選び方に迷ったら…? ポイント解説!

オレンジコンシーラーの魅力とは?
オレンジコンシーラーの魅力は、青クマや青髭を自然にカバーできることです。オレンジは赤と黄色が混ざった色で、血色感を演出できるため、明るい印象の肌に仕上がります。
血行不良が原因の青クマや色素沈着によってできる茶クマは、肌色に合わせたベージュカラーのコンシーラーではカバーしきれないことも。オレンジは青の補色なので、青クマをカバーしやすいだけでなく、茶クマに重ねると、血色感が出て目立ちにくくなります。
オレンジコンシーラーを使えば、たくさんのアイテムを塗り重ねなくてもクマなどの肌悩みをカバーしやすくなりますよ。ただし、肌悩みや肌色に合っていないものを使うと浮いて見えてしまう場合も。キレイに仕上げるためにも、自分に合ったオレンジコンシーラーを選びましょう。
監修者
ヘアメイクアップアーティスト森田玲子
自然に肌悩みをカバーする!自分に合ったオレンジコンシーラーの選び方
ここからは、オレンジコンシーラーの選び方を解説します。肌色に合った色味やコンシーラーのタイプなど、自分に合った選び方を押さえましょう。
①カバーしたい肌悩みや部位に合ったタイプを選ぼう
コンシーラーには「リキッドタイプ」「クリームタイプ」「スティックタイプ」「ペンシルタイプ」「パレットタイプ」など、さまざまなタイプがあります。タイプによって仕上がりが異なるため、カバーしたい肌悩みに合わせて選びましょう。
リキッドタイプ:みずみずしく塗り広げやすい

目元や口元など、皮膚が薄く表情によって動きやすい部位にはリキッドタイプがおすすめです。みずみずしいテクスチャーで肌にピタッと密着しやすいのが特徴。薄づきで肌を自然にトーンアップ*し、ナチュラルな仕上がりになります。
以下の記事では、オレンジリキッドコンシーラーのおすすめ人気ランキングを紹介しているので、チェックしてください。
*メーキャップ効果によるもの
クリームタイプ:伸びのよさとカバー力のバランスがいい

クリームタイプは、伸びのよさとカバー力の両方を兼ね揃えたタイプです。伸ばしてもムラになりにくいので、広範囲にも使いやすいですよ。水分と油分のバランスがよく、しっとりとした使用感なため、肌が乾燥しやすい人にもおすすめです。
以下の記事では、オレンジクリームコンシーラーのおすすめ人気ランキングを紹介しているので、参考にしてください。
スティック・ペンシルタイプ:ピンポイントでのカバーにピッタリ

スティック・ペンシルタイプは、細かい部分に塗りやすく、ピンポイントにある肌悩みをカバーするのに適しています。固形で硬めのテクスチャーなため、カバー力が高いのが魅力。濃い色の肌悩みをカバーしたい人にも、スティック・ペンシルタイプがおすすめです。
以下の記事では、スティック・ペンシルコンシーラーのおすすめ人気ランキングを紹介しているので、チェックしてください。
パレットタイプ:複数の色がセットになっているので、1品でマルチに使える

パレットタイプは、複数の色がセットされているタイプで、肌悩みに合わせて色をブレンドできるのが特徴です。ひとつ持っていれば、茶クマ・青クマ・ニキビなど、さまざまな肌悩みのカバーに役立ちますよ。自分で色をブレンドできるので肌の色に合わせやすく、筆付きのものならより便利です。
オレンジパレットコンシーラーのおすすめ人気ランキングは、以下の記事をチェック!
②色のトーンは地肌よりもやや暗めを選ぶと浮きにくい

肌の色が明るめの人:@rei_1207 / 肌の色が暗めの人:@mhr_fragrance
ひとくちにオレンジコンシーラーといっても、色味やトーンは商品によって異なります。明るすぎる色を選ぶと浮いて見えてしまうので注意が必要です。自分の肌の色よりも少し暗めのものを選ぶと、自然な仕上がりになります。
肌の色が明るめの人には「ピンクオレンジ」や「明るめのオレンジベージュ」を。肌の色が暗めの人は「黄み系オレンジ」や「暗めのオレンジベージュ」を選びましょう。ただし、濃いオレンジのものは肌悩みをカバーしやすい反面、暗く浮いて見えやすいのでファンデーションやチークと併用するとなじみやすいですよ。
自分に合う色がわからない人は、複数色入ったパレットタイプを選ぶのがおすすめ。パーソナルカラーに合った色味のものを選ぶのもよいですよ。自分のパーソナルカラーがわからない人は、LIPSから無料で簡単に診断できるので、試してみてくださいね。
以下の記事では、コンシーラーの色選びについて解説しているので、参考にしてください。
③目元など乾燥しやすい部位には、保湿成分配合のものを

表情による動きが多く、乾燥しやすい目元や口元はコンシーラーがヨレやすい部位です。乾燥しやすい部位も長時間キレイな状態をキープしたいなら、以下のような保湿成分が配合されているオレンジコンシーラーを選びましょう。
- ヒアルロン酸
- セラミド
- コラーゲン
保湿成分が配合されていても、商品によって配合量が異なるため、成分表示の前のほうに保湿成分が記載されているものを選ぶとよいですよ。
以下の記事では、コンシーラーが浮く原因と対策を解説しているので、参考にしてください。
監修者
ヘアメイクアップアーティスト森田玲子コンシーラーがヨレてしまう原因は、量を塗りすぎているか、お肌が乾燥しているかのどちらかです。
コンシーラーを塗る前に、鏡の前で一度笑顔を作ってみてください。笑いジワができる場所は、コンシーラーが溜まりやすい部分です。この上にコンシーラーをベタ塗りしないように気をつけましょう。
④プチプラorデパコス?今人気の商品にも注目!

どれを選ぶか迷うときは、人気商品をチェックしてみるのもおすすめです。ここでは、プチプラとデパコスの人気商品を紹介するので、アイテム選びの参考にしてください。
プチプラでは、ピンポイントにカバーしやすいKATE(ケイト)「ピンポイントカラースナイパー OR オレンジ」が人気です。CEZANNE(セザンヌ)「パレットコンシーラー ハイカバー」は、カバーしたい部分の濃さに合わせて色を調整しやすいですよ。
デパコスではDECORTÉ(コスメデコルテ)「トーンパーフェクティング パレット 00 ライト」が、クマもシミもカバーしやすいと人気です。リキッドタイプでは、なめらかで伸びがよいKANEBO(カネボウ)「デザイニングカラーリクイド 03 Apricot Orange」がおすすめですよ。
他の商品ももっと見たい人は、以下の記事をチェックしてください。
オレンジコンシーラーを塗る順番
ここでは、オレンジコンシーラーを塗る順番を紹介します。使用するファンデーションの種類によって塗る順番が異なるので、覚えておきましょう。
リキッドやクリームファンデーションを使用する場合

リキッドやクリームタイプのファンデーションを使うときは、ファンデーションを塗ってからコンシーラーを使います。コンシーラーをあとから塗ることで、ファンデーションがヨレにくくなりますよ。
- 化粧下地・コントロールカラー
- ファンデーション
- コンシーラー
- フェイスパウダー
パウダーファンデーションを使用する場合

パウダーファンデーションを使う場合は、ファンデーションの前にコンシーラーを使います。あらかじめ肌悩みをコンシーラーでカバーしておき、パウダーファンデーションを重ねると肌になじみやすく、自然な仕上がりになりますよ。
- 化粧下地・コントロールカラー
- コンシーラー
- ファンデーション
以下の記事では、コンシーラーの正しい使い方を解説しているので、参考にしてください。
【肌悩み別】オレンジコンシーラーの使い方のコツ
ここからは、肌悩み別にオレンジコンシーラーの使い方のコツを紹介します。肌悩みに合わせてポイントを押さえておきましょう。
【使い方①】目の下の青クマを隠す方法

青の補色はオレンジなので、オレンジコンシーラーは青クマをカバーするのにぴったりです。血色感のあるオレンジを選ぶと自然に仕上がります。また目元に使うため、保湿成分が配合されているものを選ぶとよいでしょう。
- コンシーラーをクマの濃いところに塗る
- 指で軽く叩きながら密着させていく
- ファンデーションを重ねる
クマをカバーするときは、わざとらしく見えないように青クマの部分にのみ塗ると◎。 まぶたのキワ部分は1mmほどすき間をあけて、少量ずつ塗るとキレイに仕上がりますよ。
目の下のクマのカバー方法については、以下の記事でも解説しています。クマの目立ちに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
【使い方②】眉毛や青髭を隠す方法

オレンジコンシーラーは、眉毛の剃り跡や青髭のカバーにもぴったりです。青クマと同じように、補色であるオレンジカラーのコンシーラーが役に立ちますよ。
明るい色味のオレンジコンシーラーを使うと、剃り跡がかえって目立ちやすくなる場合もあるため、色選びは慎重に。心配な場合は、オレンジ・ベージュ・イエローなどの複数色がセットになったパレットタイプを選ぶのがおすすめです。自分の肌色に合わせて色を調整してから塗ると失敗を防げます。
- 剃り跡にコンシーラーを少しずつのせる。
- 指でポンポンと軽く叩いてなじませる。
- フェイスパウダーをふんわりのせたら完成。
コンシーラーをなじませたあとは鏡で顔全体を写し、自然になじんでいるかチェックしましょう。
監修者
ヘアメイクアップアーティスト森田玲子肌色よりもかなり暗い色の髭や濃いシミを隠すときは、オレンジ系のコンシーラーで隠したい部分の色をかき消します。
その上から、自分の肌に合う色のコンシーラーやファンデーションを重ねると、肌色が驚くほど均一に!
オレンジコンシーラーに関するよくある疑問
オレンジコンシーラーに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
40代・50代に多い黒クマもオレンジコンシーラーで隠せる?
40代・50代に多い黒クマをカバーする場合は、オークル・ベージュ・ピンクベージュ系のカラーのコンシーラーがおすすめです。濃い黒クマをカバーしたい場合は、オレンジコンシーラーで血色感を出してからベージュのコンシーラーを重ねるとよいですよ。
以下の記事では、40代向けコンシーラーのおすすめ人気ランキングを紹介しているので、チェックしてください。
オレンジコンシーラーで鼻の下の青さをカバーできる?
オレンジコンシーラーは、鼻の下の青さをカバーするのにも向いています。鼻の下に少量塗ってポンポンと軽く叩きこむようになじませましょう。
オレンジコンシーラーを化粧下地として使える?
リキッドタイプで伸びがよいテクスチャーのものなら、オレンジコンシーラーを化粧下地として使用できます。
他のタイプのものは、テクスチャーが硬く厚塗り感が出やすいので、広範囲に塗るのには不向きです。顔全体のくすみをカバーしたい場合は、オレンジの化粧下地を使うとよいでしょう。
オレンジコンシーラーは他のもので代用できる?
化粧下地やファンデーションでも、ある程度はオレンジコンシーラーの代用になります。厚塗りにならないように、少しずつ塗り重ねましょう。
監修者
ヘアメイクアップアーティスト森田玲子オレンジ系のコンシーラーはとにかく万能!1つ持っておくと、あらゆる肌悩みをカバーしてくれます。
頑固なクマに悩まされている人は、ぜひオレンジコンシーラーを活用してくださいね。
一緒に使ってナチュラルな仕上がりに!今人気のベースメイクアイテムはこちら
他のベースメイクアイテムも自分に合うものを選ぶと、より自然で美しいベースメイクを作れます。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめのベースメイクアイテムを紹介しているので、あわせてチェックしてください。
青クマの原因は、血行不良です。睡眠不足や目の疲れ、冷えなどにより血行不良になると、血管が黒っぽく透けて見えてしまいます。
茶クマの原因は色素沈着です。紫外線や摩擦刺激、乾燥などにより、目元が茶色くくすんでしまう状態です。一度色素沈着してしまうと、マッサージや睡眠ですぐに改善するのは難しいです。