
ティントリップは塗り方が9割!?落ちない塗り方やグラデーションを徹底解説
ティントリップは唇の色を染めることで発色するので、少しだけ扱いが難しいリップ。今回はティントリップの落ちない塗り方や、グラデーションの作り方など、上手に使いこなすテクニックをギュギュッと凝縮してお届けします♡
目次
【落ちないのが魅力!】ティントリップ(リップティント)とは

ティントリップとは基本的に、唇の「ph」や「水分量」によって発色するリップのことを言います。そのため、唇の状態によって発色が変わるのが特徴。落ちにくいためメイク直しの回数を減らせるのが魅力です。
しかし、ティントリップを塗っていてムラになったり、濃くつけすぎたり……なんて経験はありませんか?ティントリップは、1度乾くとメイクの途中でも修正しにくいのがデメリット。落ちにくいリップだからこそ、扱いが少し難しいアイテムなんです。
そんなティントリップでも、正しい塗り方をマスターすればきれいに仕上げることができます!ここからは塗るときのコツやポイントをチェックしていきましょう。
ティントリップの効果的な使い方!塗る時のポイント・注意点

基本的な塗り方は、リキッドやスティックなど、基本的にどのタイプでも同じです。ポイントは3つだけ!
- 塗る前に保湿&ティッシュオフする
- ティントリップは“少量ずつ”付けるのが基本
- ティッシュオフと重ね塗りを繰り返す
詳しく解説します!
塗る前に保湿&ティッシュオフ

ティントリップは唇に水分や油分が残っていると発色しにくい傾向があります。また、ティントリップ自体が乾燥しやすいアイテムなので保湿は必須!メイク前にリップクリームなどで唇保湿した後、しっかりティッシュで水分・油分をオフしましょう。このティッシュオフの一手間が仕上がりを左右します!
ティントリップは“少量ずつ”付けるのが基本

特に水分量の多いリキッドやウォーター、グロスタイプのティントの場合は、一気につけるとムラになりやすいです。そのため、チップをしっかりしごくか、できれば手の甲などで量を調整して、少量ずつ唇にのせていきましょう。
唇をすり合わせて “んまんま”しない

重ね塗りでも絶妙に色合いが異なってくるティントリップは、唇をすり合わせて“んまんま”すると色ムラができたり、思っているより濃い発色になってしまうという問題が起きがち。“んまんま”はせず、上下別々にリップを塗っていきましょう。
【ティントリップの塗り方講座❶】基本的な塗り方とコツを場合別にご紹介
それではティントリップの塗り方を場合別にご紹介していきます。
固形タイプのティントリップを使う場合の塗り方

下唇にリップを塗った後、上唇にリップをつけるために唇をすり合わせて“んまんま”する癖は、固形のティントリップの時はNG!最初に下唇に塗ってから、何も塗られていない上唇に塗っていきます。唇にティントを塗っていく工程は以下の通りです。
- リップスティックをワイパーのように左右に揺らしながら下唇の表面に塗る
- 同じように上唇にも塗る
- 好みの発色に合わせて重ね塗りする
リキッドタイプのティントやウォーターティントの場合の塗り方

- チップをワイパーのように左右に揺らしながら下唇の表面に塗る(この時“口の中の方の唇”までは塗らなくてOK。ここでしっかり塗ると歯にティントがつく原因になります)
- ほとんどリップがついていないチップを使って唇の内側を塗っていく
- リップを足さず、そのままのチップで上唇にティントを塗る
- 好みの発色に合わせて重ね塗りする
リキッドタイプのティントの場合は、ティントが乾く前に唇の外側を指でぼかすとグラデーションリップになりますよ!
マットなティントリップを使う場合の塗り方

マットなティントリップは、テクスチャーが硬いことがありますよね。そんな時は以下の手順で行ってみてください。
- 自分の唇の形に沿ってリップで大まかに色をつける
- リップブラシを使って縦じわなど細かい部分に伸ばして埋めていく
このように、マットなリップの場合はリップブラシの併用がおすすめです!
韓国系の濃すぎるティントリップを使う場合の塗り方

韓国系のティントリップは、日本人の我々の感覚からすると少し濃すぎるように感じることもありますよね。以下の手順で塗ってみてください。
- ティントを唇の中心に3粒置く(伸ばさない)
- 指やブラシで中心から外側に向かって伸ばす
- ティッシュを折りたたんで、唇で挟み込むようにしてオフする
韓国系のティントは、ティッシュペーパーでオフして色を落とすようにすると肌に馴染みやすくなります。それでも色が濃くなってしまう場合は、色の薄いリップと混ぜながら使ってみるという手も。ぜひやってみてください。
ティントリップを落ちないようにしたい場合の塗り方

ティントリップを落ちないようにしたい場合は、次のようなポイントを意識して塗ってみましょう。
- スパチュラに大量についたティントを、ボトルのフチで落とす
- 少量だけ唇につけブラシで伸ばし、10秒ほど乾かして着色させる
- ティッシュオフして余分なティントを落とす
普段使っているリップクリームや口紅と同じ感覚でティントを使うと上手に塗れないことがあります。ティントは色を乗せるのではなく着色させるのが得意のアイテムだからです。なので、着色させるためにオフする前に10秒間放置するのがとても大事なポイントなんですよ♡
上唇が綺麗に塗れない!どうしたらいい?
ティントが上唇にだけ綺麗に塗れない場合、次のポイントを意識してみてください。
- ティントを塗る前に、余分な保湿リップや付着した唾液をティッシュオフする
- 上唇に余分な角質が残っているとうまく着色できない場合があるので、前日にスクラブをする
- 油分が多いと崩れてしまうので、前日の夜に水分系の美容液で保湿する
- 塗る量が多すぎないか確認し、余分なティントはティッシュでオフする
- 着色がうまく行かない場合は上唇から先に塗り、放置時間を長くする
工夫次第で発色が良くなります。ぜひ試してみてください!
【ティントリップの塗り方講座❷】グラデーションの作り方とコツ

ティントリップを使った韓国っぽい唇といえば、グラデーションリップ!カジュアルで抜け感のあるグラデーションリップは休日のメイクにぴったりです。
グラデーションリップを作る方法は、コンシーラーを使う方法と使わない方法の2通りがあります。また、グラデーションを作るときはウォータータイプのティントリップがおすすめ。それぞれ詳しく解説します!
コンシーラーを使うグラデーションリップの作り方

コンシーラーを使う時のグラデーションリップの塗り方は、以下の通り。
- コンシーラーで唇全体の色を抑える
- 手の甲にリキッドティントリップを出して、唇の中央に少量を乗せて指でポンポン馴染ませる
- または、②の代わりに直接チップで唇の中央にリップ少量を乗せ、指でポンポン馴染ませる
唇の乗せるティントリップは、かなり少量にするのがきれいなグラデーションを作るコツです。1度塗って、さらに濃い発色にしたいときは、唇の中央だけに重ね塗りしていきましょう。
コンシーラーを使わないグラデーションリップの作り方

コンシーラーを使わないでグラデーションを作るためには、2本のリップを使います。必要なのは、主役のティントリップと、そのティントリップと同系色で、薄めのリップです。塗り方は以下の通り!
- 主役のティントリップより薄い同系色のリップを、上下の唇全体に塗る
- 唇の中央部分にだけ、少量のティントリップを点置きしてポンポンと指で馴染ませる
明るさの違う2色を使うことで、自然なグラデーションを作ることができます。
グラデーションリップの上手なぼかし方

グラデーションリップを上手にぼかすには、次の2点に気を配ると良いです♪
- 唇の輪郭部分をに付着したティントは綿棒やティッシュでオフする
- 中心から外側に向かって薄くなってくように指でポンポンする
韓国風のグラデーションリップを作るには、この「ぼかし」がとても重要です。簡単にできるのでぜひこのポイントを覚えてくださいね。
おすすめティントリップ【プチプラ】
ここからは、ティントリップ初心者さんにもおすすめな使いやすいティントリップをご紹介します!
エチュード『WP ディアダーリンソーダティント』
リキッドタイプのティントリップですが、少し粘度があり色ムラになりにくいので、初心者さんでも使いやすいリップです。縦シワのないつるんとしたリップに仕上げてくれます。コンシーラーを使えば、きれいなグラデーションを作ることも可能!

オペラ『リップティント N』
仕上がりの透明感とツヤ感、色のキープ力、価格、すべてのバランスがちょうど良い大ヒットリップ。リップスティックだけど、シアーな仕上がりでツヤをキープ。豊富なカラーバリエーションも魅力です。限定品は毎回売り切れ必至なので、早めに手に入れて!

キャンメイク『ステイオンバームルージュ』
バームタイプのティントリップ。パッケージが白いアイテムがティントタイプです。時間が経つにつれて発色が濃くなるタイプ。スルスルと柔らかい使用感で、リップクリーム感覚で使えるので塗り直しも楽チン。

おすすめティントリップ【デパコス】
ここからは、ティントリップ初心者さんにもおすすめのデパコスアイテムをご紹介します!
ジルスチュアート『フォーエヴァージューシー オイルルージュ ティント』
オイルルージュのティントバージョンです。美容オイルが配合されているから、塗りたてはツヤツヤ。オイルらしくベタつきのない使用感が快適です♡軽い使用感なので重めのテクスチャーが苦手な方にも。唇の潤いと色を長時間キープしてくれるアイテムです。

イヴサンローランボーテ『ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ウォーターステイン』
ウォータータイプのティントを探しているならこちらがおすすめ。ウォーターティントは水のようなさらさらしたテクスチャーのアイテムが多いですが、これは少し粘度があるので扱いやすいです。ウォータータイプなのでベタつきもなし。重ね塗りすることでさらに落ちにくくなります。

ディオール『ディオール アディクト リップ ティント』
マットタイプのリップティント。マットな中にもかすかにツヤのある仕上がりなので、初心者さんも使いやすい◎チップが細いから、グラデーションも作りやすくて便利です。深みのあるレッドやブラウンなど、大人に似合うカラーが揃います。

正しい塗り方でティントメイクを楽しもう♡

ティントリップは正しく塗ってこそ魅力を発揮できるもの!今回ご紹介した正しい塗り方を参考に、リップメイクを楽しんでくださいね。
この記事で紹介した商品
商品画像 | ブランド | 商品名 | 特徴 | カテゴリー | 評価 | 参考価格 | 商品リンク |
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ETUDE | WP ディアダーリンソーダティント | ”リキッドルージュのようにスルッと塗れて、縦ジワも目立たなくしてくれる!” | 口紅 |
| 700円(税抜) | 詳細を見る | |
OPERA | オペラ リップティント N | ”スルスル塗れてうるうるな唇になるので モテリップ殿堂入りです👏🏻” | 口紅 |
| 1,500円(税抜) | 詳細を見る | |
キャンメイク | ステイオンバームルージュ | ”ステインだから落ちにくい!グロスを塗ったかのようなツヤツヤな唇に” | 口紅 |
| 580円(税抜) | 詳細を見る | |
JILL STUART | フォーエヴァージューシー オイルルージュ ティント | ”ティントなのに潤いがあり乾燥しない!軽い付け心地で凄くジューシー♥” | 口紅 |
| 2,800円(税抜) | 詳細を見る | |
YVES SAINT LAURENT BEAUTE | ルージュ ピュールクチュール ヴェルニ ウォーターステイン | ”軽い着け心地ながらツヤ感が綺麗でしっかりと色が定着。重ねづけするたびに強く発色するので調整がしやすい” | 口紅 |
| 4,300円(税抜) | 詳細を見る | |
Dior | ディオール アディクト リップ ティント | ”薄く塗るにもとても調節がしやすく色持ちがバツグン!サラサラなテクスチャーでぼかすのも簡単” | リップグロス |
| 3,600円(税抜) | 詳細を見る |