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日焼け止めに使用期限はある?処分するべきときと余った日焼け止めの使い道を紹介

「去年の残りの日焼け止めがあるけど、使っても大丈夫?」と気になっている方は多いでしょう。使用期限を過ぎるとどうなるのか、効果は半減してしまうのか、そもそも使用期限はどこに記載しているのか、など気になる疑問が多数ありますよね。

そこで今回は、日焼け止めの使用期限や保管方法、期限切れの日焼け止めの活用方法などをご紹介します。

肌への影響にも配慮して、正しく日焼け止めを使用しましょう。

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日焼け止めに使用期限はあるの?去年のものでも使える?

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紫外線が強い時期の強い味方、日焼け止め。でも、意外と1シーズンで使い切るのが難しかったりしませんか?1本だけなら使い切れるけど、2本目の途中で冬になってしまったり、気になる日焼け止めを何本か買ってしまってどれも使い切れなかったり……。

持て余している去年の日焼け止め、果たして今シーズンに使用してもいいのでしょうか?

未開封なら3年以内、開封済みなら1年以内に使い切るのが基本

ビオレUV アクアリッチ ライトアップエッセンス/ビオレ/日焼け止めクリーム by macaron
photo by @macaron1157

基本的に、日焼け止めに法律で決められているような使用期限はありません。化粧品は開封前で2~3年、開封済みで半年から1年持つように作られています。パッケージにとくに記載がない限り、開けてしまったら1年以内に使い切るのが理想です。

スプレー・ジェルなどタイプによっても使用期限が異なる

基本的な使用期限に加え、日焼け止めのタイプによっても期限が異なります。

一般的な乳液タイプやジェルタイプの日焼け止めは、開封後1年以内に使い切りましょう。容器の形状と使用方法から、空気に触れやすいことで日焼け止めが劣化しやすい傾向があります。

スプレータイプの日焼け止めは、空気に触れにくい構造になっているため、劣化しにくいと考えられます。比較的長期間使用可能ですが、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。

日焼け止めの使用期限を確認する方法はある?

日焼け止めの使用期限は、パッケージに記載されている場合があります。記載することが義務化されていないため、記載のないものがほとんどですが、記載されている場合は以下のように書かれています。

  • 製造年月日・MFG・MFD
  • 使用期限・EXP

開封後の使用期間については、「6M」なら6ヶ月、「12M」なら1年を表しています。

多くの場合、パッケージの底面や側面に記載されているので確認してみてください。また、メーカーの公式サイトで「バッチコード」を照合することも可能なので、どうしても気になる方はチェックしてみましょう。

期限切れの日焼け止めでも効果はあるの?

1年以内のものでも保管状況や使用方法によっては変質や変性を起こしてしまうこともあります。劣化した日焼け止めは十分な紫外線カット効果を得られないばかりか、肌にトラブルを招いてしまうことも!

結論をいうと、去年の余った日焼け止めを今年使うのは避けたほうが良いでしょう。来シーズンに持ち越さないよう、日焼け止めは必要以上に買いすぎないようにし、こまめにしっかり塗ることを意識するといいですね。

なかなか使い切れない人にはスプレータイプがおすすめ

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photo by @fantastic_glow_buj

スプレータイプの日焼け止めは缶の中身が空気に触れることがなく、劣化しにくいといわれています。そのため、チューブタイプなどの空気に触れやすい日焼け止めよりは長持ちしやすいといえるでしょう。あまり日焼け止めを使わない人には、スプレータイプがおすすめです。

ただし、スプレータイプだったら絶対に安心というわけではありません。未開封なら3年以内、開封済みなら1年以内に使い切るのが推奨されるのは、スプレータイプも同じです。それを踏まえ、昨シーズンの残りを使う場合は臭いや色の変化に注意してください。

日焼け止めの正しい保管方法

日焼け止めの劣化を防ぎ、適切に使用するためには保管方法も重要です。日焼け止めを長持ちさせるには、直射日光や高温多湿を避け、15℃~25℃の室温で保管しましょう。湿度は50%以下がベストです。

とくに夏場は高温多湿になりやすいため、温度差が少なく、直射日光が当たらないクローゼットや引き出しの中に保管すると良いでしょう。また、使用後はキャップをしっかりと閉め、空気に触れないようにすることも大切です。

こんな日焼け止めは使っちゃだめ!見分け方は?

変質・変性してしまった日焼け止めを見分けるには、臭いや見た目をチェックしましょう。開封したばかりのときと明らかに臭いが違うときは要注意!ツンとした臭い、酸っぱい臭い、油っぽい臭いなどなど、明らかに不快な臭いがしたときは、潔く処分するのがベターです。

くわえて見た目の変化にも注目。たとえば、色が明らかに変化している(黄色や茶色など)、黒っぽいツブツブや異物が見えるというときも、処分をおすすめします。

そのほか、チューブやポンプ入りで使用前にシャカシャカ混ぜないタイプの日焼け止めの場合、手に取って明らかに油分と水分が分離しているときも、使用は避けて処分するようにしましょう。

肌に異常を感じたらすぐに使用を中断すること

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新しいもの・古いもの問わず、日焼け止めを使用していて肌に赤みやかゆみ、かぶれなどの異常を感じたら、すぐに使用を中断しましょう。しばらく様子を見て、症状がなかなかおさまらないようであれば皮膚科を受診してください。その際、使用していた日焼け止めを持って行くといいでしょう。

古い日焼け止めを使用していた場合、そのことも医師に伝えてくださいね。

捨てるのはもったいない!古くなった日焼け止めの意外な使い道

すでにお伝えしているとおり、古くなった日焼け止めを肌に使うのは危険。見た目や臭いが明らかにおかしいときはすぐに処分しましょう。でも、見た目も色も普通で、ただ古いだけの日焼け止めを処分してしまうのはちょっともったいないですよね。

そこで、ここでは古い日焼け止めの意外な使い道を紹介します!

【シルバー磨き】汚れたアクセサリーも元どおり!

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クロスやティッシュに日焼け止めを適量出してシルバーをこすると、黒ずんだ汚れがキレイに落ちていきます。最後にしっかり乾拭きすれば、シルバーアイテムがまるで新品のように輝くでしょう。(白っぽさが残るようであれば水洗いをしてから乾拭きがおすすめ)

専用のクリーナーやクロスに比べたらやや汚れ落ちは悪いですが、日焼け止めの残りでできると思えば専用アイテムを買うよりもお安く済みますね!(ジェルやローションタイプより、ミルクやクリームタイプがおすすめです)

【ハサミのベタベタ取り】日常の小さなストレスを軽減!

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いつのまにかベタベタしてしまったハサミ……そんなときも日焼け止めが大活躍!ハサミの刃の部分に日焼け止めを適量塗布し、何回かハサミを開いたり閉じたりします。その後ティッシュで拭き取ると、べたつきをすっきりオフできるのです!

べたついたハサミってなにげにストレスですよね……。日常のちょっとしたイライラを余った日焼け止めで解消できるならやらない手はありません!

【シールやステッカー剥がし】子どものイタズラもこれで解決!

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まずは普通に手でシール・ステッカーを剥がします。キレイに剥がれれば問題ないのですが、大抵シールの表面だけ剥がれたり、ノリの粘着部分が残ったりしてしまいますよね。そこに、少し多めの日焼け止めをパックするように塗り、しばらく放置(垂れないようにクリームタイプがおすすめです)。20分後、ティッシュやタオルで拭き取ると、キレイにシールを剥がすことができます。

買ったばかりの食器についた剥がれにくいシールや子どものイタズラシールなどなど、いろんな場面で活躍する裏技です!

【吸盤の復活】しっかり吸着して心強い!

何回も使っていると落ちやすくなってしまう吸盤。そんな吸盤を復活させてくれるのが日焼け止めなのです!やり方はとても簡単。吸盤を貼り付けたいところに日焼け止めを適量塗り、ティッシュオフ。これだけで吸盤が復活し、しっかり張り付くようになります。

ただし、直接日焼け止めを塗りこむため、壁紙など日焼け止め成分がしみこんでしまう場所に使用するのは避けた方が良いでしょう。吸盤に塗ってオフするパターンも有効なので、壁紙などにはそちらを試してみてくださいね。

コスメの使用期限はどれくらい?管理方法も紹介

ここまで日焼け止めの使用期限や保管方法について解説してきましたが、一般的なコスメの使用期限についても確認しておきましょう。日焼け止めを含む化粧品は、一般的に開封前で2~3年、開封済みで半年から1年持つように作られています

アイテムごとの使用期限をチェック

化粧水や美容液などのスキンケアアイテムや洗顔・クレンジング、メイクスポンジなど、アイテムごとに一般的な使用期限があります。

クリーミータッチライナー/キャンメイク/ジェルアイライナー by 𝗥𝗶𝗻𝗸𝗮
photo by @rinka_kai0515

化粧水や乳液、美容液などのスキンケアアイテムは、3~6ヶ月が使用期限の目安となっています。一般的に、1~2ヶ月で使い切ることを想定して作られているそうなので、意外と早いですね。

クレンジングはオイルタイプなら比較的長持ちするものの、水分が多いタイプは使用期限が短くなるとのこと。一般的にクレンジングは6ヶ月~1年が使用期限の目安となっています。

直接肌に触れることから、メイクスポンジは2~3ヶ月で交換するのがおすすめ。雑菌が繁殖しやすいため、定期的に新しいものに取り換えましょう。

クリーミータッチライナー/キャンメイク/ジェルアイライナー by 𝗥𝗶𝗻𝗸𝗮
photo by @rinka_kai0515

肌悩みなどを隠してくれるコンシーラーは、3~6ヶ月が使用期限の目安です。リキッドなら3ヶ月、パレットなら6ヶ月となっており、水分の多いものは短くなります。

ファンデーションもリキッドとパウダーで異なり、リキッドやクッションファンデは6ヶ月程度、パウダーファンデは1年程度となっています。

小顔に見せてくれるコントゥアリング系は、リキッド系は6ヶ月程度、それ以外のパウダーなどは2~3年程度が目安となっています。

クリーミータッチライナー/キャンメイク/ジェルアイライナー by 𝗥𝗶𝗻𝗸𝗮
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フェイスパウダーも使用期限が長めで、2年程度。ただし、パフやブラシは直接肌に触れるため、パウダーに触れないように保管しましょう。

アイブロウパウダーとアイブロウペンシルは、ともに1年が目安。付属のブラシを使って塗っている方は、ブラシも忘れずに洗ってから保管するようにしましょう。

クリーミータッチライナー/キャンメイク/ジェルアイライナー by 𝗥𝗶𝗻𝗸𝗮
photo by @rinka_kai0515

眉マスカラは3~6ヶ月、アイライナーはおよそ3ヶ月が使用期限。リキッド系は、やはり使用期限が短めです。とくにアイライナーは目の粘膜近くに使用するアイテムなので、使用期限を過ぎたものを使うことは避けましょう。

アイシャドウは1年程度が使用期限の目安です。大量に使うアイテムではありませんが、使用期限が過ぎたものは劣化している可能性があるため注意してください。

クリーミータッチライナー/キャンメイク/ジェルアイライナー by 𝗥𝗶𝗻𝗸𝗮
photo by @rinka_kai0515

マスカラも粘膜の近くに使用するアイテムであると同時に、液体タイプなので使用期限は短め。マスカラは3~6ヶ月程度が目安となっています。

リップは1年と長めですが、油分が多いので酸化に注意しましょう。唇を乾燥から守るつもりが、荒れる原因になることもあるので気をつけてくださいね。

チークは2年が目安となっていますが、ブラシは直接肌に触れるため、定期的に洗うことが大切です。

コスメの使用期限をしっかりと管理するアイデアを紹介

うっかり使用期限が過ぎたコスメを使ってしまうと、肌荒れの原因になることもあります。いつ開封したか忘れないように、コスメの管理方法のアイデアをご紹介します。

つぼみのおすすめコスメ by つぼみ
photo by @496

コスメを期限内に使い切るためには、開封時期を把握することが大事。上記のように開封年を記載しておけば、いつまでに使い切れば良いのかわかりやすいですね。

開封した月がわからなくても、半年に1回くらいコスメを整理すれば、ある程度はいつ開封したものか把握できるでしょう。

つぼみのおすすめコスメ by つぼみ
photo by @496

年によって色分けしているのも良いアイデアですね。見た目的にはあまり良くありませんが、普段目にすることの少ない裏面に貼っておけば、メイク時にテンションが下がることもありません。

逆に、あえて見やすい場所に貼りたい方は、重ねたり、立てて収納したりしても一目でわかる位置に貼ると良いでしょう。

日焼け止めに期限はないけど早めに使い切るのが吉!

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あらためて日焼け止めの期限についてまとめます。

  • 日焼け止めに法律で定められた使用期限はない
  • 品質のために開封前なら3年以内、開封済みなら1年以内に使い切るのが理想
  • スプレータイプは変性・変質しにくいが、100%しないというわけではない
  • 余った日焼け止めを来シーズンに持ち越すのは避けるのがおすすめ
  • 使い切れなかった日焼け止めは有効活用可能

日焼け止めは紫外線対策において欠かせない存在。適切に使うためにも、開封済みのものは早めに使い切るようにしましょう。

また、紫外線は曇りの日でも雨の日でもゼロではないですし、冬でも降り注いでいるもの。日焼け止めは夏だけじゃなく一年を通して使用するのが正しい紫外線対策であり、早めに使い切るコツですよ。

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2025年06月04日(Wed)
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