クリームパックのおすすめ15選。正しいやり方でもちもち肌を目指そう

クリームパックとは、保湿クリームをたっぷり塗ってパックをする美容方法のことです。メイクを落としたお風呂上がりなどの肌が清潔な状態のときに、保湿クリームやナイトクリームを使って行います。

肌が乾燥しがちな人や、秋冬の乾燥しやすい季節、日焼け後の乾燥が気になる人におすすめで、手持ちのクリームで簡単にできるのが魅力。クリームを塗るだけの手軽なケアなのに、しっとりもちもちの肌になれるので、保湿のスペシャルケアのなかでもとくにおすすめです。

パックには、クリームのほかにもシートマスクや泥パック、泡状のパックなどさまざまな種類があるので、ケアしたい内容にあわせて選んでみてくださいね。

おすすめのパックについては、以下の記事をチェック！

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まずは、クリームパックの正しいやり方を解説します。クリームには油分がたくさん含まれているため、頻度が多すぎると毛穴に油分が詰まって肌トラブルが起きてしまう可能性も。週1～2回のスペシャルケアとして行うようにしましょう。

クリームパックをする前は、クレンジングでメイク汚れを落としておきましょう。クレンジング後はたっぷり泡で洗顔して、皮脂などの余分な汚れを落として肌を清潔な状態にします。

洗顔後、顔に水分が残っているとクリームが浸透*しづらくなるため、軽く水分をふき取りましょう。タオルでゴシゴシこすると肌に摩擦がかかってしまうので、軽く押さえるよう行ってください。

*角質層まで

続いては、クリームを顔に塗っていきます。塗り込むというよりも、肌にのせるイメージでたっぷりつけましょう。肌が隠れるぐらいしっかり厚みを出して塗るのがポイントです。

目元や口元など、乾燥による年齢サインやくすみが気になりやすい部分には、たっぷりクリームを塗るようにしましょう。

クリームを塗ったら、目・鼻・口を避けてクリームの上からラップを貼ります。ラップによってクリームが肌に密着し、浸透*力がアップしますよ。ラップの代わりに蒸しタオルを使用すると温かさが気持ちよく、よりクリームが肌になじむので試してみて。

また、クリームを塗って半身浴するのもおすすめです。湯船から出る蒸気がスチームの役割を果たして、クリームが肌に浸透*しやすくなります。デコルテや首なども一緒にケアできるのもポイントです。汗をかきすぎるとクリームが流れ落ちてしまうので、ぬるめの温度で行うと◎。

クリームを塗ったまま15～20分ほど放置しましょう。

*角質層まで

15～20分経ったら、コットンや蒸しタオルを使ってクリームをオフします。ゴシゴシこすらず、やさしく行うのがポイント。

オフしたあとは、乾燥を防ぐために化粧水や乳液でいつも通りのスキンケアを行いましょう。

次に、クリームパックをする際に使うクリームの選び方を紹介します。3つのポイントを押さえて自分に合うクリームをチョイスしましょう。

クリームパックをすると、クリームに配合されている成分が肌に浸透*します。クリームの保湿力に加えて、肌悩みに合う成分が配合されているクリームを選べば、より満足度の高いクリームパックができますよ。

*角質層まで

肌の乾燥が気になる人は、こっくりとしたテクスチャーの濃厚なクリームがおすすめです。乾燥した肌はバリア機能が低下しているので、肌のバリア機能に着目した成分が入っているかどうかをチェックしてみましょう。オイル成分が配合されていれば肌をコーティングをしてくれる効果もあるので、乾燥を防ぐことができます。

乾燥肌さんにおすすめの保湿成分やオイル成分には以下のようなものがあるので、商品の成分表を確認してみてください。

• セラミド
• ヒアルロン酸
• コラーゲン
• スクワラン

紫外線を浴びる機会が多い人や美白*ケアをしたい人には、美白*有効成分が配合されている医薬部外品(薬用)のクリームがおすすめです。パッケージに「薬用」「有効成分配合」などと記載されていることが多いのでチェックしてみましょう。

美白*成分には、以下のようなものがあるので成分表でチェックしてみて。

*メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ

ニキビや肌荒れを防ぎたい人には、肌荒れを防止する成分が配合されているクリームがおすすめです。肌荒れやニキビ予防ケアの商品に配合されている成分をチェックして、選ぶようにしましょう。

上記の成分に加えて、「ノンコメドジェニックテスト済み*」であるかもチェックしましょう。ノンコメドジェニックテスト済みなら、ニキビの元ができにくいことをテスト済みということ。ただし、テスト済みのものでも、ニキビができないというわけではないので、ニキビができやすい人は注意しながら使ってみましょう。

*すべての方にコメド（ニキビのもと）が発生しないということではありません。

年齢サインや肌のハリ不足などが気になる人は、エイジングケア*系のクリームがおすすめです。こっくりしたテクスチャーで保湿力が高いものが多く、クリームパックにも適しています。エイジングケア*向けのクリームには、パッケージに以下の成分が記載されていることが多いのでチェックしてみてください。

*年齢に応じた化粧品等によるケアのこと

クリームには、日中の肌を守る「デイクリーム」と夜のスキンケア用の「ナイトクリーム」の2種類あります。クリームパックをするときは、ナイトクリームを使用しましょう。ナイトクリームのほうが保湿力が高いものが多いので、クリームパックに向いていて、肌がもっちりしっとりしますよ。

一方、デイクリームはUVケアの役割もあるため、紫外線防止剤が配合されているアイテムも。紫外線防止剤は肌に負担がかかることもあるため、夜のケアには不向きです。クリームパックは、クリームの成分を肌に浸透*させたいのであまり適していません。

*角質層まで

クリームパックをするときは、クリームをたっぷり肌にのせるのがポイントです。肌が見えないほどの厚みでクリームを塗るため、惜しみなく使える大容量のクリームがおすすめ。

高級クリームだともったいなくてたっぷり使えなかったり、少量ですぐになくなってしまったりするものは、クリームパックには向いていません。大容量でコスパの良いクリームを選びましょう。

ここからは、クリームパックにおすすめのプチプラクリームを紹介します。クリームパックをするのが初めての人や定期的にクリームパックをしたい人は、ぜひ参考にしてください。

ニベアクリームは、「ニベアの青缶」と呼ばれて愛用者が多いクリームです。こっくりと重めのテクスチャーは、肌にのせるように塗るクリームパックにも適しています。スクワラン・ホホバオイルが配合されていてもっちりしっとりした肌に。

顔にも身体にも使用できるので、ひとつ持っているとボディケアにも使用できて便利です。価格もお手頃なので、惜しみなくたっぷり使える点もうれしいポイントです。保湿力とコスパ重視の人におすすめ。

ユースキンは、有効成分が4つ配合された指定医薬部外品のクリームです。ビタミンB2が配合された黄色のクリームはコクのあるテクスチャーで全身に使えます。肌にピタッと密着してなじむので、仕上がりはふわふわもちもちの肌になります。

肌質に合っていれば顔にも使えるので、クリームパックにすることも可能。ただし、目のまわりに塗るとスース―したり、しみたりすることがあるので注意が必要です。

オーソドックスなジャータイプからチューブタイプやポンプタイプなど、さまざまな形が展開されているので、使い勝手が良いタイプを選べるのもおすすめポイントです。

LANEIGE(ラネージュ)シカスリーピングマスクは、肌の油分と水分を補いバランスを整えてくれるナイトクリーム。もっちりしたテクスチャーで、クリームパックにもぴったりの使用感です。スパチュラつきで衛生的に使えるのもうれしいポイント。

低刺激処方なので、肌が敏感な人も使いやすいクリームです。シカ成分とパンテノール・ヒノキ葉エキスなどの整肌成分が配合されているので、肌がゆらぎがちなときにも使いやすいでしょう。

なめらか本舗 リンクルナイトクリームは、豆乳発酵液とピュアレチノールが配合されたエイジングケア*クリームです。もったりしたテクスチャーなので、肌にたっぷりつけても垂れにくく、クリームパックとしても使いやすいのがポイント。

プチプラなので、たっぷり使えます。保湿成分としてセラミドNGも配合されているので、もっちりとした肌に。肌の乾燥や乾燥による小じわが気になる人におすすめのクリームです。

*年齢に応じた化粧品等によるケアのこと

SAM'U(サミュ)PH センシティブクリームは、花粉や紫外線などの外部刺激から肌を守ってくれるクリームです。肌本来のpHに近いpH5.5の弱酸性クリームで、水分のコーティング膜を作るため高い保湿力が長く続きます。

やわらかくもちもちしたテクスチャーのクリームは伸びがよく、クリームパックにも使いやすいですよ。ヒアルロン酸Naが配合されていて仕上がりの肌はしっとり。ジャータイプとチューブタイプがあるので使いやすさで選んでみて。

キュレル　潤浸保湿 フェイスクリームは、乾燥性敏感肌向けの医薬部外品のクリームです。有効成分として消炎剤のアラントインが配合されているので、肌荒れを防ぎたい人におすすめ。

セラミド機能成分も配合されているので、肌をしっとりと保湿してくれます。保湿力が高いのに、ふわっと軽いテクスチャーなのも魅力。たっぷり塗っても重くなりにくいのでクリームパックにも使いやすいですよ。肌への負担を軽減しつつもしっかり保湿したい人はチェックしてみて。

APLIN(アプリン)ピンクティーツリークリームは、ビタミンB12由来のピンク色のクリームです。ティーツリー葉エキスとツボクサエキスが配合されていて、肌のコンディションを整えてなめらかな肌に導きます。

やわらかく軽めのテクスチャーでみずみずしく肌になじむので、クリームのべたつきが苦手な人にもおすすめ。付属のスパチュラを使えば、クリームパックをするときにも均一に伸ばしやすくて便利ですよ。大容量でコスパも◎。

カルテHD モイスチュア クリームは、肌の保水有効成分であるヘパリン類似物質が配合された医薬部外品のクリームです。さらに、肌荒れ防止の有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムも配合されています。肌のかさつきや肌荒れが気になる人におすすめ。

エモリエントオイルとワセリン配合のコクがあるなめらかなテクスチャー。厚みを出してたっぷりとクリームを惜しみなく塗れるので、クリームパックにも向いています。仕上がりは、しっとりもちもちです。

ちふれ 保湿クリームは、ヒアルロン酸とトレハロースが配合された保湿力の高いクリームです。こっくりとしているのに少量でもなめらかに伸びるテクスチャーで、べたつきにくいのもうれしいポイント。肌の状態にあわせて塗る量を調節してみて。

1,000円以下とプチプラ価格なのも魅力で、詰め替え用も販売されているため、コスパ重視の人におすすめです。内容量も多く、たっぷり使えますよ。クリームパックを定期的にしたい人にも◎。

肌ラボ 白潤プレミアム 薬用浸透美白クリームは、美白*有効成分のトラネキサム酸が配合された医薬部外品のクリームです。さらに、肌荒れ防止有効成分のグリチルリチン酸2Kと、整肌保湿成分としてビタミンC誘導体が配合されているので、紫外線を浴びる機会が多い人や肌荒れケアもしながら美白*ケアをしたい人におすすめです。

ジェルのようにぷるんとしたクリームは厚めに塗っても重くなりにくいので、クリームパックにも使いやすいですよ。

*メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ

ここでは、クリームパックにおすすめのデパコスクリームを紹介します。特別な日の前のケアや自分へのご褒美に使いたい人は、ぜひ参考にしてください。

Kiehl's(キールズ)クリーム UFCは、年齢や性別、肌質や季節も問わずに使いやすいクリームです。ブランド内でも人気のクリームで、肌のかさつきが気になる人からインナードライの人まで、さまざまな乾燥悩みに適しています。

過酷な環境でも水分をキープできるアンタークチシンとスクワランを配合。保湿力が続くので、クリームパックに使うのにもぴったりですよ。ジェル状でたっぷり塗ってもべたつきにくのも◎。

SHISEIDO エッセンシャルイネルジャ ハイドレーティング クリームは、乳液とクリームの機能を兼ね揃えた保湿クリームです。資生堂が独自に開発した保湿成分REDヒアルロン酸GLが配合されていて、べたつきにくいのに保湿力が高いのでクリームパックにも使いやすいですよ。

レフィルも販売されているので、たっぷり使いたい人や続けて使いたい人にも◎。フローラルシトラスの香り付きで、贅沢な気分で行いたいスペシャルケアにぴったりのクリームです。

IPSA バウンス インテンス クリームは、肌をわき上がるようなうるおいで満たしてくれるクリームです。こっくりしているのに、するすると肌になじんでべたつきにくいテクスチャー。クリームパックにも使いやすいクリームです。

エタノール・パラベンが無添加で、ノンコメドジェニック・アレルギーテスト済み*なので、肌への負担を軽減しながら保湿ケアしたい人におすすめです。

*すべての人にニキビができない・アレルギーが起きないというわけではありません。

FEMMUE(ファミュ)ローズウォーター スリーピングマスクは、ダマスクローズ芳香蒸留水が配合されたスリーピングマスクです。クリームパックとして厚めに塗っても重たくなりにくいみずみずしいテクスチャー。

ツボクサエキスやローズマリー葉エキスなどの整肌成分が配合されているので、季節の変わり目に肌がゆらぎやすい人にもおすすめです。ぷるぷるした使用感と、ダマスクローズの香りで落ち着いた雰囲気でスキンケアができるのも◎。

RMK(アールエムケー)Wトリートメント オイルインクリームは、植物由来のうるおい成分とエモリエント成分が配合されたオイルインクリームです。肌の上で水分が蒸発するのを防ぐモイストラッピング処方で、肌にピタッと密着するようになじみます。

肌にのせるととろけるような使用感がクセになりそう。肌の乾燥やごわつきが気になる人におすすめです。レフィルも販売されているので、たっぷり使いたい人や続けて使いたい人にも◎。

乾燥ケアとしておすすめのクリームパックのやり方や、おすすめ商品を紹介しました。まずは、乾燥の原因を知り、日々のスキンケアで気を付けるのも大切です。乾燥の原因やおすすめ商品は、以下の記事でチェックしてみてください。

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ぜひこの記事を参考に、スペシャルケアのクリームパックでもちもち肌を目指してくださいね。