リップグロスの魅力は?口紅・リップと違いを比較
リップグロスは、唇に光沢感や立体感を出してぷるっとしたリップメイクに仕上げるアイテムです。基本的には口紅やティントの上から重ねて使うことが多く、発色は控えめで、口紅に比べると落ちやすいという点もあります。
リップグロスには、透明タイプと色付きタイプがあります。「透明タイプ」は、ティントリップに重ねて使いやすいのが魅力。「色付きタイプ」は、1本でリップメイクを仕上げられるので口紅代わりに使いたい人にも◎。口紅よりもシアーな発色なのでナチュラルメイクにもおすすめです。
リップグロスのメリット- 縦ジワを目立ちにくくする*
- ボリュームや立体感を演出できる*
- ぷるっとしたうるツヤ唇に仕上がる*
その他のリップの種類や、選び方、おすすめリップはこちらの記事でチェックしてみてください。
*メイクアップ効果による
うるツヤ唇になれる!自分に合ったリップグロスの選び方
ここからは、自分に合ったリップグロスの選び方を解説します。まとえるイメージやテクスチャーの特徴、リップグロスの形状などを紹介しているので、自分に合った選び方を押さえましょう。
①なりたいイメージに合わせたカラーで理想の唇に
リップグロスは透明から色付きまで、カラーバリエーションが豊富でどの色にしようか迷ってしまいますよね。そんなときには、なりたいイメージに合わせて選ぶと理想の唇に近づけます。
「透明」「ブルー」「イエロー」は、口紅やティントに重ねて自然な仕上がりに
「透明」「ブルー」「イエロー」は、透け感があるため口紅やティントに重ねて使うのがおすすめのカラーです。普段使っているリップにツヤ感をプラスできて、ぷるっとした唇に仕上がります。
また、「ブルー」や「イエロー」は手持ちのリップに重ねて色の雰囲気を変えるのにも重宝します。「透明」は口紅の下地としても使える商品ならW使いできて便利。
こんな人におすすめ- 透明:リップの色をそのまま楽しみたい人
- ブルー:リップの透明感を引き出したい人
- イエロー:抜け感のあるリップメイクに仕上げたい人
おすすめの透明リップグロスは、こちらの記事でチェック!
下記の記事ではおすすめのカラーリップグロスの使い方も紹介していますので、あわせてチェックしてみてください。
「レッド」「ピンク」「オレンジ」は、血色感をプラスして明るい印象に
「レッド」「ピンク」「オレンジ」は、血色感をプラスして明るい印象のメイクに仕上げたいときにぴったりのカラーです。手持ちの口紅やティントに重ねて使う場合は、同色系のリップグロスを使うと浮きにくく、自然なツヤ感を演出できます。
発色がいいリップグロスなら、単品使いするのもおすすめ。口紅よりもシアーな発色なので、ナチュラルでおしゃれなリップメイクに仕上がります。
こんな人におすすめ- レッド:大人っぽさ・華やかさを出したい人
- ピンク:可愛い雰囲気になりたい人
- オレンジ:ヘルシーなイメージにしたい人
血色感をプラスするのにぴったりのレッド系リップは、こちらの記事でチェック!
「ブラウン」「ベージュ」は、深みが出て落ち着いた大人の印象に
「ブラウン」「ベージュ」は、ナチュラルなリップメイクや上品な印象に仕上げたいときにおすすめのカラーです。こっくりとした深めの色を選べば、グッと大人っぽい雰囲気に。
ブラウンやベージュのリップグロスは、日本人の肌に馴染みやすい色であるうえ、シーズンを問わず使いやすいので1本持っていると便利です。パーソナルカラーに合わせた色味のブラウンやベージュを選べば、さらに自然な印象に仕上がりますよ。
- イエベ:暖色系のブラウンやベージュ
- ブルベ:寒色系のブラウンやベージュ
②ラメ・パール入りなら、ふっくら立体感のある唇に
ラメやパールが入ったリップグロスなら、よりふっくらと立体感のある唇を演出できます。手持ちの口紅やティントに重ねると雰囲気が変わり、別の口紅を塗っているかのような仕上がりに。リップメイクを際立たせたいときにもラメやパール入りのリップグロスがおすすめです。
普段のメイクに使うのはもちろんのこと、パーティーや結婚式など華やかなメイクをするときにはラメ入りがおすすめ。上品な印象になれるパール入りはデートやオフィスメイクにも好相性ですよ。
おすすめのラメ入りグロスは、こちらの記事でチェック!
③固めorサラサラ?テクスチャーで保湿力や持ちの良さが変わる!
リップグロスには、固めからサラサラしたものまで、さまざまなテクスチャーがあります。それぞれ仕上がりや使用感が異なるため、自分の好みに合わせて選びましょう。
固めのリップグロスは、ツヤ感や保湿力を長時間キープでき、よりふっくらとした唇*を演出できます。落ちにくいタイプなので、こまめにメイク直しができない人や唇が乾燥しやすい人におすすめです。
サラサラしたテクスチャーのリップグロスは、ベタつきにくくみずみずしいツヤ感が出せるタイプです。固めのリップグロスに比べると落ちやすさはあるものの、軽やかな使用感で使いやすいので、ベタつきが苦手な人におすすめですよ。
唇の荒れを防ぎたい人は、テクスチャーのほかにもハチミツやヒアルロン酸などの保湿成分にも注目して選ぶと◎。こちらの記事では、高保湿のリップグロスを紹介しているので参考にしてください。
*メイクアップ効果による
④シーンに合った形状・容器を選ぶと使い勝手◎
リップグロスは、形状や容器の種類によって使用感や使い勝手が異なります。使うシーンに合わせて選びましょう。
細かい部分までムラなく塗りやすい「チップタイプ」
チップタイプは、リップグロスのなかでも定番の形でキャップを開けてチップで唇に塗布します。チップは、ブラシ・シリコン・スポンジなど商品によってさまざまな素材でできています。
チップが唇の形に沿うようになっているものが多く、細かい部分も塗りやすくムラになりにくいタイプ。初心者さんにもおすすめです。またキャップを開けるだけで適量のリップグロスが出てくるので、量の調節が要らず、筆など別のツールがなくても使えるのも便利なポイントです。
サッと直塗りできて持ち歩きに便利な「チューブタイプ」
チューブタイプは、チューブの中にリップグロスが入っているタイプです。チューブの先端に小さい穴が空いていて押し出して唇に直接塗布します。先端部分は斜めにカットされているものが多く、唇にフィットしやすいのでサッと塗りたいシーンにおすすめです。
コンパクトなサイズのものが多く、ポーチやバッグに入れておきやすいのでメイク直し用としても◎。時間がないときにもサッと塗れるうえ、ナチュラルな仕上がりで学生さんも使いやすいですよ。
基本的には直塗りで使用しますが、よりナチュラルに仕上げたいときは一旦リップグロスを手の甲に出して薬指でポンポンと唇に塗布してみてくださいね。
固めのテクスチャーで口紅代わりにも使える「パレットタイプ」
パレットタイプは、コンパクトにセットされていて筆に取って唇に塗布するタイプです。指で塗ることもできますが、キレイに仕上げたいなら筆を使うのがおすすめ。
固めのテクスチャーで、ほかのタイプのリップグロスに比べるとツヤが控えめですが、発色がいいのが特徴です。高発色なので口紅代わりに使うのも◎。ツヤが控えめな分、リップグロスを使いたいけれどナチュラルに仕上げたいときにも適しています。
⑤プチプラやデパコスで人気のリップグロスに注目しよう
ここでは、プチプラやデパコスで人気のリップグロスを紹介します。ぜひ選ぶときの参考にしてください。
プチプラで人気のリップグロス- Visée「エッセンス リッププランパー」:オイル成分配合で、リップベースやリップケアにも使えるマルチなリップグロス。ぷるんとツヤのある唇に。
- rom&nd「グラスティングウォーターグロス」:グリッター入りでシアーな発色の色味が多い。サラリと軽い質感ながらツヤ感を長時間キープ。
- CEZANNE「ジェルグロスリップ」:ホホバ種子油などの保湿成分配合で荒れにくくしっとり。透明感のあるカラーでナチュラルな仕上がりに。
デパコスで人気のリップグロス- Dior「アディクト リップ マキシマイザー」:トウガラシ種成分でふっくらボリュームのある唇に。豊富なカラーバリエーションも魅力。
- CHANEL「ルージュ ココ グロス」:キラキラとしたラメが入った華やかなリップグロス。ベタつきにくくみずみずしい。
- M・A・C「リップガラス」:ガラスのようにみずみずしい質感で、するするとなめらかに塗りやすい。
理想の唇に仕上がる!リップグロスの基本の使い方
ここでは、理想の唇に仕上がるリップグロスの基本の使い方を解説します。
- 適量のリップグロスを出す。
- 唇の中央に、上下それぞれ1箇所ずつリップグロスをのせる。
- 中央にのせたリップグロスを、左右にスーッと広げるイメージで伸ばす。
- 上下の唇を2~3回軽くこすり合わせ、馴染ませる。
リップグロスを出す際に、チップタイプは容器のふちでしごいて量を調節します。パレットタイプやチューブタイプは手の甲に出して調整すると、塗りすぎを防げますよ。
リップグロスだけでリップメイクを仕上げる場合は、乾燥対策として事前にリップクリームやリップ下地を塗っておくといいでしょう。
詳しいリップグロスの使い方は、こちらの記事を参考にしてください。
リップグロスに関するよくある疑問
リップグロスに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
リップグロスの使用期限はいつまで?
リップグロスは、使用期限が記載されていないものが多いですが、未開封の状態で製造日から3年が使用期限の目安です。直接唇に塗るアイテムなので、開封したら3ヶ月~1年程度を目安に使い切りたいところ。一度開封したらなるべく早く使い切るようにしましょう。
また保存状態によっては劣化しやすくなる場合もあるため注意が必要です。高温多湿・乾燥・直射日光を避けて保管しましょう。
リップグロスの捨て方や捨てどきは?
リップグロスは、発色が悪くなっていたり悪臭がしたりしたら捨てどきです。
なお、リップグロスは可燃ゴミとして処分するのが基本です。可能であればリップグロスの中身を出して、新聞紙やティッシュなどに包んでから可燃ゴミとして捨てましょう。容器は素材を確認し、お住まいの市町村のゴミ捨てルールに従った分別方法で処分してください。
リップグロスは口に入っても大丈夫なの?
リップグロスは、開発の段階で各メーカーが安全性のチェックをしていて、口に入ったとしても少量なので問題はありません。子どもやペットがいる場合は、間違えて口に含んでしまわないよう届かないところに保管しましょう。
リップグロスが口に入るのが心配だという人は、天然由来成分をメインの原料としているリップグロスがおすすめです。
うるツヤ唇にはケアも大切!今話題の人気商品をチェック
リップグロスでうるツヤの唇を演出できますが、日々のケアをしっかり行っておくとよりぷっくりうるうるの唇に仕上げられます。以下の記事では、LIPSユーザーおすすめの商品を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。