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頭皮クレンジングは意味ない?メリット・デメリットや正しいやり方を解説

「頭皮クレンジングは意味ない?」と思っている人へ、頭皮クレンジングをする必要があるのか、メリット・デメリットについて解説します♡ あわせて、頭皮クレンジングの正しいやり方もご紹介。

汚れやニオイなど頭皮のお悩みがある人は、この記事を参考にして、自分に合った頭皮クレンジングを取り入れてみてくださいね。

SHIZUKA
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頭皮クレンジングとは?基本の仕組みと目的を解説

おでこ

頭皮クレンジングとは、頭皮に溜った皮脂や汚れを落とすケアのことです。普段行うシャンプーやトリートメントは、「髪の毛」のケアが主な目的ですが、頭皮クレンジングは「頭皮」のケアが主な目的◎

落としづらい毛穴の詰まりや酸化した皮脂、地肌についたスタイリング剤まで落とすことが期待できるのが、頭皮クレンジングの魅力です。ヘアサロンのメニューで導入されていることも多く、頭皮クレンジングを含むヘッドスパを看板に掲げているサロンもありますよ。

また、近年では自宅で頭皮クレンジングができる、頭皮用のクレンジング剤やオイルも販売されています。頭皮の環境が乱れてしまうと、健やかな髪を保つことも難しくなってしまうので、頭皮クレンジングで頭皮のケアを日常的に行うことは、美髪を保つためにも必要なケアといえるでしょう♡

頭皮ケアについて、詳しく知りたい人は、この記事だけでなく以下の記事もあわせて読んでみてくださいね。

頭皮クレンジングの主な種類と特徴

頭皮クレンジングには、さまざまな種類があって、種類によって特徴が異なります。どんな種類があるのか、まずはチェックしてみてください!

特徴こんな人におすすめ
シャンプータイプ一般的なシャンプーに比べて洗浄力が高め手軽に使用できるため初心者向け
オイルタイプオイルで汚れを浮かせ落としやすくする皮脂やスタイリング剤の頭皮汚れが気になる人
クレイタイプクレイ(泥)が汚れを吸着しスッキリと洗い上げる皮脂や頭皮の臭いなどが気になる人
炭酸タイプ炭酸が発泡し頭皮を洗浄できる頭皮の皮脂が多い人やさっぱり洗い上げたい人
ジェルタイプ頭皮の汚れを落としながら保湿も期待できる頭皮の乾燥が気になる人

どの種類も頭皮の皮脂や汚れを落としやすいという特徴は同じです。ただし、使用方法や洗い上がりなどに違いがあるので、自分の好みや頭皮の状態にあわせて選ぶのがおすすめです♡

「頭皮クレンジングは意味ない」といわれる理由とは?

頭皮マッサージ

頭皮クレンジングは頭皮に溜った皮脂や汚れが落としやすいことが特徴ですが、一方で「頭皮クレンジングは意味ない」といわれることがあります。こちらでは、なぜ、頭皮クレンジングが意味ないといわれてしまうのか、その理由をたしかめてみましょう。

①シャンプーで十分だと感じる人も多い

普段使っているシャンプーにも皮脂やスタイリング剤などを落とす作用は期待できるため、頭皮クレンジングとシャンプーは目的が似ています。普段のシャンプーで十分と感じている人のなかには、頭皮クレンジングは意味ないと思う人もいます。

一般的なシャンプー剤と頭皮クレンジング剤の洗浄力は、商品によって異なるものの、それほど変わらない場合もあります。含まれている洗浄成分にも大きな違いはありません。

また、頭皮クレンジングは手間がかかりやすく、コスパもあまり良くないため、取り入れることにメリットを感じられず、意味ないと思ってしまう人も多いでしょう。ただし、普段のシャンプーですすぎが不十分な場合は、頭皮に余分な皮脂や汚れが残ってしまている可能性も

よって、シャンプーをしているからといっても、頭皮の汚れをしっかり落としたり、うるおいを与えたりしたい場合は、頭皮クレンジングをする意味があるといえるでしょう♡

②頭皮クレンジングの効果が感じられないという意見も

頭皮クレンジングをしたからといって、目に見える効果は感じられないため、意味ないと思ってしまう人もいます。たしかに、頭皮クレンジングを使用すると、頭皮のスッキリ感を感じる場合も多いです。

しかし、スッキリ感は一時的なものなので、定期的なスペシャルケアなどに上手に取り入れることが大切です。また、頭皮の環境や体質によって、効果の感じやすさには個人差がある点も、頭皮クレンジングが意味ないといわれる理由といえますよ!

③はげる?洗いすぎによる頭皮トラブルの不安も

頭皮クレンジングは、やり方を間違えたり洗浄をし過ぎたりすることで、頭皮トラブルを起こし、はげる原因になってしまう可能性があります。頭皮ケアが目的なのに頭皮環境を悪化させてしまう可能性も、頭皮クレンジングが意味ないといわれる理由の1つ!

ただ、髪の毛などに負担をかけないように、自分に合った頭皮クレンジングで正しい頭皮クレンジングをすれば、頭皮トラブルの心配は少ないです。頭皮クレンジングは意味ないと思う前に、頭皮クレンジングの特徴や正しい使い方を知ることをおすすめします◎

頭皮クレンジングのメリットとは?

シャワーをする女性

頭皮クレンジングにはたくさんのメリットがあります。頭皮の皮脂や汚れを落としやすくしてくれる点は、ここまでお伝えしてきましたが、もう少し詳しく見ていきましょう!

①頭皮の毛穴汚れを落とす

頭皮クレンジングは、なかなか落ちない皮脂や毛穴の汚れなども落としやすいことがメリットです。特にスタイリング剤を使ってヘアセットをしている人は、頭皮クレンジングをおすすめします。

また、頭皮クレンジングは、酸化してしまった皮脂汚れや、白髪染め・パーマなどの残留アルカリを落とすことが期待できるとされていますよ♡

頭皮クレンジングにはさまざまな種類があるので、好みのテクスチャーや洗い上がりなど、自分に合ったものを選びましょう。頭皮をスッキリと洗い上げられることは、頭皮クレンジングの大きな魅力です。

②頭皮のニオイ・ベタつき対策に

頭皮クレンジングで余分な皮脂が落とせると、頭皮のニオイやベタつき対策につながります。頭皮から分泌された汗や皮脂は、時間が経つと酸化したり雑菌が繁殖したりして、強いニオイを発することがあります。

頭皮のニオイは、女性はもちろん、男性も気になる悩みの1つなので、いい香りの頭皮クレンジングを使用するのもおすすめ。また、頭皮の過剰な皮脂はベタつきにつながり、フケやかゆみといった頭皮トラブルの原因になるので、頭皮クレンジングで頭皮の皮脂までしっかり落とすことが大切です。

夏場の頭皮のベタつきが気になっている人は、頭皮クレンジングがとくにおすすめといえますよ♡ いい香りをまとえるシャンプーを併用すれば、気になるニオイを緩和できるでしょう。

おすすめのシャンプーは、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

③リフレッシュしたいときに活用している人も

頭皮クレンジングをするときには、頭皮のマッサージを組みあわせて行うのが一般的です。硬くなってしまった頭皮をほぐせて、リフレッシュしたいときにも活用できるのがメリット

ヘアサロンでは、頭皮クレンジングとヘッドスパがセットになっているプランもあります。マッサージだけでなく香りなど「気持ちいい♡」という感覚で、リフレッシュ目的に利用している人も多いですよ。

頭皮クレンジングのデメリットと注意点

頭を触る手

頭皮クレンジングには、デメリットもあるので、こちらではデメリットについてご紹介します。デメリットから、頭皮クレンジングは意味ないと感じる人もいるので、注意点も含め確認してみてくださいね♡

①洗いすぎ・頻度が多いと乾燥が起こることも

頭皮クレンジングは洗いすぎたり、回数の頻度が多かったりすると、必要な皮脂まで落としてしまうことも。頭皮の皮脂は、ニオイやベタつきの原因となりますが、その一方で頭皮や毛髪の健やかさを保つためにも必要です。

皮脂には水分の蒸発を予防してくれることが期待できるので、皮脂の取り過ぎは、乾燥につながってしまう可能性がありますよ!乾燥すると、刺激を感じやすくなったりかゆみを感じたりすることもあるので、過剰な頭皮クレンジングは控えましょう。

頭皮クレンジングの頻度は、週1~2回程度を目安にして、普段は一般的なシャンプーで洗浄するようにしてください。特に、乾燥肌・敏感肌の人は使用頻度を少なくして、頭皮の状態を見ながら頭皮クレンジングを取り入れましょう◎

②やり方を誤ると頭皮環境に良くない場合も

頭皮クレンジングのやり方を間違えると、頭皮に負担をかけてしまって、逆に頭皮環境を悪化させてしまう可能性があります。特に頭皮クレンジングの際にマッサージするときには、力を入れ過ぎたり爪を立てたりしないようにすることが大切◎

また、頭皮クレンジング後の洗い流しの際に、すすぎが不十分だと、クレンジング剤が残ってかゆみや不快感が起こる場合があります。さらに、頭皮環境や自分に合わない成分のクレンジング剤の使用や、頭皮用ではないメイク落とし用のオイルを使うことはおすすめできません。

頭皮クレンジングをするときは、自分の頭皮環境に合った頭皮用のクレンジング剤を使用し、指の腹を使ってやさしくマッサージするようにしてください。洗い残しもないように、しっかりすすぐこともお忘れなく!

③肌質・季節によっては合わないこともある

頭皮クレンジングは肌が敏感な人や、乾燥しやすい季節には、合わないと感じる人も。皮脂の分泌量は、肌質や季節、体調などによっても変化します。

頭皮クレンジングが合わない場合には、赤みやかゆみ、ひりつきを感じる場合もあります。頭皮クレンジング後に違和感を感じたら、頭皮クレンジングを控えたり、皮膚科へ相談に行ったりしましょう。

④期待していたほどスッキリしない場合も

スッキリ感を期待して頭皮クレンジングをしても、思っていたほどスッキリしないと感じる人もいます。頭皮クレンジングは頭皮の皮脂や汚れによるニオイを落としてくれるものの、それだけでは変化を感じられない場合も…。

健やかな頭皮を保つためには、頭皮クレンジングだけでなくバランスの良い食事や、十分な睡眠時間を確保することも大切です♡ また、熱いお湯やドライヤーの熱は頭皮のダメージにつながることもあります。

シャワーの温度は36~38度程度に調整し、髪を乾かすときにはドライヤーを近距離で当てないようにしてください。そして、顔の肌と同じように、頭皮にも紫外線は大敵です。頭皮の紫外線対策をはじめ、紫外線を同じところばかりに浴びないよう、髪の分け目を変えるなど気をつけてみてください。

頭皮クレンジングはやるべき?向いている人・やらなくていい人の特徴

なびく髪

頭皮クレンジングのメリット・デメリットがわかったところで、どんな人に向いているのか、またどんな人はやらなくていいのか解説します。自分は頭皮クレンジングをやるべきなのかたしかめてみてくださいね♡

頭皮クレンジングが向いている人の特徴

頭皮クレンジングが向いている人
  • スタイリング剤(ワックスやスプレーなど)を使用している人
  • 汗をかきやすい・汗をかくことが多い人
  • 頭皮のニオイやベタつきが気になる人
  • スッキリ感やリフレッシュ感が欲しい人
  • 頭皮の皮脂量が多い人
  • 白髪染めやパーマを定期的にしている人

なかなか落ちないニオイや汚れが気になっているなら、頭皮クレンジングを取り入れてみるのがおすすめ♡ また、頭皮の皮脂が多くて、ベタベタしているのが気になっている人にも頭皮クレンジングは向いています。

頭皮クレンジングをするとスッキリするので、リフレッシュしたいときにもぴったりですよ◎ ヘアサロンのヘッドスパが好きな人は、自宅での頭皮クレンジングを休日のセルフケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。

頭皮クレンジングをやらなくていい人の特徴

頭皮クレンジングをやらなくていい人
  • 普段のシャンプーだけで満足している人
  • 乾燥肌や敏感肌の人
  • 髪を洗ったあと頭皮がつっぱる・乾燥しやすい人
  • ヘアケアに手間や時間をかけたくない人

元々、普段のシャンプーやヘアケアで、頭皮のニオイや不快感を感じていないなら、頭皮クレンジングを取り入れても、満足感があまりないでしょう。また、乾燥肌や敏感肌だと、頭皮クレンジングが逆効果になってしまう場合も

美容師さんや皮膚科に相談してみて、頭皮クレンジングが自分に合っているか確認してみるのもおすすめですよ。

頭皮クレンジングの正しいやり方

髪を洗う女性

頭皮クレンジングをセルフケアに取り入れるなら、正しいやり方を知っておきましょう。間違った頭皮クレンジングは、頭皮トラブルを引き起こしてしまう可能性もあるので、やり方や頻度は守ってくださいね◎

①頭皮クレンジングの基本的なやり方

頭皮クレンジングの手順
  1. 髪をブラッシング
  2. クレンジング剤塗布
  3. マッサージをする
  4. 蒸しタオルを巻き放置する
  5. ぬるま湯ですすぐ
  6. シャンプー・トリートメントをする

頭皮クレンジングは、基本的にシャンプー前に行います。各手順については、それぞれ詳しくご紹介するので、チェックしていきましょう。

手順1:髪をブラッシング

頭皮クレンジングをする前には、まず事前に髪をブラッシングして整えます。髪が乾いた状態で、生え際~頭頂部に向かって、丁寧にやさしくブラシで髪を梳かしてください

事前にブラッシングすることで、髪の毛の絡まりをほどいて、頭皮クレンジングでのケアがしやすくなりますよ。また、ブラッシングは、頭皮をほぐすことにも役立ちます♡

手順2:クレンジング剤塗布

頭皮にクレンジング剤を塗布します。頭皮クレンジングは、乾いた髪に使用するタイプと、濡れた髪に使用するタイプがあるので、濡れた髪に使用する場合は、予洗いをしてから塗布しましょう!

クレンジング剤の適量は、種類によって異なるので、使用するアイテムに記載されている適量を守ってくださいね。塗布するときには、頭皮の全体に行き渡るよう数ヶ所に塗布してから、指の腹を使ってなじませましょう。

手順3:マッサージをする

クレンジング剤が塗布できたら、指の腹を使ってマッサージを行います。放置時間が必要なタイプもあるので、放置が必要な場合は適切な時間を置いてからマッサージを進めてくださいね。

マッサージは、爪で頭皮を傷つけないように注意しながら、頭皮をほぐすようにしていきましょう!力加減は、痛気持ちいいと感じる程度を目安に、頭皮全体をマッサージしてみて。

手順4:蒸しタオルを巻き放置する

マッサージができたら、蒸しタオルを頭に巻いて放置しましょう。蒸しタオルは、電子レンジを使って簡単に作れます。濡らしたタオルを絞り、ラップで包んで500Wの電子レンジで、30秒~1分程度加熱してください。

そして、できた蒸しタオルで、頭全体を包み込むように巻き付けます。放置時間は約10分が目安です。蒸しタオルをすると、温めることで毛穴を開きやすくしてくれることが期待できますよ◎

手順5:ぬるま湯ですすぐ

次に、クレンジング剤をぬるま湯(36~38度程度)で洗い流します。頭皮クレンジングをすると、汚れは浮き上がった状態です。汚れが髪の根元に戻らないように、シャワーを頭皮に当てるようにしながら、毛先に向かってすすぎましょう!

手順6:シャンプー・トリートメントをする

頭皮クレンジング後は、普段どおりシャンプー・トリートメントをします。シャンプー後はそのまま放置せずに、タオルで水気を取ったら、できるだけ早めにドライヤーを使って乾かすようにしてくださいね♡

②頭皮クレンジングの頻度は「週1回前後」が目安

頭皮クレンジングは毎日行わず、週に1回前後を目安に取り入れましょう。頭皮の皮脂量が多くベタつきやすい人や、スタイリング剤を毎日使う人も、週2回までにおさめるのがおすすめです!

頭皮クレンジングは頻繁にすると、頭皮の乾燥や、頭皮の過剰な皮脂分泌につながることがありますよ。頭皮の状態や季節にあわせて、自分に合った頻度で頭皮クレンジングを行いましょう◎

③頭皮クレンジングでやってはいけないNG行動

頭皮クレンジングでは、爪を立ててしまったり力を入れ過ぎたりしてしまうと、頭皮を傷つけ炎症を起こす可能性があります。「指の腹」を使い「適度な力加減」を意識してください

また、すすぎ残しは頭皮トラブルを招くことがありますので、しっかり洗い流すようにしましょう。そして、頭皮クレンジングは、メイク落とし用やボディ用のクレンジングを代用することはNGです。頭皮用のクレンジング剤を使用するようにしてくださいね♡

頭皮クレンジングは意味がないかどうかは人によって違う!自分に合ったヘアケアを取り入れて

髪をかきあげる女性

頭皮クレンジングは意味ないと感じる人もいますが、それは使い方を間違っていたり、自分に合っていなかったりしている可能性があります。まずは、正しい使い方やメリット・デメリットを知ったうえで、頭皮クレンジングが自分に合ったヘアケアかたしかめましょう。

頭皮クレンジングは、頭皮のニオイや汚れ、ベタつきが気になっている人には、ぴったりのアイテムです。頭皮の汚れをしっかりと落としたい人は、一度取り入れてみることをおすすめします♡

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2025年07月01日(Tue)
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