選び方に迷ったら…? ポイント解説!

毛穴カバールースパウダーの魅力とは?
毛穴カバールースパウダーは、毛穴目立ちなど肌の凹凸をふんわりとぼかせるのが魅力です。ファンデーションの上から毛穴カバールースパウダーを重ねると、毛穴の目立たないつるんとした美肌に仕上がります。
毛穴カバールースパウダーは、マシュマロのようにふわっとした質感のマットやセミマットに仕上がるアイテムが豊富です。そのほか、皮脂吸着パウダー配合タイプやパールで光を拡散させて肌の凹凸を目立ちにくくするタイプもあります。自分の肌質やなりたい仕上がりに合わせて選ぶのがおすすめです。
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANA
なめらかな肌に!自分に合った毛穴カバールースパウダーの選び方
毛穴カバールースパウダーは、毛穴など肌の凹凸をきちんとカバーできるかで選ぶのがポイント。ここからは、自分に合った毛穴カバールースパウダーの選び方を押さえましょう。
①毛穴カバーにはマットタイプがおすすめ

セミマット・マットタイプ:@saya21_ / ツヤタイプ:@arikoroa
フェイスパウダーを選ぶときはセミマット・マット・ツヤタイプなど、仕上がりで選ぶ人も多いはず。しっかり毛穴をカバーしたい人は、カバー力の高いセミマットやマットタイプがおすすめです。
セミマットやマットタイプは、ふんわりとした肌に仕上がるので、毛穴をぼかしやすいのが特徴。陶器のようななめらかな肌が好みの人におすすめです。
一方、ツヤタイプは、光の反射で毛穴をぼかして目立ちにくくするのが魅力。若々しい印象になりたい人や、透明感*のある肌が好みの人に向いています。ただし、顔全体に塗ると立体感が出て逆に毛穴の凹凸が目立つ可能性もあるので、部分使いするなど塗り方に工夫が必要です。
*メーキャップ効果による
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANA毛穴をしっかりカバーしたいなら、マットやセミマットがおすすめです。ツヤタイプだと毛穴が悪目立ちしてしまうことも。ツヤ仕上げにしたい人は、毛穴が気になるところだけをマットにするなど、部分使いするのが良いでしょう。
②毛穴落ちを防げる「皮脂吸着成分」配合のものがおすすめ

毛穴落ちが起きる原因には、皮脂の過剰分泌があげられます。皮脂によるベースメイクの毛穴落ちを防ぎたい人は、以下のような皮脂吸着成分が配合されているものを選びましょう。
- タルク
- シリカ
パッケージの「皮脂吸着パウダー配合」「テカリ防止」などのワードを目印にしてくださいね。
また、肌の乾燥も皮脂が過剰に分泌される原因のひとつ。メイク前のスキンケアでしっかりと肌を保湿することで、毛穴落ちを軽減してベースメイクを長時間キープしやすくなります。
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANAルースパウダーで1番気をつけたいことは「量」です。パフでも筆でも、1度量を調整してください。目安は顔にのせたときに粉感を感じないくらい。薄く重ねることを意識すると、長時間キレイなベースメイクが保てますよ。
③乾燥が気になる人は「保湿成分」配合のものをチョイスしよう

乾燥肌の人や肌のカサつきが気になる季節は、保湿成分が配合されているものがおすすめです。注目の保湿成分を以下でチェック!
- ヒアルロン酸
- セラミド
- スクワラン
頬やあごなど部分的に乾燥しやすい混合肌の人は、保湿成分が配合されたものを部分使いするのがベター◎ 皮脂の出やすい鼻や額などのTゾーンには、皮脂吸着成分が配合されているものを併用すると良いでしょう。
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANA自分の肌でベタつきやすい場所、乾燥しやすい場所がわかっている人は多いはず。メイクは満遍なく塗ることが正解ではありません。パウダーの種類を使い分けるのもテクニックの1つですが、塗る場所によってパウダーの量を調整するのもおすすめです。
④理想の仕上がりにはカラー選びもポイント

ルースパウダーにはクリアやベージュだけではなく、さまざまなカラーがあります。カラーによって仕上がりのイメージも変わるため、理想の仕上がりや肌悩みに合わせて使い分けるのがおすすめです。代表的なカラーと、その特徴を以下で見ていきましょう。
《カラー》 | 《特徴》 |
---|---|
クリア | ナチュラルに仕上げたい人 |
ラベンダー | くすみをカバーしたい人・透明感*がほしい人 |
ベージュ | 色ムラをカバーしたい人・自然な立体感がほしい人 |
ピンク | 血色感がほしい人 |
クリアは、ファンデーションの色味を活かしたいときに◎ ラベンダーやピンクは、透明感*や血色感をプラスしたいところに部分使いするのもひとつのテクニックです。
*メーキャップ効果による
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANAパウダーは塗った直後は明るく仕上がり、時間が経つと肌になじんで、くすんで見えてしまうことがあります。最近の下地やファンデーションは明るく仕上がるものが多いので、その明るさをキープしたいならばベージュやクリア色がおすすめです。メイク直し時には、ピンクやラベンダーを使うとフレッシュさが蘇りますよ。
⑤人気のプチプラルースパウダーから選ぶのも手!

アイテム選びに迷ったときは、人気のプチプラルースパウダーから選ぶのもひとつの手。プチプラなら手軽に試せて、使い続けやすい価格帯が魅力です。以下で、人気プチプラ商品4選をチェック!
乾燥肌におすすめのCANMAKE(キャンメイク)「シルキールースモイストパウダー」は、保湿タイプのルースパウダーです。ベージュ系以外にもピンク系・ラベンダー系のカラー展開があり、サラッとしたシルク肌に仕上がります。
KOSE(コーセーコスメニエンス)「メイク キープ パウダー」は、肌のテカリやベタつきが気になる脂性肌さんにおすすめ◎ オイルコントロール成分配合で、毛穴落ちを防ぎながらサラサラ肌をキープします。
毛穴の目立ちが気になる人は、innisfree(イニスフリー)「ポアブラー パウダー」を試してみて♪ 微粒子パウダーが、毛穴の凹凸をカバーしてなめらかな肌に仕上がります。
CEZANNE(セザンヌ)「うるふわ仕上げパウダー」は、素肌感のあるナチュラルな仕上がりが魅力!薄付きで乾燥を感じにくい仕上がりになると人気です。
もっとプチプラ毛穴カバールースパウダーのおすすめアイテムが知りたい人は、以下のランキングも参考してくださいね!
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANAプチプラでも、びっくりするくらい実力派のものがたくさんあるのでおすすめです!
均一な肌に仕上げる!毛穴カバールースパウダーの基本の塗り方
ここからは、パフとブラシに分けて毛穴カバールースパウダーの塗り方を紹介します。メイク初心者さんでも、簡単にマスターできるはず♪
パフを使った塗り方

パフは、ブラシで塗るよりも肌に密着しやすい特徴があります。ベースメイクをしっかりフィットさせた仕上がりが好みの人におすすめです。以下で、パフで塗る方法をチェックしていきましょう。
- フタの裏にパウダーを出して、パフにつける
- パフについたパウダーを揉み込む
- Tゾーン(額・鼻)→両頬と、皮脂の多い部位から順番にのせる
- パフを二つ折りにして、細かい部位を仕上げる
パフで肌を押さえるときは、下から上に向かって軽いタッチで押さえるようにすると、毛穴をカバーしやすくなります。
パフは厚みのあるものが、ふわっと毛穴をぼかせるのでおすすめです。人気のメイクスポンジとパフが知りたい人は、以下のランキングもチェックしてみてくださいね!
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANAムラなくキレイに仕上げるために1番大事なことは、パフに満遍なくルースパウダーを含ませることです。パフをティッシュでくるんでからルースパウダーを揉み込むと、手を汚すことなく満遍なくパフに含ませることができますよ。
ブラシを使った塗り方

ブラシは、パフよりもふわっと薄めにつくのが特徴。ナチュラルな肌に仕上げたい人におすすめです。以下で、ブラシを使ったルースパウダーの基本の塗り方を確認していきましょう。
- フタの裏にパウダーを出して、ブラシに含ませる
- Tゾーン(額・鼻)→両頬と、皮脂が多い部位から順番にのせる
- 先端を使用して、細かい部位を仕上げる
ブラシを使用する場合は、くるくると肌を磨くように塗るのがポイント! ムラのない均一な肌に仕上がります。
また、ルースパウダー用のブラシを選ぶときは、肌に沿いやすい面積の大きめのものを選ぶのがベター◎ メイクブラシのおすすめアイテムを知りたい人は、以下の人気ランキングを参考にしてくださいね。
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANA小鼻の周りなど細かいところには小さなブラシを使うと、よりピタッと薄付きに仕上がりますよ。
毛穴カバールースパウダーに関するよくある疑問
毛穴カバールースパウダーに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。
パフやブラシはどのくらいの頻度で洗うのが良い?
パフは毎日、ブラシは週1回を目安に洗うのがベター◎ パフは使うたびに毎日洗うのが理想的ですが、難しい場合は2~3日に1回でもOK!
一方、ブラシは頻繁に洗うと劣化しやすくなります。特に動物毛のブラシは傷みやすいため、洗浄力がマイルドな洗剤でやさしく洗うように心がけましょう。
もっと詳しいメイクブラシのお手入れ方法は、以下の記事で解説しています。気になる人はチェック!
監修者
ヘア・メイクアップアーティストNANA毎日洗わなくてもブラシは「使ったらティッシュで拭く」ことを習慣化すると、メイクの仕上がりも良くなりますよ。
メンズにおすすめのパウダーは?
メンズにおすすめのパウダーは、以下の2つを意識して選ぶのがおすすめです。
- 皮脂崩れ・テカリ防止タイプ
- ナチュラルに仕上がるカラー
男性は女性に比べて皮脂の分泌量が多いため、皮脂ケア効果のある成分が配合されているものがおすすめ。パッケージの「オイルコントロール成分」「皮脂吸着パウダー配合」「テカリ防止」といったワードに注目してみてくださいね!
また、カラーはカラーレスなクリアやベージュ系でラメ・パールが配合されていないものが◎ 肌なじみが良く自然な仕上がりになるため、使いやすいでしょう。
ルースパウダーとプレストパウダーの違いは?
ルースパウダーとプレストパウダーは、形状と仕上がりに違いがあります。
- ルースパウダー:パウダー状で、キメ細やかな粉でふんわりと仕上がる
- プレストパウダー:パウダーが押し固められた固形状で、カバー力があり高密着
ふんわり毛穴カバーしたい人はルースパウダー、しっかりと肌の色ムラなどをカバーしたい人はプレストパウダーがおすすめです。そのほか自宅で使うのはルースパウダー、お直し用に持ち歩くのはプレストパウダーなど、シーンによって使い分けるのも◎
もっと詳しいルースパウダーとプレストパウダーの解説や、プレストパウダーのおすすめを知りたい人は、以下の記事を参考にしてくださいね!
気になる部分をカバーしよう!そのほかのベースメイクアイテムもチェック
毛穴の目立ちが気にならない肌に仕上げたい人は、ルースパウダー以外のベースメイクアイテムにもこだわりましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの人気商品を紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
「毛穴目立ち」はどの世代でも共通する悩みの1つ。悩んでいる人が多いからこそ、毛穴に特化したアイテムもたくさん発売されています。そのなかでも、ルースパウダーはいつものメイクの延長で気軽に使えるので、毛穴が気になり始めたらまず使ってほしいアイテムです。