
【コンシーラーを使う順番】を覚えてカバー力と崩れにくさアップ!正しいタイミングと塗り方を解説
コンシーラーを使う順番を正しく覚えることで、カバー力と崩れにくさをアップさせることが可能!そこで今回は、クッションファンデ、パウダー・リキッドファンデーションなどファンデの種類別にコンシーラーを使うタイミングを解説します。
目次
コンシーラーを正しく使ってカバー力UP!

Photo by HAIR
シミやニキビ、クマなどの肌悩み、コンシーラーでカバーしたつもりだったのに、数時間後には「全く隠れてない……」なんてことありませんか?コンシーラーのカバー力がキープされないのは、コンシーラーを使う“タイミング”が間違っているからかも!
そこでこの記事では、肌悩みをなめらかにカバーし、崩れにくい状態を作るために重要な「コンシーラーを使うときの正しい順番」と「使い方」を徹底解説します。
コンシーラーの順番は《ファンデ》に合わせよう

コンシーラーを使う順番は、ファンデーションの種類よって変わります。というのも、崩れにくいベースメイクを作るためには、下記の順番でアイテムを使用するのがルールだからです。
- 液状のアイテム(リキッドファンデ、クッションファンデetc.)
- 固形のアイテム(スティックコンシーラー、パレットコンシーラーetc.)
- 粉状のアイテム(パウダーファンデ、フェイスパウダーetc.)
上記のルールを覚えておけば、コンシーラーを使うタイミングに迷うことはないはず!ここからは、ファンデーションの種類別に詳しくコンシーラーを塗る順番について解説します。
リキッドファンデーション:ファンデの直後

- 日焼け止め
- 化粧下地
- リキッドファンデーション
- 【コンシーラー】
- フェイスパウダー
- ハイライト・シェーディング
リキッドファンデーションを使うときは、ファンデの“後”にコンシーラーを塗ります。これは、コンシーラーを塗ってからリキッドファンデを塗ると、この段階でコンシーラーのほとんどが落ちてしまうため。コンシーラーを塗ったあとは、仕上げのフェイスパウダーを塗ることで崩れにくさがアップしますよ。
パウダーファンデーション:ファンデの直前

- 日焼け止め
- 化粧下地
- 【コンシーラー】
- パウダーファンデーション
- ハイライト・シェーディング
パウダーファンデを使うときは、ファンデの“前”にコンシーラーを塗ります。これは、パウダー状のアイテムのあとにリキッドのアイテムを使うと、肌になじまず持ちも悪くなってしまうため。コンシーラーを先に塗ることで、コンシーラーを塗った部分が浮きにくくなるというメリットもあります。
クッションファンデ:ファンデの直後

- 日焼け止め
- 化粧下地
- クッションファンデ
- 【コンシーラー】
- フェイスパウダー
- ハイライト・シェーディング
クッションファンデは、クッションの中に「リキッドファンデ」が含まれているファンデのこと。そのため、リキッドファンデと同じくファンデの“後”にコンシーラーを使います。
BBクリーム:BBクリームの直後

- 日焼け止め
- BBクリーム
- 【コンシーラー】
- フェイスパウダー
- ハイライト・シェーディング
BBクリームも“液状”のアイテムのため、コンシーラーは“後”に使いましょう。
【肌悩み別】適切なコンシーラーの種類と基本的な塗り方

コンシーラーを使う“順番”に加えて、下記の2点を守ることでコンシーラーの「カバー力」や「崩れにくさ」をアップさせることができます。
- 肌悩みに適したコンシーラーを使う
- ツールなどを使ってコンシーラーを肌に密着させる
そこでここからは、肌悩み別に適切なコンシーラーの種類と塗り方を解説します!
【シミ・ニキビ跡】をカバーするコンシーラーの選び方と塗り方

シミやニキビ跡は、下記のようにトラブルの状態によって使うコンシーラーを使い分けましょう。
- 濃いシミやニキビ跡→スティックタイプやペンシルタイプのコンシーラー
- 赤みがあるニキビ跡→グリーン色のコントロールカラー機能付きコンシーラー
- 広範囲なシミやニキビ跡→リキッドタイプやクリームタイプのコンシーラー
ファンデーションではカバーしきれないシミ・ニキビ跡でも、スティックタイプやペンシルタイプの“固形”コンシーラーならしっかりカバーしてくれます。しかし固形コンシーラーは、広範囲に塗るとヨレやすいアイテム。広い範囲に塗りたいときは、柔らかいテクスチャーのものを選ぶといいでしょう。
シミ・ニキビ跡をカバーするコンシーラーの塗り方
- 隠したい部分より広めにコンシーラーを塗る
- コンシーラーが乾くまでしっかり待つ
- 乾いたら、塗ったコンシーラの周りを筆や指でぼかす
【ニキビ】をカバーするコンシーラーの選び方と塗り方

ニキビは、カバー力が高い「スティックタイプ」のコンシーラーがおすすめです。しかし、炎症を起こしているデリケートなニキビには“固形”のコンシーラーを使うと刺激になることも。その場合は、肌あたりの柔らかい液状のコンシーラーを使いましょう。
ニキビをカバーするコンシーラーの塗り方
- ニキビの大きさより広めにコンシーラーを塗る
- コンシーラーが乾くまでしっかり待つ
- コンシーラーの周りをぼかし、肌になじませる
\NGな塗り方/
シミやニキビ跡、ニキビをカバーするときは、コンシーラーを塗った部分を指やスポンジで直接ポンポン叩くのはNGです。なぜなら、上から直接叩くとコンシーラーが取れて、カバー力が落ちてしまうから。コンシーラーを塗ったあとは必ず乾くまで少し待ち、コンシーラーを塗った部分の“周り”を指や筆、スポンジでなじませましょう。
【毛穴】をカバーするコンシーラーの選び方と塗り方

目立つ毛穴を隠したいときは、毛穴の状態に合わせてコンシーラーを選びましょう。毛穴の状態は、大きく分けて「開き毛穴」か「黒ずみ毛穴」の2パターンに分けることができます。開き毛穴の場合は、毛穴によく馴染む「リキッドコンシーラー」がおすすめ。黒ずみ毛穴の場合は、しっかり黒ずみをカバーしてくれる「スティックコンシーラー」がおすすめです。
毛穴をカバーするコンシーラーの塗り方
- 毛穴を隠したい部分にコンシーラーを置く
- 断面が平らなブラシを使って“くるくる”と肌を磨くようにコンシーラーをなじませる
\NGな塗り方/
毛穴を隠したいからといってたっぷりコンシーラーを塗るのはNG。特に鼻は皮脂が出やすくメイクが崩れやすい部分なので、たっぷり塗るとヨレやすくなります。コンシーラーブラシやスポンジを活用すると、“少量”をムラなく綺麗に塗ることができますよ。
【クマ】をカバーするコンシーラーの選び方と塗り方

クマは、その原因によって3種類に分けることができます。クマの種類によって最適なコンシーラーが異なるので、まずはご自身のクマがどのタイプかチェックしてみましょう。
- 皮膚を引っ張るとクマが消える→黒クマ(たるみが原因)
- 皮膚を引っ張ってもクマが動く→茶クマ(色素沈着が原因)
- 皮膚を引っ張ってもクマが動かない→青クマ(血行不良が原因)
青クマはオレンジ、茶クマはイエロー、黒クマはピンクのコンシーラーを使うと、ナチュラルに目元を明るく見せてくれます。
クマをカバーするコンシーラーの塗り方
- クマが一番濃い部分にコンシーラーを塗る
- コンシーラーが乾くまで少し待つ
- スポンジや指などでコンシーラーをなじませる
\NGな塗り方/
目のキワまでしっかりコンシーラーを塗るのはNG!目が小さく見えてしまいます。クマの一番濃い部分に塗り、自然になじませるのがポイントです。
【そばかす】をカバーするコンシーラーの選び方と塗り方

そばかすは、広範囲にわたって細かく存在するのが特徴。「すべてのそばかす一気に隠したい」か「1つ1つをしっかり隠したい」かによって、適したコンシーラーが異なります。
- 広範囲のそばかすを一気に隠したい→リキッド・クリームタイプの柔らかいコンシーラー
- 1つ1つしっかり隠したい→先端が細い鉛筆タイプのコンシーラー
そばかすをカバーするコンシーラーの塗り方
▼広範囲をカバーするとき
- そばかすがある範囲にリキッドコンシーラーを放射線状に伸ばす(このとき、筆を使うとムラなく少量を伸ばせるのでおすすめ!)
- スポンジや指で肌になじませる
▼1つ1つをカバーするとき
- そばかすの1つ1つを鉛筆コンシーラーでポンポンと叩くように塗る
- 指やスポンジで軽くなじませる
\NGな塗り方/
コンシーラーを厚塗りするのはNG!ファンデから浮いたりメイクが崩れたりする原因になります。リキッドタイプや筆やスポンジを使うと、少量でもムラなくしっかりカバーできるのでおすすめ。鉛筆コンシーラーの場合は、グリグリ塗らずやさしく叩くように塗るのがポイントです。
コンシーラーの順番に関するQ&A

ここからは、コンシーラーの順番に悩んでいる方に多い疑問を解消します!
Q.コンシーラーを崩れにくくする順番のコツやポイントは?
A.「液状→固形→粉状」の順番にアイテムを使うことで、崩れにくいベースメイクを作ることが可能です。また、下記のことを心がけることでメイク崩れを最小限にすることができます。
- 普段からスキンケアで肌を十分に保湿する
- メイクの前に、余分な水分や油分を軽くティッシュで抑える
- コンシーラーを塗ったあとにブラシでフェイスパウダーを塗る
- メイクの最後にフィクサーミストを吹きかける
Q.CCクリームを使うときのコンシーラーの順番は?
A.日焼け止め・化粧下地・コントロールカラーの機能が1つになった「CCクリーム」を使うときは、使用するファンデーションのタイプによってコンシーラーの順番を決めましょう。リキッドファンデやBBクリームを使う場合は“ファンデの後”。パウダーファンデを使う場合は“ファンデの前”に使うのがルールです。
Q.コントロールカラーを使うときのコンシーラーの順番は?
A.コントロールカラーは、「化粧下地」として全顔に使用される場合と「コンシーラー」として部分的に使用されるケースに分けられます。化粧下地としてコントロールカラーを使うときのコンシーラーの順番は、CCクリームと同じくファンデの形状によって決めましょう。
コントロールカラーをコンシーラーとして使う場合でも、ファンデによって使う順番を決めて問題ありません。ただし、「ブルー」や「グリーン」など肌から浮きやすいコントロールカラーを使う場合は、できるだけファンデーションの“前”に使うことで色浮きを防ぐことが可能です。
おすすめの人気コンシーラー5選

ここからは、コスメコンシェルジュの筆者がピックアップしたおすすめのコンシーラーを《肌悩み別》にご紹介します!
ほくろも隠れる!濃いシミ・そばかす・ニキビ跡におすすめ|三善『ビューティー カバーペンシル』
舞台メイクに使用されるコスメを展開する「三善」の鉛筆コンシーラーです。ほくろも隠してくれるほどのカバー力があります。舞台メイクに使用されるアイテムだけあって、ヨレにくいのも嬉しいポイント。そばかすやシミ、ニキビ跡をピンポイントでしっかりカバーした方には、ぜひ1本手に入れて欲しいアイテムです。
カバー力とコスパに定評!韓国ブランドの大ヒットコンシーラー|ザセム『カバーパーフェクト チップ コンシーラー』
韓国プチプラコスメブランド「ザセム」の大ヒットコンシーラーです。「プチプラなのにカバー力がすごい!」とSNSなどで話題になった一品。クマやニキビ、シミなどさまざまな肌悩みのカバーに重宝します。塗って乾かすと、肌にピタッと密着。カラーバリエーションも豊富なので、あなたの肌色にあった一色が見つかるはずです。
毛穴・ニキビ跡・シミ、なんでもカバーしてくれるしっとりコンシーラー|NARS『ラディアントクリーミーコンシーラー』
こちらは、NARS(ナーズ)のベストセラーコンシーラー。LIPSの口コミでは「5点中4.9点」の高評価を獲得しています(2020年9月時点)。肌悩みを“隠す”のではなく、光の効果で補正し目立たなくしてくれる独自の処方。パラベン・アルコール・⾹料は不使用です。ノンコメドジェニックなので、ニキビ肌さんにもおすすめ。
濃いシミ、クマにおすすめの固形コンシーラー|IPSA『クリエイティブコンシーラーe』
リキッドコンシーラーよりヨレにくいのが嬉しい固形のコンシーラー。こちらは、IPSA(イプサ)の3色パレットです。クマやシミの濃さに合わせて、パレットの空いているスペースで色を混ぜて調整することができます。濃いめのシミやクマをカバーしたい、オレンジ系のコンシーラーが使いたい方におすすめのコンシーラーです。
毛穴の凸凹にフィット!テカリや化粧崩れも防ぐ|セザンヌ『毛穴レスコンシーラー』
毛穴の凸凹が気になる方にはこちらがおすすめ。透明のジェル状コンシーラーで、毛穴にフィットし肌をなめらかに見せてくれます。皮脂吸着パウダーが配合されているので、テカリやメイク崩れを防いでくれるのもうれしいポイント。紫外線吸収剤・香料・鉱物油・タール系色素・アルコール・パラベンは使用されていません。
コンプレックスを上手にカバーしよう

メイクは、使うアイテムの優秀さと同じくらい“アイテムを上手に使いこなす”ことが大切です。コンシーラーの順番を正しく覚えて使うことは、コンシーラーのカバー力や崩れにくさをアップさせるために大切なこと!この記事を参考に、上手にコンシーラーを使ってコンプレックスをカバーしてくださいね。
この記事で紹介した商品
商品画像 | ブランド | 商品名 | 特徴 | カテゴリー | 評価 | 参考価格 | 商品リンク |
---|---|---|---|---|---|---|---|
三善 | ビューティー カバーペンシル スリム-1 | コンシーラー |
| 詳細を見る | |||
the SAEM | カバーパーフェクト チップ コンシーラー | ”色展開が豊富、厚塗り感がない、よく伸びるのにカバー力が素晴らしい!” | コンシーラー |
| 500円 | 詳細を見る | |
NARS | ラディアントクリーミーコンシーラー | ”伸びが良く均一に伸ばしやすい。しかもピタっと密着してヨレない!” | コンシーラー |
| 3,600円(税抜) | 詳細を見る | |
IPSA | クリエイティブコンシーラーe | ”硬めのテクスチャで、 色を混ぜて使えるので自分に合った肌色にすることができる” | コンシーラー |
| 3,500円(税抜) | 詳細を見る | |
CEZANNE | 毛穴レスコンシーラー | ”毛穴の凹凸を補正しなめらかにカバー。テカり・化粧崩れを防ぐから長時間毛穴レスに♡” | コンシーラー |
| 650円(税抜) | 詳細を見る |