深爪でもできる！ジェルネイルで指先を美しく見せる方法

日常的に爪が短い人は、「深爪だからジェルネイルはできない」「どうせ似合わない」とネイルを諦めてしまうことが多いかもしれません。しかし、結論からいうと、深爪でもジェルネイルをすることは可能です！むしろ、メリットにつながる可能性もあります。

自爪の先端が短かかったとしても、ネイルチップやスカルプで爪を人工的に伸ばす「長さ出し」ができます。また、クリアジェルやベースジェルで爪を保護しながら形を整える方法もありますよ。

さらに、ネイルサロンによっては、「深爪対応メニュー」が用意されている場合も。ナチュラル仕上げ・アート仕上げなどを選べることも多いので、自分好みのネイルを楽しむことができるでしょう。

ただし、深爪さんがジェルネイルをする場合、いくつか気をつけなければならないこともあります。まずは、深爪さんがジェルネイルをするメリットや注意点を見ていきましょう。

深爪さんがジェルネイルをする場合、見た目の美しさはもちろん、次のようなメリットも期待できます。

• 爪の保護につながる
• 爪を保護することで噛み癖を防止し、自爪を伸ばしやすくする
• コンプレックスの軽減や、気分・美意識を上げることにつながる

深爪さんは、元々爪が薄かったり割れやすかったりと、爪を伸ばしにくい場合が多いです。そんな人も、ジェルネイルを乗せることで、爪を外部の刺激から守ることにつながります。また、爪を噛む癖がある人は、ジェルネイルによって物理的に噛み癖を防止することにも役立つでしょう。

深爪さんが施術の前に注意すべき点としては、以下のようなものがあります。

• 炎症や傷があるときは施術を避ける
• 爪が極端に薄かったり割れやすかったりする場合は、事前にサロンに相談する

深爪さんは、ジェルを厚塗りしすぎると、違和感や重さが出てしまうことがあります。不安な場合は、「サロンに事前に相談する」「深爪でも対応可能なサロンを選ぶ」などの対策も必要です。セルフの場合は、衛生管理にも気をつけましょう。

深爪とは、爪の白い部分がほとんどなく、爪が指先よりも短い状態のことを指します。見た目としては、爪の先端が皮膚より内側に入り込んでいるのが特徴です。爪の赤く見える部分（ネイルヘッド）がむき出しになっている場合もあります。

日常的に深爪の人は、指先が丸く見えたり、ネイルデザインが映えにくかったりするなどの悩みを抱えることが多いです。

爪をきれいに伸ばすコツや爪のケアについては、以下の記事をチェックしてみてください！

ハイポニキウムはどこ？早く伸ばすコツやおすすめオイルを紹介！伸びないときの対処法も

深爪になる原因としては、無意識の癖や生活習慣によるものがあります。よくある原因としては以下のとおりです。

長い間深爪の状態が続くと、爪が変形して小さくなってしまう可能性があります。また、足の爪の場合、巻き爪などにつながるケースもあるので注意が必要です。

「深爪の自分でもセルフネイルできる？」「セルフネイルに必要な道具は？」など、疑問を持っている人も多いでしょう。ここからは、セルフネイルを考えている深爪さんに向けて、ジェルネイルの方法とポイントを解説します。

深爪でもセルフジェルネイルは可能ですが、正しい道具選びと事前準備が必要です。セルフネイルの際にそろえておきたい基本アイテムは以下のとおりです。

下準備としては、プレパレーションが重要となります。プレパレーションとは、甘皮処理・油分や汚れの除去・ファイリングなどの作業のこと。これらのベース作りによって仕上がりが決まるといっても過言ではありません。プレパレーションが不十分だと、リフトや浮きの原因につながってしまうため、丁寧に行いましょう。

セルフジェルネイルのやり方やネイルシールの上手な貼り方は、以下の記事も参考にしてみてください！

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続いては、セルフジェルネイルの基本的な手順をご紹介します。

長さ出しをするときは、自然な形に整えることが大切です。厚塗りしすぎると違和感が出るので、軽く重ねる程度を意識しましょう。

セルフネイルでは、失敗しがちなポイントがあります。続いては、よくある失敗例とその対策を見ていきましょう。

失敗しないための対策としては、まずは1本ずつ丁寧に仕上げることが大切です。特に、カラージェルとトップジェルは厚塗りになりやすいので、できるだけ均一に薄く塗ることを心がけてください。初心者さんは、まず片手だけで練習するのもおすすめです◎

また、水仕事の際は手袋を使う、保湿をしっかり行うなどのアフターケアも忘れないようにしましょう。

ネイルサロンでの施術を検討している深爪さんは、「深爪でも本当にやってくれるの？」「どんな施術をするの？」などの疑問を持っている人も多いのでは？続いては、サロンでできるジェルネイルの施術内容についてご紹介します。

深爪でも対応可能なネイルサロンは多数存在します。「長さ出し対応」などのメニューで対応している場合が多いです。

サロンを探すときのポイントとしては、ホームページなどで「長さ出し対応」「深爪対応」などのキーワードをチェックすると良いでしょう。また、インスタグラムの写真や施術例も参考になる場合があります。

カウンセリングを丁寧に行ってくれるサロンや、「深爪でも施術してくれた」などの口コミ評価があるサロンなどもおすすめです◎

続いては、サロンでの一般的な施術の流れを見ていきましょう。

サロンの技術のバリエーションには、以下のようなものがあります。

• ネイルチップによる長さ出し：初心者向け・自然な仕上がりになる
• スカルプ（アクリル）：デザイン性が高いのが特徴
• ビルダージェル：自爪風に仕上がるのでナチュラル志向に人気

深爪さんがサロンで施術を受けるときは、予約時に深爪であることを伝え、事前に相談するのがおすすめです。爪が極端に薄かったり、割れていたりする場合は施術を断られることもあります。

サロンの料金の目安としては、通常のジェルネイルであれば5,000～8,000円前後、深爪対応や長さ出しをする場合は、8,000～12,000円前後が相場といえます。

所要時間は、通常のジェルネイルが1時間～1時間半程度、深爪対応の場合は90分～2時間程度が目安です。

「料金が高すぎるかも…」と不安な場合は、初回割引やお試し価格を実施しているサロンもあるのでチェックしてみてください。定期的に利用する場合、サブスク制やリピーター割引を行っているサロンもおすすめです。

ここからは、深爪さんにおすすめのネイルデザイン10選をご紹介します。深爪でもキレイに見えるデザインを集めたので、ぜひ参考にしてくださいね♪

定番のシンプルなワンカラーは、深爪さんにおすすめです。自分の肌色とマッチするヌーディーカラーを選ぶと、より爪になじんでキレイに見えます。ナチュラルに仕上げたい人にもぴったりですよ！

また、アクセントで1本だけアートを入れると、地味になりすぎずオシャレ感が出せるでしょう。

ロングネイル向けのイメージが強いフレンチネイルですが、実は深爪さんにもおすすめなんです。先端部分にラインを入れることで、短い爪もキレイに見せることができます。

ベースはヌーディーなカラーにすることで、さらにバランスが良くなりますよ！上の写真のように1本だけアートを入れてもかわいいです♡

グラデーションネイルも深爪さんにおすすめ◎ 根元から先端に向かって濃くなるグラデーションは、ふんわりとかわいらしい印象に仕上がります。根元にほとんど色を乗せないことで、全体のバランスが良く見えますよ！

シアー感のあるカラーを使うとグラデーションが作りやすいです。上の写真のように先端にゴールドのラインを入れると、さらに明るく華やかになります。

流行のマグネットネイルも深爪さんに似合います。ビー玉のようなコロンとした見た目がかわいいですね♡

マグネットネイルは、独特の光沢感で、爪に立体感を与えてくれるのが魅力。どこに光を集めるかで印象も変わります。深爪さんは縦や斜め一直線に光を集めると、全体のバランスが良くなるのでおすすめです。

コロンとした見た目の丸フレンチも、深爪さんにおすすめ。深めの丸フレンチは、短い爪にも良く似合います。フレンチは自在にアレンジしやすいので、深爪でもさまざまなデザインを楽しめるのが魅力です。

カラフルなグリッターをたくさん入れたり、個性的なカラーを使ったりすると、さらにオシャレ度がアップしますよ！

ロングネイルだと、くどくなりやすいビビットカラーのネイルですが、深爪さんだとポップな感じが出てオシャレに仕上がります。

ホログラムなどで装飾された派手めなアートネイルでも、爪が短ければ比較的自然に見えるので、普段使いもしやすいですよ。自分の好きなカラーを取り入れて、少し個性的なデザインに挑戦してみてはいかがでしょうか。

職場の規定で派手なネイルができない深爪さんは、シンプルなピンクネイルがおすすめ◎ オフィスはもちろん、冠婚葬祭などシーンを選ばずに使える、シンプルなデザインのネイルです。

ほどよい血色感が出せるピンクは、ナチュラルで清潔な印象を与えることができるでしょう。

キラキラとした見た目がかわいいミラーネイルも深爪さんにおすすめです。偏光パールのパウダーにより、角度によって違うカラーに見えるのもオシャレ！短い爪でもしっかりと存在感を出せるのが嬉しいポイントです。

派手なカラーでなくても、ミラーの光沢感で華やかな印象に仕上がるのも魅力ですよ。

普通のネイルとはひと味違うネイルを楽しみたい深爪さんは、左右色違いのネイルにするのもおすすめです。2色のカラーを合わせることで、個性的ながらもオシャレでまとまりのある印象に仕上がります。

初心者さんは、簡単にできるワンカラーから挑戦すると良いでしょう。慣れてきたら、アクセントでラメやアートを入れるのも素敵です♡

やわらかな発色のニュアンスネイルも深爪さんに似合います。ニュアンスネイルとは、あいまいさを感じさせるデザインのネイルのこと。使っているカラーやカラーの境界線などがはっきりと分からないので、自由自在にアレンジしやすいネイルです。

ビビットカラーを使うと明るく華やかな印象に、パステルカラーを使うと上品でかわいらしい印象に仕上がります。

続いては、深爪のセルフネイルにおすすめのジェルネイル商品5選をご紹介します。カラージェルやトップジェルをはじめ、長さ出しにおすすめのキットなどもセレクトしたので、ぜひ参考にしてください！

プリジェルの「プリジェル カラーEX」は、発色の良さが魅力のカラージェル。薄塗り2層でもしっかり発色してくれます。操作性や密着力にもこだわって作られていますよ。

定番のヌードピンクやホワイトは肌なじみが良く、深爪さんのネイルにもおすすめのカラーです。その他のカラー展開も豊富なので、自分好みのカラーがきっと見つかるでしょう。

NAILTOWN（ネイルタウン）の「グロッシーノンワイプトップジェル」は、未硬化ジェル拭き取り不要タイプのトップジェルです。ジェルクリーナーやコットン不要なのも嬉しいポイント！

サラッとしたテクスチャーなので初心者さんでも塗りやすく、カラージェルの発色をキレイに保つのに役立ちます。表面がツルツルで、なめらかな触り心地に仕上がるのも魅力です。

ohora（オホーラ）の「セミキュアジェルネイル（ハンド）」は、本物のジェルを60％固めて作られた、シールタイプのジェルネイルです。爪に貼ってランプで硬化させるだけで、本格的なネイルが楽しめます。

やわらかいのでいろいろな爪の形にしっかりフィットするのも魅力。貼る→固める→整えるの3ステップで簡単にできるので、ネイル初心者さんや不器用さんにもおすすめです。カラーやデザインも豊富ですよ！

ビューティーワールドの「ジェリスバーチャルジェルファーストキット」は、バーチャルジェルネイルをすぐに始められる7点のアイテムが入ったキットです。

バーチャルジェルは、ハードジェルよりもしっかりとしたテクスチャーで、ブラシで成形しやすいのが特徴。アクリルよりも扱いやすいため、長さ出しに向いているといわれています。軽い装着感で、削ってもダストが出にくい点も魅力。初めて長さ出しに挑戦してみたい人におすすめのアイテムです！

Grown Care（グロウンケア）の「キューティクルケアオイル」は、爪をすこやかに保つために役立つ成分がたっぷり入ったオイル。オリーブ果実油などの植物オイルや、馬油などが配合されています。爪周りはもちろん、顔や体の保湿にも使えますよ！

ベルガモット果実油も配合されており、柑橘系のさわやかな香りも楽しめます。1滴ずつ垂らして使えるタイプなので、衛生的なのも嬉しいポイントです♪

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「ジェルネイルをすれば深爪が治るの？」と期待する人もいるかもしれませんが、ジェルネイル自体に深爪を「治す」効果はありません。

しかしながら、ジェルで保護されることで、爪を噛む癖やむしる癖を物理的に防ぎやすくする可能性はあります。また、ネイルで見た目が美しくなることで、ネイルケアのモチベーションアップに役立つこともあるでしょう。その結果、爪を守ろうとする意識が高まり、伸ばしやすくなることにもつながります。

ただし、炎症や出血が起きている場合は施術を控え、医療機関を受診することをおすすめします。「ジェルを塗れば治る」というわけではないので注意してくださいね。

爪のケア方法＆おすすめアイテムは以下の記事をチェックしてみてください！

薄くて弱い爪をお家のケアで強くする！おすすめの方法&アイテムを紹介

最後に、深爪のジェルネイルに関するよくある質問と回答をご紹介します。ネイル初心者さんや施術を検討中の人は、ぜひ参考にしてくださいね！

深爪でもネイルチップやスカルプでの長さ出しは可能です。

ただし、爪の面積が小さいとチップとの密着が弱くなりやすいため、サイズの選び方や接着方法には注意が必要です。初心者さんの場合、最初からセルフだと難易度が高いので、初めはサロンでの施術をおすすめします。

ジェルネイルがすぐ剥がれる主な原因としては、プレパレーション（甘皮処理・サンディング・油分除去）不足や間違った塗り方、硬化不足などが挙げられます。

深爪の場合、爪先の面積が少ないぶん先端までしっかり塗るのが難しく、浮きやすさや取れやすさが出やすいものです。剥がれを防ぐためには、下準備を十分に行い、1本1本丁寧に施術することを心がけましょう。

ジェルネイルは、2～3週間程度持つのが一般的です。

ただし、深爪の人や水仕事・手作業が多い人などは、1週間ほどでリフトしてしまうケースもあります。できるだけ長持ちさせるためには、ネイルオイルでのケアや、作業中に手袋をするなどの対策をすると良いでしょう。

今回は、深爪でもできるジェルネイルの方法をご紹介しました。

深爪の人でも、施術やアフターケアを正しく行えば、ジェルネイルを楽しむことができます。ジェルネイルをすることで、物理的に爪を保護できるというメリットもありますよ。短い爪だからこそ似合うデザインもたくさんあります！

今まで「深爪だからネイルはできない」と諦めていた人も、ぜひ本記事を参考にジェルネイルに挑戦してみてくださいね♪