
ほうれい線にファンデーションがたまりにくいメイク方法を解説!
「ほうれい線や笑いジワにファンデーションがたまる…」そんな人のなかには、化粧するとほうれい線が目立つから、そもそも塗らないという選択をしている人も多いのでは?でも、ファンデーションなしでは、キレイにメイクが映えませんよね。
そこで、ほうれい線にファンデーションがたまらない方法を知りたいと思っていませんか?この記事を読んで、ファンデーションがほうれい線にたまりにくいコツを知り、若々しい印象のメイクをぜひ楽しんでみてくださいね♡

メイクアップアーティストkota
外資系メイクブランドのメイクアップアーティストを経験後、現在フリーランスとして活動。 今までにメイクした人数は延べ3.8万人を超え、モデルやタレントから高い支持を得る中、「透明感メイクの人」として各SNSでもメイクHOW TOを発信。 近年は自身のメイクレッスンに全国から受講生が訪れます。続きを読む
ほうれい線や笑いジワが気になる…!原因って?

ファンデーションがたまると特に気になる、ほうれい線や笑いジワ…。そもそもほうれい線や笑いジワの原因は何なのでしょうか?ほうれい線や笑いジワを予防するためには、まずは原因を知ることも大切です♡ そこで、ほうれい線や笑いジワの原因をチェックしてみましょう。
肌の乾燥
ほうれい線や笑いジワは、肌の乾燥によって目立ちます。乾燥すると、肌表面の水分量が足りなくなってしまって、弾力がなくなるとともに硬くなり、ほうれい線や笑いジワが刻まれやすくなってしまいます。秋冬の乾燥しやすい時期になると、ほうれい線や笑いジワが目立ちやすいという人は、肌の乾燥が原因かも。
シワが気になる口元や目元は、皮膚が薄く動きも多いため、顔のなかでも特に乾燥しやすい部分です!ほうれい線や笑いジワを目立たせないためには、保湿が重要といえるでしょう◎
ハリ不足からくるたるみ
ほうれい線は、年齢とともにハリが低下し、たるみが出てくることで目立ちやすくなります。お肌のハリ・弾力を支えているのは、主にコラーゲンやエラスチンです。しかし、コラーゲンやエラスチンは、年齢とともに減少してしまいます。
ベッドのスプリング部分が弱まってしまうように、コラーゲンやエラスチンが足りないと深いシワやたるみへとつながってしまうのです。30代以上の人でほうれい線が気になっているなら、コラーゲンやエラスチンが減少してたるみが出てきたことが原因かも。
表情筋の衰え
皮膚や皮下脂肪を支えている表情筋が衰えると、ほうれい線の原因につながります。表情筋は、加齢や使用する頻度の減少などで、衰えていきます。表情筋は筋肉なので、無表情が続くと衰えやすくなりますよ!
人と会話をする機会が少なかったり、パソコンやスマホの作業が多い人は、表情筋が衰えやすくなるので注意が必要です。また、近年ではマスク生活が定着していたため、表情筋を使うことが少なくなり、衰えを加速させている可能性も。日頃から人と話したり表情筋を鍛えたりしておくことをおすすめします◎
監修者
メイクアップアーティストkota
化粧するとほうれい線が目立つのはなぜ?

普段はあまり気にならないほうれい線でも、化粧をすると目立って見えるなんてこともありますよね。また、メイクをしてから時間が経ったときに、ふと鏡を見て驚くなんてこともあるのでは?
ここからは、なぜ化粧をすると、ほうれい線が目立ってしまうのか、その原因をチェックしていきましょう。自分が当てはまる原因を見つけてみてくださいね♡
保湿不足でファンデーションが割れる・たまる
保湿不足の状態でファンデーションを塗ると、ファンデーションが「割れる」「たまる」という現象が起こりやすくなります。朝の化粧水や乳液での保湿はきちんとできていますか?ベタベタして余計に化粧が崩れそう…と思っている人も多いかもしれません。
特にベタつきが気になるという人のなかには、乳液やクリームを朝は塗らなかったり、量を減らしたりしてしまう人もいます。しかし、化粧水には水分を補う役割があり、乳液やクリームは水分の蒸発を防ぐ、フタのような役割があるので、乳液やクリームを塗らないと、どんどんお肌が乾燥してしまう可能性があります!
肌の乾燥は、シワが目立つ原因になるほか、メイク崩れの原因にもなります。メイク前のスキンケアを簡単に済ませてしまっている人は、保湿が不足して化粧をするとほうれい線が目立ってしまっている可能性が高いといえますよ◎
下地の量が多いor少ない
化粧するとほうれい線が目立つのは、ファンデーションを塗る前の下地に原因がある可能性もあります。メイク下地には、ファンデーションを密着させて崩れにくくする効果が期待できますが、量や伸ばし方を適当に済ませていると、ファンデーションがヨレたりたまったりする原因に!
メイク下地は、量が少なすぎると、ファンデーションがキレイに密着せずにヨレにつながります。そして、逆に量が多すぎると、ファンデーションがすべりやすくなりほうれい線や笑いジワにたまりやすくなってしまいますよ。
下地の適量を守っていない!または、ササッと適当に伸ばしているという人は、メイク下地の塗り方を見直すだけでも、メイク持ちが良くなるかもしれませんね♡
ファンデーションをつけすぎている
ファンデーションのつけすぎも、ヨレや崩れの原因となりほうれい線を目立たせてしまう結果に…。ほうれい線が気になるからといって、ファンデーションを多くつけてしまうと、ほうれい線にファンデーションがたまってしまいます。
重ね付けもすればするほど、崩れる原因に。ほうれい線や笑いジワなどができる動きの多い部分のファンデーションは、少なめが鉄則!ほうれい線が気になって厚塗りしているという方は、気をつけてくださいね。
監修者
メイクアップアーティストkota全体的にファンデが多くなりすぎた場合は、濡らして絞ったスポンジで上から押さえてみてください!スポンジに余分なファンデが吸収されて、適量がお顔に残ります。
【スキンケア】ファンデーションがたまりにくいケア方法

では、ここからはファンデーションをたまりにくくするためのケア方法を見ていきましょう。ファンデーションがたまらないようにするためには、メイク前のスキンケアが大切です♡
ほうれい線にファンデーションがたまる原因として、「肌の乾燥」がありましたよね。そこで、スキンケアで肌を十分に保湿したうえでベースメイクを行うことで、ほうれい線にファンデーションがたまることを予防しましょう!
まず、メイク前には、化粧水と乳液・クリームで水分と油分を補います。ベタつきが気になる場合でも使用量は守ってくださいね。塗ったあとにハンドプレスしたり、軽くティッシュオフすれば、ベタつきも気になりにくくなりますよ◎
また、普段のスキンケアで保湿が足りないと感じるなら、手軽に使用できるフェイスマスクを使うのもおすすめです。フェイスマスクなら忙しい朝でも、貼ったままほかの作業ができるので、ぜひ試してみて。おすすめのフェイスマスクは以下のランキングをチェック!
監修者
メイクアップアーティストkotaフェイスマスクは手軽に保湿できて便利なもの!だけど剥がしたあとはまだ表面に保湿成分が残っています。しっかりとなじませてから次のステップへ移行しましょう。
【メイク】ほうれい線にファンデーションがたまりにくいメイク方法

メイク前のスキンケアでたっぷり保湿したら、ベースメイクを始めます。ここからは、ほうれい線にファンデーションがたまらないようにするメイクのポイントを紹介しますね♡
保湿力の高いリキッドファンデーションを使う
ほうれい線の目立ちが気になるなら、ファンデーション選びにも注意しましょう。ほうれい線は乾燥するとたまったり、割れたりすることが多いため、保湿力の高いファンデーションを選んでおくのがおすすめです◎
また、マットな陶器のような肌だとほうれい線の影が目立ちがちなので、光でほうれい線が目立ちにくくなるツヤ肌に仕上がるタイプを選びましょう。ファンデーションの種類としては、粉状のパウダーファンデーションよりも、液体状のリキッドファンデーションやクリームファンデーションを選んでみてくださいね♡
乾燥肌の人やツヤ肌を目指したい人におすすめのファンデーションは、以下のランキングを参考にしてみましょう。自分に合ったファンデーションを見つけて、ほうれい線の目立ちにくいメイクを目指してみて。
ブラシやパフを使って丁寧に塗る
ファンデーションを塗るときは、手だけで伸ばすのではなく、ブラシやパフを使うのがおすすめ。手だけで伸ばすと、ファンデーションが均一に伸びずムラになってしまいがちです!
ファンデーションは、ブラシで付けると薄づきでツヤのある仕上がりが目指せます♡ また、パフを使えばファンデーションの密着度が高まり、崩れにくくなりますよ。ブラシやパフを使って丁寧にファンデーションを塗るように心がけてみてください。
ファンデを厚く塗らないよう注意する
ファンデーションは、厚く塗るとほうれい線にたまりやすくなります。ファンデーションの量は適量を心がけ、ほうれい線が気になる部位の重ね塗りはやめましょう!
ほうれい線が気になる部分は、特に薄づきになるようにムラなく伸ばすようにしてみてください。また、ほうれい線以外にも、表情の動きが多い目元も薄づきに仕上げるのがおすすめですよ♡
メイク直しは一度拭き取ってから行う
メイク直しのときにファンデーションがほうれい線にたまっているときは、一度ふき取ってから塗り直します。上からファンデーションで押さえると、さらにほうれい線が目立つことがありますよ!
ほうれい線にたまったファンデーションは、ティッシュなどでふき取り、乳液や下地があれば軽くなじませましょう。そのあと、ファンデーションを適量とり、トントン叩き込むように乗せていくとキレイに仕上がりますよ◎
ほうれい線が気になるときのメイク方法やお直し方法をもっと詳しく知りたい人は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
監修者
メイクアップアーティストkotaファンデの種類や塗るツールによって、持ちが全然違うベースメイク。それでもヨレが気になる場合は「ヨレやすい部分から乗せない」ということも意識しましょう。
日頃のケアが大事!おすすめのほうれい線対策

ここからは、手軽にできるエクササイズやマッサージなどおすすめのほうれい線対策をご紹介します♡ 簡単なエクササイズやマッサージなので、ぜひ試してみてくださいね。
舌回しのエクササイズ
ほうれい線ができる原因の一つに、表情筋の衰えがありますが、表情筋はエクササイズで鍛えることが期待できます◎ ほうれい線対策に役立つエクササイズ方法は以下のとおり。
- 口を閉じた状態でほうれい線を内側から押す
- ほうれい線を押しながら舌を右回りに回す
- 逆方向(左回り)も同様に行う
舌を回す回数は、1回約20回程度を目安にして、1日2~3回行うのがおすすめです♡ スマホやテレビを見ているときや、入浴しているときなど、ながらでできるエクササイズなので、ぜひ試してみてくださいね。
リンパケアのマッサージ
リンパケアのマッサージでの対策もおすすめです。リンパケアのマッサージ方法は、以下を参考にしてみましょう!
- 中指・人差し指を小鼻に添える
- 円を描くように押し回す
- 中指の腹を使い斜め上に向かい、耳の前まで押し上げる
強く押す必要はないので、ゆっくり圧をかけながら、1日1分程度を目安にマッサージしてみてくださいね。また、以下の口角を上げる習慣やトレーニング・マッサージ方法も試してみましょう!
紫外線対策をしっかりと
肌の老化の原因の8割が「光老化」といわれているように、肌にとって紫外線は大敵です。紫外線のなかでも波長が長く、肌のハリ・弾力を司る真皮まで届いてしまうUVAは、シワやたるみにも大きな影響を与える可能性も!
また、紫外線は肌の乾燥にもつながるので、日頃から紫外線対策を徹底することをおすすめします。春や夏だけでなく、1年中日焼け止めや紫外線防止効果があるメイク下地を使うようにしてくださいね◎
監修者
メイクアップアーティストkotaハリを保つ対策としてUVケアはもう当たり前になってきましたね。最近ではパウダータイプの日焼け止めも出てますので、必要に応じて塗り直ししましょう。
ファンデーションがほうれい線にたまりにくいコツをつかんで若見え肌に!

ファンデーションがほうれい線にたまるのは、スキンケアでの保湿不足やベースメイクの塗りすぎなどが原因となっている可能性があります。メイク前にはしっかりとスキンケアで保湿して、下地やファンデーションは薄くムラなく伸ばすようにしてみてくださいね。
ほかにも、エクササイズやマッサージなど、日頃のケアに取り入れながら、実践できることからはじめて、若々しい印象を目指してみてくださいね。
監修者
メイクアップアーティストkota今回書かれていることを徹底すればかなりハリ対策、ほうれい線にファンデがたまりにくいメイクができるのではないでしょうか?また、特に大切なことは「肌に摩擦を与えない」ということ。すべての工程において、やさしく肌に触れることが大切です。
「笑ったときのシワは幸せのシワ」なんていうけど、カバーできるならしたいですよね。この記事で自分に合った方法を見つけてください!