップクリームやバームなどの保湿成分が角質層まで浸透しやすくなります。口紅やグロスのノリがよくなる効果も期待できますよ!
また、リップスクラブは保湿成分が配合されているものが多いため、唇の乾燥を防いでうるおいを与えることもできます。唇はほかのパーツと比べて薄くてデリケートで乾きやすいため、保湿は欠かせませんよ。
つるんとした唇に!自分に合ったリップスクラブの選び方
リップスクラブは使い方や形状など、さまざまなタイプがあります。自分に合ったアイテムに出会うため、選び方のポイントを押さえましょう。
①乾燥が気になるなら保湿成分配合のものがおすすめ
すこやかな唇を目指すのに、保湿はとても重要です。特に唇の乾燥から起きる荒れを防ぐなら、どんな保湿成分が含まれているかをチェックしましょう。
主な保湿成分- ホホバオイル:角質層に浸透しやすく、保湿力が高い
- シアバター:保湿力の高さに加えて角質をやわらかくする効果も
- ワセリン:皮膚を保護して乾燥から守る
- はちみつ:保湿力が高く唇にツヤを与える
ほかにも、刺激を抑えながら角質層に浸透する植物オイルが含まれたアイテムもあります。マンゴー種子油・ホホバ種子油・ヒマシ油・シア脂・ブドウ種子油・プルーン種子油などがあるので、商品ごとの成分表記を確認してみてください。
②洗い流すタイプ?塗るだけのタイプ?使用方法もチェック
左:@chanmi_beauty / 右:@mi7mi3na3mi7mi
リップスクラブは洗い流すタイプと塗るだけのタイプに分けられ、それぞれ使用方法が異なります。洗い流すタイプはジャータイプのものが多く、塗るだけタイプはスティックやチューブタイプが一般的です。
洗い流すタイプは 唇全体になじませながらマッサージしたあと、ぬるま湯で洗い流すかティッシュやペーパーでやさしく拭き取って使います。保湿力と角質オフ力が高く、自宅で丁寧にリップケアをしたいときにおすすめです。
塗るだけのリップスクラブは、洗い流すタイプのような落とす手間は基本的に不要。なじませるだけでケアでき持ち運びやすい形状のものが多いため、外出先で唇のゴワつきが気になったときに手軽に使えます。リップクリームや下地、口紅の代わりに使えるものもありますよ。
それぞれの使い方は、この記事の後半で詳しく解説しています。人気のアイテムとあわせてチェックしてくださいね。
③携帯しやすいものなど使いやすい形状をチョイス
リップスクラブの形状は大きく分けて3種類。ジャータイプ・スティックタイプ・チューブタイプです。
ジャータイプは指やスパチュラにとって使うため、家でゆっくりと時間を設けてケアしたい人向け。ほかの形状と比べて容量が多く、たっぷり使えるのも魅力です。
外出先で使うなら、片手で塗れてコンパクトなサイズのスティックかチューブタイプがおすすめ。スティックタイプは手を汚すことなく塗り伸ばせて、チューブタイプは唇にたっぷりとのせられます。シーンや好みにあわせて選びましょう。
④好きな香りで選ぶと、楽しみながらお手入れができる♪
リップスクラブは、香りも重要。好みの香りを選べば楽しみながらお手入れでき、リップケアの習慣化もしやすくなりますよ。
スッキリと爽やかなシトラスや華やかなフローラル、お菓子のように甘いバニラ系と、さまざまな種類があります。店頭のテスターや口コミなどで特徴をチェックしてください。人工的な香りが苦手な人には、原料の香りがそのままの無香料タイプもおすすめ。
なお、リップスクラブを使ったあとにリップクリームや口紅を使うときは、相性のよい香りを考えて選ぶとよいでしょう。
⑤色付き?無色?使用するシーンに合わせて選んでみて
左:@tabasa19 / 右:@_jaico
リップスクラブは角質ケアや保湿だけではなく、リップメイクにも使える色付きタイプもあります。口紅やグロスを塗る前に、色味を補正するのにも役立ちますよ。
ただし、お風呂上りや就寝前のリップケアに使うのであれば、無色のものを使うのがベター。朝のメイク前や外出先では色付き、帰宅後のスキンケアには無色と、用途に合わせて使い分けるのもおすすめですよ。
⑥予算に合わせて選ぶのも◎プチプラからデパコスまでご紹介!
リップスクラブはプチプラ、デパコスのさまざまなブランドから販売されており、いざ選ぼうとすると迷ってしまうことも。そんなときには口コミで人気の商品を選ぶ手もありますよ。ここでは、LIPSで好評のアイテムの一部を紹介します。
デパコスとプチプラはどちらか一方がよいわけではなく、それぞれに特徴があります。ディオールやエスティ ローダーといった人気デパコスブランドのリップスクラブは、使い心地はもちろんパッケージにもこだわっていて、プレゼントにもぴったり。
プチプラは、薬局などで購入できる手軽さとコスパのよさが魅力。どのブランドも角質ケアや保湿にはこだわっています。キャンメイクは粒が小さくレブロンは大きめ、ラッシュは甘いフレーバーでハウスオブローゼはウブな仕上がりが人気ですよ。
ぷるぷるの唇に導く!リップスクラブの上手な使い方
リップスクラブは、洗い流すタイプと塗るだけのタイプで使い方が異なります。基本の使い方をチェックして、つるつるの唇を目指しましょう。
①ジャータイプの使い方
ジャータイプは、洗い流すタイプが主流です。しっかりと古い角質を落としながら唇をケアするステップを解説します。
洗い流すジャータイプの使い方- 指やスパチュラで適量を取り、唇全体に広げる
- くるくると円を描き、やさしくマッサージしながらなじませる
- 保湿効果を高めたいならラップで5分ほどパックする
- ぬるま湯で洗い流すか、濡らしたティッシュで丁寧に拭き取る
- リップクリームやリップバームで保湿する
やさしいタッチでマッサージすることで、古い角質を落としながら唇をなめらかに整えます。ただし、注意したいのが摩擦による刺激です。角質をしっかりと落としたいあまり、ゴシゴシとこすってしまうのはNG。あくまでやさしいタッチを意識しましょう。
また、洗い流すタイプはしっかりと角質ケアができる反面、洗い残しがあると唇が荒れてしまう原因に。こすらないように注意しながら丁寧に落としてください。
②スティックタイプやチューブタイプの使い方
スティックタイプやチューブタイプの多くは、洗い流し不要。洗い流すタイプよりも少ないステップでケアができますよ。
スティック・チューブタイプの使い方- スティックやチューブを唇に当てる
- 内側から外側に向かって円を描くようにくるくるとなじませる
- 洗い流し不要なら、なじんだら終了(商品の使用方法を確認)
- ベタつきが気になるならティッシュオフする
スティックやチューブ状で塗るだけタイプのリップスクラブは、くるくるとなじませればOK。洗い流しが必要かどうかは商品の説明を確認してくださいね。
また、スクラブをしたあとの唇は乾燥しやすくなっているので、保湿ケアを忘れずに。以下の記事では、リップクリームやバームなどのケアアイテムのなかから人気の商品を紹介していますよ。
リップスクラブに関するよくある疑問
リップスクラブに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
リップスクラブはどのぐらいの頻度で使うといいの?
リップスクラブの使用頻度は、週1回程度が目安。使いすぎると必要な角質まで落としてしまい、乾燥や唇の荒れ、敏感になるなどトラブルが起きやすくなるため注意が必要です。また、唇が荒れていたり傷ができていたりする場合は、刺激になりやすいため使用を控えましょう。
リップスクラブを使うおすすめのタイミングは?
ゴワつきが気になったタイミングでいつでも使えるものの、より効果を発揮しやすいのはお風呂上り。唇が清潔なうえに、皮脂や角質がやわらかくなっているので、こすらずマイルドにケアしやすいですよ。
リップスクラブは自作できる?作り方って?
「ゴワつきが気になるけど、自宅にリップスクラブがない!」そんなときは、あるもので自作する方法もあります。はちみつ・オリーブオイル・ワセリンのいずれかに、砂糖を混ぜるだけでできあがり。砂糖は粒の小さい上白糖だとおだやかに、粒子の粗いグラニュー糖だとしっかりスクラブできます。
手作りリップスクラブの作り方は、以下の記事でも詳しく解説しています。気になる人はぜひチェックしてみて。
リップスクラブの使用期限って?
商品に使用期限が明記されている場合があるので、まずはパッケージを確認しましょう。特に記載がない場合、未開封であれば製造から3年間が保管期間の目安です。開封後は1年以内とされているものの、デリケートな唇に使うものなので、できればワンシーズンで使い切るのが望ましいでしょう。
リップスクラブの代わりにボディスクラブを使っても大丈夫?
ボディスクラブをリップスクラブ代わりに使うのはNG。体の皮膚は唇よりも厚いため、スクラブの粒子が粗くなっています。唇には刺激が強すぎてトラブルの原因になりかねないため、使用はおすすめしません。
リップスクラブでケアした唇に色を添えて。人気アイテムのランキングをチェック!
定期的に使うことでつるつるの唇を目指せるリップスクラブ。唇のベースが整ったら、お気に入りのリップメイクを楽しみましょう!以下の記事では、LIPSユーザーおすすめの人気商品をカテゴリ別に紹介しているので、リップスクラブとあわせてチェックしてくださいね。