≪ズボラメイク≫でもきちんとメイク感を出す！時短メイクのポイントやおすすめコスメを徹底紹介

「朝はギリギリまで寝ていたい」、「時間をかけてメイクするのは面倒」と悩んでいませんか。でも化粧するのはめんどくさいけれど、できるだけメイクした感じも出したい人も多いはず！何かと忙しく時間がない朝におすすめなのが、『ズボラメイク』です。

ズボラメイクはポイントを絞ってメイクをしていくので、短時間でメイクをした感じを演出できます。「たった5分でキレイにメイクできるの？」と思いがちですが、ポイントを絞ってメイクすることで垢抜けた雰囲気を出せるのです！実際どのようにメイクすればいいのか、ズボラメイクのやり方をご紹介していきます。

まずはスキンケアの後に日焼け止め、もしくはUVカット機能がついた化粧下地を顔全体に塗ります。素早く塗りたいときは、こんな風に塗り伸ばすとムラなくキレイにつけられますよ。

1. 手のひらに1回分の日焼け止め、もしくは化粧下地を出す
2. 指先に適量をつけて、おでこ・両頬・鼻の頭・あご先にポンポンと置く
3. つけた部分から顔の外側に向かって塗り広げる
4. 手のひらに残ったものは、首まわりやうなじになじませる

1度に顔全体に塗り広げようとすると、1ヵ所にたくさんついてしまい、塗りムラになりやすいので要注意。顔の中心側にポンポンとつけてから、塗り広げるとムラになりにくいので、肌もベタつきにくく、次の工程に移れます。

日焼け止め、もしくは化粧下地をなじませた後は、顔の中心部分にファンデーションをなじませます。こんな風にするとファンデーションをつける部分を限定しても、立体的に見せることができますよ。

1. 眉間の上・鼻すじ・両頬・あご先に点々とファンデーションを置く
2. 何もつけていないスポンジでファンデーションを顔全体に塗り広げる

ファンデーションは置いた部分から顔の外側にスーッとなじませるのがポイントです。また重ね塗りしてしまうと、厚化粧風に仕上がってしまうので要注意。どうしても気になる部分をカバーしたいときは、コンシーラーを部分的に使ってみましょう。

ファンデーションの後は、ポイントメイクに移ります！眉毛の形や、色はアイブロウパウダーでサッと垢抜け感を出すのがおすすめです。こんな風にアイブロウブラシを使って、パウダーだけでもナチュラルな眉メイクにサッと仕上げてみてください。

1. 平筆タイプのアイブロウブラシにパウダーをつける
2. ブラシを縦にして、眉山から眉尻までパウダーをなじませる
3. 再びブラシにパウダーをつける
4. ブラシを横にして、眉の中央から眉頭へなじませる
5. 最後に何もついていないブラシで、眉全体の毛流れを整える

平筆タイプのブラシは、縦方向にすると細いラインを描きやすくなるので、眉尻を足したいときにも使えます。また横方向にすれば、眉の中央部分の太い部分にふんわりとパウダーをなじませることができます。ただ眉頭からべったりとパウダーをつけてしまうと、眉の印象が濃くなってしまうので、眉頭にはあえてパウダーはのせなくてもOKです。

眉メイクを終えたら、まぶたにアイシャドウをのせます。単色アイシャドウをこんな風に使うと、1色でもほんのり立体感のある目元を演出できますよ♡

1. 指先にアイシャドウをとる
2. まぶたのキワから目尻に向かって、ふんわりと円を描くように塗り広げる
3. チップで目尻と、下まぶたのキワに濃いめにアイシャドウをのせる

単色でも塗り方を変えると、メリハリのついたおしゃれな印象に仕上がります。特にやや濃いめのマット系カラーを使うと色の濃淡がキレイに見えるので、時短メイクと相性の良いカラーを選んでみるのも◎。

目元のメイクが終わったら、最後にチークとリップを兼用できるコスメで、頬と唇に色をつけていきましょう。頬と唇に同じカラーが入ることで、メイク全体に統一感が生まれて、垢抜けた雰囲気になります。クリームタイプのチークは指で頬につけた後に、何もつけていないスポンジで軽くポンポンとぼかしていくとより自然な印象に♡

ズボラメイクのやり方をご紹介しましたが、「アイメイクはしない方がもっと早く仕上がるのでは」と思う人もいるはず。でも目元は印象に残りやすいので、垢抜けた雰囲気に見せたいときはアイメイクをした方がメイク全体がキレイな印象に仕上がります。アイメイクをしながら、時短で手早くメイクを仕上げたいときのコツを4つご紹介します。

アイメイクというと、アイシャドウ・アイライン・マスカラと工程が多く、面倒に感じてしまいがちです。ズボラメイクで時短したいときは、目元のメイクは1つだけに絞って、目元を目立たせてみましょう。

はっきりとした二重タイプの人は、アイシャドウではなくマスカラで目元を強調させてもOK！一方奥二重や、一重タイプの人は先ほどご紹介した単色アイシャドウを『縦グラデ』にして目尻を強調させたアイメイクに仕上げてみましょう。自分が「これだけはしたい！」というコスメに絞ってメイクを完成させるのが大切です。

単色アイシャドウを使った『縦グラデ』の詳しい塗り方は、こちらの記事もチェックしてみて♡≪一重向き≫縦割りグラデのやり方＆おすすめアイシャドウを徹底紹介！奥二重さん＆離れ目さんにも◎

顔の印象を左右すると言われる眉毛。時短メイクでも眉毛が足りない部分や、左右対称になるように仕上げることは大切です。こんな風に眉毛のタイプによって、時短メイクで使うアイブロウコスメを使い分けても◎。

• 薄眉さん…アイブロウパウダーで眉毛全体に色と質感をプラス
• 濃い眉さん…アイブロウペンシルで毛が足りない部分を描く

特に自眉が濃いタイプの人は、アイブロウメイクをやりすぎてしまうと、眉メイクが浮いて見えてしまうことも。眉毛の足りない部分と、眉尻だけをアイブロウペンシルで描き足して、最後にコームで軽く毛をとかして整えるのがおすすめです。

化粧下地や、日焼け止め＋ファンデーションだと面倒に感じるときは、1つでベースメイクを叶えてくれる多機能タイプのBBクリームや、クッションファンデーションがおすすめ。BBクリームはファンデよりナチュラルに、クッションファンデーションはカバー力に優れているので、なりたいメイクに合わせて使い分けてみましょう。屋外で過ごすことが多いときは、UVカット指数が高いものを選ぶのもポイントです。

顔に血色感を与えてくれるチーク＆リップメイクは、同系色に仕上げるとより統一感のある垢抜けた雰囲気に見えます。兼用できるアイテムを選べば、出かけ先でのメイク直しも簡単にできますよ♡

チークとリップメイクに兼用できるアイテムは、こちらの記事でも詳しくご紹介しています！チークとアイシャドウの違いって？兼用可能なプチプラからデパコスコスメまでご紹介！アイシャドウ代わりのチークも

Photo by HAIR

10代・20代はお肌の状態を整えやすいので、ズボラメイクではポイントメイクを意識しながら手早く仕上げるのがおすすめ！ただポイントメイクを濃くすると違和感が出てしまうので、やりすぎに見えない最低限のズボラメイクで垢抜けたナチュラルメイクに仕上げていきましょう。

きっちりとしたメイク感よりも、素肌っぽくよりナチュラルなベースメイクに仕上げたいときにおすすめなのが、肌色補正機能つきの化粧下地＋フェイスパウダー。特にすっぴん風に仕上げたい10代・20代の学生さんにも◎。化粧下地は自分の肌トーンに合うものを選ぶと良いでしょう。

またフェイスパウダーはパール入りのものよりも、ややセミマットに仕上がるサラッとしたテクスチャーのものが◎。メイク直しができないときは皮脂崩れを防いで、なめらかな肌を長くキープしてくれるものがおすすめです。

素肌をキレイに見せたい人におすすめなのが、ラ ロッシュ ポゼ(LA ROCHE-POSAY)の『UVイデア XL プロテクショントーンアップ ローズ』。ほんのり血色感のあるツヤ肌を演出して、ファンデーションがなじみやすい状態に整えてくれますよ。『ラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター』が肌のバリア機能を整えて、乾燥からメイク後の肌を守ってくれます。SPF50+・PA++++のUVカット指数も◎。

innisfree(イニスフリー)の『ノーセバム ミネラルパウダー N』は、キメ細やかな粉質でなめらか肌に整えてくれるフェイスパウダー。『皮脂吸着パウダー』と、『ミネラル皮脂コントロールパウダー』が肌のコンディションを整えて、ツルすべ肌を長くキープしてくれます。コンパクトなサイズだから、化粧ポーチにサッと入れて持ち運びにもおすすめ♡

Photo by HAIR

30代・40代になると「手抜きメイクで済ませると、老け顔に見られるかも」と心配な人も多いのでは。手間を省いたメイクでも、大人の女性のきちんとメイクした感を出しつつ、抜け感のあるやわらかい雰囲気を出せますよ。30代・40代におすすめのズボラメイクのポイントをお届けしていきます♡

基本のズボラメイクでも、眉の形や毛の流れを整えた方がいいとご紹介しましたが、30代・40代の場合は、こんな風に眉マスカラで垢抜け感もプラスしてみましょう。

1. アイブロウパウダー、もしくはペンシルで眉の形を整える
2. 眉マスカラを眉毛を逆立てるようにして全体につける
3. マスカラ液が乾かない内に、ブラシで毛の流れを整える

眉マスカラは眉毛を根元から立たせてふんわりと整えてくれるので、コシのない自眉の人にもおすすめです。また眉マスカラを使うと自眉が濃い人も、ヘアカラーに合う垢抜け眉を演出できます。

ヘビーローテーションの『キスミー ヘビーローテーション カラーリングアイブロウ』は、全12色からヘアカラーに合わせた眉色を選べる眉マスカラ。発色が良く、ひと塗りでキレイな眉色を長くキープしてくれるのでズボラメイクにもおすすめ♡さらに水や汗で落ちにくいのに、お湯でメイクオフが可能なのも便利ですよ。

目の下のクマやシミ、そばかすなど肌悩みをファンデーションだけで隠そうとすると、厚塗り感が出てしまうので要注意。30代・40代のズボラベースメイクでは、気になる部分をコンシーラーでカバーしながら、ファンデーションでこんな風に薄づきに仕上げるのがおすすめです。

1. 化粧下地、もしくは日焼け止めを顔全体につける
2. リキッドファンデーションをおでこ・両頬・鼻すじ・あご先につける
3. 何もついていないスポンジで、ファンデーションをなじませる
4. 肌悩みが目立つ部分にコンシーラーをつける
5. スポンジでコンシーラーをつけた部分を軽くポンポンとなじませる

ファンデーションは基本のズボラメイクと同じように、顔の中心が濃く、外側は薄く仕上げると立体感が出て垢抜けた雰囲気を演出できます♡

またコンシーラーはなめらかなクリームタイプを、ファンデーションは肌なじみがよく、ツヤ感を演出してくれるリキッドタイプが◎。パウダータイプのファンデーションを使いたいときは、上記のコンシーラーとファンデーションの順番を逆にすると、より自然な雰囲気を演出してくれますよ。

Koh Gen Do(江原道)(コウゲンドウ)の『マイファンスィー アクアファンデーション』は、なめらかなテクスチャーでスルッと肌になじみ、自然なツヤ肌を演出してくれるリキッドファンデーション。独自原料「グロスフィルムパウダー®」が、ファンデをしっかり密着させてキレイなベースメイクを長くキープしてくれます。SPF25・PA++で日常生活の紫外線対策も◎。

Dior(ディオール)の『ディオールスキン フォーエヴァー スキン コレクト コンシーラー』はスキンケアベースのみずみずしいテクスチャーで厚塗り感がなく、気になる部分を目立たなくしてくれるコンシーラー。優れた保湿力で、皮膚の薄い目元や乾燥しがちな口まわりもうるおいを与えながら自然に整えてくれますよ。肌悩みに合わせてカラーを選びやすい全7色。

最後に、ズボラメイクにおすすめの時短メイクがしやすいコスメアイテムを5つご紹介します。きちんと感のあるズボラメイクに仕上げたい人も、ぜひ参考にしてみてください♡

メイク前のスキンケアもさぼりたくなってしまう人におすすめなのが、サボリーノ(Saborino)の『目ざまシート しっとりタイプ』。肌につけてサッとパックするだけで、洗顔＋スキンケア＋保湿下地を叶えてくれるシート状のフェイスマスクです。グレープフルーツ果皮エキス、オレンジ油＆アボカドエキスが、メイク前のお肌にうるおいを与えて整えてくれますよ。朝寝坊したときのメイク前にも♡

excel(エクセル)の『パウダー&ペンシル アイブロウ EX』は、ブラシ・アイブロウパウダー・アイブロウペンシルの3つがセットになったアイブロウコスメ。楕円形のペンシルでサッと眉毛の足りない部分をプラスし、パウダーで眉色の濃淡を整えられますよ。黒髪さんと相性の良いグレー系や、ほんのり眉色にニュアンスを与えてくれるピンクブラウン、アプリコットブラウンを含む全10色。

パウダーアイシャドウの粉飛びが気になる人にもおすすめなのが、DAZZSHOP(ダズショップ)の『アリュールド シングル アイシャドウ』。なめらかでしっとりとした粉質のパウダーが、肌になじんで目元をキレイに彩ってくれます。発色も良いので、単色でグラデーションを作りたいときにもぴったり！マットすぎる単色アイシャドウが苦手な人にもおすすめです。

DECORTÉ(コスメデコルテ)の『ラクチュール カバリング ベース BB N』は、カバー力がほしい大人肌のズボラメイクにもおすすめのBBクリーム。『凹凸補正パウダー』と、『肌色補正パウダー』が配合されているので、肌悩みをナチュラルにカバー※して、なめらかな美肌に整えてくれますよ。ファンデーションの下地としても◎！（メーキャップ効果による）

Visée(ヴィセ)の『リップ＆チーククリーム Ｎ』は、『ラスティングキープ成分』配合で肌にピタッと密着し、キレイな色を長くキープしてくれるクリームタイプのチーク。リップにも使えるので、ズボラメイクでも統一感のあるこなれ感を演出してくれますよ。なめらかなテクスチャーでぼかしやすく、重ねづけしやすいのも魅力的♡全10色。

朝は少しでも長く寝ていたいときや、メイクするのがめんどくさいときもありますよね。ズボラメイクは手を抜いていても、きちんとメイクをした感じを演出してくれます♡今回ご紹介したズボラメイクのやり方や、ポイントを参考に自分に合ったメイクで朝の時間を快適に過ごしてみませんか♡