【女優メイク】日本・韓国・中国のやり方を比較≪アイシャドウ・アイライン・ファンデーションのポイント4つ≫

Photo by HAIR

『異性にこびないヘルシーな色気』がキーポイントの、日本の女優メイク。そのセンシュアルさはセクシーとは違い、老若男女から愛される理想の女優っぽさを演出してくれるはず！

日本の女優メイクとは、もともと美人と思わせる”芯”を感じるメイクのこと。骨格を意識したシェーディングやツヤ感重視なベースメイクなど、それぞれの持つ魅力を最大限引き出してくれるんです！

女優メイクのやり方動画は、YouTubeにも多数アップされています。日本の女優メイクから韓国ドラマの女優メイクなど、YouTuberそれぞれの個性も光っているのでぜひチェックしてみて下さい！

女優メイクには日本版だけでなく韓国人風・中国人風バージョンも。それぞれの特徴はどう違うのか見ていってみましょう！

韓国人風の女優メイクは、まるで韓国ドラマのヒロインのようなうぶで可愛らしい雰囲気が特徴。ナチュラルカバーの薄いファンデーションで水光肌を作ったら、明るめな色味のアイシャドウを軽くオン！その代わりにアイラインはしっかり入れて、目のキワは締めます。リップ・チークもパステル調の明るめカラーで可愛らしく。

一口に韓国風と言っても色々な方法がありますが、濃いめの目元+赤リップが定番だった少し前の時代より変化しているようです！

チャイナ（中国）＋サイボーグ（まるで整形したように美しい）＝チャイボーグメイクと言われている中国のメイクは、女優メイクでも共通。アイラインでしっかり大きな目を演出し、小顔に見えるようシェーディングとハイライトを仕込みます！パッと血色感のある赤系リップも特徴の一つです。パーツの一つ一つを大きく強調したのが中国の女優メイク。

Photo by HAIR

1. ベースメイクは華やかなツヤ肌に
2. まつげの隙間をしっかり埋めるアイライン
3. 骨格を意識したシェーディングで女優風小顔に
4. 血色感たっぷりなツヤリップ

日本版の女優メイクはインラインをしっかり引いたり骨格を意識したシェーディングを入れたりと、土台や影の部分はしっかりと作りこみます。とは言え薄めでツヤ感を重視したベースメイクや血色感リップなど、華やかさも意識！ナチュラルなのにもともと美人に見える女優メイク、そのやり方を順に見ていきましょう。

女優メイクではしっかりカバーすることよりも、質感を意識したベースメイクを心掛けるのがおすすめ。毛穴などの細かいアラはツヤ感でナチュラルにカモフラージュ！下地でしっかり血色感を仕込んでくすみを隠し、目元まわり中心にファンデーションをのせて。

女優メイクでは、化粧下地にピンク系カラーを選ぶのがおすすめ。生き生きとした血色感をプラスすると同時に、どよんとしたくすみもナチュラルにカバー！一年中使うなら保湿力や日焼け止め効果が高いものが理想的です。適量を手に出したら、指で両頬・あご・おでこ・鼻に5点置き。サッと顔の中心から外側へ伸ばしていきましょう！

1. 手に出したリキッドファンデーションを両目の下の三角ゾーンへ指で2点置き
2. 一番カバーしたい部分を目の下を先にスポンジで叩き込む
3. スポンジに残ったファンデでその他の部分をカバー

ファンデーションは薄づきに仕上げやすいリキッドタイプを選ぶのがおすすめです。普段のメイクでも言えることですが、女優メイクではもちろんベースの厚塗りはNG！まずは一番しっかりカバーしたい目の下へ、ファンデーションをスポンジで叩き込みます。その他の部分はファンデをつけ足さず、スポンジに残った分でカバーすると薄づきに仕上がりやすいです！

リキッドファンデーションの塗り方｜スポンジ・パフ、ブラシ、手指…ツールごとに徹底解説

女優風のアイメイクはアイシャドウをベージュやブラウン系でナチュラルに仕上げ、アイラインで目元を際立たせます。こうすることで濃いメイクに見えないのにしっかり目力がある、洗練された印象に！

1. 二重幅・下まぶた全体に単色ブラウンをオン
2. ほんのりグラデーションになるように指で外側へ馴染ませる

色味が淡いベージュ・ブラウン系のアイシャドウを選び、自然な影感を演出することを心掛けましょう！できれば色数は1～2くらいがおすすめです。パールを配合したツヤ感のでるクリームアイシャドウなら、立体感も出せるので◎

1. ビューラーで扇型にまつげを上げる
2. ダークブラウンのジェルライナーでまつげの下から隙間を埋める（インライン）
3. リキッドアイライナーで自然な目尻延長ラインを引く

アイシャドウを塗ったら、ビューラーで根元からまつげを上げます。ビューラーをしてからの方がインラインが引きやすくなるのでおすすめですが、逆の手順が慣れている方はお好みでOK！ダークブラウンのジェルライナーを使い、まつげの下から少しずつ隙間を埋めます。インラインは線で引いてしまうと不自然に見えたり失敗しやすいので、ちょんちょんと点を打つように仕上げるのが◎

その後に同じカラーのリキッドアイライナーで目尻ラインを自然に延長します。タレさせたりハネさせたりもせず、すっとナチュラルに横へ伸ばしましょう！

アイライナーの引き方を徹底解説｜一重・二重・奥二重さんもかわいくなれる！おすすめアイテムも紹介

女優メイクではカールキープがしっかりできる、ロングタイプのマスカラを選びましょう。カラーはブラックやダークブラウンがおすすめです！ダマが出来ないようにマスカラコームなどを併用するのも◎

自分の顔のパーツ位置や骨格などに合わせた眉尻・眉山・眉頭の位置へ先にアイブロウペンシルで印をつけ、微調整しながら書いていきます。女優メイクでは特に眉下のラインはしっかりペンシルで輪郭をとることで、顔がはっきりして意志があるように見えますよ！

1. シェーディングパウダーをブラシに取り、頬骨下からあごまで斜めに影を足す
2. 目頭横のくぼみから鼻筋横にも軽くのせてノーズシャドウに
3. ブラウン系チークを頬骨に沿って斜めに軽くオン
4. ハイライトを目尻下・鼻筋・おでこ・あご先に

女優メイクでは自分に骨格に合わせてシェーディング・チーク・ハイライトをのせ、シュッとした小顔に見せることがポイント！シェーディングパウダーでしっかりとエラ部分を削るように影を足すことで、あごのラインをシャープに見せることが出来ますよ。チークは肌馴染みが良くトレンド感のあるブラウン系を選ぶのがおすすめ。

【丸顔必見！】メイクはシェーディングで小顔に！フェイスラインを引き締めるメイク術＆おすすめコスメ

チークはブラウン系を選んだので、リップはしっかり血色感のあるレッドをチョイス。シアーでツヤ感のあるタイプを少しオーバーめに塗って、ぽってり見せると◎

女優メイクにおすすめのコスメをプチプラの中から厳選して集めてみました！ぜひチェックしてみて下さいね。

微細パールの効果でトーンアップし、お肌を明るく見せてくれるCEZANNE（セザンヌ）の『UVウルトラフィットベースEX』。中でも『02 ピーチピンク』はほんのり血色感をプラスしてくれるカラーです！SPF30 PA++で紫外線吸収剤不使用（ノンケミカル）だから、日焼け止めを併用する必要がないのも嬉しいポイント。

15種の保湿成分・5種の美容オイル配合で保湿力が高く、上に重ねるメイクがピタッと密着してくれます！またソフトフォーカス効果パウダーで気になる毛穴をきれいにぼかしてくれるんです。血色感も毛穴カバーも叶える、女優メイクにぴったりの化粧下地！

ETUDE（エチュード）の『ダブルラスティング セラムファンデーション』は、薄づきでキレイなツヤ肌に仕上がる優秀アイテム！まるでスキンケアしたての肌のように色っぽく仕上がるので、パウダーを上からのせてもしっかりとツヤが残りハイライトを入れるのを忘れてしまいそうなくらい。

ヒアルロン酸やパンテノールなどの保湿成分も配合しているから、大人の肌にもうるおいをプラス！女優メイクに必須なナチュラルなツヤ感を手に入れるならコレ。

＆be（アンドビー）の『クリームアイシャドウ ニュートラルブラウン』は、単色でも美しい彫り感を演出できるアイテム。ほんのりグレーっぽいブラウンなので、イエベ・ブルべ問わず肌に馴染みナチュラルな仕上がりに！まぶたにしっとりと密着してヨレにくく、自然なツヤ感が楽しめます。

指で伸ばしやすいので単色グラデーションが作りやすいから、女優メイクにもぴったり！これ一つで立体感のある目元になれちゃいます。

キャンメイク（CANMAKE）の『クリーミータッチライナー 02 ミディアムブラウン』は、するんとなめらかな書き心地が特徴のペンシルジェルライナー。芯がとても柔らかいのでまぶたに負担感なくアイラインを引ける上、乾くとすぐにピタッと密着！擦れや水に強いのでパンダ目になりにくいんです。

また1.5mmの極細芯なのでまつげの隙間埋めがしやすく、女優メイクにもおすすめ！目尻の繊細なラインもこれ一本で仕上げることが可能です。カラーバリエーションは全9色と豊富なのでその日のメイクに合わせて選ぶことが出来ます！

ボトルの適度な重さが握りやすい、LUMIURGLAS（ルミアグラス）の『Skill-less Liner（スキルレスライナー）』。中でも『03.チェスナットブラウン』は女優メイクの目尻ラインにも最適です！フレームを際立たせつつナチュラルに馴染むブラウンで、しっかり目力を演出してくれます。

また独自の「EX5ブロックインク®」を開発・採用しているので、長時間崩れにくく水や汗にも強いんです！すぐに乾いて肌に密着するから、美しいラインをしっかりキープしてくれますよ。全8色のカラーバリエーションはどれも絶妙にお洒落な色味ばかり！毎日のメイクが楽しくなりそうです。

根元から一本一本セパレートした繊細ロングまつげが叶う、D-UP（ディーアップ）の『パーフェクトエクステンション マスカラ for カール』。お湯＋洗顔料で簡単にオフ出来るのに、長時間パンダ目になりづらいのが嬉しいポイント！日本人の目幅に合わせた設計の25.5mmコンパクトブラシを採用しているから、塗りやすいところも◎

女優メイクには欠かせない扇型の美まつげも、簡単に作れちゃいます！カラーバリエーションは店舗限定色を合わせた全4種類。お洒落だけど普段使いしやすいカラーが揃っています！

アイブロウペンシル・チップ式のアイブロウパウダー・スクリューブラシが1本になった、excel（エクセル）『パウダー＆ペンシル アイブロウ EX』。しっかり輪郭を取りたい女優メイクでのアイブロウも、簡単に仕上げることが出来ます！ペンシルでラインを取ったらアイブロウパウダーをふんわりのせ、スクリューブラシでぼかす。この流れが1本で済むのは嬉しいですよね！

カラーバリエーションは全10種類と豊富なので、なりたい雰囲気や髪色で選ぶことが出来ます。

韓国発のブランド・too cool for school（トゥークールフォースクール）の『アートクラス バイ ロダン』は、3色入りが便利なシェーディングパウダー。フェイスラインにフィットする使いやすいブラシもセットになっているから、買ってすぐに使えるのも嬉しいポイント！

サラッとした粉質で、肌馴染みの良いナチュラルなブラウンカラーです。女優メイクに必須なノーズシャドウ・フェイスラインの陰影も自然にプラスすることが出来ますよ！3色入りだから肌色に合わせて色味を調節できるのも◎

目の下やCゾーンなど、濡れたようなツヤ感をプラスするハイライトは女優メイクに欠かせません。CLIO（クリオ）の『プリズム エアー ハイライター』なら微細なパールやラメがたっぷりで、自然な立体感を演出してくれるんです！

ブラシに取ってサッとのせるだけでも、ナチュラルで美しいツヤが出現。テクニック要らずで簡単にふっくら幸せそうな肌が作れちゃいます！

heme（ヒーミー）の『pure cheek color ピュア チーク カラー』は、微細なパウダーでふんわりと血色感を与えてくれるパウダーチーク。にじむような自然なツヤ感を与え、ピュアな発色が長続き！濃度調整がしやすく、ナチュラルメイクもビビットメイクにも印象チェンジが可能なんです。

マスクをつけていても落ちにくく、しっかり重ねても崩れにくいのが嬉しいポイント！カラーバリエーションは豊富な全15色で、中でも『メイプルブラウン』は女優メイクにおすすめです。トレンド感のあるブラウンカラーで肌に馴染みつつお洒落な雰囲気になれちゃいます！

女優メイクにぴったりな血色感リップに仕上がる、KATE（ケイト）の『リップモンスター 07 ラスボス』。自然な華やかさを与えるレッドで、どんな肌色の方にもマッチするカラーです！ツヤ感がある仕上がりだから、ぽってりした唇に。また長時間色味をしっかりとキープしてくれるので、血色感が続くのも◎

プロのメイクアップアーティストさんによる女優メイク+スタジオ撮影のプランがある写真館は、東京や大阪をはじめ全国に多数。50代・60代の記念にもおすすめです！

Photo by HAIR

しっかりポイントをおさえれば女優メイクはとても簡単です。あなたも明日からぜひ挑戦してみて下さいね！