LIPSベストコスメ2025 上半期

ホエイプロテインとは?メリット・デメリットは?

ホエイプロテインは牛乳由来のタンパク質を主成分とした栄養補助食品。吸収が早く運動後にぴったり◎筋肉作りに欠かせない必須アミノ酸(BCAA)が豊富で、ダマになりにくく飲み物に混ぜやすいメリットも。一方、満足感が持続しにくく、飲み過ぎはカロリー過多になることも。乳製品アレルギーの人には不向き。

ホエイプロテインとは、牛乳から作られるタンパク質の一種。日本では、ホエイプロテインを使用した健康食品の名称としても用いられています。

プロテインのなかでも吸収スピードが速く、筋肉を作るうえで必要な必須アミノ酸のひとつであるBCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)が多く含まれているのが特徴。運動後の栄養補給をするときにおすすめです。また、飲み物に溶かしやすく味のバリエーションが豊富なため、初心者にも取り入れやすいのも魅力的ですね。

吸収スピードが速い反面、満足感が持続しにくいため、置き換えダイエットにはあまり向いていません。摂取し過ぎるとカロリーオーバーになる可能性も。ただし、ホエイプロテインは牛乳から作られるため、乳糖不耐症の人が摂取すると消化不良を起こす可能性があります。乳製品アレルギーの人や、牛乳でお腹を壊しやすい人は注意しましょう。

ホエイプロテインはどんな人におすすめ?

ホエイプロテインはどんな人にもおすすめ!他にも筋トレやスポーツをする人・脂質を抑えながらタンパク質を摂取したい人・筋力の維持のサポートとして摂取したい人におすすめ。

ホエイプロテインは、男性・女性や年齢を問わずおすすめ。吸収が早いことから、筋トレやスポーツを習慣として行っている人には、運動後の効率的なタンパク質補給に役立ちますよ。

また、脂質を抑えながらタンパク質を摂取したい人や、ダイエット中の栄養補助にプロテインを活用したい人にも向いています。年齢により筋肉量が減少しやすくなった人が、筋力維持のために運動とあわせて取り入れるのも良いですよ。

健康的な体づくりのサポートに!自分に合ったホエイプロテインの選び方

健康的な体づくりをサポートするためには、自分に合ったホエイプロテインを選ぶことが大切です。ここからの解説を参考に、選び方を押さえましょう。

①ホエイプロテインの製法で選ぼう

WPC・WPI・WPHは目的に合わせて選ぼう!WPCはホエイプロテイン・コンセントレートの略。栄養価が高くコストを抑えられる。手軽にホエイプロテインを試したい人向き。WPIはホエイプロテイン・アイソレートの略。乳糖をできるだけ排除しておりタンパク質含有量が高い。乳製品でお腹を壊しやすい人に向いている。WPHはホエイプロテイン・ハイドロリセートの略。ホエイ含有量が高く消化・吸収のスピードが速い。トレーニングによって筋肉増強をしたい人に向いている。

ホエイプロテインは、製法の違いによって3種類に分けられます。それぞれの特徴やメリットを知って、自分の目的や体質に合ったものを選びましょう。

WPC(ホエイプロテイン・コンセントレート)は、牛乳から抽出したホエイを濃縮したもの。精製度は低めなものの、ビタミン・ミネラル・乳糖といったタンパク質以外の栄養素が残っており、栄養価が高いのが特徴です。低コストで手に入れやすいため、プロテイン初心者にもおすすめ。

WPI(ホエイプロテイン・アイソレート)は、牛乳に含まれる乳糖をできるだけ排除した製法です。乳糖不耐症と呼ばれる、牛乳や乳製品を飲むとお腹を壊しやすいと感じる人にもおすすめ。精製度が高いため、タンパク質含有量が高いのも特徴のひとつです。

WPH(ホエイプロテイン・ハイドロリセート)は、3種類のなかで特にホエイ含有率が高く、吸収が速いのが特徴。製造コストはかかるものの精製度が高く、トレーニングによる筋肉増強をサポートしたい人に向いています。

②効率良くタンパク質を摂りたいなら「タンパク質含有率」をチェックしよう

1日あたりに必要なタンパク質量。15~17歳の男性は65g、女性は55g。18~64歳の男性は65g、女性は50g。65歳以上の男性は60g、女性は50g。ホエイプロテインはタンパク質含有量が多いので、少量でもしっかりとタンパク質を摂取できる!出典:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

ホエイプロテインは、商品ごとにタンパク質含有率が異なります。少量でもしっかりとタンパク質を摂取したい人は、数値が高いものを選びましょう

タンパク質含有率とは、製品の1回あたりの推奨摂取量にどのくらいの割合でタンパク質が含まれているかを示す指標。たとえば、タンパク質含有率が70%で推奨摂取量が100gのホエイプロテインの場合、70gのタンパク質が含まれています。

ただし、プロテインは多く摂るほど良いわけではありません。厚生労働省が定める基準*を参考に自分に必要なタンパク質の量を知り、食事だけでは摂取しきれない分のタンパク質をプロテインで補うようにしてください。

1日あたりに必要なタンパク質摂取量
  • 15~17歳:男性65g・女性55g
  • 18~64歳:男性65g・女性50g
  • 65歳以上:男性60g・女性50g

*参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」

③美味しさも重要ポイント!好みの味を見つけよう

好みの味だと飲み続けやすい!バニラ・チョコレート・ココア・ストロベリーなど。

プロテインの摂取を楽しく習慣化するためには、美味しさも疎かにはできません。いくら栄養価が理想的でも、味が好みに合わなければ続けるのが苦痛になってしまう場合もあります。好きな味のプロテインを選んで、無理なく日常生活に取り入れていきましょう。

定番のフレーバーで初心者にもおすすめなのは、バニラ・チョコレート・ココア・ストロベリーなど。他にも、抹茶ラテやフルーツミックスなど、多彩な味の商品が登場しています。お試しサイズで複数の味を飲み比べてみて、自分にとって飲みやすいフレーバーを探してみるのもおすすめですよ。

④継続しやすい価格か、コスパもチェックしておこう

続けるためにはコスパも要チェック!タンパク質以外の成分が多いと値段が高い傾向に…。コストを抑えたい人は、添加成分が少ないものがおすすめ!

健やかな体づくりをサポートするためにプロテインを摂取するなら、継続することが大切。そのため、継続しやすい価格かどうかも重要なポイントになってきます。

タンパク質以外の要素が添加された商品は、価格が高くなる傾向に。なるべくコストを抑えたい人は、あとから添加している成分が少ない、シンプルなプロテインを選ぶのがおすすめです。

ホエイプロテインを飲むタイミングやおすすめの飲み方

ホエイプロテインを効率的に活用するには、飲み方も大切。目的やライフスタイルに合わせた摂取タイミングや割り方を知っておくことで、健康的な体づくりのサポートに上手に役立てられるようになりますよ。

ホエイプロテインを飲むタイミング

ホエイプロテインはいつ飲むのがおすすめ?朝食時なら足りないタンパク質を補うのに◎。運動後45分以内はタンパク質吸収率が高まる!寝る前は就寝中も体のケアをしたい人にぴったり。

ホエイプロテインは摂取するタイミングによって、健康な体づくりをサポートします。おすすめは、朝食時・運動後・就寝前の3つのタイミングです。

朝は、体内のタンパク質が不足しがち。ホエイプロテインを摂取することで、1日のスタートに必要なタンパク質を効率良く補えます。運動*も、積極的にプロテインを摂りたいタイミング。特に運動後45分以内は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、タンパク質の吸収率が高い時間帯とされています。

さらに、就寝前の摂取も◎。 寝ている間は成長ホルモンの分泌が活発になり、筋肉の修復が行われます。寝る前にホエイプロテインを摂取すると、就寝中の体のケアをサポートできますよ。ただし、寝る直前に飲むとお腹に負担がかかるため、30分~1時間前までに摂るようにしましょう。

ホエイプロテインのおすすめの飲み方

初心者さんでも飲みやすい!ホエイプロテインの飲み方。基本的な飲み方は水や牛乳で割って飲むと◎。コーヒー・ココア味は牛乳と混ぜると、濃厚な味わいに◎。最初に液体を入れて、あとから粉末を入れるとダマになりにくいよ!

ホエイプロテインは、水や牛乳などに溶かして飲むのが基本。水で割ればカロリーを抑えられ、牛乳で割るとコクが加わり飲みごたえが増します。コーヒー味やココア味などのフレーバーは牛乳との相性が良く、まるでスイーツのような濃厚な味わいを楽しめますよ。

混ぜるときのポイントは、先に水や牛乳などの液体をシェイカーに入れ、あとからプロテインパウダーを加えること。ダマになりにくく、スムーズに溶かしやすくなります。

ホエイプロテインに関するよくある疑問

ホエイプロテインに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。

ホエイプロテインとソイ・カゼインプロテインの違いは?

ホエイプロテインは牛乳が原料で吸収速度が速い。タンパク質をしっかり摂りたい人に向いている。カゼインプロテインは牛乳が原料で吸収速度がおだやか。就寝中や食間の空腹がつらい人に向いている。ソイプロテインは大豆が原料で吸収速度がおだやか。乳製品が苦手な人に向いている。

タンパク質補給に役立つホエイプロテイン・カゼインプロテイン・ソイプロテインは、原料と吸収の速さが異なります

プロテインの種類
  • ホエイプロテイン:牛乳由来の動物性タンパク質で、吸収が速い
  • カゼインプロテイン:牛乳由来の動物性タンパク質で、吸収速度がおだやか
  • ソイプロテイン:大豆由来の植物性タンパク質で、吸収速度がおだやか

吸収が速いホエイプロテインは運動直後など、すばやく体に栄養を届けたいタイミングにおすすめ。一方、カゼインプロテインはホエイと同じ牛乳由来なものの固まりやすい性質のため、ホエイと比べると吸収速度がおだやかなのが特徴です。トレーニングをしない休息日や、寝る前のタンパク質補給などに向いています。

ソイプロテインは、大豆(ソイ)からタンパク質を分離させて粉状にしたものです。ゆっくりと吸収するため、ダイエット中の間食や寝る前の栄養補給向き。必須アミノ酸もバランス良く含まれています。

ソイプロテインをもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にしてみてくださいね。

ホエイプロテインを飲むときに注意すべき点は?

ホエイプロテインは効率良くタンパク質を補給するのにおすすめな反面、飲み過ぎには注意が必要です。必要以上に摂取するとカロリーオーバーとなり、太りやすくなったり、お腹の調子が悪くなったりしてしまうことも。

プロテインは商品に記載されている1日の目安量を守り、無理なく摂取してください。必要な栄養は食事で摂ることを基本としながら、自分にとっての適量を継続的に摂るようにしましょう。

健やかな体を目指そう!今注目の健康食品もチェック

健康的な体を効率的にキープしたいなら、プロテインの他にも手軽に取り入れられる健康食品をチェックしてみましょう。以下の記事では、LIPSユーザーおすすめの人気商品をカテゴリ別に紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

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2025年06月03日(Tue)
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