
リンゴ酢と黒酢どっちがいい?ダイエットにおすすめの飲み方や飲むタイミングを紹介
「リンゴ酢と黒酢ってダイエット時の栄養補給にはどっちがおすすめ?」と迷っている方も多いのでは?果実酢のリンゴ酢と、穀物酢の黒酢には違いがあります。両方の良いとこどりをしようと混ぜる方もいますが、混ぜ方を間違えてしまうと体に負担がかかることも…。
そこで今回は、りんご酢と黒酢のおすすめの飲み方や飲むタイミング、簡単にできるレシピをご紹介します。
リンゴ酢と純リンゴ酢、黒酢の違いは?

「お酢が体に良いらしい!」と耳にしても、いろいろなお酢の種類があって、どれを飲めばいいのか迷いますよね。いろいろなお酢のなかでも、とくに人気が高いのがリンゴ酢と黒酢です。
ただし、リンゴ酢と黒酢にもそれぞれ違いがあります。まずは、リンゴ酢・純リンゴ酢・黒酢3つの違いを詳しく見ていきましょう♡
リンゴ酢はフルーティーさと酸味があり飲みやすいのが特徴
リンゴ酢は果実酢の一種で、リンゴの果汁が原材料として使用されています。リンゴのフルーティーさと酸味があり飲みやすいのが特徴です!そんなリンゴ酢に含まれる主な成分は以下のとおりです。
- 酢酸
- クエン酸
また、糖類が添加されていないタイプであれば、低カロリーなので、ダイエット中でも飲みやすいでしょう。
リンゴ酢の効果について、もっと知りたい方は以下の記事もあわせてチェック♡
純リンゴ酢はビタミン・ミネラルが豊富
純リンゴ酢はリンゴ果汁のみを自然発酵させて作られたお酢です。リンゴ酢よりも酸味が弱めで、まろやかさが感じられます♡ 添加物が含まれておらず自然な成分のみで作られているため、原材料にこだわる方にもおすすめです。
また、純リンゴ酢にはリンゴ酢と同様、酢酸やクエン酸はもちろん、「ビタミン」と「ミネラル」が豊富に含まれているのが特徴です。健康にいい栄養素をたくさん補給できますよ。
黒酢はコクのある味わいと豊かな香りが特徴
黒酢は米(玄米・精製度の低い米)や大麦などが原材料として使用されている穀物酢の一種。熟成期間が長めなので、コクのある味わいと豊かな香りが特徴です♡
また、黒酢には健康維持に欠かせない9種類の必須アミノ酸が含まれているのが魅力です。必須アミノ酸は体内では合成できず、食事などから摂取する必要があるので、黒酢を飲めば必須アミノ酸も効率的に補えますよ。
アミノ酸の一種であるタンパク質を豊富に含むプロテインについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
リンゴ酢と黒酢を混ぜるとどうなるの?効果と注意点を解説

リンゴ酢と黒酢の効果を見てみると、それぞれメリットがあってどっちがいいとはなかなか決められないですよね。そこで、リンゴ酢と黒酢を混ぜるとどうなるのか気になる方も多いのでは?
ただし、リンゴ酢と黒酢を混ぜると良いこともある反面、注意しなければいけないこともあります。こちらでは、リンゴ酢と黒酢を混ぜる場合のメリットと注意点をご紹介します。
リンゴ酢のビタミン・黒酢のミネラルをバランスよく摂れる
リンゴ酢と黒酢を混ぜると、ビタミンやミネラルをバランスよく摂れることが大きなメリット!健康維持を目的とした体づくりに役立ちます。
また、リンゴ酢のフルーティーさに、黒酢のコクが加わることで、飲みやすくなったりいろんな風味を感じられたりして、継続しやすくなることも♡ リンゴ酢と黒酢で迷う場合は、両方買って混ぜたり使い分けたりするのもありですね。
体に負担がかかる場合がある
リンゴ酢と黒酢を混ぜるとバランスよく栄養を摂取できますが、飲み方を間違えると体に負担がかかる場合があります。リンゴ酢も黒酢も強酸性なので、希釈して飲まないと刺激が強すぎる可能性があります。
また、過剰に摂取してしまうと、カルシウムの吸収が悪くなることもあるため、注意しましょう。リンゴ酢と黒酢を飲むときは、水でしっかりと薄めて、1日に摂取する量は大さじ1~2ほどに抑えておくのがポイントです◎
ダイエット時の栄養補給にはリンゴ酢・黒酢どっちがいい?

リンゴ酢と黒酢にはそれぞれさまざまなメリットがありますが、ダイエット時の栄養補給に飲むならどっちがいいのかも気になりますよね。
リンゴ酢と黒酢はどんな人におすすめなのかを解説しているので、リンゴ酢と黒酢のどっちがいいのか自分の体や目的に合ったものを選んでみてくださいね♡
また、おすすめの飲むタイミングもチェックして、リンゴ酢と黒酢を健康や美容に活かしていきましょう。
リンゴ酢は低カロリーのものを選ぶ
黒酢よりもフルーティーで飲みやすいため、お酢を飲む習慣がない方でも比較的はじめやすいお酢となっています。
ただし、リンゴ酢といっても糖類が添加された調味酢はダイエット時に飲むには不向きです。余分なカロリーの摂取につながるため、糖類が添加されていない低カロリーのリンゴ酢を選びましょう♡
黒酢はアミノ酸が豊富でおすすめ
黒酢はリンゴ酢と比べて、アミノ酸を多く摂取できるのが特徴です。リンゴ酢よりも酸味が抑えられているので、酸味が苦手な方は黒酢の方が飲みやすいと感じる方も多いですよ。
また、黒酢は美容にもいいので、ダイエット時の栄養補給はもちろん、美容にも気を遣いたい人におすすめです◎
リンゴ酢・黒酢を飲むタイミングは?

リンゴ酢・黒酢を飲むタイミングはとくに決まっていませんが、以下のタイミングで飲むのがおすすめです。
- 食事前
- 食事中
- 寝る前
- 運動後
リンゴ酢や黒酢は空腹時に摂取すると体に負担がかかりやすいので、食事や軽食と一緒に摂取するのがおすすめです♡
摂取量は1日に大さじ1〜2(15~30ml)を目安にして、水で薄めてから摂取してください。
無理のない範囲で毎日の生活に取り入れる
リンゴ酢・黒酢を健康や美容のサポートに活かすなら、無理のない範囲で毎日の生活に上手に取り入れるのがおすすめです。継続的に取り入れることで、健康維持に役立つでしょう。
また、体に負担がかからないように、水などで薄めて飲むのが基本です。他にも、おやつ代わりにヨーグルトと混ぜたり、サラダにかけたりして摂取することもできます。各商品の説明書やパッケージに記載されている希釈方法を守って、自分に合った摂取方法を見つけてみてくださいね。
リンゴ酢・黒酢のおすすめレシピ

リンゴ酢・黒酢は飲む習慣を身につけて無理のない範囲で継続的に取り入れることが大切です。生活に取り入れやすいドリンクやサラダなどのレシピも紹介しているので、ぜひチャレンジしてみてください。いろんなレシピを実践して楽しくリンゴ酢・黒酢を取り入れていきましょう。
リンゴ酢とはちみつのドリンクレシピ
- リンゴ酢…大さじ1
- はちみつ…大さじ1
- 水…200ml
- レモン…お好み
- リンゴ酢とはちみつをグラスのなかに入れる
- 水を加え、よくかき混ぜる
- お好みで、スライスしたレモンを添える
リンゴ酢とはちみつを使った簡単に作れるドリンクです。リンゴ酢にはちみつを加えることで甘さが加わり、さらに飲みやすくなりますよ♡ 水ではなくお湯を入れてホットにしてもおいしいので、冷え込む日はホットで飲んでみてくださいね。
リンゴ酢で作る新たまねぎピクルスのレシピ
- 新たまねぎ…2個(200g)
- ミニトマト…8個
- ◎リンゴ酢…150ml
- ◎白ワイン…150ml
- ◎水…100ml
- ◎塩…小さじ1/2
- ◎砂糖…大さじ3
- ◎ローリエ…1枚
- 新たまねぎをくし切りにする
- 塩(少々)を入れたお湯で1分間ゆでる
- ゆであがったら水気をきる
- 保存容器にミニトマトとゆでたたまねぎを入れる
- 小さめのなべに◎を入れ弱火でひと煮立ちさせる
- 煮立たせた◎を保存容器に入れ漬け込む(半日以上)
リンゴ酢に含まれる酢酸と、たまねぎに含まれる硫化アリルを摂取できるレシピ。密閉された容器に入れて冷蔵庫に入れておけば日持ちもさせやすいので、作り置きにもぴったり!おいしい新玉ねぎが出回る春に、ぜひ試してみたいレシピですね。
参考:クラシル
黒酢ときゅうりの中華風サラダのレシピ
- きゅうり…2本
- 塩…少々
- しょうゆ…大さじ1
- 黒酢…大さじ1
- ごま油…小さじ1
- 唐辛子…お好みで少々
- きゅうりを薄切りにする
- きゅうりに塩をふりかけ10分ほど置く
- きゅうりの水気を切る
- ボウルにしょうゆと黒酢、ごま油(お好みで唐辛子)を入れて混ぜる
- ボウルにきゅうりを入れて全体的に混ぜあわせる
- 冷蔵庫冷やす(約30分)
黒酢ときゅうりでさっぱり食べられるので、蒸し暑い日のメニューとしてもおすすめのサラダです。きゅうりにはたっぷり水分が含まれているので、水分補給にもつながります。また、冷蔵庫で冷やさずにすぐ食べてしまうよりも、一旦冷やした方が味が染みわたっておいしくなりますよ♡
黒酢入りのピリ辛そぼろレシピ
- 合い挽き肉…400g
- たまねぎ…1個
- ◎酒…大さじ1
- ◎しょうゆ…大さじ1
- ◎黒酢…大さじ1
- ◎はちみつ…大さじ1
- ◎豆板醤…小さじ1
- たまねぎをみじん切りにする
- フライパンでたまねぎを炒める
- たまねぎが透きとおったら合い挽き肉を加える
- お肉がぽろぽろになるように炒める
- 色が変わってきたら◎の調味料を加える
- 煮詰めて汁気がなくなれば完成
ごはんがすすむ1品としておすすめのレシピです。ごはん以外にも、なすと絡めたり豆腐に乗せて食べたりしてもおいしそう♡ ピリ辛で豆板醤が入っているので、おつまみにも良さそうですね。
参考:クラシル
リンゴ酢と黒酢を混ぜて作るおすすめレシピ
- リンゴ酢…大さじ1
- 黒酢…大さじ1
- オリーブオイル…大さじ2
- はちみつ…小さじ1
- 塩…少々
- 黒こしょう…少々
- リンゴ酢と黒酢をボウルに入れる
- オリーブオイル、はちみつ、塩、黒こしょうを加える
- しっかり混ぜあわせる
- サラダにかけて食べる
リンゴ酢や黒酢を直接サラダにかけるのもありですが、少しこだわって普段のドレッシング代わりにぜひ作ってみてくださいね♡
自分に合った方法でリンゴ酢と黒酢を使い分けよう

リンゴ酢と黒酢は、薄めて飲むだけと簡単に摂取できるので、ぜひダイエット時の栄養補給や健康や美容のサポートに役立てていきましょう!
飲むタイミングはとくに決まっていないので、自分の好きなタイミングで飲んでOK。ただし、できるだけ空腹時を避けたほうが無難です。生活に上手に取り入れて、健やかな毎日を送りましょう。