クレンジングバームとは?
クレンジングバームとは、クレンジングオイルを半固形状にしたものです。石鹸よりも柔らかく、肌に乗せると溶けてオイル状になり、メイクになじんでオフします。
オイルに比べると、しっかりめのテクスチャー。そのため、肌の上にとどまりやすいのも特徴です。メイクや皮脂汚れになじみやすく、肌をこすらずにしっかりメイクオフできる洗浄力の高さもポイント。それでいて高保湿なので、メイクが濃いめの方や乾燥肌の方にぴったりのクレンジングです。
洗い流したあとに肌につっぱりを感じにくいのと、W洗顔なしで使用できるタイプが多いのもクレンジングバームの特徴といえるでしょう。
おすすめのクレンジングバームについては、以下で詳細をご紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史
乾燥肌におすすめのクレンジングバームの選び方
次に、とくに乾燥肌の場合のクレンジングバームを選ぶ際のポイントを以下4つに分けてご紹介します。
ポイント① 肌のうるおいを守る「保湿成分」に注目!
メイクや皮脂汚れをしっかり落としてくれるのはもちろん、メイクオフしながら肌のうるおいを守るクレンジングバームを選ぶことが大切です。
とくにおすすめの保湿成分は、以下の3つです。
- セラミド:肌を外的な刺激から守り、水分を保持する役割を持つ
- ヒアルロン酸:肌の保湿力を高め、水分を保持する役割を持つ
- コラーゲン:肌をしっとりと保ち、水分を保持する役割を持つ
これらの保湿成分は、肌の水分を保持する役割を持っています。肌のうるおいを逃さないためにも、上記の保湿成分が配合されているクレンジングバームを選びましょう。
ポイント② 肌の水分を奪いすぎないように“W洗顔不要”がおすすめ
乾燥肌の方は、“W洗顔不要”と記載のあるクレンジングバームを選ぶのがおすすめです。クレンジング後は洗顔料での洗顔が必要と考える方も多いかもしれませんが、クレンジング+洗顔は余計に肌をこすることになるので、肌への刺激も高まります。また、肌の水分や必要な皮脂が奪われてしまい、乾燥しやすくなってしまうことに。
“W洗顔不要”のクレンジングバームであれば、クレンジングバームだけでメイク落としと洗顔の両方が完了! 肌をこすらないことで、肌負担を軽減。乾燥だけでなく老化も防ぎやすいと考えられます。
ポイント③ オイルの種類に注目!洗浄力や洗いあがりの感覚が異なる
メイクを落とす油性成分には、主に以下の3種類があります。
- 油脂
- エステル油
- 炭化水素
クレンジング力が高いのは、エステル油です。ただし、クレンジング力が高いだけに、洗いあがりの肌につっぱりを感じるケースもあります。エステル油だけではなく、ロウやシア油、合成ワックスなどのペースト状のオイルも配合されていると、つっぱりを感じにくいでしょう。
肌をやわらかく整えながら、やさしく洗い上げるなら、油脂配合がおすすめです。オリーブ果実油やトウモロコシ胚芽油などの植物性オイルであれば肌になじみやすく、つっぱりを感じにくい洗いあがりに。
ポイント④ 使い続けやすいテクスチャーや香りかチェック
毎日使うものだからこそ、使い続けやすいテクスチャーか、好きな香りかなどもチェック! クレンジングバームは半固形状で、体温によるじんわりした温かさでとろけるテクスチャーが主流です。とろけることでメイクとなじみやすくなるだけではなく、メイクオフ時の肌摩擦を減らし、肌への刺激や負担を減らすことが期待できます。
ただし、クレンジングバームのなかには、なじませるのに時間がかかる硬めテクスチャーのものもあるので注意が必要です。可能であれば、購入前にサンプルを試したり、テスターでテクスチャーを確認しておくと◎。
そして、メイクオフは単にメイクを落とすだけではなく、オフの自分になり、リラックスした気持ちへ導いてくれる時間でもあります。ぜひ、香りにもこだわりたいですね。
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史クレンジングバームを選ぶ際には、
・メインの油性成分の特徴をチェック
・洗いあがりの乾燥が気になる方は保湿成分配合タイプを選ぶ
・敏感肌の方は肌にやさしい低刺激タイプを選ぶ
・機能性をチェック
・W洗顔不要
・マツエク対応
・衛生的に使うならスパチュラつきタイプを選ぶ
等も参考にして選ぶと良いでしょう。
クレンジングバームの使い方をおさらい!
クレンジングバームは、高い洗浄力や高保湿なところ、W洗顔不要な点が魅力。一方で、正しい使い方をしていないとメリットを感じられないことがあるので注意が必要です。
まずは、クレンジングバームの使い方をおさらいしましょう!
- 入浴前、乾いた手に取る(最初から手は濡らさないこと!)
- 適量を手のひらで温めて溶かし、やわらかなテクスチャーにする
- 顔全体にのばし、指でくるくると円を描くようになじませ、オイル状のテクスチャーにする
- 少量のぬるま湯を足して、ミルキーなテクスチャーに乳化させる
- 最後はぬるま湯でしっかり洗い流す
- 洗い流したあとは、清潔なタオル・ティッシュなどでやさしく水分をオフ
なお、以下の点に注意しましょう!
- なじませるとき、タオルで拭くときに肌をゴシゴシこすらない
- クレンジングバームを肌に長く乗せすぎない(乾燥の原因になります)
- 洗い流す際、熱いお湯で洗わない(必要な皮脂まで過剰に落ちてしまい、乾燥しやすくなります)
使い方と注意点をしっかり頭に入れて、クレンジングバームの効果をしっかりと引き出しましょう!
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史クレンジングバームを効果的に使うための方法は、
・お風呂に入る前にバームを取る
・バームを手で溶かして肌にのせる
・ぬるま湯を含ませて乳化させて洗い流す
などもよく言われるところです。
乾燥肌向けのクレンジングバームでメイクをすっきりオフしよう
クレンジングバームは、刺激少なめにメイクオフできて、W洗顔不要で皮脂を落としすぎない点が乾燥肌さんにとって魅力です。メイクオフだけではなく、毛穴ケアや角質ケア、まるでスキンケアのような保湿ケアができるのもポイント!
クレンジングバームを味方につけて、しっとりとした肌に整えましょう。
その他、乾燥肌におすすめのケアもいくつかご紹介します。気になる方は、ぜひ以下の記事をチェックしてみてくださいね!
監修者
医師(Original Beauty Clinic GINZA)佐藤玲史乾燥肌の方にも安心して使えるよう、本記事を参考にして、クレンジングバームの特徴を知って、注意点を把握して、メイクを安全にすっきりオフするようにしましょう。
クレンジングバームは、メイクオフだけでなく、毛穴ケアや角質ケア、保湿ケアなど、さまざまなアプローチが叶うアイテムです。是非、使ってみて頂きたいです。
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この機会に本記事を参考にクレンジングバームを試してみましょう。