
椿油の《11通りの使い方》を解説!髪、顔、全身に使えるマルチなおすすめ椿油3選
髪がパサつく方、くせ毛の方に人気の「椿油」は、髪だけでなく顔、爪、頭皮など全身に使えることをご存知ですか?この記事では、椿油の使用方法を10通り以上解説! 併せて、家具や料理への活用法やおすすめの椿オイルもご紹介します。
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椿油は全身のケアに使えるマルチアイテム!
ヘアケアアイテムとして人気の「椿油」は、髪だけでなく顔、体にも使えるマルチなスキンケアアイテム!実は、髪だけでもさまざまな使い方があります。椿油は美容オイルとして、下記のアイテムと代用して使うことが可能です。
- ヘアトリートメント
- ヘアスタイリング剤
- マッサージオイル
- 保湿オイル
- クレンジング・洗顔料
上記の通り、椿油は髪・顔・体に「洗浄」と「保湿」の2つの目的で使用できるため、さまざまな活用方法があります。また、椿油は髪の広がりやくせ毛、肌や頭皮の乾燥に悩む方に特におすすめのアイテムです。
椿油を手に入れるべき3つの理由

椿油は、自宅に1つあるととても便利なアイテム!うるおいとツヤのある健康的な髪と肌を手に入れたい方には、ぜひゲットしてほしいコスメです。ここからは、コスメコンシェルジュの筆者が椿油の魅力をご紹介します。
メリット①マルチに使えてコスパに優れている
椿油は、髪や肌、体の保湿、そして頭皮や肌の洗浄にも使えるマルチなアイテム。さまざまな方法に活用でき、少量でもよく伸びるため「コスパの良さ」に優れています。100%椿油配合の純度が高い商品でも、1,000円前後で手に入れることができます。
メリット②肌にやさしくて使いやすい
余計な添加物や化学薬品が使用されていない椿油は、赤ちゃんも使うことができます。もちろん、敏感肌の方にもおすすめ。さらに、椿油に豊富に含まれている「オレイン酸」は人の皮脂と同じく「トリグリセリド」が主成分のため、人肌へのなじみがいいのも魅力です。
メリット③男女関係なく家族みんなで使える
肌にやさしくコスパがいい椿油は、男女関係なく、赤ちゃんから家族みんなで兼用することができます。全身の保湿に使えるので、一家に1瓶あれば重宝するはず!
椿油の使い方【髪・頭皮編】
Photo by HAIR
まずは、髪と頭皮に椿油を使うときの活用方法をご紹介します。髪・頭皮への使い方は、下記の4通り!
- 洗い流さないトリートメントとして使う
- オイルパックとして使う
- 頭皮マッサージに使う
- スタイリング剤として使う
使い方1.洗い流さないトリートメントとして使う
髪を洗いタオルドライしたあと、椿油を流さないトリートメントとして髪に塗ることで、乾燥やドライヤーの熱から髪を守ってくれます。
- 少量の椿油を手のひら全体になじませる
- 手ぐしで、毛先を中心に髪全体になじませる
- ヘアブラシで髪全体をとかしたあと、ドライヤーをする
\トリートメントのポイント/
椿油を髪に使うとき、頭皮に塗ったり、大量に塗ったりすると重たい印象になります。耳のラインより上の髪には、基本的に椿油を塗らなくてOKです。また、髪全体に椿油を塗ったあとブラシで髪をとかすことで、オイルが髪1本1本に行き渡り、仕上がりがより美しくなりますよ。
使い方2.オイルパックとして使う

広がった髪やくせ毛のケアは、椿油の得意分野!乾燥した髪にうるおいを与え、ヘアトラブルを対策しましょう。髪の保湿には、集中ケアとして週に1回程度、オイルパックをするのがおすすめ。オイルパックは、シャンプー前の乾いた髪に行いましょう。
- 乾いた髪に、髪がしっとりするまでたっぷり椿油を塗る
- ざっくりブラシでとかす
- シャワーで椿油を洗い流す
- 普段通り、シャンプーとトリートメント、ドライヤーをする
\オイルパックのポイント/
必要な椿油の量は、髪質や髪の量、長さによって異なります。大量につけるとシャンプーでも流せなくなってしまうので、あくまで“髪がしっとりするくらい”までを目安に、少しずつ塗るのがおすすめです。
使い方3.頭皮マッサージに使う

椿油で頭皮をマッサージすることで、「頭皮の毛穴に詰まった汚れをかき出す」「乾燥した頭皮を保湿する」という2つのメリットがあります。頭皮の毛穴汚れや乾燥は、かゆみやフケ、頭皮ニキビや白髪、抜け毛などさまざまなトラブルの原因に。頭皮の様子を見ながら、週に1〜3回ほど頭皮マッサージすることを新しい習慣にして、髪の健康を守りましょう!
- 指先に少量の椿油をとり、指の腹でやさしく頭皮全体になじませる
- 椿油が足りなくなったら、少しずつ指先に足して頭皮に伸ばす
- 首の後ろから、頭の上へ向かって全体的にマッサージ
- 5分ほど置く
- シャワーで椿油を洗い流す
- 普段通り、シャンプーとトリートメント、ドライヤーをする
\頭皮マッサージのポイント/
頭皮マッサージをするときは、髪には椿油を塗らず“頭皮だけ”に塗るのがポイントです。オイルはシャンプーでも落ちにくいため、塗りすぎてしまうとベタついた仕上がりが翌日まで続いてしまうことも。頭皮だけに椿油が行き渡るよう、手のひらではなく指先で塗るといいでしょう。
使い方4.スタイリング剤として使う
Photo by HAIR
コテやアイロンを使う前、または使った後に、スタイリング剤としてオイルを少量だけ毛先に塗ると、ツヤのあるおしゃれな印象を作ることができます。“濡れ髪”を作りたいときにもおすすめ。
- 椿油を出し、手のひら全体に伸ばす
- 毛先を中心に、手ぐしをかけるようにオイルを塗る
- ざっくりとブラシで髪をとかして完成
\スタイリングするときのポイント/
毛先から塗るのがポイント。髪の長さの半分より上に塗ると重たくベタつきのある仕上がりになるため、毛先から少量ずつ塗りましょう。
椿油の使い方【顔編】

椿油を使ったフェイスケアには、3通りの使い方ができます。肌の乾燥や角栓などの毛穴汚れが気になるとき、フェイスケアに椿油を取り入れるのがおすすめです!
- クレンジングとして使う
- 顔の保湿に使う
- 角栓ケアに使う
使い方5.クレンジングとして使う
肌にやさしく保湿力のある椿油は、乾燥でデリケートになった肌のメイククレンジングにもおすすめ!メイクをしっかり落としてくれるだけでなく、洗い上がりが“もっちりしっとり”します。
- 乾いた手のひらに適量をとる
- 乾いた肌にオイルを“くるくる”となじませる
- メイクがオイルをなじんだら、ティッシュでメイクをオフ
- 洗顔料で顔を洗う
\椿油クレンジングのポイント/
椿油は少なすぎるとメイクが落としきれないほか、指との摩擦で肌に負担がかかってしまうため、たっぷり手にとってクレンジングしましょう。また、強くこすらないよう、円を描くようにやさしく“くるくる”と指の腹を使ってくださいね。
使い方6.顔の保湿に使う
椿油は、髪だけでなく全身の肌の保湿オイルとして使えます。椿油を顔に使うなら、化粧水の「後」に使うのがおすすめです。化粧水の後に使うことで、化粧水で補った水分や美容成分の蒸発を防いでくれます。
- 洗顔後、化粧水を塗る
- 椿油を、乾燥が気になる部分だけに塗る
- 乳液やクリームを塗る
\椿油で保湿するときのポイント/
椿油は、さまざまな植物性オイルの中でも「オレイン酸」の含有量が豊富なオイルです。人の皮脂の主成分である「オレイン酸」をたっぷり肌にのせると、肌の油分量が多くなりベタついてしまいます。そのため椿油を顔の保湿として使うときは、“乾燥が気になる部分だけ”に塗るのがポイント。カサつく口元や目元の保湿におすすめです。
使い方7.角栓ケアに使う

気になる頬や小鼻の角栓も、椿油でオフすることができます。毛穴の角栓や黒ずみ(古い角質や汚れ)が気になる方は、一週間ほど毎日椿オイルで角栓ケアした後、週に1回ほどのスペシャルケアとして行うのがおすすめです。
- 乾いた手にティースプーン1杯ほどの椿油をとる
- 頬や小鼻に椿油を伸ばす
- 5〜10分ほど置く
- 頬や小鼻を指の腹で“くるくる”とマッサージする
- 普段通り洗顔料で洗顔し、基礎化粧品でケアする
\角栓ケアのポイント/
毛穴の中に椿油がしっかりなじむよう、5分ほど置くときに小鼻や頬の部分にラップでパックするのもおすすめです。蒸気で肌が柔らかくなる入浴中に角栓ケアを取り入れてみて!
椿油の使い方【体編】
椿油のボディへの活用方法としては、2通りの方法をご紹介します。ポイントを押さえてツヤのある肌を目指してくださいね!
- 全身の保湿に使う
- ハンド&ネイルケアとして使う
使い方8.全身の保湿に使う

椿油をボディの保湿に使うと、ナチュラルなツヤのある“もっちり”した肌を作ることができます。お風呂上がり、濡れた状態の肌に使って、シャワーの水分と一緒に肌になじませましょう。
- 乾燥しやすいヒジやスネ、かかとなどを中心に塗る
- 乾燥が気になる部分には重ね塗りしてもOK
\体を保湿するときのポイント/
椿油は「オレイン酸」の含有量が多いことから、体にも塗りすぎると肌がベタついてしまいます。基本的には、乾燥が気になる部分だけに塗るといいでしょう。スネや鎖骨あたりにも少量塗って、ツヤをプラスするのもおすすめ◎だたし、もともと皮脂量が多い背中や胸は塗るのを避けるのがベターです。
使い方9.ハンド&ネイルオイルとして使う

椿油は、乾燥しがちな手や爪の保湿にもおすすめ。オイルでの保湿を習慣にすると、乾燥知らずのツヤのある手元を目指すことができます。
- 手に数滴の椿油をとる
- 手から爪へ、全体的にオイルをなじませる
- 余裕があるときは、指と指の間をもみほぐしてマッサージ!
\ハンド・ネイルケアのポイント/
お風呂上がりの濡れた手や、化粧水を塗った手に椿油を伸ばすと保湿感が高まります。また、椿油を人肌に温めてから塗ると肌なじみがより良くなりますよ!手のマッサージは血流を促してくれるので、冷え性の方や乾燥肌の方におすすめです。
椿油は家具のお手入れや料理にも使える!

ここまで髪やお肌のお手入れ方法をご紹介してきましたが、椿油は家具のメンテナンスや料理にも使うことができます。
使い方10.木の家具のお手入れに使う
テーブルやチェストなど木でできた家具を椿油で磨くと、買った当時のツヤを取り戻すことができます。100%椿油のアイテムなら、髪や肌に使うものと同じものでお手入れして問題ありません。椿油が使いきれなかったときにもおすすめの活用方法です!
- 柔らかい布に、少量の椿油を含ませる
- 木の家具を布でふく
汚れが落ちてツヤも出るので、定期的なお手入れにおすすめ!
使い方11.加熱料理やドレッシングに活用する
椿油に多く含まれる「オレイン酸」は、血液中の悪玉コレステロールを下げる働きがあり、食生活などが乱れがちな方におすすめ。さらに、酸化した油は健康や美容の敵ですが、オレイン酸は加熱しても酸化しにくいという特徴を持っています。加熱料理も健康的に摂ることができるため、健康にこだわりたい方におすすめの食用油です。
化粧品用の椿油は料理に使えませんが、髪や肌に使えて、さらに食用油としても使える椿油も販売されています。食用としても椿油を取り入れたい方は「食用」であるかどうか必ずチェックしてから購入してくださいね!
マルチに使えるおすすめの椿油3選
髪、顔、体とマルチに椿油を活用するなら、香料などの添加物が配合されていない100%椿油のアイテムがおすすめです。ここでは、LIPSで人気の100%椿油をピックアップしました!
食用油としても使える!純度100%の天然椿油|三原椿油
伊豆大島の「やぶ椿」の実から採れた、純度100%の天然椿油です。ヘアケア、スキンケアにはもちろん、料理に使うことも可能。昔ながらの手間がかかる製法で椿油を抽出し、高い品質を維持しています。
椿油専門メーカーの大ヒット椿油|大島椿
1927年に創業された椿油専門メーカー「大島椿」の椿油です。天然の椿油100%なので、無香料・無着色・無鉱物油。髪、頭皮、肌のケアにマルチに使うことができる“元祖マルチオイル”です。「大島椿」からは、椿油配合のヘアエッセンスやトリートメントなども発売されています。
こだわりの生搾り製法で「トランス脂肪酸」が発生しない|黒ばら 純椿油
1923年に発売されて以来、永く愛され続けている「黒ばら本舗」の椿油です。生の椿油を100%使用しています。こだわりの生搾り製法なので、デリケートな肌には避けたい「トランス脂肪酸」が発生しない処方なのがポイントです。
椿油でうるおいとツヤのある自分を目指そう
椿油は、1つでさまざまなケアができる万能なアイテム!椿油100%のアイテムは、肌にやさしいのも魅力です。手元に置いて、若々しいツヤのある肌と髪を目指してみてはいかがでしょうか?