敏感肌とは、肌のバリア機能が弱まり、摩擦や乾燥などの刺激を受けやすい状態のことです。ちょっとした摩擦や乾燥などでカサつき・赤み・かゆみといった肌トラブルを起こしやすく、場合によっては化粧品の成分が肌の負担になることも。

敏感肌の原因は、エアコンなどによる乾燥・紫外線ダメージ・年齢などによる肌のバリア機能の低下などが挙げられます。ほかにも、ストレス・睡眠不足・栄養バランスの乱れなど、生活習慣が影響する場合も。

敏感肌の人は自分の肌状態を理解し、敏感肌にも使いやすい化粧品を使うなど、敏感肌とうまく付き合っていくことが重要です。

敏感肌の人は、肌が乾燥することでバリア機能が低下しやすいため、ボディクリームでの保湿ケアが必要です。ボディクリームは肌のうるおいを守り、なめらかに整えてくれます。乾燥を防ぐことで、すこやかな肌をキープすることがボディクリームのメリット。

ボディクリームでカサつき対策をしたいなら、自分の肌に合ったアイテムで、しっかり保湿ケアを行いましょう。

乾燥を防ぎ、すこやかな肌をキープしたいなら、目的に合ったボディクリームを選ぶことが大切です。使い心地や成分などのポイントに注目して、敏感肌にも使いやすいボディクリームの選び方を押さえましょう。

敏感肌はバリア機能が低下し、肌が刺激を受けやすい状態のため、やさしい使い心地のアイテムを選ぶのがベター◎ 人によっては「香料」「着色料」「界面活性剤」「防腐剤」「パラベン」「アルコール」などが肌の負担になる可能性もあるため、成分表で配合成分をチェックしましょう。

ベビー向けボディクリームや、パッケージに「低刺激処方（*1）」「敏感肌向け」の記載があるものを目安に選ぶのも◎

また、「パッチテスト済み（*2）」「アレルギーテスト済み（*2）」「スティンギングテスト済み（*2）」とパッケージに記載されているものは、人の皮膚で試験を行っています。敏感肌の人は、これらの表示も選ぶときの基準の1つにしてみてください。

*1：すべての人に皮膚刺激が起こらないというわけではありません ／ *2：すべての人に皮膚刺激・アレルギー・感覚刺激が起こらないというわけではありません

乾燥や肌荒れ予防など、肌悩みに合った成分配合のものにも注目して選びましょう。

乾燥が気になる人は、保湿成分が充実したものを選びましょう。肌が乾燥するとバリア機能が低下しやすくなるため、敏感肌の人は保湿力の高いボディクリームを選ぶことが大切です。

保湿成分には、「水分の蒸発を防ぐ成分」と「うるおいを与える成分」があります。これらの成分がバランス良く入ったボディクリームを選ぶことで、肌をしっかり保湿できますよ。

セラミドは、バリア機能が低い敏感肌にも使いやすい成分で、肌の乾燥を防いでくれます。セラミドのなかでもヒト型セラミドは人の肌と親和性が高いので、ヒト型セラミド配合のボディクリームを選びましょう。

なお、化粧品は配合量が多いものから順に記載されているため、保湿成分が前のほうにあるかチェックしてみてください。成分表でヒト型セラミドは、セラミド3やセラミドNPなどと表記されています。

乾燥肌の人におすすめのボディクリームは、以下の人気ランキングからチェックしてみてくださいね。

乾燥肌向けボディクリームのおすすめ人気ランキング

肌荒れを防ぎたい人は、抗炎症有効成分が配合されている「薬用」や「医薬部外品」と記載のあるボディクリームを選ぶのがおすすめです。

抗炎症有効成分には「アラントイン」や「酢酸DL-α-トコフェロール」があり、初期段階の軽度な炎症を予防するのに役立ちます。敏感肌の人は、これらの成分をボディクリームで日常的に取り入れることで、すこやかな肌を保ちやすいでしょう。

好みの香り付きのボディクリームを選べば、充実したリラックスタイムになるはず♡ ボディクリームには、さまざまな香りのものがあるので、自分好みの香りを以下のおすすめから見つけてみてくださいね。

強い香りが苦手な人は、無香料タイプがおすすめです。ただし、無香料と記載されていても、無香ではないこともあるので要注意。精油や成分そのものの香りが残っている場合もあるため、成分表・店頭のテスター・LIPSなどの口コミを参考に、香りを確認しましょう。

さっぱりとした使い心地を重視する人は、べたつきにくいテクスチャー重視で選ぶのがおすすめ。ボディクリームは商品によってテクスチャーが異なり、高保湿でも硬めのテクスチャーだと塗ったあとのべたつきが気になることもあります。

テクスチャーは配合されている油性成分によって変わるため、成分表で確認することが大切！軽めのテクスチャーのものがほしい人は、スクワランやホホバ油が配合されているものを選びましょう。スクワランやホホバ油はサラッとしたテクスチャーのため、べたつきにくいですよ。

反対に、しっとり感のある重めのテクスチャーのものがほしい人は、ワセリンやシア脂を配合したものが◎ また、夏はさっぱり軽めのもの・冬はしっとり重めのものと、季節に合せて選ぶのもおすすめです。

さっぱり使えるボディクリームを探している人は、以下の人気ランキングをチェック！

さっぱり使えるボディクリームのおすすめ人気ランキング

敏感肌向けボディクリーム選びに迷ったら、ドラコス・デパコスの人気アイテムから選ぶのも1つの手。ドラコスは全身に惜しみなく使える高コスパのアイテムが多く、使い切っても買い足しやすいのが魅力。デパコスは特別感のあるパッケージが豊富で、プレゼントにもおすすめです。

NIVEA（ニベア）「ニベアクリーム」は、子どもから大人まで使いやすい世界的ロングセラーアイテム！顔にも体にも使え、なじみやすく乾燥から肌を守ります。ほかにもニベアのボディクリームのおすすめアイテムを知りたい人は、以下の人気ランキングから♪

ニベア(NIVEA)のボディクリームのおすすめ人気ランキング

&honey（アンドハニー）「リッチモイスト ホイップボディクリーム」は、90％以上が美肌保湿成分*です。しっとり濃厚なクリームでありながら、べたつきにくいですよ。

ほかのアンドハニーのアイテムは、こちらから。

*基剤を除く、水を含む

肌荒れを防ぐシカ成分* 配合のDior（ディオール）「ル ボーム」は、ボディ・フェイス・ハンド・ネイルまで使える便利なマルチクリーム。高級感のあるデザインでプレゼントにもおすすめですよ。

そのほか、Diorのボディクリームのおすすめアイテムは、こちらのランキングから。

Dior(ディオール)のボディクリームのおすすめ人気ランキング

*ツボクサ葉エキス（整肌成分）

Jo MALONE LONDON（ジョー　マローン　ロンドン）「ピオニー&ブラッシュ スエード ボディ クレーム」は、肌にうるおいを与えなめらかな肌に整えてくれるアイテム。ピオニー・ジャスミン・ローズなどの華やかな香りをまとえ、リラックスタイムにもぴったりですよ。

ジョーマローンロンドンのおすすめボディクリームは、ほかにもいい香りが豊富！以下のランキングから、自分好みの香りのアイテムを選んでみてくださいね。

Jo MALONE LONDON(ジョー　マローン　ロンドン)のボディクリームのおすすめ人気ランキング

敏感肌にも使いやすいボディクリームの正しい使い方とコツを、医師のコメント付きで紹介します。使い方を見直して、しっとりなめらかな肌を目指しましょう！

ボディクリームは、必ず「清潔な肌」に使いましょう。外出後や運動で汗をかいたあとなどは、気づかぬうちに肌が汚れています。肌が汚れている状態でボディクリームを塗ると、かえって菌を繁殖させてしまう恐れがあり、肌トラブルにつながる場合も。

敏感肌の人は特に肌トラブルを起こしやすいので、ボディクリームを使う際はお風呂上がりなど清潔な肌に使用しましょう。

ボディクリームは、量が少ないと摩擦が起こったり保湿力が足りなかったりするため、使う部位によって量を調整しましょう。

たとえば、ひじ・ひざ・すねなどの特に乾燥しやすい部位は、重ね塗りすると◎ 1回でたっぷり塗るのではなく、少しずつ重ねていくと、調整しやすくておすすめです。肌の上をボディクリームがなめらかに伸びるくらいの量を心がけてみてください。

ボディクリームは、ただ塗れば良いわけではありません。敏感肌の人だからこそ押さえてほしい、じっくり角質層へ浸透する塗り方を紹介します。

1. 片手にボディクリームを出して、5秒ほど両手でハンドプレスをする
2. ソフトタッチでクリームを両手全体に広げる
3. 細かいパーツごとに分けて塗る
4. 両手でプレスしながらクリームを付ける
5. プレスを4回ほど繰り返してクリームをなじませる

クリームをすべらせて塗る方法もありますが、塗りムラができやすく、摩擦が肌負担になる可能性があります。ハンドプレスでなじませる方法が敏感肌の人にはおすすめです。

ひどい乾燥肌の人は、ボディオイルとのダブル使いがおすすめ。スネや腰回りは特に乾燥しやすく、粉吹きが起きやすいパーツです。「ボディクリームはべたつくから苦手」という人も、ボディオイルは肌になじみやすいので◎ 保湿をしながらマッサージもできるので、使いやすいでしょう。

ボディオイルのおすすめアイテムと、敏感肌にも使いやすいボディオイルを知りたい人は、以下の人気ランキングを参考にしてください。

ボディオイルのおすすめ人気ランキング

敏感肌にも使いやすいボディオイルのおすすめ人気ランキング

敏感肌にも使いやすいボディクリームに関するよくある疑問点もチェックしておきましょう。

敏感肌の人は、毎日ボディクリームを使うのがおすすめ！ボディクリームで毎日保湿ケアすることで肌の乾燥を防ぎ、すこやかな肌を保てます。夏場やべたつきが気になるときは、ボディミルクやボディローションなど、軽い使い心地のアイテムと使い分けると良いですよ。

ボディクリームを顔に使うのは避けましょう。ボディクリームは顔用に作られた処方ではないうえ、顔の皮膚は体の皮膚と比べるとデリケートです。顔には顔用のクリームを使用しましょう。

ボディクリームのなかには「顔にも使える」と記載があるアイテムもあるので、顔にも使いたい人はマルチクリームを選んでみてください。敏感肌にも使いやすいフェイスクリームのおすすめは、以下のランキングからチェック！

敏感肌にも使いやすいフェイスクリームのおすすめ人気ランキング

ボディクリームは薬ではないので、アトピーへの効果は一切ないと考えておきましょう。アトピーは皮膚疾患の1つであり、自己判断でボディクリームを使うと、かゆみなどの炎症を悪化させる可能性もあります。

ボディクリームを取り入れたい場合は、事前に皮膚科医に相談すると良いでしょう。

よりなめらかな肌を保ちたい人は、ボディオイルやボディミルクなどのアウトバスケアにもこだわりましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの敏感肌にも使いやすいボディケアアイテを紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

敏感肌にも使いやすいアウトバスケアのおすすめ人気ランキング

敏感肌にも使いやすいボディオイルのおすすめ人気ランキング

敏感肌にも使いやすいボディミルクのおすすめ人気ランキング

敏感肌にも使いやすいボディローションのおすすめ人気ランキング

敏感肌にも使いやすいボディパウダーのおすすめ人気ランキング

敏感肌は、特に肌を清潔に保つことが大切です。ボディ石鹸やボディソープなど、敏感肌にも使いやすい洗うケアアイテムにもこだわりましょう。以下の記事では、LIPSユーザーさんおすすめの人気商品を紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

敏感肌にも使いやすいボディ石鹸のおすすめ人気ランキング

敏感肌にも使いやすいボディソープのおすすめ人気ランキング