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電動歯ブラシの正しい使い方!間違いを直して適切な持ち方・ブラシの当て方を覚えよう

電動歯ブラシを買ってみたけれど、使い方がわからないと悩んでいる方はいませんか?「電動歯ブラシ使い方」と検索しても間違いがわからず、磨けているか不安になっている方もいるでしょう。

そこでこの記事では、電動歯ブラシの正しい使い方を徹底解説!本体を動かす必要性や前歯を磨くと飛び散るときのコツなど、気になる疑問にもお答えします。電動歯ブラシで磨けてる気がしないと感じている方は、ぜひチェックしてみてください。

みかん
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これって間違い?電動歯ブラシの使い方が合っているかチェック!

電動歯ブラシを買って使ってはみたけれど、使い方が合っているか間違っているかわからない方は多いでしょう。使い方を間違えないように、まずは今の電動歯ブラシの使い方が合っているのかチェックしてみましょう!

ブラシ本体を手で動かす

鏡の前で歯磨きする女性

電動歯ブラシを使う場合は、手で磨くときのように歯ブラシ本体をこまめに動かす必要はありません。電動歯ブラシは、中にモーターが入っていて歯ブラシが小刻みに動く仕組みになっているので、自分で細かく動かさなくても歯を磨くことができます。

電動歯ブラシでも動かしたほうがよく磨けるような気がしますが、本体を手で動かしすぎると逆に歯ブラシの動きの妨げになってしまうことがあります。本体をガシガシ動かすと電動歯ブラシ本来の歯垢除去力が弱まってしまう可能性も。ブラシ本体はこまめに動かさず、歯の表面を移動させるだけでOKです。

ヘッド部分を1度も交換していない

ヘッド部分を1度も交換していない場合も、注意が必要です。メーカーにもよりますが、電動歯ブラシの交換推奨時期を守ることが大切です。一般的にヘッド部分は、3~4ヶ月に1回交換するのが良いといわれています。ブラシ部分が消耗していると、歯垢の除去力が落ちてしまうので、こまめに交換するのがおすすめです。

特に以下のような方は、早めに交換してブラシがピンとした状態をキープすると良いでしょう。

ヘッド部分のこまめな交換が必要な人
  • 電動歯ブラシを頻繁に使う方
  • 歯の表面に毛先を押し付ける癖がある方
  • ゴシゴシと手を動かす癖がある方

このような方はブラシの毛先が広がりやすいので、こまめな交換が必要です。

歯や歯茎にブラシをピタッと押し付けている

歯ブラシを押し当てている女性

しっかりと歯を磨いて歯垢を取ろうとすると、どうしても歯ブラシを強く歯に押し当ててしまいがちになります。しかし、電動歯ブラシは歯や歯茎にブラシをぴたっと押し付ける必要はありません。

電動歯ブラシは素早い動きで汚れをかき出すので、軽く押し当てるだけでOK。縦や横にも動かさず、軽く歯の表面を滑らせるように動かすだけで歯垢を除去する効果が十分期待できます。

電動歯ブラシとは

電動歯ブラシ本体とケース

電動歯ブラシとは、内臓された小型のモーターで自動的に動く歯ブラシのことです。スイッチを入れるだけで簡単に使える使いやすさもあり、日常的に使う方が増えています。

従来の歯ブラシは手動ですが、電動歯ブラシは電動なのが大きな特徴。電動歯ブラシは手を細かく動かす必要なく、素早い動きで歯垢を除去することができます。

さらに、高速で振動することにより、次のようなメリットがあります。

  • 歯面の歯垢を除去する
  • 歯石の沈着を防ぐ効果もある

歯垢の除去力が高いだけでなく、歯石の沈着を防いで口の中全体をきれいにできます。さらに超音波で振動するタイプなら、隅々までしっかり磨くことができますよ。

電動歯ブラシは、アイテムごとに種類や機能がさまざま。電動歯ブラシの種類や機能をチェックしておきましょう!

電動歯ブラシの種類

電動歯ブラシには、主に「音波式」「回転式」「振動式」の3種類があり、それぞれ異なる特徴があります。

音波式:歯や歯と歯茎の間の汚れを落とす定番タイプ

歯ブラシから音波の出ているイメージ

音波式は、音波振動を発生させたことで出てきた気泡や水流で、歯垢の溜まりやすい歯周ポケットや歯と歯茎の隙間の汚れを落とすタイプです。商品数が多く、種類が豊富なので好きなデザインや機能を選びやすいのが特徴です。どのタイプを選べば良いか迷ったら、まずはおすすめしたいタイプです。

音波式は使い心地のやさしいものが多いですが、機種によっては歯垢除去力がやや弱いものもあります。

回転式:歯表面の汚れを落としやすい

回転式歯ブラシのヘッド部分

回転式は、歯を包み込むような丸い形のヘッドが特徴です。丸型ブラシが高速回転して歯の汚れを落とすので、歯の表面を隅々まで磨いてしっかりと歯垢を除去できます。

丸型ブラシといっても機種によって動きは異なります。手磨きのように磨いている感じがするのでしっかりと歯垢を落としたい方におすすめです。

ただ、歯と歯の間に隙間が少ない場合はうまく歯の表面全体を磨くことができないので、別のタイプを使うのが良いでしょう。

振動式:歯垢をやさしい使い心地で除去できる

電動歯ブラシのヘッド部分

振動式は、ブラシが振動しながら細かく動くタイプです。振動や音は控えめなので、歯や歯茎がデリケートな方におすすめ。やさしい使い心地で使うことができます。また、周囲への音が気になる方や外出先で音を気にせず使いたい方にもおすすめです。

ただ、洗浄力が低い機種もあるので、歯垢をやさしい使用感で除去したい方に向いています。

電動歯ブラシの機能

電動歯ブラシには、さまざまな機能があります。

電動歯ブラシの主な機能
  • モード切り替え:歯茎ケア、ホワイトニング、舌磨きなどの特別モードがある
  • 強弱切り替え:振動や回転の強さを選べる機能
  • タイマー:磨きすぎ防止のため、一定時間を経過すると自動停止する
  • アプリ連動:スマホアプリと連動して磨き残しのチェックなどができる

機種によっては、2分間で自動で電源が切れる機能や、多段階に強弱を調整できる機能が付いているものもあります。使いやすさを重視するなら、好みに合った機能があるものを選びましょう。

おすすめの電動歯ブラシは、以下の記事で紹介しているのでぜひチェックしてみてください!

電動ブラシの適切な持ち方で「磨けてるか不安」を解消

手渡ししている電動歯ブラシ

電動歯ブラシは、大きくわけて以下の2つの持ち方があります。

  • パームグリップ
  • ペングリップ

パームグリップは手のひら全体でブラシ本体を握る方法、ペングリップはペンを持つように親指と人差し指で軽く持つ方法です。それぞれにメリットやデメリットがありどちらが良いとはいえないので、上手に使い分けるのがおすすめです。

大きくて振動する電動ブラシは、持ちにくいと感じることもあるでしょう。歯や歯茎全体を磨くには、パームグリップがおすすめ。パームグリップなら、重みを感じにくくコントロールがしやすいので、全体を磨くのに適しています。

一方、細かい動きをするにはパームグリップは不向き。細かい部分を丁寧に磨きたいなら、ペングリップがおすすめです。ただ、長くペングリップで磨くと疲れてしまうので、パームグリップと併用するのが良いでしょう。

電動歯ブラシの当て方のポイント

電動歯ブラシを上手に使うには、歯や歯茎に対して正しい当て方で使えていることが大切です。次は、歯や歯と歯茎の境目にブラシをうまく当てられているのかチェックしてみましょう。

ブラシは軽く当てるだけで十分!強すぎると逆効果も

軽く歯ブラシを当てている様子

電動歯ブラシで歯垢を除去したいなら、ブラシは軽く当てるだけにしましょう。ブラシを歯に押し付けて磨くと、毛先が広がりやすくなり、長く使えないばかりか歯茎や口の中の粘膜などを傷つけてしまうことにもなりかねません。

しっかり磨こうとすればするほど、強く当てたくなるもの。しかし、ブラシを軽く当てただけでも十分歯垢を除去する効果は期待できるので、ブラシは軽く当てるだけにしておきましょう。

歯と歯ぐきの境目は、斜め45度にブラシを当てよう

歯ブラシを当てて磨く女性

歯を磨くときに特に注意して磨くべき部分は、歯と歯茎の境目です。歯と歯茎の間には、歯垢が溜まりやすい歯周ポケットがあります。磨き残しで歯周ポケットに汚れが残っていると、虫歯や歯周病を引き起こしやすくなります。

歯周ポケットのある歯と歯茎の境目には斜め45度にブラシを当てるのがポイント。隙間の部分の汚れを除去することを意識して丁寧に磨きましょう。

噛み合わせ部分は、垂直にブラシを当てるのがポイント

奥歯の平らな歯

上の歯と下の歯が接する嚙み合わせの部分も、磨き残しの多いポイントです。特に奥歯の嚙み合わせの面積が広い部分は、ブラシを垂直に当てるのがきれいに磨くコツ。ブラシが垂直に当たることで振動が均等に伝わり、磨き残しを防止します。

特に歯が少しくぼんでいる場合などは、歯に垂直に当てることで歯の溝にも振動が伝わり、くぼみまでしっかりと磨くことができます。

前歯や歯並びが複雑な部分は、1本ずつ磨くのがおすすめ

歯を磨くイラスト

前歯や歯並びがでこぼこしている場合は、1本ずつ磨くのがおすすめです。歯ブラシを縦に当て、歯と歯茎の間の汚れを取ることを意識しながら歯の表面を1本ずつ磨いてください。

このとき、歯や歯茎には毛先が軽く触れるようにしてブラシを当てるのがポイント。強く当てると歯や歯茎に負担がかかるだけでなく歯ブラシにもダメージが与えられてしまいます。歯ブラシは押し付けず、磨き残しはないように隅々まで当てるようにしましょう。

電動歯ブラシの失敗しない使い方

電動歯ブラシの当て方をチェックしたところで、次は電動歯ブラシの使い方をチェックしていきましょう!初めての電動歯ブラシでも失敗しない使い方をご紹介します。

基本的な使い方

直立した黒い電動歯ブラシ

実際にどう使うのか覚えておけば、今すぐ電動歯ブラシを使えるはず。電動歯ブラシの基本的な使い方を見ていきましょう。

電動歯ブラシ・音波歯ブラシの使い方

電動歯ブラシ・音波歯ブラシの使い方は以下のとおりです。

  1. ブラシを水でよく湿らせる
  2. 歯磨き粉を使う場合は少しだけ付ける
  3. 歯と歯茎の境目にブラシを軽く当てる
  4. そのまま3~5秒当てたら次の歯にずらす
  5. 順番に3~5秒ずつ当ててすべての歯を磨く

超音波ブラシではない場合は、本体は動かさなくて大丈夫です。

超音波歯ブラシの使い方

超音波歯ブラシの使い方は以下のとおりです。

  1. ブラシを水でよく湿らせる
  2. 歯磨き粉を使う場合は少しだけ付ける
  3. 歯と歯茎の境目にブラシを軽く当てる
  4. 普通の歯ブラシと同じく横に細かく動かす
  5. 歯ブラシを動かしながら順番にすべての歯を磨く

超音波歯ブラシの場合は、手動の歯磨きのように細かく動かすのがポイントです。歯と歯の間の汚れをしっかり取るためには歯間ブラシやフロスも使いましょう。

電動歯ブラシは、長時間磨き続けてしまうと歯と歯茎に負担をかけてしまう恐れがあります。3分以内を目安に使うようにしてください。

唾液を出して、飛び散りを予防しよう

歯を磨く後ろ姿

電動歯ブラシは、水や唾液が飛び散りやすいのがデメリットのひとつ。飛び散りが気になってしまう場合は、口の中で唾液を出しておいてから磨くのがおすすめです。特に前歯や歯の裏側を磨くときや歯ブラシを縦に持って磨くときには、水や唾液、歯磨き粉が飛び散りやすい傾向にあるので注意が必要です。

また、口を閉じてから電源をオンにすると、スイッチを入れた瞬間の飛び散りが防げます。口を閉じられる部分は口を閉じて磨くのも、しぶきの飛び散りを抑える方法のひとつです。

【お悩み別】電動歯ブラシの効果的な使い方

初めて電動歯ブラシを使う場合は、不安がつきものです。次は、お悩みに沿った、電動歯ブラシの使い方をご紹介していきます。

歯科矯正中は、ブラケットまわり(器具)を清潔に保とう

歯の矯正器具

歯のワイヤー矯正中は、振動が強すぎる電動歯ブラシは使わないほうが良いでしょう。電動歯ブラシの振動が強すぎると、歯茎や矯正器具を傷つけるリスクが高まるからです。

歯の矯正中は、1分に1万~3万回程度振動する電動歯ブラシを使うのがおすすめ。振動の強すぎないものを使い、軽く歯や歯茎と矯正器具にブラシを当てて矯正器具を清潔に保つことが大切です。

歯周病の原因となる歯垢をしっかり除去するには、歯と歯茎の境目を意識する

歯茎の境目を磨く様子

歯周病の原因となる歯垢を除去するなら、虫歯予防と同じく歯と歯茎の間の汚れを意識することが大切です。歯と歯茎の境目にブラシを斜め45度に当てて歯磨きをすると、歯周ポケットの汚れを落としやすくなります。

歯周病は、歯と歯茎の間に入り込んだ歯垢に含まれる細菌が炎症を起こしている状態です。歯と歯茎の間に斜めにブラシを当てることで、振動により隙間に入り込んだ歯垢や汚れをかき出すので、口中を清潔で健やかな状態に保つことができます。

歯茎が敏感なときは、自分に合うモードを選んで

顎周りを押さえる女性

歯茎が炎症を起こしているときや、歯茎が敏感になっているときには、自分に合うモードを選んで磨くのがおすすめです。機種によっては低刺激モードが選べるものもあり、控えめな振動で歯を磨くことができます。

刺激が強すぎると歯茎が傷ついてしまう可能性があるので、注意が必要。振動が控えめな機種や低刺激モードなど、やさしい使い心地のもので磨きましょう。

電動歯ブラシのよくある疑問をチェック

それでは最後に、電動歯ブラシのよくある疑問を解決していきましょう!

ブラシ交換のタイミングは?

歯が欠けていく様子

ブラシを交換する目安は、3ヶ月です。ブラシは、毛先が開いてしまうと歯垢の除去力がぐんと落ちてしまいます。ブラッシング効果をキープするためにも、約3ヶ月ごとにブラシを交換するようにしましょう。3ヶ月経っていなくても、毛先が広がってきたら交換時期だと考えてください。

本体とブラシヘッドのお手入れはどうすればいい?

ヘッド部分を取り外し、それぞれ水洗いします。電動歯ブラシはコードレスで、本体もブラシも両方洗えるタイプが多いので、洗えるタイプの場合はヘッドと本体の両方を水洗いしましょう。

洗い方は、商品ごとの説明を参考にしてください。一般的な洗い方は、以下のとおりです。

  1. ヘッドを本体から取り外し、それぞれ水洗いする
  2. もう一度ヘッドを取り付け、電源を入れて水分を飛ばす
  3. 風とおしの良い場所に置きよく乾燥させる

洗ったあとにヘッドを取り付けて電源を入れるのは、振動でヘッド部分の水気を取って乾燥させやすくするためです。しっかりと乾燥させることで清潔に使い続けることができるので、乾くまでドアを開けておくなど、風とおしが良くなるようにしておきましょう。

歯磨き粉は電動歯ブラシ用のものを使うべき?

歯磨き粉を付けた歯ブラシ

電動歯ブラシを使う場合は、歯磨き粉は使わなくてもOK。歯磨き粉を使うと泡立ってしまって磨きにくくなることがあります。また、研磨剤が含まれている歯磨き粉だと、歯の表面に傷をつけてしまう可能性もあります。

歯磨き粉を使いたい場合は、少量にするか電動歯ブラシ用の研磨剤の含まれていないものを使うと良いでしょう。

歯磨き粉が気になる方は、以下の記事もあわせてチェックしてみてください!

電動歯ブラシで磨けてる気がしないときは使い方を見直してみて

3本並んだ電動歯ブラシ

「電動歯ブラシを買ってはみたけれど、うまく磨けてる気がしない…」そんなときには、使い方を見直してみることが大切です。今の磨き方が合っているか確認し、正しい選び方や使い方を覚えて実践してみましょう。

電動歯ブラシを使うと、手軽に歯垢を落とせるのがうれしいポイント。正しい使い方で磨くことで、口の中を浄化して口臭や虫歯予防ができるうれしいアイテムです。ぜひ取り入れて、口の中をすっきりとさせましょう。

口の中をもっとすっきりとさせたいときは、以下のオーラルアイテムも組み合わせてみてくださいね。

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