
ドライシャンプーの使い方を解説!メリット・デメリットやおすすめアイテムも紹介
ドライシャンプーは水なしで頭皮や髪の毛のベタつき、皮脂汚れをすっきりできる便利なアイテム。日中の髪のお直しにはもちろん、入院中や介護、災害時にも活躍します。
この記事では、ドライシャンプーの正しい使い方や、メリット・デメリットなどを解説します。また、ダイアンや資生堂など口コミで人気のおすすめ商品もご紹介!ぜひ参考にしてみてくださいね♡

美容師長崎弘幸
県内外の美容室にて美容師として9年間従事。美容師時代に培った髪の知識・シャンプーやトリートメントからヘアアイロンに関するヘアケア知識の情報をひでよし名義でヘアケアトークにて執筆。3店舗の美容師期間を経て白髪染め専門美容室”白髪染め専門美容室ソマリ”を開業。現在はヘアケアを応援する会社「株式会社AWA」の代表取締役。続きを読む
※本ページにはメーカーによる広告が含まれます。商品を購入すると売上の一部がLIPSに還元されることがあります。広告表記に関する行動指針・レーティング信頼性への取り組みをご参照ください。
ドライシャンプーとは?
ドライシャンプーとは水を使わないシャンプーのこと。
通常のシャンプーは水で洗い流さなくてはいけませんが、ドライシャンプーは水なしで、シャンプーをしたときのように頭皮や髪の毛の汚れ・ベタつきをすっきりとオフできる便利アイテムです。
ドライシャンプーは夏場など汗をかきやすい日常シーンはもちろん、入院中でなかなか洗髪ができないときや、災害などの緊急時にもおすすめです。
髪のベタつきをケアする方法やおすすめのシャンプーは、以下の記事も参考にしてみてください!
監修者
美容師長崎弘幸
ドライシャンプーのタイプは5種類!それぞれの特徴をチェック
ドライシャンプーには、主に5つのタイプがあります。自分の頭皮の状態や使いたいシチュエーションに合わせて選んでみてくださいね。
- スプレー・ミスト:簡単&スピーディーにふんわりヘアを作りたいときに|洗浄力はやや弱め
- ジェル:頭皮をすっきりさせたいときに|洗浄力は高め
- シート:持ち運びしたいときに|洗浄力は高め
- パウダー:ベタつきを抑えたいときに|洗浄力はやや弱め
- ムース:しっかり頭皮を洗浄したいときに|洗浄力は高め
【タイプ別】ドライシャンプーの使い方
ドライシャンプーって聞いたことはあるけれど、使い方がいまいち分からない…という方も多いのではないでしょうか?
ここからは、タイプ別にドライシャンプーの使い方を解説します。ドライシャンプーを使ったことがない方はぜひ参考にしてみてくださいね!
《スプレー・ミスト》は頭皮から15~20cmほど離して塗布しよう
- 汚れや皮脂を落ちやすくするため、軽くブラッシング&髪の毛の絡まりを整える
- 頭皮から15~20cmほど離し、ドライシャンプーを頭皮に向けてスプレー
- 地肌になじませるよう、指でやさしくマッサージ
- ブラシや手ぐしで髪の毛の根元からとかせばOK!
ベタつきが気になる部分は水で濡らしたタオルで拭き取れば、よりすっきりと仕上がります。
《ジェル》は両手の指先で頭皮をマッサージしながらなじませる

- 頭皮の気になる部分に塗布する
- 両手の指先で揉みほぐしながら頭皮と髪になじませる
- ブラシや手ぐしでよくなじませる
朝に使用するときは、最後にドライヤーの冷風を全体にあてると、さらにふんわりとした仕上がりになりますよ♡
《シート》髪を挟んで滑らせることで、ベタつきをオフできる
- シートで少量の髪の毛を挟む
- 挟んだまま下に向かって汚れを拭き取る
- 髪の毛を拭いたあとは、頭皮を揉みながら拭く
- 最後に髪全体にシートをすべらせる
スポーツのあとや真夏の汗が多い時期は、1枚では足りないこともあります。そのときは頭皮に1枚、髪の毛に1枚使うと良いでしょう。
《パウダー》洗髪をするようになじませるのがポイント
- 粉を頭頂部の中心にのせる
- 両手を使って洗髪をするようになじませる
- なじませたら、手で残ったパウダーを落とす
- 最後にブラッシングをしてパウダーを完全に落とす
パウダーは肌への使い心地がやさしく、皮脂をしっかりケアできる効果がある半面、粉を落とさなくてはいけません。ポイントはブラッシングをして粉を落とし、全体に行き渡らせることです。
《ムース》髪全体に揉み込み、タオルでオフする
- よく振ってから適量を手に取り、頭皮と髪全体に伸ばす
- 全体になじませたら、頭皮をマッサージするように揉み込む
- タオルで髪と頭皮についた汚れを拭き取る
手だけでムースを伸ばしにくい場合は、ブラシに直接泡をつけて、頭皮と髪の毛全体に行き渡らせるのもおすすめ。拭き取りは乾いたタオルでもOKですが、蒸しタオルを使うとよりしっかり拭き取れますよ!
ドライシャンプーのメリット
ドライシャンプーを使うとどのような良いことがあるでしょうか?ここからは、ドライシャンプーのメリットをご紹介します。
メリット①水を使わずに手軽に髪を清潔に保てる
一番のメリットは、やはり水を使わずに手軽に髪を清潔にできること!さらに、皮脂吸着機能があるものが多いので、ベタつきや嫌なニオイ、ぺたんこになってしまった髪のケアも簡単にできます。洗って乾かす工程がある普通のシャンプーと比べて、時短になるのも大きな魅力ですね!
メリット②外出先でも頭皮のベタつきをケアできる
外出先で頭皮のベタつきをケアできるのも大きなメリット。暑い日やジムで汗をかいたあとは、頭皮のベタつきやニオイが気になりますよね。ドライシャンプーは手軽に持ち運びできるので、気になったときに場所を選ばず使うことができます。オフィスでリフレッシュしたいときにもサッと使えて便利ですよ!
メリット③ヘアカラーなどのダメージを軽減できる
美容院でカラーやパーマをしたあと、すぐに髪を濡らすと色が落ちやすくなったり、パーマが取れやすくなったりしてしまう原因に。美容院での施術当日にもドライシャンプーがおすすめです。
髪を濡らさずに汚れやベタつきをケアできるので、髪へのダメージを軽減することができます。ヘアカラーの持ちアップも期待できますよ♪
ドライシャンプーのデメリット
どこでも手軽に使えて便利なドライシャンプーですが、注意点もあります。続いて、ドライシャンプーのデメリットを見ていきましょう。
デメリット①泡で洗うシャンプーより洗浄力は低め
ドライシャンプーは泡で洗うシャンプーよりも洗浄力は低め。ドライシャンプーだけで汚れや皮脂を完全に落とすことは難しいため、継続使用はNGです。あくまでもお風呂に入れないときや、外出先でリフレッシュしたいときの応急処置アイテムとして考えると良いでしょう。
デメリット②敏感肌さんは頭皮トラブルにつながる可能性も
ドライシャンプーだけ使い続けると、かゆみやフケ、かぶれなどの原因になってしまうことも。ドライシャンプーは頭皮に残りやすく、敏感肌さんは頭皮トラブルにつながってしまう可能性があるので注意が必要です。
また、頭皮がデリケートな状態だったり乾燥していたりすると、ドライシャンプーが負担になることもあります。そんなときは、シリコンや香料などの刺激になる可能性のある成分は避けたほうが◎
デメリット②日差しが強いときに使うと紫外線ダメージを受けやすくなる

ドライシャンプーには皮脂吸着成分やアルコールなどが配合されているものが多いです。その成分によって皮膚のバリア機能が損なわれ、紫外線ダメージを受けやすくなる可能性が。夏など日差しが強い状況下では、お出かけ前の使用は避けた方が良いでしょう。
監修者
美容師長崎弘幸ドライシャンプーは入院中や緊急時以外は、制汗シートのような感覚で使用するようにしましょう。特にスタイリングでワックスやオイルを使う場合、ドライシャンプーのみで落とすことは難しく、頭皮トラブルの原因にもなりかねません。
ドライシャンプーの活用法!どんなシーンで使う?
続いては、ドライシャンプーの活用法をご紹介します。どんなシーンで活躍するのか詳しく見ていきましょう!
汗をかいて前髪がベタついてしまったとき
夏場やスポーツのあとなど、汗をかいたときには髪の毛のベタつきが気になるもの。特に前髪は汗や皮脂でベタつき、おでこに張りつきやすくなってしまいます。これではヘアスタイルも上手に決まらなくなってしまいますよね。
携帯できるドライシャンプーなら皮脂によるベタつきをケアし、サラサラの髪の毛に仕上げてくれますよ。
マスク中の前髪のお悩み対処法は、以下の記事をチェックしてみてください!
介護士さん看護師さんなど夜勤でシャワーができないとき
介護士さんや看護師さんは、長時間お風呂に入れないのが悩み。ドライシャンプーがあれば、夜勤中でもお手洗いでササっと簡単にベタつきをケアし、リフレッシュすることができます。LIPSの口コミでも介護士さんや看護師さんの愛用者が多く見られました。
香料入りのものは、香りがキツすぎて周りの迷惑になってしまう場合があるので、無香料タイプがおすすめです。
疲労・病気・災害などでお風呂に入れないとき
疲れた日や病気のとき、キャンプなど、どうしてもお風呂に入れないときでも髪の毛の汚れは気になりますよね…。そんなときにもドライシャンプーがおすすめです。災害時や入院などで長期間お風呂に入れないときにも活躍するので、ひとつ持っておくと便利ですよ。
外出先で髪のボリューム感を演出したいとき
どんなにしっかりスタイリングしても、夕方になると髪の毛がペタンとなってしまうことはありませんか?
ドライシャンプーを使えば、ベタつきをケアして髪の毛を根元からふんわりとさせてくれます。朝にスタイリングしたときのようなボリューム感を外出先でも簡単に演出することができますよ。
頭皮のニオイが気になる・リフレッシュしたいとき
ドライシャンプーには柑橘系やミント系など、気分をリフレッシュできるさわやかな香りがたくさん!良い香りのドライシャンプーを使って気になる髪の毛や頭皮のニオイをケアしつつ、ヘアフレグランスとして使うこともできます。
ドライシャンプーに関するQ&A
ここからは、ドライシャンプーに関するQ&Aをご紹介します。よくある素朴な疑問と回答を集めたので、参考にしてみてください!
ドライシャンプーが残って髪が白くなった!どうすればいい?

ドライシャンプーによっては使ったあとに粉などが髪の毛に残り、白くなったように見えてしまうことも。そんなときには手ぐしで根元から払いながらとかしていきましょう。すぐに白い粉が取れ、きれいな髪の毛に整いますよ。
また、髪の毛を小分けにして持ち上げながらスプレーすると、全体にまんべんなく吹き付けることができます。1ヶ所だけに集中してスプレーしてしまうと白くなりやすくなるので、全体的に均一になるよう意識してみてください。
ドライシャンプーを使う頻度は?毎日使っていい?
ドライシャンプーを使う頻度の目安は、商品によって異なります。頭皮の状態や使用環境によっても変わってくるため、各商品の説明に従って使用してください。
デメリットでもご紹介したとおり、ドライシャンプーはあくまでも一時的な応急処置アイテムとして使うのがおすすめです。ただし、使用した当日に普通のシャンプーでしっかり洗い流せるのであれば、日常的に使っても良いでしょう。
汚れはどこへいくの?
ドライシャンプーは、水を使わず、拭き取りなどである程度髪や頭皮の汚れをオフできますが、完全に汚れを落とすことはできません。ドライシャンプーを使っていても、シャンプーが可能なときは通常どおり髪を洗うようにしてくださいね。
おすすめのドライシャンプー6選
ここからは、おすすめのドライシャンプーをご紹介します。スプレーやミストタイプ、シートタイプなどいろいろな種類をピックアップしました。LIPSの口コミでも人気のものが多いので、ぜひ参考にしてみてください!
おすすめ①『ダイアン』のドライシャンプーはスプレータイプで爽快感が魅力
ダイアンのドライシャンプーは、スプレータイプで爽快感のある使い心地が特徴♡ フレッシュシトラスペアをはじめ、さわやかな香りがそろっているので、ヘアフレグランスとしても人気です。ドラッグストアなどで手軽に買えるところも魅力ですよ。
サイズはメイクポーチにもしまえる40gと、たっぷり使える95gの2種類。独自の微粒子パウダーを配合しているので白くなりにくく、頭皮の毛穴詰まりも防いでくれます。スポーツのあとや朝シャン代わりに使うのもおすすめです!
おすすめ②パチパチ泡をなじませてすっきり!『メリット』のドライシャンプー
メリットの「メリット ドライシャンプースプレー」は、地肌にスプレーするとやわらかい泡状になり、頭皮や髪をサラッとした状態に整えてくれるドライシャンプー。泡がなじむときにパチパチと弾けて、爽快感が得られますよ♡
ノズルの先端が細めになっているので、髪の毛が多い人でも頭皮に当てやすいのも魅力です。 よりすっきりさせたいときは、タオルで拭きとると◎
おすすめ③『スティーブンノル ニューヨーク』のドライ シャンプーは植物由来のパウダーですっきりサラ髪に!


スティーブンノル ニューヨーク(STEPHEN KNOLL NEW YORK)ドライ シャンプー N
商品選択
- 40g¥8805%ポイント還元
- 80g¥1,3205%ポイント還元
STEPHEN KNOLL NEW YORK(スティーブンノル ニューヨーク)の「ドライ シャンプー N」は、植物由来のパウダーが余分な皮脂をケアし、ふんわりサラサラな髪に導いてくれるのが特徴。
ドライシャンプーにありがちなきしみ感や白残りが気になりにくいのも魅力です。フレッシュフローラルウッディの香りもさわやか♡ さらに、メントールの清涼感ある香りがリフレッシュ感を高めてくれます。
おすすめ④メンズにもおすすめ◎ ボディにも使える『ザ・プロダクト』のドライシャンプー
ザ・プロダクトのドライシャンプーは、髪の毛や頭皮はもちろん、ボディミストとしても使えます。揮発性のあるアルコール成分*とメントールによる清涼感で、すっきりとした使い心地が魅力ですよ。
ミストタイプですが、使い方は一般的なドライシャンプーと同じです。特にベタつきが気になる場合には、タオルで拭き取ってあげましょう。ペパーミントとシトラスの2種類の香りがあります。すっきりとした香りなので、メンズにもおすすめ◎
*エタノール(清涼成分)
おすすめ⑤災害用の備蓄としてもおすすめ! 『フレッシイ』のドライシャンプー
FRESSY(フレッシイ)のドライシャンプーは、どこでも簡単に髪・頭皮のニオイや汚れを拭き取れるミストタイプのシャンプー。髪と頭皮全体にスプレーし、指の腹で軽くマッサージしたあと、タオルや蒸しタオルで拭き取りましょう。
150mlのディスペンサータイプと、250mlのボトルタイプがあります。災害時や入院時などにも活躍するので、1本持っておくと重宝しそうですね!
おすすめ⑥サッと使えて便利なシートタイプ!『メリット』のドライシャンプー
メリットの「メリット ドライシャンプーシート すっきり爽快タイプ」は、サッと拭くだけで地肌や髪についた汗のニオイ・ベタつきなどをオフしてくれるのが特徴。洗浄成分のエタノールが配合されています。
シートタイプなので、持ち運びしやすいのが嬉しいですね。厚手の大判シートで、ゴシゴシこすっても毛羽立ちにくいのも魅力!さわやかなバーベナ&レモンの香りです。
ドライシャンプーのおすすめ人気ランキングは以下の記事をチェック!
ドライシャンプーで夏の頭皮のベタつきをケアしよう
Photo by HAIR
気になるベタつきをいつでもどこでもリセットできるドライシャンプー。汗をかきやすくなる夏の暑い時期には、ひとつ持っているとかなり重宝するはずです!
おうちやメイクポーチのなかにドライシャンプーを常備して、手軽に頭皮のベタつきをケアしましょう♡
監修者
美容師長崎弘幸ドライシャンプーは、お出かけ時でもすっきりと清潔感を保てるので緊急時以外でも持っておくと安心です。個人的には使いやすいスプレータイプがおすすめです。
使い方さえ守ればヘアスタイルの良い状態をキープしてくれます。
この記事で紹介した商品
商品画像 | 商品情報 | 参考価格 | 評価 | ランキングIN | 特徴 | 商品リンク |
---|---|---|---|---|---|---|
ダイアン パーフェクトビューティードライシャンプー フレッシュシトラスペアの香り | 〜 |
| ヘアブラシランキング第113位 | 期待以上にサラサラになるのでびっくりしました😳 ベタつきに悩んでる人はぜひ試してほしいです!! | 詳細を見る | |
メリット メリット ドライシャンプースプレー | 943円〜 |
| トライアルキットランキング第70位 | 爽やかな香りとサラサラした仕上がりで汗の匂いや地肌や髪のベタつきをすっきりさせてくれます✨ | 詳細を見る | |
スティーブンノル ニューヨーク ドライ シャンプー N | 880円〜〜 |
| ヘアケア・スタイリングランキング第198位 | ひんやりして気持ちいい サラふわっとしてくれて ベタつかずさっぱりした使い心地💕 | 詳細を見る | |
ザ・プロダクト ドライシャンプー | 1,650円〜 |
| 頭皮にシュシュっとすると、スーッとした清涼感とペパーミントのガツンとした香りがめちゃくちゃ爽快🍃 | 詳細を見る | ||
FRESSY フレッシィ ドライシャンプー | 〜 |
| 使ったあとスーッとして気持ちいい。リフレーッシュ!って感じ | 詳細を見る | ||
メリット メリット ドライシャンプーシート すっきり爽快タイプ | 471円〜 |
| トライアルキットランキング第22位 | 肌当たりは柔らかだけど、表面の凹凸で地肌の気になるベタつきや汚れを取り除いてくれます◎ | 詳細を見る |
ドライシャンプーは毎日のシャンプーの代用というよりも、緊急時や外出時に重宝します。特に皮脂分泌量が多く夕方には髪の毛が張り付いてくるといった方もすっきりさせることができるのでおすすめです。